町のホルモン屋さん 山田ホルモンの若旦那

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山田ホルモンの若旦那

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2004年09月07日
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「台風18号は朝から長崎の100キロ先の海上にあり…」とニュースキャスターが朝のニュースで言っていた。これは今日の仕入れは無理やな、と思いゆっくり寝ていると山田ホルモンの社長から起こされた。「おい、仕入れ行くぞ!」

「まじっすか!」と心の中で思いながら、しぶしぶと準備に取り掛かった。外はさほど風も強くなかったが嵐の前の静けさとはこれかと思いながら車に乗り込んだ。

今日はちょうど火曜日で山田ホルモンはお休みなので、仕入れだけいけば仕事は済む。風はどんどん強くなり仕入れから帰る頃には時折突風が吹いていた。間一髪で自宅に着いたようなものである。

それから雨と風は強くなる一方で、店の前に設置してある看板が竹のようにしなっている。家の裏にある大木はもぎ取れて枝が宙を舞っている。ほんの5メートル先すら見えないほどの暴風が吹き荒れる。

「これは、まどが割れるかもしれんね。」恐ろしい程の風の強さで窓が割れるのでなかろうかと心配して、急いで窓にガムテープを張り出した。向かいの縄田さんもちょうど窓にガムテープを張っている最中である。

程なくしてやっぱり天井から水が漏れ出した。立て続けに台風が来たので、前回の16号の時に漏れ出した天井を修理する間もなかったからである。

最高風速40mを観測したとテレビで報道していたが、沖縄や鹿児島では台風の度にこんな突風が吹いているのであろう。九州を通過して山口に上陸した頃には、雨も上がったが台風の巻き返しで風だけは強く吹いている。今日は大人しく寝ておこう。

夕方6時くらいに目が覚めると、山田ホルモンの社長が、「お前の車、おおごとぞ!」(大変なことになってるよ。)何処からともなく突風で飛ばされた瓦が、またもや私の車に直撃したのだ。前回の16号ではブリキが空から降ってきて愛車に直撃したが、今度も私の車に直撃したのである。

まっ、前の分と一緒に保険で直してもらえるからいっか!!





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最終更新日  2004年09月08日 00時00分09秒


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