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2018.09.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは高浜堤から河口32.0km点迄歩いて帰りはシャルマンを通った。
早朝から、孫の運動会に行った。9時始まりだが、席がなくなるとのことで、8時には着くように姫に送って貰って出掛けた。去年までは、校門は閉まっていたのだが、今年は既に空いていた。
席に着くと、年長者の最前列や2列目は既に一杯だ。端の2席が辛うじて空いていたので、そこに座った。

隣には、小物が置いてあって、塞がっていたが、その人は、最後まで現れなかった。何ということだ。
個人走とリレー、沖縄の踊りと孫の出番は飛び飛びだったので、最初から最後まで観戦した。
学習会に来ていた子供達も居たので、結構色々楽しめた。
そんなことで、町内の昼食会は欠席した。

姫夫婦は野外コンサートに出掛けた後、夜行バスで湘南へ帰って行った。

***


ギリシャ神話と日本の神話、時にインドや北欧の神話も絡ませて、それに関わる絵画を併せて紹介している。

元々神話は好きな方で、超自然的な話で、世の中の流れを纏めようとするのがどことなく興味深い。何といってもギリシャ・ローマ神話が、楽しく感じる。西洋絵画の展覧会や、その後の宗教画には、これらをモチーフにしたものが案外多く、絵画そのものの味わいよりもその奥に隠されたものを感じるのがより楽しい。

ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」はそんな神話の筆頭に掲げられていた。ヴィーナスは良く知られる、恋愛・美・豊饒の女神で、ゼウスとディオネの娘とされるが、海の泡から生まれたともいわれる。ギリシァのアフロディーテーと同じとされ、金星に名を残している。また、ウェヌスというのも同じ神のことだ。

世の初め「カオス」(混沌)が生じ、そこに、大地の神(母なる)ガイアが生まれたとある。カオスやガイアの前はとなると最早記述はない。ガイアは、(独力で)で、ウラノス(天)とポントス(海)を生んだという。この辺りが地球の起源というところだろうか。

このガイア、事もあろうに息子ウラノスと交わり、クロノスを生み出した。この時、同世代のオリンポス12神を生み出している。同時に、次々と奇っ怪な姿の子を産んだとされる。曰く1つ目の巨人キュクロープス、曰く50の頭を持ち、100の腕を持つ3人の巨人ヘカトンケイル(コットス、プリアレス、ギュゲス)などだ。

この醜悪な姿を嫌った、父ウラノスは子供虐待した。加えてウラノスは好色であったとも伝えられている。こう言った所は、いくらでも追補できるわけで、ウラノスは天の神であると同時に人間に諸悪を伝える神であったようだ。ウラノスの所業に怒った、ガイアは息子クロノスに鎌を与えると、意味を察した、クロノスは、父親(ウラノス)の一物を切り、海に投げ捨てたのだ。そこから出た白い泡(アプロス)から生まれたのがアフロディーテーと言うわけだ。因みにしたたり落ちる血から生じたのが復讐の女神たちで3人1組でエリニュスといい、また、巨人ギガンテスもこの血から生じている。

親子の交わりによる、奇形や、虐待の根源、ウラノスの白い泡にガイアが関係していることで、アフロディーテーの両親が、ウラノスとガイアであることを暗に示していること等など、様々な憶測を醸し出すようになっている。こういった所が、神話の面白さだ。

アフロディーテーは古来から美しい女性の象徴、美の最高峰のように云われ、かのミロのヴィーナスの彫刻を生み出さしめ、それに長蛇の列を作った訳だ。神話と現実の世界がこういった所で繋がるのは、芸術という名の伝記がそれをさせているのだと考えると、古典絵画も表層的な表現を楽しむだけでなく、奥深く入っていけるような気がしてくる。

この、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」はアフロディーテーがキュプロス島(キプロス)に上陸した場面であり、画面右で布を掛けようとしているのが、花の女神フローラで、画面左部分には風に乗り、花を蒔きながら西風の神ゼフロスとその妻が配されている。
美しさの裏には、このようなどろどろとした犯罪のにおいがしているというのも神話を知って初めて理解出来ることだ。ルネサンス期の人たちは、アフロディーテーを美しく仕上げることで、過去を美化しているのではないだろうか。

と言った具合に全てが、神話から生じている。



ローマではこのクロノスはサトゥルヌスと呼ばれている。(ローマ神話では該当する神がないために、サトゥルヌスをもってクロノスに替えたとし、実際には全く性格を異にする神であるともいわれる)この名前で思い浮かぶのは、ゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」だ。子供食べる親、何とむごく、奇想天外だと思うこの絵も、神話を学ぶと見えくる。

父を弑したことで、得た王位だが、そのことが彼の気持ちの中で尾を引いていたのであろうか、自分の子に殺されると言った予言を受けて、生まれた子を次々に飲みこむ姿が、この絵画なのだ。親を殺した報いとも云うべき結果が引き起こした、凄まじい内容が、描かれているのだ。

同じ題材をゴヤの先人であるルーベンスも描いている。

このクロノスの狂気から逃れたのが、神々の神(最高神)と言われるゼウスだ。やっとこさゼウスが出てきたような気がする。

まぁとにかく、ギリシャの神の名前は難しく、特に日本語(カタカナ)にすると、余計煩雑になる。又別名を持っていたり、それがローマに伝わったときに違う名前で呼ばれたりと、とにかく、同じ神かどうかを同定するのに時間が掛かる。



ホメーロスの記述にみるゼウスは、2つの異なる姿で描かれている。一面ではゼウスは弱者の守護神、正義と慈悲の神、悪者を罰する神としてあらわされる。しかし同時に、次々と女性に手をだしては子孫を増やし、不貞を妻に知られまいとあらゆる手段を講じる神としてもえがかれている。

とこう言った具合だから、世の中が混沌とし、更に果てしない広がりを見せたのはガイアを初め、ゼウスなどが預かってあまりあるのかも知れない。

因みに、アフロディーテーも又、恋多き女神で、鍛冶の神ヘパイストスを夫としながらも戦いの神アレスを初め様々な神と浮気をしている。とまぁ際限が無い。
またの機会に

【古今和歌集】

553.うたゝねに恋しき人を見てしより ゆめてふ物はたのみそめてき (小野小町)

うたた寝をした時に恋しい人を見てからは、「夢」というものを頼みにするようになった

(うたたね ・・・ 仮寝)





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Last updated  2018.09.24 17:42:51
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