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2012.01.06
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カテゴリ: カテゴリ未分類



本来は、姫の住む湘南に行こうかとの話もあったが、姫は今月の15日にラスベガスで行われる、自身が受ける「Carrier Award」とやらで、IEEE(電気・電子技術の学会)へ出掛けるために、とにかく忙しくしているようで、行って邪魔をするのは良くないという話になり、寒くもあるし、近場で間に合わそうと云うことになった。

各種候補があったが、余り遠くなく、温泉があるところと云うことを加味して、浜松に出掛けることにした。調べてみると、浜松と云うところは県庁所在地である静岡市よりも面積的には広く、人口も多いようで、2007年に政令指定都市になっている。しかしざっと見ても、日本で10番目に面積の広い浜名湖がどんとある以外は、たいして見るべきところがない。ところが、この浜名湖の周囲は、案外と長く、日本で3番目に位置することを知った。

浜名湖は海跡湖と区分され、枝湾として細江湖、猪鼻湖、松見ヶ浦、庄内湖から成っていて、二級河川である都田川水系が流入している。都田川と云えば、この夏、開通が予定されている第2東名高速道路(三ヶ日JCT~御殿場JCT)が越える箇所に、私が関係した、都田川橋と言う外見的にも美しいエクストラドーズドタイプのPC(プレストレストコンクリート)2径間連続箱桁橋が掛かっている。

橋自体の重量や、通行する車の重量などを支えるために、長い橋では緊張材という鋼の縒り線を通して緊張しているのだが、大概の補強材は裏方で、外観からは見えない。ところが、明石大橋などの吊り橋や、伊勢湾岸道に架かる斜張橋などと同様、エクストラドーズド橋の斜材は橋の外観を美しく見せる役割も担っている。そして、都田川橋はエクストラドーズド橋としては、国内最大である。専門的になるが、使われている縒り線は、ピアノ線を縒って15.2mmの直径にしたものを27本更に縒り上げたケーブルを使ったスープロマルチという防錆仕様のケーブルを使って橋桁を支えている。

この橋は、既に2001年には完工しているが、道路公団民営化や、道路特定財源の見直しなどとも相まって、供用まで11年掛かったことになる。 結局は、供用することになるわけだが、11年間も野ざらしにしておくと言うことは、勿体ないと云えば勿体ない話である。今度開通すれば、通ってみたいと思っている。
とは言っても、橋長は僅か268mであるから100km/hで通過すれば、わずか7秒程度であり、エクストラドーズド橋でなければ、おそらくは気がつかないだろう。
因みにエクストラドーズド橋は、斜張橋より、主塔の高さが低い構造である。

話がそれたが、浜名湖と言えば鰻の旨いことで知られている。連れ合いも、今回の旅行の目的の1つに美味しい鰻を食べることを挙げていた。旨い鰻が育つのも、かつて海だった所が砂州等の発達により海岸の湖沼となった海跡湖故なのかも知れない。



暗い中を走るわけだが、車は結構走っている。トラックが多いのはやむを得ないが、乗用車が多いと云うことは、同じ志を持つ人種かも知れない。道路の凍結も案じられたが、これ位車が走っていれば、問題はない。更に新名神が出来たので、関ヶ原を回避できるため、雪の心配も激減した。
未だ暗い5時に、湾岸自動車道路を通過し、そこから、東名高速に入るのだが、やはり未だ外は暗い。6時過ぎ、浜名湖SAについて、時間調整のために休憩を取った。

そのうち、夜も白々と明けてきたので、浜名湖SAを後にして、すぐ次の浜松西ICで降りたら、徴収金額は予定通り2900円だった。之と云って行きたいところもないので、浜松駅の方まで南下した。8:20に駅に着いたが、未だ早いのか、人通りも少ない。事前に調べていた、鰻の店「八百徳」は年始休業中であるため、駅前で他店を探したが、未だ早すぎて、店の様子が分からない。そう言えば、インターチェンジを降りたところに「うなぎ藤田」と言う店が、大きな看板を出していたので、そこに向ったが、開店は11時30分からとなっていた。(帰って調べたら、結構有名な店のようだ)

それまでの間、手持ちぶさたで、朝が早いこともあって、少しお腹も空いてきた。こう言うときのファストフード店だと近所のマクドナルドに入ったが、鰻を食べるために、コーヒーだけにしておいた。それでも時間を持てあまし、1時間半前には「うなぎ藤田」の店の駐車場に入れ、ぼんやりと時間待ちをすることにしたが、自宅からの走行距離は250kmを指していた。外の空気は、冷たいけれど、車の中は、陽が射しているので、温室のように暖かく居眠りが付く。

11時15分過ぎから、段々と車が増えてきて、開店時には、相当の人が来ていた。連れ合いは、折角長く待ったのだからと、一番先に店に飛び込んでいた。メニューを見るとランクにも依るが他店よりも少し安そうである。中くらいのを頼んだが、周りの人の声を聞くと同じメニューを注文している人が多い感じだ。出された鰻重は、見てくれと云い、量と云い、丁度いい加減で、味もなかなか良かったので長く待った甲斐があったというものだ。浜松の駅前にも、東京にも出店しているらしい。

鰻の味に満足し、1つ目の目的を達したことになる。昼過ぎに「うなぎ藤田」を出て、このままホテル直行してもチェックインには間があるので、連れ合いの希望で、海沿いの道を走ることにした。何しろ20年あまり前に通ったときには、海の真っ只中を道路(橋)が通っていて、景色が良く、サウジから、バーレーンに向かうコーズウェイのようだと云う説明で、海岸線に向かった。途中浜松の新幹線側の駅に建つ、浜松アクトシティーは、ここにも鉄骨を納めたことがあったかなと見上げたが、今でもランドマーク的な存在であった。

問題の橋は、国道1号線のバイパス上の浜名大橋のことらしかったが、昔片側1車線だったような気がするという橋は、現在では片側2車線と広い道路となり、欄干は高くなり、その分眺望も落ちていると云うことだった。それでも、綺麗な砂浜の、海沿いの道を往復して、浜松に来た2つ目の目的も達したことになる。

少し早いが、浜名湖ロイヤルホテルに向かうことにする。私の提案で、ホテルでの食事代を節約するため、近くのスーパーに立ち寄り、夕食とワインなどを買い込んで、チェックインしたのが、2時を少し過ぎていた。車のトリップ計は308kmを指していた。

部屋には入れたが、温泉は時間通り3時からだという。周りに殆ど何もない、浜名湖の中の庄内湖の湖畔に建つ窓から見ると、湖の波は、満潮なのか、海とは逆方向に波立っていた。温泉に入れる時間が来たので、ゆったりと露天風呂を楽しんだ。連れ合いが温泉で知り合ったおばさん達に聞くと、19:00から「松丸家小弁太劇団」という地方演劇団が芝居と、歌謡ショーをすると言うことで、大広間に出掛けた。演し物は「会津の小鉄」と言うことで、26歳の団長以下、数名が熱演していた。

このような、地方演劇を見るのは初めてであったが、一族郎党と、他人を交えた、劇団は、これ以外にも何組か有るようで、集客が大変なようだった。21:15に終了したが、最年少は14歳という一家の構成を聞いて、ヨーロッパのロマ族(ジプシー)とまでは行かないかも知れないが、大変なことだと思った。
最後にもう一度温泉に浸かって、今日1日は無事終わった。





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Last updated  2012.01.10 15:45:52 コメントを書く


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