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2012.07.07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
痛ましい記事が出ていた。また「いじめ」だ。
いじめはそれだけでも忌まわしい、撲滅したい事件であるが、今回の例は、それに輪を掛けて悪質な内容のものである。

大津市で昨年10月17日、公立中2年の男子生徒(当時13)が自殺したのだ。その後、学校は全校生徒にアンケートを実施したのに対し15人が「男子生徒が自殺の練習をさせられていたと聞いた」と答えていたことが分かっていたというのだ。

これに対して、大津市の教育委員会は、いじめの存在は認めたが、一貫して「いじめと自殺との因果関係は判断できない」と主張し、昨年11月の記者会見ではアンケート結果などの事実を明らかにせず、調査を打ち切ったというのだ。その事が、生徒の指摘で判明したわけだ。

之だけを取っても、この市教委の連中は一体どんな頭をしているのか判断に苦慮する。
男子の両親は今年になって2月に「自殺はいじめが原因」として市や加害生徒らに約7700万円の損害賠償を求めて大津地裁に提訴したのだ。この公判の行くへについては挙って注視していかなければならない。

私も中学校の学習会の補助で最近、中学生と接する機会が多い。幸い私が接する生徒には、このような事件に関わっている者は居ないようで、安心しているが、参観日などに教室を訪れると、約1割~1.5割の生徒は全く常軌を逸した行動を取っていることに驚いた。この事はやがて大きく取り上げるつもりだが、先生方にあっては、半ば諦めの境地であり、注意はしても、結局はやりたい放題であるという事実である。

おそらく、こう言ったことを学校に糺したとしても、返答は、当たり障りのないものになるであろうことは容易に想像できる。こう言ったことが直接いじめなどに結びつくかと問われれば、その因果関係は歴然とはしないだろう。しかし、こういった下地が、いじめなどを醸成していることは、論議を待たないと思うのだが如何だろうか。

厳しすぎた反動といった側面もあるかも知れない、こういった状況が、単に未成年と言うだけで放置され、弱い人間はその煽りを受け、心身共に疲弊し、死を選ぶまでになってしまうのだ。そうして、物事をよく知った大人で、中でも、子供を叱咤し、また才能を活かして、次世代の日本を形成する人達を作り上げようとする、教育委員会の連中にして、この対応である。



そんな、教育環境で、如何に1先生が頑張っても詮がないのではないかと思うのである。そのような輩は、教育界に入るべきではない。断固として排斥すべきである。この前教育監はその後どうなったかは知らないが、1年の実刑判決で、5年の執行猶予が付いていたので、もう満期明けと禊ぎは済ませたことにはなっている。

それはそれとして、今回は、大津市だから、滋賀県であり、大阪府とは関係がないといっては居られない。之と相呼応して、2005年に埼玉県の中1女子が自殺した件で、両親が市と国に計約7670万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は9日、両親の請求を棄却する判決を言い渡したのだ。(之は10日に書いているため)
両親は「学校でのいじめが原因で、適切な対策がなかった」と主張したのに対し、舘内比佐志裁判長は「いじめがあったとは言えない」と判断したのだ。一体この裁判長は何を守ろうとしているのか、勿論両親は控訴するとしているが、何ともやるせない。

一般の事件では、この頃、冤罪事件が多すぎる、検察の退廃と疲弊が大きな原因であるが、こういったケースでは、「疑わしきは被告人の利益に」(ラテン語:in dubio pro reo)と言う暗黙律に基づいているようだ。之は之で、冤罪を防ぐ砦として必要であろうが、いじめのような、問題は、告発された被告を守る何のメリットがあるというのだろうか。

私自身も、初めから教育関係に接したわけでなく、他人事のように考え、我に関係ないと怠慢であったと思う。しかしこのような問題を問われたときに、この判決を下した裁判長の神経を疑う頭だけは持っている。何も大岡裁きを求めているわけではなく、正しく事象を判断する力量を持って欲しいと思うだけだ。

逮捕される警察も信用できない、告発され立件する検察も信用できない、その上、之を捌く裁判官が、このようであれば、一体この日本は本当に法治国家と言えるのだろうか。

今回の大津の事件では何卒、この教育委員会に鉄槌を、そして、加害生徒に応分の処罰が下されることを願っている。
しかも、今日の新聞記事では、さらに、この自殺した生徒の教室に貼ってあった写真の顔に、死亡後も、いじめをしたとされる生徒が穴を開けたり落書をしたりしていたと言うのだから、心胆寒からしめる以外に言葉が見つからない。

同校の生徒は「見て見ぬふり、ごめん」と悔いているのだ。
「おい!大津市の市教委よ、ちっとは真面目に取り組んだらどうだ!!」





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Last updated  2012.07.12 05:18:27
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