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2009.06.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類
そろそろお昼でも食べようかと寝そべって新聞を眺めていると、消防自動車の独特のサイレンと半鐘の音が聞こえてきた。

いつもならすぐ遠ざかるその音が、段々と近づき大きくなってくる。見晴らしの良い7階に住んでいるので、現場がどの辺りか分かるだろうと起き上がり窓に近づくと、何と道路を挟んですぐの所の民家の屋根から白い煙が出ているではないか。

消防自動車は次から次へと到着する。白い煙は段々と多くなってくるがその時にはもう既に消防自動車の1陣は到着済みであったのだろう、赤い火が外から見えるほどではなかった。

火元はどうやら小さな商店街通りのうちの食堂兼飲み屋のようだった。近くには平屋の民家が沢山ある。

そこは、いつも姫が遅く帰った時には食事に行くところだ。これは確かめておかねばと、ついでにゴミ出しもあったので、カメラを持ってのこのこと出かけた。

表通りは、それほどでもなかったが、一本裏に入ったその商店街の通りには沢山の人が出ていた。通りの向こうは小さな用水路がありその向こうは団地になっている。
そちらの方は先ず安心だが、隣の住人は気が気でなかったろう。
私が現地に到着した頃には、既に赤い車は7台を数えていた。

その内の1台が放水をしていたが、火元はどうやら2階の奥まった部屋のようだった。


近所の人に交じって、どうやらそこのオーナーらしい人も見ていたようだ。
煙も治まって、2階から水が屋根伝いに落ちてきていた。
消防士に促されてその家のご主人らしき人が家の中に入り、表のシャッターを開けていた。

火事自体はぼや程度でたいしたことはないらしく、1階の飲み屋の部分はどうやら無事だったようで、家にこもった煙を抜くためにシャッターを開けたようだ。

救急車では、なにやら担架で人が搬入されているのを見かけたので、誰かが怪我でもしたのであろうか、私が着いた頃には既に病院へと向かっていた。

赤い車といっても皆が放水車ではないらしい。「因調」と書かれた車もあったので、おそらくは原因を調査する車ではないだろうかと一人考えた。

消火に当たる防災服の人とは別に、近所の人達に事態を聴取する所員らしき人も見えた。

警察のパトロールカーは2台集結して、表通りからその裏道に入る道路を封鎖していた。
内部までは見えないが、相当水を掛けられてはいたものの、2階の部分で治まったようで、まあ、何よりというところだが、野次馬としては少し拍子抜けした感じだった。

近所の並びの商店の人達も心配そうに見ていたが、どうやら外観上はたいしたこともなく鎮火したようで、三々五々帰って行った。

私が引き上げようとする時にはまだ消防車は残っていたが、パトカーは、引き返しているところだった。



ところで、1階の店そのものは無事だったようだが、果たして商売を再開できるのかどうか、ちょっぴり気になるところだ。

部屋に帰ってその店を振り返ると外観上は何の変化もなく、何事もなかったような風景であった。






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Last updated  2009.06.30 06:55:51
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