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2018.08.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは上牧駅裏から上牧小学校までで、帰りはシャルマンを通った。
中学校サマースクールの2日目だ。1日目よりは少なめだったが、皆真面目に宿題に取り組んでいた。
明日のゴルフに備えて、昼食はステーキを食べた。

***

ベネズエラではついに、大統領暗殺が計画されていたようだ。幸い未遂に終わったが、暗殺という言葉は、今時かなり衝撃的だ。
しかも、この暗殺に使われたのが、銃や毒物ではなく、ハイテクの申し子ドローンだと言うから時代を感じさせる。

容疑者6人が拘束されたが、その中には2017年に軍基地襲撃事件に関与した疑いがあるという。

事件は、4日午後にカラカス市中心部で演説していたマドゥロ氏を狙ったものだ。ドローン2機にプラスチック爆弾を搭載し、襲わせたようだ。1機は空中で爆発し、もう1機は近くのアパートに墜落したという。ドローンの操縦に長けていなかったのか、ドローンが、良くなかったかだろうが、はたまた別の意図か、何やら稚拙さを合わせて感じさせる。

この、ドローンは世界最大手の中国DJIが製造した大型機で、映画撮影などに使われ、重量物を運ぶことが可能だ。目新しい攻撃のようだが、実は、民生用のドローンを使ったテロは世界中で警戒されている。


狙われたマドゥロが曰く、狙ったのは、ベネズエラの極右組織とコロンビアのサントス大統領が関係していると主張するが、勿論、コロンビア政府は否定している。アメリカもこの暗殺に関与しているのではと言うのが、マドゥロの主張だ。一方のアメリカは、勿論否定しているし、逆にマドゥロがでっち上げたものだとの反論をしている。そんな根拠の1つは、消防士が話した「実際に起こったのはアパートの建物内部にあったガスタンクの爆発だった」と云う証言だ。それも詳しくは分からない。

また、政権に反対するベネズエラの右翼勢力が攻撃をしてきたとする見方もあり、混沌としている。実際に実行したのかどうか疑わしいが、「Tシャツを着た兵士たち」を名乗る詳細不明の団体がソーシャルメディア上で犯行声明を出している。こうなると、暗殺計画(実行)事態が疑わしいものになる。(一体どっちなのだろうか)

マドゥロは、故ウーゴ・チャベス前大統領の路線を受け継いできた反米左派だ。2013年以来、反米は勿論民主主義の軽視や人権侵害で、世界中の多くの国々から非難されている。
この攻撃で、最高裁が、野党のボルヘス元国会議長に対する拘束命令を出したり、別の野党議員を拘束したりするなど野党側への取り締まりを強めている。何故最高裁がそういった拘束命令を出すのか、と言う事になるが、どうやら日本などで考えられる民主主義とか三権分立などは無視されているようだ。

そんな中、警察のヘリコプターが最高裁を攻撃する事件が発生している。マドゥロは「米中央情報局(CIA)とつながりがあるテロリストの攻撃だ」と断言したが、どうやらこれも、反政府デモの鎮圧などの口実作りや、政府が憲法改正の手続きを強引に進めるなか、これを正当化するための「自作自演」の疑いがあるとの声も上がっている。

こんな風に見ると、今回の暗殺計画はマドゥロが仕掛けた自作自演という匂いがしないでもない。チャベスほどのカリスマ性が無いマドゥロは、独裁化への安易な演出をしたのかも知れないと云う事だ。
何しろベネズエラに関しては、何が正義で、どの発表が正しいのか現在の所よく分からない。

過去を振り返ると、チャベスの後継としてマドゥロが政権について1年目の2014年に反政権デモが起こり、死者40人超を出している。その後も、こう言ったデモが頻発して、それを抑えるために武力行使を平然と行ってきた。そんな中、殺人事件は急増して、チャベス政権を熱狂的に支えてきた貧困地区の住民でさえも、抗議の声が広がっている。

マドゥロに真っ当な統治能力があるとは思えない。そんな、ベネズエラで、国民が不満を募らせる背景には、治安の悪化に伴って、物資の不足が深刻になっている事情がある。主食アレパの原料の粉や砂糖は元より、医薬品の不足も甚だしいようだ。

そして、アルゼンチンは今、ハイパーインフレだ。インフレ率は年率1万3000%を超え、物資不足はさらに深刻化する。1カ月で物価は2倍に跳ね上がった。世界最大級の原油埋蔵量を有し、かつて中南米有数の豊かな国だったのに何故という気がする。

現在の状況が報道されていたが、それによると、銀行では、ハイパーインフレに紙幣の印刷が追いつかず、口座にお金があっても引き出せない状況だというし、インクや紙といった物資がないため切符を発券できず、地下鉄の駅では、人々が何も持たずに改札を通過し、実質無料で鉄道を開放する状況が続いている。



2017年の大統領選で、マドゥロは、自らに有利になるように、憲法を改正し、自分の周りを支持者で固め、反体制世論を抑え込むため、野党政治家や軍人、デモ参加者の市民らを逮捕・収監したりと、やりたい放題だった。
この6月には、政府は経済活動をボイコットしているとして過去10カ月で約800人以上を逮捕したと発表した。(これも、単に、政権の意に沿わぬため拘束されている人々が多く含まれている可能性が高いとされる)また、マドゥロ政権では政治犯の数が約300人に上るまでになった。

不正な選挙後、独裁を決定づけたマドゥロは、自らを含み政権担当の富裕層には、法外な定価(最低賃金の4倍)の食物に群れる一方で、カラカスの大通りから一本道を外れた路上に溢れるゴミの中から食料を探す人もいるというのが普通の光景になっている。

それでも政府の弾圧を恐れる市民に本格的なデモを起こす力が無いようだ。国を見限った国民は、周辺国へ、難民となって流出する状態が続いている。
こう言った流れを見ていると、早晩マドゥロの行く先は見えているようでもある。


【古今和歌集】

513.朝な朝な立つ川霧の そらにのみうきて思ひのある世なりけり (よみ人しらず)

毎朝たつ川霧が空に浮いているように、私の心もぼんやりと浮いてばかりいて、辛い思いを続ける恋人との間柄なのだ





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Last updated  2018.08.17 10:38:11
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