週間天気予報では降水確率60%で「曇り・雨」ということで、実施が危ぶまれた若草読書会のお花見でありましたが、その後天気予報も好転し、本日実施の運びとなりました。この花見、直近3年間は雨で流れていたのですが、仏の顔も三度まで、若草紳士・淑女の顔も三度まで、ということで、雨降らしの神様も流石に四度は、とご遠慮なされて、心置きなく過ごされよとて、曇り空の下、雨に降られることもなく、楽しいひと時を過ごすことができました。
花見の場所となっている花園中央公園はヤカモチの地元ということで、毎年場所取りはヤカモチの役目となっている。
今年も朝4時40分起床。身支度を整えて、愛車MTBにヒラリ飛び乗って5時に自宅を出る。途中、コンビニでサンドイッチと昼食用の弁当を買って、5時15分に花園中央公園に到着。既にブルーシートが敷かれていたり、ビニールテープで前夜に囲い込んだと見られるものなどもありましたが、早朝の5時過ぎとあっては、場所取りに困ることはない。
例年の場所にほぼ近い処に持参のシートを敷き、領有宣言であります。
シートも青春のブルーではなく、年相応にシルバーでありますが、これはそういう趣旨ではなく、銀輪家持だからシルバーなのであります。
シートを敷いて、これまた持参のタオルを水で濡らして、せっせと拭き掃除。片付いた処で、持参の電気カミソリで髭剃り。
そして、サンドイッチと珈琲で朝食。
シートから西側に少し離れた処に、前夜の花見客の狼藉の跡、発見。
焼肉かバーベキューかは知らぬが炭と網に箸やら何やらのゴミが散らかされたまま。この公園はバーベキューなどは禁止の筈だが。それはさて置くも、このように後始末もちゃんと出来ない方々はお花見をする資格がありませんな。
暫くして、この近くにシートを敷いて場所取りをした青年が、目に入ると気分が損ねるとこれを片づけ始める。小生も手伝って一緒に片づける。人間することもなくボーっと場所の番をしているより、能動的に身体を動かしている方がいい。丁度良い仕事になりました。
6時半になるとラジオ体操が始まりました。
同じく場所取りをしている人や犬の散歩に来られた人と立ち話をしたりと退屈を紛らせるが、集合時間は午前11時なのだから先は長い。
公園の清掃トラックがやって来て、ゴミ置き場のゴミの山を回収して行く。「手伝いましょか」と小生。そのオジサンと一緒に、ゴミをビニール袋に詰めてトラックの荷台へと放り投げる。たちまち荷台がいっぱいになって行く。
ひと仕事終えて、手を洗う。「足」を洗ったり、「首」を洗ったりすると、違う意味になるので、洗うのは勿論「手」だけである。そんなことをしていても時間はまだたっぷりとあるから厄介(笑)。
で、手あたり次第、桜を写真に撮ることに。これぞ、花見であります。
そうこうしているうちに、10時10分、和麻呂さんが到着。昨夜彼から電話があり、10時過ぎには現地に行くようにする、とのことであったが、その通りに早めに来て戴けました。
続いて、祥麻呂さん到着。そして、智麻呂・恒郎女ご夫妻到着。続いて、小万知さん。更に凡鬼・景郎女ご夫妻と槇麻呂さん到着。
以上9名でお花見開始。と言っても、お弁当を開き、持参の酒やビールやワインを飲むということに過ぎないのであるが。ともかくもお花見である。飲み、食い、とりとめもない話。時折、はなびらがハラハラと舞い落ちて来る。
午後2時頃まで花園中央公園で過ごすという計画であったが、12時半を少し過ぎた頃に、何となく引き揚げる空気に。後片付けをし、智麻呂邸に場所を移すこととなる。
そんなことで、墓参を済ませてからコチラに向かうとされていたリチ女さんは間に合わないこととなったので、直接、智麻呂邸に向かうよう電話連絡。
恩智川の西洋芥子菜の群れ咲く景色や川べりの桜並木などを楽しみつつ、智麻呂邸へ。智麻呂邸前では、ひと足早く到着されていたリチ女さんと合流。
智麻呂邸での二次会では、最近に景郎女さんが長年やって来られた子ども文庫活動でさる財団から功労賞を授与されるという目出たいことがあったので、そのお祝いにと花束贈呈し、彼女から感想など関連するお話を伺いました。
<追記>若草メールで景郎女さんからお礼の言葉と共に花束の花の写真が送ら
れて来ましたので、掲載して置きます。(2016年4月5日)
その後、偐山頭火さん(同氏は都合により欠席)、リチ女さん、祥麻呂さん、小万知さんが作られた短歌と凡鬼さんが作られた俳句のお披露目を致しましたが、その途中に香代女さんが来られて参加。これで総勢12名となりました。
続いて、恒例の
タコ焼きパーテイーへと移りましたが、ここで、小生は所用があって退席、その後のことは存じ上げませぬ。
今日の凡鬼さんの句に「蓑虫庵連子窓より初ざくら」というのがありましたが、それを文字って「若草庵連子窓より姥ざくら」という憎まれ口を残して帰途につきました。恒郎女さんの「くやしい~」の声を背後に聞きつつ(笑)。
肝心のお花見の宴会の写真が1枚もありません。皆を待っている間の写真ばかりで、宴会が始まるとカメラのことはすっかり脳裏からは消えていました。
では、今夜はこれにて失礼。若草読書会の皆さま、楽しい時間を有難うございました。
最後に、桜広場の一角にあったクヌギ。これも沢山の花を咲かせていましたが、誰もこれを花見の対象とはしませんな。せめてもヤカモチさんが眺めてあげることと致しましょう。
ごとばんさん(後鳥羽院) 2024.10.25 コメント(6)
若草読書会・ヨーロッパ二つの窓 2024.07.02 コメント(6)
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