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2018.02.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは上牧駅裏から上牧小学校まで出て、帰りは上牧駅を通った。
夕方から友人と連れ合いと3人で、カラオケの練習に出掛けた。
客の中に、独りよがりで、礼儀をわきまえないのが居て、少し不愉快であった。

***

核兵器の現状における問題点について、現在の代表的な核保有国ごとに、日経新聞にその動きを特集していた。1991年以来アメリカとロシアでは、戦略兵器削減条約を結んで、核兵器も漸次を保有数を減少させるとの合意で、確か2017年には両国とも1550発にするはずだったはずだが、今や(新聞では)、ロシア7000発、アメリカ6800発と、その数は増加している。(但し発表する機関によって、多少の違いはあるようだ)

アメリカは、NPR(核戦略見直し)で、小規模核兵器を開発する事により、現在よりも抑止力を高めようとの戦略に出てきた。影響範囲の小さな核兵器なら、手軽使えるから、その分抑止力が高まるという変てこりんな理由だ。いずれにせよ核兵器廃絶を唱えてノーベル平和賞を得たオバマ大統領の路線を否定するものだ。

オバマへの対抗意識か、トランプは核兵器を重視する方向を打ち出した。大型破壊を伴う核は、自国を含めて、悲惨な結果をもたらすので、結局使えないだろうと見透かされ、持っているだけで抑止力にはならない。何時でも使える小型核の方が抑止できるという考えだ。そして、矢張り、何かあれば使うぞとの脅しを伴う。(北朝鮮と同類だ)

小型なら、使っても影響範囲は狭く、且つ破壊力は通常兵器を上回るという狙いだ。小型と云っても威力は広島投下のものと同じだ。広島の悲惨な結果を思うと、なにが小形化かと云いたくなる。アメリカが最も意識するロシアは、既に小型核兵器を多数配備していて、米沿岸を攻撃可能な核魚雷も開発中だ。

更にアメリカというよりはトランプの焦眉の急は、北朝鮮の核配備に対する戦略だ。北が襲ってくる前に、叩くという可能性が、高まってきたのは事実だ。河野外相は、小型核兵器を相互に保持すれば、実際に使うかも知れないという危険なレベルながら、抑止力は高まると云っているようだが、何となく危険な発想だ。



一方のロシアは、この核兵器小型化はロシアの採ってきた戦略だとアメリカを非難する。アメリカがロシアの真似をしているというのだ。ロシアは、既に通常兵器行使の反撃に小型核兵器を使うことを目論んでいるのだ。

このロシアの戦略をアメリカが追従したことで、一部ではロシアの威信が高まったとのこれまた変な解釈が生まれているとのことだ。どうも、核兵器を、簡単に捉えているようで、空恐ろしいことだ。
「Escalate to deescalate(エスカレートしないためのエスカレート)」といった勝手な論法で、実際に小型なら使うかも知れないという心理的なポイントを突いて抑止しているのだというのだ。

プーチンはNATO加盟国へのデモンストレーションや、シリアでも核兵器搭載可能な巡航ミサイルを投入するなどを行っている。ロシアがクリミアを武力で併合した時も、核を使う用意があったと発言している。

こう言った揺さぶりを元に、プーチンは、西側(米欧)の間に楔を打ち込もう(NATOに亀裂を起こそう)とし、すでに、反核の意識の強いドイツをしてアメリカの核小形化増強方針との間で、溝を深める事に成功しているという。

トランプの核戦略見直しで、中国やインドでも核戦略に変化が出てきた。中国は、アメリカの核戦略転換に敏感に反応し、中国でも増強能力はあるとの論評を発表してアメリカを牽制した。かつては米ソだけであったが、今や中国も仲間入りし、より混迷を深めた格好だ。

中国が核を持ったのは1968年だったが、経済的・技術的な背景もあって、保有数は必要最小限(現在は270発保有)にとどめるとしてきたが、この所世界No.2の経済大国(公称)となり、増強も可能と強気の発言を始めた。

やっかいなことに以前は、ほぼ米ソの2国間の問題が、中国が参加して3国間になったようなものだ。

更に、インドでも、対パキスタン、中国を意識して、核保有に踏み切っている。今も先制不使用とは称しているが、そのたがも何時壊れるか分からない。現保有数130発は、カシミールを挟んで常に緊張関係にある隣国パキスタン(保有数140発)と共に、核の使用では微妙な立ち位置にある。

アメリカのアジアに於ける安全保障の関与次第では、インドも、パキスタンも核増設に更に突き進むかも知れない。

北朝鮮も加わって、現在核に関しては、核兵器削減交渉がまがりなりにも機能していた頃に比べて、更なる緊張が加わったと云う事だ。核が地球上から無くなる日は当分来ない。



357.春日野にわかなつみつゝ よろづよをいはふ心は 神ぞしるらん (そせい法師)

春日野に若菜を摘みながら、あなたの万世を祝う私の気持ちは、神が知っているでしょう

(藤原満子の兄の右大将藤原定国が、四十の賀の折に、詠った歌)





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Last updated  2018.02.16 19:20:31
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