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2018.01.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは先に東大寺公園に出て、島本高校を周り、マンボウを抜けて帰宅した。歩き始めて今日で、2万kmを歩いたことになる。

孫の習字(最近では書写と云うようだ)が展示されているというので、長岡天神まで観に出掛けた。白梅殿の中に力強い「生きる力」が皆の作品と共に展示されていた。去年と違って、一般賞(家庭)の紅梅賞と云う事だった。孫曰く、「一般人になったよ」とのことだ。

野球に入れあげる傍ら、書に親しむ、たいしたものだと思う。他の作品よりも輝いて見えた。
連れ合いは、余勢を駆ってか、「大吉」を引いていた。

***

造船の話になるとやはり目が行く(日経新聞)。造船業に携わってきたからだが、造船の新聞記事となると、何時も否定的な内容なので、残念なのだが、闇に光のような今日の記事は、少しホッとする。

然し、この造船業については、ひとときを除いて、一貫してあまり良い話が無かった。そんな良い時代を少しでも経験した身が、幸いなのかどうか、若い頃の職業選択が、大事なのだと云う事を改めて感じた。

今日の記事だが、悪い悪いと言われた日本の造船業(日経の業種別の天気図では、毎度雨が降っている状態)だが、2017年度の船舶受注量は、2016年に比べて、2・5倍に拡大したとのことだ。思えば、こういったことの繰り返しが、この造船業の体質なのかも知れない。

現代風に云えば、最も生産革命が起きにくい業種だと云えるのかも知れない。如何にITが発達し、ロボットが話題になり、且つAIの話が花盛りでも、事、造船に関して直ぐに適用出来ることは少ない。



地球上の物流はといえば、小型郵便物程度は別として、全てが船舶に頼らなければならない事になる。鉄鉱石や、石油、ガスなど資源材料は例外なく船舶で運ばれる。世界が進歩発展するにはこう言った資源がより多くなるわけで、輸送に対するニーズも、マクロには増大することになる。

労働集約的な仕事である造船は、生産コストの約4分の1を人件費が占めるわけで、人件費の安いところほど競争力があると云う事になる。

韓国にシェアを奪われ、中国に抜かれることは、この点からも明らかなわけで、競争力は即ち製造コストの差と言っても過言では無い。造船の補償項目は、積載容量、速度、燃費と基本的なことだけだと云う事もある。

特に資源を運搬するだけの船(極言すれば、容量のみが必要な船舶)に於いては、技術の優位さなどあろうはずも無く、闇雲に作ればそれで済むことになる。
この期に状況が好転したのは、地球環境の問題が、声高に叫ばれて、新興国と雖も環境への負荷を全く考慮しないわけにはいかなくなってきたからだ。

こう言った背景もあって、2017年の受注量は16年比で2・5倍になったようだ。良く持ち直したと云う事だが、これも時の流れであって、、たちまち日本の造船業が脚光を浴び始めたかというとそうでは無い。マスコミなどは、これを機に、「三井造船や三菱重工業など造船大手は建造体制の強化に乗り出し、中国、韓国勢に対抗する」と書き立てているが、それほど抜本的には改善されたわけでは無いのだ。

当面は環境特需といった風は吹くかも知れないが、過渡的に必要となる、規制に対応した機器・設備は日本が全てのノウハウを占有しているわけでは無くやがて、中国や韓国に製造技術共々流れていくであろう事は確実だ。

大きな流れとしては、世界に新しく必要な輸送対象品が発生しない限り、また、物資の輸送必要量が船舶の建造能力を上回らない限りは、そこに建造チャンスはなくなるわけだ。一頃、船舶建造ブームが起きたときに、中国は造船所を乱立させたため、日本は自らの身を縮めなければならなかった(建造能力削減)。

ここに来て、中国も造船所は、淘汰され、やや落ち着いた感がある。そういった状況の変化が、たまたまこの期であっただけで、何1つ、従来の状況が根本的に好転したわけでは無い事を知っておかねばならないだろう。

【古今和歌集】

331.冬ごもり思ひかけぬを このまより花と見るまで雪ぞふりける (つらゆき)






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Last updated  2018.01.19 11:40:48
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