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2018.12.08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは西国街道を梶原高架下まで歩いて、帰りはマンボウを通った。
今日は中学校の土曜スクールだ。最大時8人ほどが学習した。殆どの子に声を掛けた。もう少し集まってくれば良いのだがという話になる。

学習会を終えて外に出ると、天気が良い。連れ合いと丹波路をドライブした。一般道を通って、亀岡では道を誤って、無駄道を走った。更に丹波篠山市と名前を変える篠山では、大きく通り越すなどがしたが、ドライブなのでそれで結構楽しい。連れ合いは篠山の中心の蔵という酒屋で清酒を2本買った。そして、弐拾六で蕎麦と鯖寿司を頂いた。朽木の蕎麦屋より安くて美味しかった。

用もあり、疲れたこともあって、緑地公園でのしまもとcocoro忘年会には顔だけ見せて失礼した。

***

武田薬品がアイルランドの製薬大手シャイアーを約7兆円で正式に買収した。(買収完了は2019年1月8日)先ずその額に驚く。之で両社の売上高は単純合算で3兆4685億円のメガファーマ(巨大製薬会社)になるのだ。勿論日本一の製薬会社になるわけだが、それでも製薬会社としては世界第8位で、トップのロッシの6割弱の規模と言うから、製薬会社の規模に又驚く。

勿論日本企業として過去最大の買収だ。買収によってもアメリカや欧州、日本及び中国の主要市場から独占禁止法上問題ないとする承認は取得されている。

シャイアーは1986年の創業で、血液や免疫系の難病や、患者数が少ない血友病など希少疾患の治療薬や血液製剤に強みを持つ。一方の武田の得意分野は「がん」「消化器」「精神神経」の3つだが、買収によって、第4の柱として希少疾患を加えることになる。
また、シャイアーは、開発が最終段階にある新薬候補を複数持ち、遺伝子治療の分野も得意としている。



武田薬品はシャイアーの買収に必要な資金を調達するため、米JPモルガン・チェース、三井住友、三菱UFJの3銀行から最大308億ドル(約3兆4500億円)の借り入れを行うことになっている。また、2018年度中にも最大200億ドル(約2兆2000億円)規模の社債発行を検討している。国内企業としては最大規模の発行額となる。

武田の有利子負債が買収前の約10倍の5兆円4520億円超に膨らむことになり、この大型買収(M&A)は大きなリスクを伴うことになる。シャイアーの取締役会このオファーを企業価値などを過小評価しているとして当初拒否したし、創業家出身の武田国男元社長が反対を表明している中、株主の過半を占める機関投資家が賛成し、株主総会では3分の2以上(88%以上とも)の賛同(シャイアー側も最終的には同意している)を得たという。

このように買収には財務的なリスクが伴うものの、武田としては、そういったリスクを負ってでも勝負に出ざるを得ない状況に追い込まれていたということだ。ここ数年は低収益のあえぎ、長らく自社新薬も出せていないのだ。そんな背景の下、株主は成長戦略としてシャイアー買収を支持するという選択に至ったようだ。

株主総会では事前に株主から受けた質問に対する回答が発表された。有利子負債の削減計画については、買収から3年後には統合によるコスト圧縮効果が年14億ドル(約1600億円)に達することや、非中核資産の売却を進めることが説明された。

詰まるところ、買収の成否は収益を生む新薬を創出できるかにかかっていて、規模の拡大を新薬開発に結び付けられるのか。統合後の成長戦略が注目されることになる。

武田薬品の社長はクリストフ・ウェバーで、フランス出身だ。日産のゴーンと云い、どこも大きな話題を提供するのは外国人(フランス)がトップの会社であり、共に巨額の年俸を得ている。
因みにウェバーは年10億円を超える役員報酬を受け話題となった。

ウェバーはこの買収で、年間4000億円以上を研究開発に投資する事が出来る体勢となる事を強調し、世界のグローバル企業に対抗できるようになるとの買収の意義を説明している。
さらに、この買収を機にシャイアーの社外取締役3人を、武田の社外取締役とする事も承認されたようで、何やらどちらが主導権を握っているのか、曖昧な感じで、ともすると外国企業になってしまったのかと云った感じさえ受ける。

株主に中には買収提案後にシャイアーががん治療薬を切り離したことに対して、製品領域への不安を口にする人もいたようだ。さらには、巨額の借金を背負うことになり、本当にうまくやっていけるのかという不安を語る人も居た。

製薬会社の成り立ちとその成長の経緯は、こういったM&Aに依ることが常識的のようだ。


さらに、武田はアメリカのバイオ医薬品会社ミレニアム・ファーマスーティカルズを8800億円で買収している。ミレニアムはガンと炎症疾患の遺伝子治療を重点的に研究しており、武田の不足を補えるとしていた。

さらに、米アムジュンの日本法人を900億円で買収、続いて、スイスのナイコメッドを約1兆1100億円で買収している。

又、逆の場合もあるようだ。2016年には、武田としては主力から外れた部門を逆M&Aの形で、富士フイルムに試薬大手の和光純薬工業に売却する等の手段を執っている。

続く焦点は、大衆薬事業で、その中核が栄養ドリンク剤アリナミンだ。アリナミンが売りに出されれば3000億から5000億円程度になるはずと見込んでいる。武田と云えばアリナミンなどと云ったことは最早昔の話になってしまったようだ。
こういった、資産売却は合計金額で1兆円規模になると言った見方がある。



もっとも、アリナミン事業は株主からの支持も高い。アリナミンは数少ない一般向け商品であり、一般消費者にはテレビなどのコマーシャルで武田を身近に感じているといった感傷はあるものの、ウェバー社長は収益性の高い会社を目指すと、有名な大衆薬の切り離しも辞さない感じだ。

医療用医薬品の研究開発費は大きく失敗するリスクも大きいだけに、安定収益が見込める大衆薬事業を切り離す可能性はあるのか。注目が集まりそうだ。

【古今和歌集】

610.梓弓ひけばもとすゑ我が方に よるこそまされ こひの心は (はるみちのつらき)

弓の弦を引くとその両端がぐっと自分の方に寄ってくる、そのように引き寄せたい 「夜」ともなればいっそう恋心が増すことだ

(ほんまつ=本末・・・弓の下(本)と上(末)のこと)





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Last updated  2018.12.10 12:10:44
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