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私は傘が嫌いだ。片手がふさがるのが嫌だし、さしかたが下手クソなので、どうしても肩のあたりが濡れてしまう。電車に乗ると、網棚に乗せる訳にもいかず、どこか引っ掛ける場所を見つけないと、本を開く事も出来ない。なにより、これだけ文明が発達して、人類が宇宙旅行まで簡単にするようになったというのに、傘というものはその地位に甘んじて何世紀にも渡って全く進歩しようとしないではないか!その怠慢な姿勢が嫌いなのだ。せいぜい、ワンタッチで開くようになったり、ある程度コンパクトに折りたためるようになったぐらいで、依然として人間の手に支えてもらわなければ役に立とうとしない。たかだか生活道具の癖に人間様の手を終始煩わせるというのは非常に小生意気である。しかも、一回使ったら、陽に当てて乾かしやらないと、臭くなるしねえ。なんか、我儘な感じしません?傘って…自分がちょっと、水に濡れてきついポジションにいるものだからって、その立場を利用して傲慢になっているように思える。で、実際は100%雨を防ぐわけではないじゃないですか。冬場の雨だと傘を持つ手がやたらとかじかんじゃったりするしねえ。視界も悪くなるから事故も増える。風が強いと、ひっくり返ってお猪口になってしまうときもあるしね。道具として決して万能じゃないわけです。満員電車に傘もって乗ってくる人のおかげで、こっちのズボンまでぐっしょり濡れちゃったりね。もう、欠点をあげればきりがない。それでいて、他に便利な雨よけの手段が無いから人は傘に頼るわけです。しかしですよ、ご丁寧に家から仕事場まで運んでやって、置いておいて、ある日、急に雨が降ってきたりして「ラッキー!傘あるもんね!」とか思っていたら、いざ帰る時になって、居なかったりする!!さっさと違う奴の為に役立っていたりしてね…あれは悲しい。もの凄く裏切られた感じがする。お前は、誰に対しても開いちゃうのか!?俺以外の男だって良いんだな?なんて貞操観念のない奴だ!せっかく名前まで書いて俺のものだと証明してあるのに、なぜ持っていかれる時に叫ぶなり何なりして抵抗しようとしないんだ!!なぜなんだぁぁぁ!!!???と、慟哭したくなります。どこか信用が置けないんですよね…傘って。まあ、ファッションの一部として使われている面もあるから、実用方面での発達が遅れ気味という部分はあるかもしれないですね。でも、そろそろね超コンパクトになって万年筆サイズになるとか超電導技術を使って頭の上で浮きながら自然に開いているとかね。それこそパスワード入れないと開かなくて他人に使われにくくするとか、なにか、こうもう少し進化して欲しいものだとつくづく思うのですが…。● ● ● ● ●そもそも、外出時に傘が必要な空間って家から乗車駅とか降車駅から会社までとかね、平日はそんなものでしょ?だから、私はめったに傘もって出かけませんね。途中でふられたら、コンビニでビニール傘買っちゃう。あれ、駅で捨てられると一番いいと思います。私の地元の駅では無料で貸し出ししてます。ビニール傘。で、「後日いつでも返しておいてください」って張り紙がしてある。誰もが自由にそこから持っていけるというのはいいですよね。ただ全員分は不可能でしょうが。傘ってね結局、人の優しさを感じられる道具なんだと思います。相合傘とかね。お迎え傘とか。「トトロ」のサツキちゃんもそうですが、家族の誰かが帰ってくるときに雨が降っていると、子供がお迎えに傘を持って駅やバス停までいく。車でお迎えが主流になった今では殆ど見られない光景ですが、そういう部分に昭和の日本の家族はふれあいを求めていたんだと思います。で、ちょっとまた妄想しちゃったんですが…これって商売にならないかなと思うわけです。駅前でね、仕事で疲れて帰ってくると、結構な雨になっている。どうしようかと思案していると声をかけてくるおじさんがいるわけです。「ダンナ!傘ないんですか?どうです?一本?」「え…いや、いいよ。今日はタクシーで帰るから」「まあ、そういわないでさ、新しいサービスなんですよ。憂鬱な雨もこれでスッキリ!ホラ、ちょっとこっちにおいでなさいよ」何て言われて袖を引っ張られて隅っこに行くと、ずらりと並んで傘を持ったセーラー服の女子高生、看護婦さん、レースクイーン、エプロン姿の若妻、バドガール、小料理屋の女将さん…。「な、なに、この女の人たちは!」「ダンナ!とぼけちゃいやだよぉ!ダンナの家路タイムを明るくしてくれる、傘さしコンパニオン。その名もパラソルガールズ!」「パラソルガールズ???」「ほらほら、ぼぉっとしていないでさ、どの子がお好み?あのセーラー服なんかどう?現役女子高生と相合傘なんてめったに出来ないよ。それとも、あれかい?レースクイーン?」みんなニコニコ笑ってお父さんに艶っぽい愁波を送ってくるわけですね。で、ふと見ると、一番端っこに黄色い雨合羽を着た、なんだかやたらとちっちゃい子が…「え?あ、あの子は何?誰かの連れ子?」「ダンナさん!もう本当にお目が高い!!遊びのプロなんだから!困っちゃうなあ…あの子はもう人気ナンバーワンよ。小学校1年生。正真正銘の処女!」「あたりまえだろ!」「いや、でも、サービス最高よ。リピーター率100%だもの。はい、じゃあアタシに前金で1000円。女の子が帰る時に2000円渡してあげてくださいね。ハイ、じゃあ行ってらっしゃいませ!!」「えー!3000円もするの?それは高いよ!いいよ、俺、やっぱりタクシーで帰るから…」断ろうとすると…その黄色い雨合羽の女の子が長靴をカポカポいわせて走ってくるんですな「おとぉーーーさあーーーーん!!」「お、お父さん??」「おとうさん!おかえりぃー!ユミねぇ、雨降ってきたからねえ、お迎えに来たんだよ」「え?え?ええ?」「帰ろうー、ね、おうちにかえろー」なんだか知らない間に手を引っ張られて歩き出しているわけです。「おとうさん。ハイこれ、お父さんの傘だよ」「あ、ああ、ありがとう・・・でも、ユミちゃんは濡れちゃうじゃない」「大丈夫だよ。ユミ、これ着てるから濡れないもん!」黄色い合羽でクルクル回ったりするんですな。お父さん思わず目を細めちゃったりします。「そうか、そうか、じゃあ一緒に帰ろうか」「うん…でもねえ…おうち、ここから遠い?」「いや、10分もかからんよ。どうして?」「ユミねぇ…つかれちゃった…」「えー!疲れちゃったのか?仕方ないなあ…じゃあ、おじさんがおんぶしてあげようか」「え、本当!うれしいなー!」お父さん、もうすっかりユミちゃんのペースにはまってます。結局彼女をおんぶして、しかも傘を指すという、何とも疲れそうな格好に…。でも、心にはなぜか、かすかな幸せ感が…。「わー、おとうさんの背中ひろーい!」「はは…そうかあ…」「ユミねえ…おとうさんのことねぇ…だーいすき!!」「え!、え!!ほ、ほんとうに…?」普段、実の中学生の娘からは口も聞いてもらえないお父さんの心臓はバクバク言っちゃうわけですな。ここで、ユミちゃん一気にフィニッシュへ!「ユミねえ…おっきくなったらねえ…おとうさんのねぇ…おヨメさんになるぅ!」「ユ、ユミちゅわ~~ん!!!」うん!なんだかいけそうだなあ、この商売。問題は子供を働かせるという事で児童福祉法がちょっと怖いがま、それさえ何とかなればなあ…さっそくヤマモトちゃんに相談しなきゃ!!
2004年06月30日
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久しぶりにお魚天国!実は週末は静岡でした。といってもダイビングに行っていたのではなく、某NGOのお招きで子供たちにお魚の話を聞かせにいっていたわけです。変なお魚や海の生き物の紹介とだから海を汚さないようにしましょうね・・・という、まあ、エコロジー的なお話。一応、肩書きは講師ということで、交通費とお小遣いも少々いただけるというので、二つ返事で行ってきたのですが、結構楽しかったです。子供って、たまに付き合う分には可愛いですね。小学校1年生ぐらいから中学生ぐらいまでいましたが私の紹介するお魚には興味を持ってくれたようです。もっとも、お父さん、お母さんの方によりうけていた様な気もしますが…。で、そのとき紹介した写真がPCに残っていますので、本日はそれを使おうという…前日の晩御飯の残りで何とかまかなっちゃおうスタイルの日記です。だから過去に紹介したのが出てきても気にしないで下さいね。まずはカミソリウオ左の海底探索の所にも最初に出てきてますが、ちぎれた海草に擬態した変な魚です。この形が床屋さんが使うカミソリみたいだからカミソリウオなんですね。こいつの擬態は本当に凄いよ。泳ぎ方もふわふわ漂うようで本当に見事にちぎれた海草になりきってます。続いてオオモンイザリウオおなじみイザリウオの仲間ですがこいつはでかい。30センチはあるでしょう。黄色いのと黒いのがセブではよく見られました。「風船みたい!」と子供たちは喜んでいましたね。こちらはサラサエビダイバー仲間で集めて沈めた古タイヤの人工漁礁についていました。後ろの黒いのは、私の車の古タイヤです。タイヤは空気が入っているので、何本かまとめたものを沈めるのは大変で、ヘトヘトになったのですがこの子達が住み着いてくれて、非常によかったです。お次はモンハナシャコシャコの動きというのはゴキブリとよく似ています。結構素早くタタタタッという感じで海底を駈けて行きます。だから見かけると、つい闘争本能が刺激されて、追い掛け回したくなりますね。で、時々諦めなのか、攻撃的姿勢なのか、じっとして動かなくなったりします。でも、目だけは終始あたりを見回して隙を突こうとしているのがわかります。何となくユーモラス。ちなみに、シャコにはシャコパンチという必殺技があります。カマキリみたいな前脚を瞬時に延ばし、相手にパンチを食らわせます。目に見えないくらい早いですから危険です。うかつに手は出さない方が良いですよ。こちらはイイジマフクロウニシュークリームかカリフラワーのようですが、これでもウニです。フクロウニという名の通り、袋のようになっていてブヨブヨです。針はそんなに鋭くないです。このウニをよく見るとエビがついてるのがわかりますか?コールマンスシュリンプです。こちらが拡大写真。綺麗なエビでしょう?このイイジマフクロウニについてる事が多いので、このエビを見つけるには、まず、ウニから探すのがコツです。しかし、このエビカップルはお菓子の家ならぬウニの家に住んでるわけですからねえ…贅沢ものだよね。もっとも、ウニを食しているわけではないですが…。こちらはセミホウボウセミみたいでしょ?普段は羽をたたんだ状態で、足があるのでよちよち歩いています。で、敵が近づくと一気に広げてそのまま、海底ギリギリを滑空するように泳いで行きます。まさに水の中を飛ぶ感じですね。頭のアンテナが可愛いんです。こちらはギンガハゼ体のポツポツ模様が銀河なわけですね。水疱瘡の痕じゃありませんよ。レモンイエローが可愛いですが黒いのもいます。これは全身が写ってないので、写真としては失格なんですが、下の方にテッポウエビ君も写ってますね。やっぱりこうして久々にみてみると、私、ハゼが一番好きだなぁ~。一見地味なんですがね、よく見ると意外に綺麗だったりするんですよね。続いてこちらはウミテングめったに泳がないで、砂の上を歩き回っている変な魚です。こうしてみると、雀みたいですね。立派な天狗のお鼻の下に小さく開いている口がわかりますか?さて、最後はこれしっぽの長いサメニタリです。別名オナガザメ私はどうも大きな魚を撮るのが下手クソでまともな写真が無いんですが、これも肝心の尻尾が写ってないですね。まさかこんなに近づいてくるとは思ってもいなかったので、焦りがそのまま写真に出ています。襲われることは無いですが、結構大きいですからね。3メートルはあるでしょうか?今回は子供たちに、こういった写真を見せ、最後に「海を汚さないようにしようね」というようなお話をしてまとめたのですが、実は主催者の方から一応、子供に伝えるのだから、そういうこともいって欲しいといわれたからであって、私自身はそんなにエコダイバーだと思ってはいません。海の中は絶対に魚たちの住処であり、人間が入るだけで、もの凄く環境を乱していると思うからです。いつかも書きましたが、本当にエコロジーを叫ぶのであればダイバーなんかになっちゃいけないと思うのです。あ、ダイバーになっても良いけど水中写真は始めないほうが良いです。ここで紹介したような小さな生き物達を撮影する為に、私は、砂を巻き上げ、岩を掴み、写真が撮りやすいように、ウニを押さえつけたりしているわけです。つまり、かなり多くの生き物達に迷惑をかけていることになります。ある時、水の中で被写体探しに夢中になっていて、何気なく後ろを振り返った時にぞっとした事があります。その時私は石の下に住んでいる綺麗なエビを探そうと、海底の石や珊瑚のかけらをひっくり返しながらゆっくりと進んでいたのですが、その私の後ろに魚たちの群れがずっとついてきていたのです。つまり、私がひっくり返した石や珊瑚の周りに住む小さな生き物が彼らの好物なわけです。私にとっては被写体じゃないので、何気なくそのままにしておいたのですが、魚からしてみれば、ご馳走をどんどん探し出してくれるわけですから、私の後ろをついてきますよね?でも、食べられる小さな生き物からすれば、まさか私がきて石をひっくり返すなんて思ってもいないから石の下に隠れていたわけです。この罪は大きいです。だから私は決してエコダイバーではないのです。でも、潜ることはやめられません。せめて迷惑をかける度合いを出来るだけ少なくしようと努力することしか出来ないのです。本当は子供たちにもこのニュアンスを伝えたかったのですがま、それはちょっと無理だもんねえ・・・。皆さんの好きなお魚いましたか?(それぞれのお魚についてもうちょっと情報欲しい方はこちらもご参照ください!)そ、それにしても・・・潜りたいよう!!!
2004年06月28日
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某企業内で撮影が続けてあったために連日、朝6時の電車に乗って都内に出向いていた。集合時間は8時50分なのだが、それに合わせると、地獄の通勤電車に巻き込まれる。長年の南国生活で虚弱体質になった私は遭難しかねない。集合場所に2時間近く早く着き、コーヒーを飲みつつ文庫本でも読んでいる方が、よっぽど精神衛生上よろしい。早朝の都内は車も人通りも少なく、昼間の喧騒がウソのように静かで、私は東京のこの時間が結構好きだ。ビルに囲まれた一角が小公園のようになっており、そこではタバコが吸える。ベンチに腰掛け、本を読み、コンビニで買ったブラックコーヒーを飲んで、飽きたら道行く人々を眺めつつ一服する。8時も近くなると、寝起きのぼぉーっとした東京の血管に血が巡ってゆくかのように車も人通りも増えてくる。都心に勤めるOLさん達が早足でオフィスに向かってゆく。朝から疲れた顔のサラリーマンも、人生、勝ち組みに入って余裕綽々、意気揚揚と言った感じの管理職風のおじさんも、皆早足で私の前を通り過ぎていく。吹き抜けるビル風が企業戦士たちの帆をいっそう膨らませているかのようだ。 しかし、美しい。日本のOLさんって何であんなにも朝からみんな美しいのだろう!ビル風に髪を気にするしぐさも腕時計を気にしつつ、横断歩道を小走りに渡ってくる様子も、低血圧で不機嫌そうな顔も全てが可憐で美しく見える。 女よ 美しいものよ 私の許へやつておいでよ気分はすっかり中原中也。早起きして鳥を見る趣味はないが、早起きして、おねえさん達を見る趣味は一生持ち続けたい。そんなことを心ひそかに誓っていたら突然、灰皿を取り替えていた掃除のおじさんから声をかけられた。「アンタさぁ…毎朝、ここにいるけど…仕事、ないのかい…?」優しい、哀れみを含んだ声だった。確かにオフィス街には似合わない私服の男が毎朝7時ごろから2時間近くもベンチを占領してれば不審がられても仕方が無い。本当の事を言うのもなんとなく無粋だし、何よりも、その、人の良さそうな掃除のおじさんが「そうかい、大変だねえ・・・」と、同情したくてたまらなさそうに見えたので、「ええ・・・まあ」と、言葉を濁しておいた。おじさんは、案の定「そうかい…大変だねえ…」と言って去っていった。● ● ● ● ● ●単純な脳味噌しかない私は綺麗な人を見ると、それだけで一日が幸せになれるし、生きる楽しみが湧いてくる。だから美しい女性が増えたのは実に喜ばしい事だ。でも最近、しみじみ思うのは、日本はいつの間にかおっぱいの国になったんだなあ…という事。漫画雑誌や週刊誌に、どれも「これでもかっ!」というぐらい、巨乳アイドルが表紙で出ている。 写真週刊誌に至っては半分ぐらいが裸まがいの写真だ。テレビの世界もネットの世界もおっぱいの話題で持ちきり。私も、おっぱいは大好きだがこう頻繁にあっちこっちに出てこられると、正直「こんなんでいいのかな…」と、思う。スイカップの元NHK地方局のアナウンサーが東京の番組に進出するというだけで、あんなに報道陣が集まるという現実って冷静に考えて…変だと思いません?胸大きいのと、元サッカー選手との不倫が噂されただけの何の実績も無い子でしょ。それも、映画に出てヌードになる、とか言うのならまだ、わからんでもないけど、海外ロケに行っただけなんでしょ?しかも、胸の話題ばかりされるのを本人が嫌がったからといって「それしかとりえが無いのに、出し惜しみするなんて…」的な批判コメントが盛り上がったりしてね。その前に、大きな胸だけに話題性を見出して、わざわざ取材までして報道しようとした事を恥じるべきではないのか???