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2018.09.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点迄の折り返しだ。

夕方から恒例のカラオケ大会があり参加した。3曲歌って、1曲目の(お袋さん)は申告マイナス3点で、3位となり、2曲目の「今日でお別れ」では申告通りで、1位になった。最近にない幸運であった。
連れ合いは、1曲目(なみだの操)で、見事申告点通りで、他の同率の男性と1位を分け合った。友人の場合は、2曲目(ひぐらし)で申告点マイナス3点で、3位となり、3曲目では、他の人が歌う曲について予想申告するやり方で、1人に対してぴたりと当てていた。

***

台風21号でダメージを受けた関西国際空港がやっと第1ターミナルの再開にこぎ着けるようだ。と言っても台風前のまだ4割しか運航しないようだが。しかし、当初は、途方もなく期間を要するような予想だったので、まずまずというところだ。

台風の後直ぐに北海道の地震が続いたので、ダブルパンチに日本列島はゆがんでしまった感じだ。
関空島では台風が迫ったころから潮位が高まり、通過の後には、2本の滑走路のうち南東側のA滑走路(全長3500m)のほぼ全域と、第1ターミナルビルの地下に浸水。駐機場も海水につかり、飛行機や作業車両にも被害が出た。一方のB滑走路と第2ターミナルビルはほぼ無事だったようだ。

滑走路が使えなくなって、2週間が過ぎた。最近海外に行くことも少なくなったので、関空のお世話になることも少なくなったが、11月には、大学の同期会を台北で行うとのことで、再び関空のお世話になる予定だ。少し気になる。

之までは、新阪急ホテルからの高速バスを使って、連絡橋を渡り、第1ターミナルへ行くのが常だった。今回の台北行きは、LCCを使うので、第2ターミナルビルの方から発着するようだ。第2の方は無事のようだが、いずれにしても、連絡橋を通らねばならない。しかし、その連絡橋に小型タンカー宝運丸(長さ89メートル、2591トン)が激突して、橋を壊してしまったのだから大変だ。



そして、今回の滑走路への浸水は南の島(第1期島)の方だけで、第2の島(第2期島)は高波によって浸かることはなかったようだ。各島を輪切りにした形の断面図で説明していたが、明らかに第2の方が高く、第1の方が低いのだ。勿論第1の方も、通常の(この通常というのがくせ者だが)波くらいでは、水を被ることがないように考えられていたはずなのだ。

ともあれ、そんなことで、第2ターミナルの方はさしたる支障も無く使えていたようだ。然し乍ら、これらの島へ渡る連絡橋は、1箇所しかなくその連絡橋にタンカーが衝突したのだから、全くお手上げになってしまった。文字通り関空自体が陸の孤島となってしまったのだ。関空には職員らを含めて約8000人取り残されたようだ。その後、神戸空港に繋がるフェリーなどで、暫時解放されていった。

最大瞬間風速が観測史上最大の58.1m/秒を記録した今回の台風だが、最も問題とされるのは、強風で流されたタンカーが空港連絡橋に衝突し、橋の一部が破損した事ではないか。乗員に怪我はなかったのは幸いだが、何故連絡橋の近くに停泊して良しとしたかだ。

海上保安庁の推奨するところでは、荒天時には、関空等に座礁するのを防止するために、原則3マイル(5.5km)以遠での停泊を求めていたが、然し乍ら宝運丸は桟橋から約1.3マイル(2.4km)に停泊していたという。

この辺りの海底は、砂地で、碇を降ろしても強風によって流される走錨が起こりやすいとされている。
船長がそういったことを承知していたのかどうか、もし知らなかったとしたらそれはそれで船長失格ではないだろうか。

しっかりと錨が利いていない証拠に、風がきつくなった状態で、船は風に向かって、時速11・4kmで走行し橋から離れようとしたが、叶わなかったという。海を知っている者なら、こういった事は肌で分かるはずの問題なのだが、どうして、船長は海上保安庁が推奨する停泊地を外れたのか、大いに疑問がある。

タンカーの衝突によって、道路の一部がめり込み、下り線の橋桁は水平方向に最大4mの横ずれを来たし、上下方向にも50cmの段差が生じたとのことだ。更に、上り線との間に設置されている鉄道の軌道も、約50cm横にズレたようだ。

14日には、連絡橋のうち、ダメージを受けた南側の橋桁部分は海上クレーンで取り外され、修理の後に再搭載されるようだ。昔造船時代に何度か出動を依頼したことがある最大級のクレーン船が、全長約188m、重さ約2000トンの橋桁を軽々とつり上げる様は勇壮であるし、これぞ、鉄鋼構造物を扱う本懐のような気分である。(事故が原因なのは残念だが)

橋桁の損傷は、案外と軽度だったようで、損傷を修復することで、之までは、北側の橋を使って対面通行でアクセスしていたのが、どうやら、この21日を機に全面通行できる見通しのようだ。鉄道橋桁についても想定よりも損傷の度合いが軽微なようだ。ジャッキなどを使ってずれた鉄道橋桁と支柱を戻し、溶接の後、架線の張り替えや試運転を経て、18日から平常ダイヤで運行を再開するという。

当初は、修復工事が長期間に及ぶとみられ、全面通行のめどは立っていなかった。当面は無傷の上り線を片側相互通行で凌ぐ程度にしか考えられていなかったのだ。現在の見通しでは、鉄道も同時に通行可能となる見込みだが、何故か自家用車だけはもう少し時間が掛かるという。何故同時に通行できるようにならないのか、これも又不思議である。


関西エアポートは高波対策にあたり、「50年に1度に相当する高波が来襲しても、波が護岸を越えないようにコンクリートを継ぎ足した等としているが、何処まで対策していたのだろうか。
気圧の低い台風21号が太平洋上で海面を最大1メートル以上吸い上げながら進んだと言う事も分かっている。台風は常に低気圧で、このような現象は当然想定内のはずだったのだが。

また、これらの島は、埋め立て故に毎年幾分かずつ沈下しているという。関空を、土木工事(埋め立て)にするか鋼製のポンツーン型で浮体構造物として造るかについては計画段階で議論になったが、メンテナンスを考えてか、土木工事に軍配は上がったのだ。よもや沈下を見過ごしていたわけではないだろう。

今回の事故はあまりにあっけない対外玄関口の空港の脆弱さを露呈してしまった。2017年度の関空の総旅客数は2880万人で、うち52%が国際線を利用するインバウンド(訪日外国人)であり、また関空の2017年度の貨物取扱量は85万トンを超え、国際貨物が95%以上を占めている。

国が進めるインバウンド増加がこう言った脆弱な施設を基盤としていることに少々不安を感じる。


【古今和歌集】

547.秋の田のほにこそ人を恋ひざらめ などか心にわすれしもせん (よみ人しらず)

秋の田の実る穂が色づくようには、色に出して君を恋しはしないだろうが、どうして心に忘れるでしょうか





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Last updated  2018.09.17 16:00:46
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