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2018.03.27
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は、連れ合いが諫早に行くので、朝早く大阪国際空港に送りに行った。そのため、ウォーキングは中止した。長崎空港で姫と落ち合う計画だったが、姫は1便遅れたようだ。しかし、少し待って合流できたようで、安心した。
日帰りで、再び大阪空港に迎えに行き、その帰りに友人宅を訪問した。

***

ソフトバンクが元副社長の退任を巡る疑惑について特別調査委員会を立ち上げたとのことだ。
4年程前に、ソフトバンクの孫社長が、グーグルから三顧の礼を以て次期社長候補として引き抜いたインド人のニケシュ・アローラが在職2年足らずで退任したことは記憶に新しい。

只、眼鏡が違ったと云った単純なものでないことは、その時動いた金額の多さで、度肝を抜かれると共に、ITという環境は、途方も無いところだという印象を持ったものだ。国家の基幹産業などと煽てられた日本の鉄鋼・造船業界に居た者にとって、それはまさに衝撃的なことであった。

掻い摘まむと、2014年9月に副社長としてソフトバンクに迎え入れられたアローラの役員報酬が2016年6月退任までの約1年10カ月の在籍だけで、退職金88億円を含めて計349億4400万円だと言うことだった。2年足らずで何を貢献したのかなどと云う事ではなく、端的に法外な額だと驚いたものだ。

プロ野球選手や、アメフトの選手と云ったところは、又別世界とどこかで区別していたが、企業の括りからすると、矢張り巨額であることは論を待たないだろう。トヨタ社長の3億5000万円は元より、かの日産のカルロス・ゴーンでも10億円(実際は18億円か)といったところだったが、何も働かなくて、換算年俸が190億円にもなるからだ。(因みに孫社長のその時の年俸は1億3900万円だったとか)

とここまではやっかみ半分以上なのだが、この引き抜きと、急な退任劇の中には、どうもはっきりしない部分が多い。アローラはソフトバンクに移籍した時でも、米投資会社の幹部を兼任しており、利益相反行為やインサイダー取引に関与した可能性があるとの指摘の書簡が送られたことや、早期の禅譲を決めていた孫が急に心変わりして、社長続投を宣言したことだ。



また、後者が原因としたら、普通三顧の例を採って、グーグルから巨額な報酬と共に引き抜いた人物を、心変わりしたからといって反故にするという神経が分からない。というか、そうしなければならない不祥事などが裏にあったのだと勘ぐりたくなるのは当然だ。まして、それに伴う巨額の報酬が絡んでいるからなおさらだ。私ばかりではなく、株主の間でも巨額報酬を疑問視する声は多い。

巨額の支払いについて、孫自身は、「あまり反省していないかもしれない」と述べ、さらに、「代わりに私が現役社長として戻ってきた。それが価値としてあるのではないか」と嘯いていると云うから、何という自信かと驚く。アローラが最大の被害者だとも云っているようだ。

アローラばかりではなく、インド人のIT関係の人物は、破天荒に優秀な人材が多いようだ。IT教育はすでに幼稚園の年長組から授業を始めとか、幼稚園で九九、小学生になりたてで、3ケタの掛け算を教えるという、インドの数学における公教育のあり方が関係していると云うが、果たしてそれだけのことだろうか。

その後も、インドは、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)をも凌ぐという、インド工科大学の存在が大きいと云われているが、果たして、日本に置き換えてみても日本がその後塵を拝しなければいけない位に優秀だと言うことなのだろうか。

事実、IT分野でインド人のCEOが増えている事実は紛れもない。インドは世界屈指のIT立国だとされている。インド工科大学を出て、海外に留学し、更に能力を高めるとのことだ。そんな、専門性が高くプロジェクトを統率できる高度IT人材はインドに302万人いるとのことだ。これは日本の4倍以上だという。インドの人口は日本の10倍いるとはいえ、事ITに関しては脱帽という所だろうか。

ともあれ、アローラに関する、これからの調査の行方が気になるところだ。私は何もソフトバンクのステークホルダでもないのだが、たまたまスマートフォンの通信会社としてソフトバンクを選んだだけなのだが、それでも、そんな多額な金をアローラに支払うくらいなら、もっと通信費を安くしろと心密かに考えていたからだ。

アローラの退任に不透明な部分があるのか、カリスマ孫の急な変心だけが理由なのかといったことが追求されるのであろうが、昨今の財務省理財局による森友学園公文書書き換え事件や、相撲協会の隠蔽体質などを鑑みると、日本人の手で、こう言った不祥事を詳らかにすることは至難の業では無いかと思う。

一方では、ソフトバンクはサウジアラビアと共同で10兆円規模の投資ファンドを立ち上げている。こう言ったグローバルな視点は、並の経営者では及ばないことかも知れないので、畏敬の念と共に、どのように転がっていくのか、ということが、社長を禅譲する、いや続投すると、気ままにころころと変わる事との整合性が付かないのだ。

ほかにもソフトバンクが保有する中国アリババの売却など、孫が目指す、企業(経営者)感はどの辺にあるのか、今ひとつ読み切れないところがある。

【古今和歌集】

394.山かぜに桜ふきまきみだれなん 花のまぎれに君(立)とまるべく (僧正遍昭)



(君と立とがあるようだ。、立ち止まるのが君と云う事だろうか)





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Last updated  2018.03.28 17:30:19
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