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2009.02.04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
国会中継で「かんぽの宿」の譲渡問題に関する質疑があり、日本郵政会社の西川社長が参考人招致で出ていた。

郵政民営化がこのような根の大きな問題を含んでいる事を改めて知った。
2400億円をかけて作った施設が、たった109億円のたたき売りをすると言う事である。中には1万円で売った施設を買ったところが6000万円で売るという所もあるらしい。

国民の血税で作った公共の宿が採算不振である事を理由に単に郵政会社の体質を改善すると言うだけの安易な理由だけでもないらしい。

私は見損なったが、2月2日の国会での国民新党自見庄三郎議員の質問を知って驚いた。

日本郵政会社は、オリックスの業績不振を助けるが如き一連の譲渡を上記のような常識を外れた金額で売りさばこうとしている事が判明したのである。

日本郵政公社の130兆円にも上る債権の管理業務を引き受ける日本トラスティサービス信託銀行がかんでいると言うから複雑というか巧妙なトリックの下に、国民の財産を一個人企業にやむなく譲渡せざるを得ないという形で共栄しようとの浅ましい考えのように見受けられる。

そもそも、小泉ー竹中ラインが、自民党をぶっつぶすとまで言いながら派手なパフォーマンスで、小さな政府を目指して郵政民営化に走りここまで来たわけだが、どうもこれも、アメリカの年次教書で要求されて、小泉政権はまさに傀儡のごとくこれに従って行動したという事も明らかにされている。

竹中平蔵氏の考えは、日本の国みんなが没しては世界に取り残される故にどこかを勝たせてそれに牽引して貰う形で経済を運営しようとしていた。



人とはそのようなもので、竹中氏の考えは、その人間の心理を解さない愚かな施策だったと言わなければならない。
金持ちほどけちになる、金が儲かればもっと儲けたくなると言うのが残念なるかな、全てではないにしても人の心理であるように思う。

現在の日本郵政会社社長の西川善文氏などは銀行上がりの経営者で、儲ける時には儲け、厳しくなると貸し渋りなどを率先して行い、そして経営に行き詰まると公的資金(税金)を投入されて生きてきた人種である。

民百姓の事など考えず、己と己を取り巻く連中のみが頭にある、まさに殿様家業しか経験してこなかったわけである。

だからこそ、国民の税金で作った「かんぽの宿」などにも特段の愛着も経営努力もしないで、いきなり2400億円をかけて作った施設を、たった109億円で得るという事に何の抵抗もないばかりか、一個人企業上がりのオリックスの宮内義彦氏にいとも簡単に投げ売る形になった模様である。

この問題はとても根が深い、魑魅魍魎の世界であるようだ。

「友達の友達はアルカイダ」だと時宜をわきまえぬ発言の鳩山総務相も今回だけは腹に据えかねているようである。

これに対して、麻生総理大臣の答弁は何ら自分自身がコミットするという気はなく、自分は知らないという事を答えただけである。
何とも情けないリーダーと言わざるを得ない。

国を挙げての疑惑にならないように、鳩山大臣にがんばって貰いたいと思う。

それにしても、このような事が、野党の指摘がなければ看破する事が出来ないこの国の体質はどうにかならないものかと中川金融財政担当大臣の答弁を聞いて嘆かわしい気がした。証券等監視委員会なるものは何のために存在するのかである。







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Last updated  2009.02.05 07:23:12
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