もともと、ネットの世界から彼女は人気が出たんじゃないかと思うのだが、マスコミがネットでの反響を気にしすぎているから、ああいうバカな事態が起きてしまうわけで、冷静に考えれば、彼女に取材かけた所で、大して面白くない事ぐらい端からわかっていたはずだ。「スイカップのオッパイ」より他に報道すべきネタは山ほどあると思うのだが。以前も書いたが、テレビの視聴率を上げるテクニックの一つとして「オッパイ」は貴重なものだ。雑誌の表紙やグラビアだって、結局はそれが売上に反映するから、巨乳だらけになっているのであろう。ただ、まあ、そんなところで勝負するのは、はっきり言って、そういうスタンスの番組や雑誌だけに留めて置いて欲しい気がする。● ● ● ● ● ●通勤電車の中でも時間を無駄にせず読書をする習慣は日本人の美徳として捉えられているけれど、表紙が見事な巨乳おねえさんの水着写真で飾られている少年マンガ雑誌を貪り読んでいるスーツ姿のサラリーマンというのは、なんだかあんまりカッコよくない…とは思いませんか?私は、自意識過剰なのかもしれないが、実は電車の中でマンガ雑誌はあまり読めないのだ。なんだか、恥ずかしい…。もちろん、裸のグラビアやHな記事なんかも読めない。まあ、テレビ屋は職場で勤務時間中にマンガ雑誌やH系雑誌を読んでいても、「ネタ探しだ!」と、言い切れば別に怒られもしない商売だという所もあるから、その分、普通のサラリーマンよりは環境的に得をしているせいでもあるんだけれど。で、最近の雑誌でやたらと多いのが「袋とじ企画」というやつ。私はあれがどうにも苦手だ!まず、不器用なのでキレイに破けない!大体Hな写真が出てくるものだから、まず、それを真剣になって破いている所を人に見られたらどうしよう!!!!という気になる。どこか焦っているのでカッターなどで丁寧に切り離しているつもりでも、最後の所で曲がってしまったりして、うまくバラせない!ご丁寧に点線で切り離せるパターンのもあるが、それをペリペリ破いていると「40にもなって何やってるのかな・・・俺・・・」と、自己嫌悪に陥りそうになる。で、殆どの場合、期待させる割には大して面白くない写真であったりするわけだが、でも、そこには明らかに「見たい!見たい!」と、スケベ心に突き動かされて奮闘した己の欲望の爪痕が、リアルな証拠として残っているのだ。手元にカッターとか無くて、仕方なく折り目を付けて破こうとして失敗したりすると、本当に汚ならしくギザギザになってしまって、男の欲望の醜さと馬鹿さを生生しく象徴しているかのようでもある。で、雑誌って誰かにあげたりするじゃないですか…!「真夏の巨乳!実物大!ぼよよ~ん!三連発!!!」…なんていう袋とじ破いたってばれちゃったら…無茶苦茶恥ずかしいですよね?逆に、例えば父親が読み終った雑誌を貰って読んでいる時に袋とじが、汚らしく破いてあったりするのを見つけると、微笑ましくもあるが、なんだか、悲しい気持ちもしてくる。「半分ボケていても、こういうものは見たいんだなあ…」81になっても、まあ、元気だという証拠でもあるが…。あの袋とじ企画というのは考え付いた人は大したもんだと思うが、男の煩悩を中途半端に刺激してその後、ぐだぁ~と疲れさす効果は満点である。結果として最近の私は、袋とじは意地でも我慢して破かないようにしている。絶対自己嫌悪に陥るのがわかってるのでその方が精神衛生上いいことにやっと気がついた。大した事ないものに価値観をつけるあざとい手法には二度と引っかからんぞ!!まあ、聖人君主みたいなことをぐだぐだ書いたが、私だって本音をいえばオッパイは見たい!でもね巷にあんまり、お手軽に溢れすぎるのもいささかどうかなぁ・・・と思うのだ。今の中学生は夜中にこっそり家抜け出して自動販売機で、エロ本買うような楽しみとは無縁なんだろうなぁ・・・
2004年06月21日
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