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2018.04.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは東大寺公園に出て、第2中学から島本高へ回り、島本駅を経由して帰宅した。
姉や、私の原戸籍を取りに市役所回りをした。本籍地の移動の度に取り伸さなければ、一貫性が分からず、結構面倒な仕事である。

***

世界最大のSNSであるフェイスブックの情報が流出して1週間が経つ。あまり関係が無いのかと見過ごしてきたが、日に日に記事が増えてくるので、一寸振り返ってみた。

事の発端は、4月5日の新聞トップ記事だった。イギリスのコンサルタント会社によって個人情報が不正に入手されていて(3月)、その数が8700万人に上ると云う事だ。世界で、20億人がフェイスブックを使っているとかで(私もカウントされているのだろう)、悪用されるリスクがあるとのことだ。何やら、日本でも、10万人程の個人情報が流失した可能性が指摘されている。東南アジアでも然りだ。

情報を垂れ流したのは、フェイスブックに情報管理を約束していた研究者(大学教授)と云うから、飼い犬に手をかまれた感があるが、それにしても、危機管理のあり方がずさんであったと糾弾されている。ユーザー保護という認識が希薄だったと云う事で、この点はCEOのザッカーバーグも認めて謝罪している。ハーバード大卒の33歳の気鋭だが、このような事態は想定していなかったようだ。

コインチェックが流出したことがあったが、ネット環境下では何が起こるか分からない。自分の情報など、たいした情報で無いと思っているが、それでも悪用されたらたまったものでは無い。どういったことが起こっているのかはよく知らないが、何やらうさんくさい。

何でも、フェイスブックを通じて情報を収集し、AIで分析し、選挙時の投票行動に影響を与えて、トランプを当選させたとか、ロシアが選挙に介入したのもフェイスブックの弱点を突いたものだとの疑惑なども取りざたされている。なんだかピンとこないけれど、事の重大性は伝わってくる。

私などは、名前や、付属情報などは伏せているが、通常は本名を明かし、且つ個人情報も割合正直に載せている人が多いようだ。4社から成るGAFAの一角を占めるIT巨人の事だけに、この情報化社会にもたらす影響は甚大のようだ。「友達が待っています」などといった顔付きのメールが、際限なく届くので、何やら鬱陶しくもあったが、そういった情報を狡猾に使えば、脅威になることもある程度は想像できる。



ヨーロッパでは、個人情報に関して、「一般データ保護規則(GDPR)」を新規に制定して、違反者には高額の罰金を科すことに決めている。どうやらフェイスブックもこの規則に抵触しそうだとのことだ。

どういった悪用なのかという例で、ロシアがフェイスブックを利用して偽情報を流しトランプ有利に導く心情操作を行ったというのだ。この偽情報で影響受けた人は最大で1億2600万人になるという。何がどう影響するのか、我が身に当てはめても、少々理解に苦しむのだが。

対策は既に採られていると云う。その1つに、外部企業の広告掲載側は、「いいね!」等のクリックで、消費者の嗜好を集中分析して、それに符合する広告を打つなどの手法を採っているがこの手法は中止するとのことだ。

停止の中には、電話番号や、メールアドレスも含むとしているが、当然のことでは無いかと思う。最近では、小学校のPTA間の連絡でさえ、極めて限られた、情報伝達の前後の対象者のものしか掲載しなくなっているのだから。不特定多数に無秩序に披瀝することの危険は当然のことだろう。

ザッカーバーグは、10日、アメリカの公聴会に呼ばれ、「サイトが悪用されたのは、私の過ちであった」と謝罪したようだ。自身が直接悪事に荷担したわけでは無いが、「(サイトの)悪用について十分な手を打てていなかった」という点を認めたのだ。

フェイスブックは、彼が大学在学中に、ハーバード内の学生の交流が簡単で、円滑に行われることを意図して作ったもので、作成当時は好評で、他大学からも使いたいとの要望があり、やがて世界中に敷衍し、今日に至ったわけだ。確かに根本理念を見ると、世の中に存在知る自分の知り合いを(友人)手軽に探り出せるという点は、便利であり、今や20億人が使用するにまで発展しているのだ。

現在起こっているような悪用のケースは、当初考えられなかった事も理解は出来る。様々な使われ方で、個人情報が、自分の意図した範囲を超えて、知らない間に流れていっているのだと感じることは、とても大切なことだ。

SNSはフェイスブックに限られたものでは無く、様々な交流サイトがあるが、1度振り返って、利便性と安全性を評価し直してみるチャンスである。

ザッカーバーグも今後は安全性に力を入れるとしているが、掲載する広告を絞り(全く無くさないまでも)込むことは、経営負担も増大し、苦境に陥ることは、見え隠れする。今後は、利用者が不要とする広告は設定で止めることが出来るようにするようだ。

GDPRの規制(個人情報の第三者への流出への法的規制)も、やむなしと認めるしかないわけだ。今焦眉の急としているのは、アメリカの中間選挙で、従前のようなフェイクニュースで、不正な誘導が起こらないようにすることだという。悪くすれば巨額の制裁金を課せられることもあり得るようだ。

こんなことを書いていても、そのことの重大さを、身を以て感じることが出来ないままだ。ネット社会(ITの世界)には一体何が潜んでいるのだろうか。



407.わたの原八十島かけてこぎいでぬと 人にはつげよあまの釣舟 (小野たかむら朝臣)

広い海を、たくさんの島々を目指して漕ぎ出して行ったよ、と都にいる人々には告げてくれ、漁師の釣り船よ

(流罪で行く身を漁師に託して、都の人達に取り繕う歌だ)
百人一首でこれも有名だ。





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Last updated  2018.04.13 13:43:13
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