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2018.04.04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は、昨日のゴルフで疲れたのでウォーキングは中止し、休養をとった。
連れ合いと共に、戸籍関係で奔走し、薬局でドリンク剤を買った。最後にイオンでジャンボミニを買った。もう5億円は要らない、5000万円くらいで良いだろう。

***

「善玉炭素」が彩る新産業という記事が目を引いた。
コレステロールに善玉と悪玉がある事は知っているが、炭素にも善玉とは、という気持ちだった。

炭素と云えば、直感的には燃えるものを思い出すが、一酸化炭素(CO)、二酸化炭素(CO2)と酸素との化合物で、一気に死ぬのが一酸化炭素、地球温暖化でじわじわと人類を滅亡させるのが二酸化炭素という所だろうか。

炭素が強固な結合をするとそれはダイアモンドになり、こちらはいっぺんにニュアンスが違ってくる。直感的にそんなことを思い浮かべながら読んでいくと、やはり、脱二酸化炭素の話のようだ。このCO2の排出を大幅に抑えようとする取り組みが「脱炭素」(decarbonization)と言う形で進行している。

以下は読んだ内容を適当につまみながら書いていく。

地球温暖化防止のために、CO2を減らそうとの動きが世界の潮流だ。カーボンフォビア(炭素恐怖症)と云う言葉があるのだそうだ。日本でも先週、パナソニックが横浜市の工場跡地を再開発したスマートシティーを発表した。CO2の排出を2005年比で4割減らす計画だという。



RE100はイギリスのNGOが主宰し、既に130社以上のグローバル企業が加盟している。その中で、日本企業は今のところ6社だ。日本政府もエネルギー長期戦略で、「日本の主力電源は再生エネルギー」とするようで、脱炭素へは強い心構えだ。

日本では、福島イノベーション・コースト構想で、浪江町に世界最大級の水素製造工場の建設を開始し、再生可能エネルギーから水素を生み出して、CO2排出ゼロを目指している。なお、沖合には、既に、世界初の浮体式洋上風力発電が本格稼働している。

調査会社のブルームバーグによれば、世界の再生エネルギーへの投資額は2017年に3000億ドル(約32兆円)を超え、同年から2040年までの累計額では火力発電の4倍にも増える見通しだという。

しかし、CO2削減の流れは火力発電機器の受注減となり、之までの大手企業である、アメリカのGEとか、日本の三菱重工などの経営を揺さぶっている。
炭素を燃やす文明は原点なのだが、今や炭素=悪といった風潮が蔓延しているのだ。

政府が進める脱炭素の方向は、エネルギー源として水素を生み出しとあるが、水素を製造するには、低品質の褐炭などを原料とし、燃焼させて生じるCO2を地中に埋め固めるというものだ。
勿論、植物が行っている光合成を模して、空気中のCO2を水素に作り替える取り組みも検討中だという。どれも技術的に難かしい上、コストも掛かるので、完成は2030~50年代と言う事になろう。

いずれにせよ、近い将来には、炭素を用いて、飛躍的な技術革新が起きそうだということだ。

エネルギー以外の、素材分野でも炭素が果たした働きは大きい。人工甘味・調味料、ナイロン、プラスチック、液晶ディスプレーなどの全ての主役元素は炭素だということだ。また、現在も、医薬品における低分子化合物からバイオ技術を駆使した高分子化合物への進化は、即ち炭素が大いにかかわると云う事に他ならない。

電子材料の発光ダイオード(LED)は有機ELへと置き換り、その有機とはつまり炭素だ。自動車でも炭素繊維が使われ、排ガスの熱を電力に変える「熱電変換」も材料は炭素系だ。EVに使われるリチウム電池も電極には炭素使われる。車のエネルギーがガソリン(炭素)から電気に変わっても炭素が使われると云う事だ。

元素記号で云えば、19世紀まではFe(鉄)の時代、そして、20世紀はSi(ケイ素)の世紀だったと分析している。20世紀のケイ素は、コンピューターに使われる半導体の元なのだ。(私などは19世紀を生きたようなものだ)



これからの時代は、炭素を有効に操り、活用する「練炭素」だというのだ。過去も炭素だったが、CO2排出の元凶として嫌われている現在の炭素を、頭を使って、次世代に活かせと云う事なのだろう。

地殻に存在する炭素は重量比で全物質のわずか0.08%しかない。だが、そこには「悪玉」と「善玉」の顔があり、善玉は人類史を大きく、発展的に塗り替える可能性を秘めていることを記憶しておくべきだろう、という締めくくりであった。

【古今和歌集】

400.あかずしてわかるゝ袖の白玉を 君がかたみとつゝみてぞいく (読人しらず)

名残惜しく別れる袖に光る白玉(涙の玉)を君の形見として袖に包んで行こう






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Last updated  2018.04.05 15:55:01
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