新生のらくろ君Aの館

新生のらくろ君Aの館

PR

×

Profile

のらくろ君A

のらくろ君A

Comments

GX革命の旗手久保田玉鋼最高峰@ Re:第4の革命(カーボンゼロ):GXの衝撃(07/24) ルパン三世のマモーの正体。それはプロテ…
マイコ3703 @ 思わず初コメしちゃいました(*^^*) 私もブログを書いているんですが内容が偏…
のらくろ君A @ Re[1]:海の大動脈活況(シンガポール)(06/08) やーやさん そう、アクリル画でしたね。 …
やーや@ Re:海の大動脈活況(シンガポール)(06/08)  私もお名前書き間違って、女流画科さん…
やーや@ Re:海の大動脈活況(シンガポール)(06/08) 素敵な「ひつじ達とお散歩」は ポスター…

Favorite Blog

のらくろ君 のらくろ君さん
八十艮の広場 八十艮7633さん
ようこそ ばあこ … ばあこ5577さん
こんにちわ♪ kalunguyeyeさん
何の日=つぼんち16 つぼんち16さん
2018.08.25
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは大阪染工から宝寺踏切までで、帰りは島本駅を通った。

***

海に漂流するプラスチックが問題になっている。太平洋のカリフォルニア州沖からハワイ沖に、海を漂うプラスチックごみが集まる「太平洋ごみベルト」と呼ばれる海域があるという。そのごみの総重量は約7万9000トンにも達するのだとか。中でも日本製のものが30%を占めているのだという。その殆どが、直径5mm以下の細かく砕かれた微粒子「マイクロプラスチック」で、魚などの体内に入り込んで、生物や生態系を壊すと懸念されている。

その数1兆8000億個が日本の面積の4倍を超えた160万平方kmに渡って漂っているのだ。昔の工業地帯に面した海ならいざ知らず、綺麗な砂浜の向こうにはそのようなごみが漂っていると云う事は想像したくない。

宇宙にはスペースデブリ、海にはマイクロプラスチックが人間の環境を破壊しているのだ。このプラスチックは生態系への影響が懸念され、国際的な問題となっている。

プラスチックが登場して以来生産された量は83億トンに上ると推計され、このうち63億トンがごみになり、うち79%が埋め立て地や自然環境に蓄積されているというデータがある。そして、海に流れ込むプラスチックごみは現在、毎年1300万トンに上るとみられている。そう聞くと太平洋ごみベルトはそのほんの一部でしかないようだ。

こうした環境への配慮から、スターバックスはプラスチック製のストローなどを段階的に廃止する方向だというし、アメリカの最大手スーパーのクローガーはプラスチック製の使い捨てレジ袋を2025年までに廃止し、再利用できる袋に切り替えるとしている。同社はグループで年間60億枚のプラスチック製レジ袋を使用している。
その他の多くの企業も、之に追従する動きを見せているが、まだまだ十分とは言えない状況だ。

欧米では、プラスチックの使用の規制が強まっている。EUは2030年までに、使い捨てプラスチックの使用を禁止する方針を打ち出した。既にフランスなどでは、国がレジ袋などの規制に乗り出しているようだ。アメリカでは、法的な規制はまだのようだが、カリフォルニア州では、自主的に独自にレジ袋を禁じている。



ここで思い出したのだが、サウジアラビアのジェッダにいたときに、運転手をしてくれていたハッサンが、レジ袋が舞い散り、壁にへばりつくのを見て、ジェッダの名所だとうそぶいていたのを思い出す。
何かと便利なレジ袋だが、環境への理解度が追いつかないと、世界レベルで、軽減したり、置き換えたりすることは、非常に難しいことだろう。

アジアの石化会議でもこの問題は取り上げられている。アジアは一定の購買力を持つ中間層が多くなり、レジ袋などプラスチック製品を使うケースが多くなっている。

そんな中、海中などに流出しても分解するプラスチックがあるという。「生分解性プラスチック」と呼ばれるもので、微生物と酵素の働きによって最終的に水と二酸化炭素にまで分解されるのだという。回収や処理の手間が要らなくなり、環境を汚さない優れものだ。

こう言った生分解性プラスチックは、雑草の生育防止や、保温に使う農業用のフィルムなどに使われている。更に進んで、食品用の容器などへも応用が進められている。群馬大や東大、カネカなどで個別の製品について研究開発が進んでいるのだ。

海に捨てられたレジ袋などは、表面に微生物などが付着して重くなり、海底に沈んでしまう。之までの生分解プラスチックの多くは、土の中や、コンポストなどで分解は進むものの、海中では分解されにくく、東工大が東京湾で海底調査を行った結果では海底の泥の中に身分会での頃生分解性のプラスチックが多く含まれていたという。

群馬大では、酸素の少ない海底でも分解できるように、嫌気性の条件下で、つなぎ目が切れるような材料をプラスチックに混ぜることで、海底での分解が進むように工夫する研究が行われている。
そこで、作成したポリエステルを海底の状態を再現した水中の実験では、15日後に約7割で分解が始まったという。十分有用そうだ。しかし、レジ袋として使うためには、耐久性が求められるが、ポリエチレンとしても、ほぼ使えるような状態になったとのことだ。5年以内の実用化を目指している。

歯磨き粉や化粧品、さらには研磨剤などにも多くのプラスチックが使われている。環境保全のために、こう言ったものに使われるプラスチック製微粒子も使いづらくなっている。そこで、東京大では、植物の油などを餌に微生物が合成する生分解プラスチックを微粒子に加工する技術を開発し、化粧品や研磨剤にも使えるようにした。買い物袋や食品容器などへの応用も試みられている。
この微粒子は海水中でも分解しやすいという。こちらは3年後の実用化を目指すとのことだ。

カネカは植物の油から微生物が合成する「PHBH」と呼ぶ種類の生分解性プラスチックを開発して、生ゴミから堆肥を作る装置「コンポスト」用として欧州に販売しているという。すでに、欧州の機関から分解性能について水準を満たすとの認証を得ている。


このように生分解性プラスチックは環境保全に大きな期待が持てるのだが、課題は、耐久性とコストだ。分解しやすく作られているために、使用中に壊れてしまう恐れがあるのだ。さらに生産コストが通常のプラスチックに比べて数倍かかるとのことだ。

2017年の生分解性プラスチックの世界の生産能力は88万トンで、プラスチックの全使用料の僅か1%未満にしか過ぎない。環境への関心が高まる中、2022年には2017年の23%増の108万トンの生産が見込まれているが、まだまだ十分だとは言えないようだ。

【古今和歌集】

527.なみだ河まくらながるゝうきねには 夢もさだかに見えぬぞ有りける (よみ人しらず)

涙川で枕が流れるような辛いうたた寝では、あの方の夢なんかはっきりと見えません






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018.08.26 17:57:14
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: