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2009.02.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
歴女とは何かと最初耳を疑った。
歴戦の強者女性・・・か何かかと思うと、歴史好きの女性の事を歴女だというのだそうだ。

どうやら家庭用ゲームに出てくる極端に美化された戦国武将のキャラクターが若い女性に受けているらしい。

真田幸村や、伊達政宗、石田三成などが人気があるという。
中には石田三成の盟友とされた大谷吉継(大谷刑部)の人気も高いという。

負ける事が濃厚な石田三成に与して家康と戦うため西軍に付いたその友誼に満ちた行動が気に入られているのだという。
今の世の中、ダメと分かってそれでも一緒に物事を為そうとする人間はいないという事の裏返しかも知れない。

「歴史街道」とかいう本があるらしいが、読んだ事がないのでよく分からないものの、そう言った切り口で人物評価が為されているのではないだろうか?

大谷吉継は俗にハンセン病で、戦場では面をかぶり、部下の担ぐ輿に載せられて采配したというのが一般的なドラマなどでの登場に仕方である。



歴女に小早川秀秋の評判を聞いてみたいものである。

私も何年か前に、まだパソコンの基本ソフトがウインドウズでなかった頃に、「信長の野望」というパソコンゲームで遊んだ事がある。

確か信長が天下布武で、各国の武将と戦い、全国を制覇する過程のストーリーであった。隣国との同盟や、味方として参戦した武将には俸禄や土地を与えるというバランスを保ちながら戦いを進めていくのである。

もし褒賞を与えるのを怠ると寝返る事もあるというものだった。
ただ、信長に天下を取らせまいと例えば今川義元や斎藤道三に加担しようとしても出来なかった記憶がある。

こういったゲームは、歴史をゆがめて事を進めるようには出来ないのだという事を知ったものだ。
バーチャルな世界の事であるから、もし今川義元が天下を取ったらという事が出来れば面白いのにと思ったものだ。
そうするとゲーム製作には、あらゆるバリエーションが必要になるのでなかなか簡単にはいかないのであろう。

歴史は男性だけのものではないだろうに、新聞では女性が男性に領域に入ってきたと評されていた。
歴女達には小説そのものもそうだが、家紋であるとか関連グッズにも人気があると言うことらしい。

歴史の流れは変えることは出来ないが、歴史の大きなうねりの一端を担いながら、流されて表に出なかった史実を作者の解釈でクローズアップされると、一躍勇猛な武将になったり、義に篤い武将になったりするのかも知れない。



このブームが何処まで続くのかは分からないが、女性達が、歴史の埋もれた人物像を現代のうだつの上がらない男どもと対照して比較するとしたら比較される男にとってはつらいことであろう。

百姓から成り上がった豊臣秀吉の話は誰でもが知っているが、彼は例外中の例外で、歴史上に出てくる武将は、一国一城の主、現在で言えば、どこかの大会社の社長か世襲の代議士クラスであり、一介のサラリーマンと比べられるとちょっと不公平で気の毒な気がする。





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Last updated  2009.02.23 08:02:55
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