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2018.12.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点までで、帰りも水無瀬堤を通った。
連れ合いの検査前食事制限が始まっ
た。昼過ぎ元同僚さん達との会食で出掛け、その後私も参加した中学校の学習会で合流した。

学習会の後、学校の先生方と、ボランティアの間で交流会が持たれた。

***

政府は新たな防衛大綱を閣議決定した。防衛予算総額は27兆4700億円程度で、過去最大、年々額は増大してきている。時代を踏まえたサイバー攻撃などへの対応が新たに明記された。通信や電磁波、宇宙といった項目が並びだした。

戦争の形態が、変化していくのを感じるが、未だに地上ではそこここで従来兵器による戦闘が行われている。本来日本は、戦力を持たないと云いつつ自衛隊という世界的に見て平均以上の戦力を保持している。

言葉でも、積極的な防衛体制(アクティブ・ディフェンス)などと云ったものまで現れて、要は、相手が殴りかかってくる感じだったら先に殴る(攻撃する)これも又防衛なのだというわけだ。何が攻撃で、何が防衛なのかその境すら不明確になってきた。専守防衛という言葉は実施逸的に骨抜きにされてしまったようだ。

そういえば過去のモリカケ問題でも、真摯に、丁寧に説明すると云いながら、はぐらかし続けてきたように、言葉の遊びでしかなくなってきた安倍スタンダードがここにも脈々と生きている。


・海上自衛隊の護衛艦「いずも」型を改修して空母化する
・短距離離陸・垂直着陸が可能なステルス戦闘機F35Bを18機新規導入する。F35Aを27機調達(これは5年間の中期防のみで、総合計では105機購入)
・地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」2基を整備
・中国に関し「我が国を含む地域と国際社会の安全保障上の強い懸念」と指摘する
・宇宙、サイバー、電磁波といった新たな領域への対処が死活的に重要として、最優先化
・新領域で相手の通信などを妨害する能力を保有
・「多次元統合防衛力」を構築。新領域に陸海空を含めて垣根を越える「領域横断」作戦という新対処策を提示

中国を仮想敵国とした具体的な対抗意識が、大胆に1歩踏み込んでいる。それについては中国に懸念を表明し、応じなくて、敵が攻撃してくる気配があれば、すぐさま空母からステルス機35Bを発進させてその敵陣地を破壊するという仕掛けだ。

大綱の中で、自衛隊に期待する国民の声を世論調査の結果がある。(1995年7月総理府実施)世論調査と現在では時間的なギャップはあるものの、大きく異なっているとは思えない。それによると、1位は災害派遣の66.0%だ。次いで2位は国の安全確保の57.2%、3位が国内の治安維持で33.8%、4位が国際貢献の17.3%、5位が民生協力の8.9%となっている。(複数回答可としているため、100%を越えている)

国民の期待は、災害時の自衛隊による救助活動だ。政府はそんな重要な存在価値のある自衛隊を肩身の狭いままにしておくのは良くないと憲法を改正して、位置づけをはっきりさせようと云うが、それは全くの詭弁だ。

いつでも戦える態勢を整えている。然し、実際に戦争が始まってしまうと、何もかもが灰燼に帰することは明らかなのに、そんな議論は何処へやらだ。この所同盟国アメリカが頼りにならなくなってきたことがトランプの発言や行動で明らかになってきた。何処まで自国で防衛出来るかは分からないが、とにかくトランプの機嫌を取るようにアメリカの兵器(イージス・アショアやF35Bなど)を言い値で大量に購入させられている。貿易赤字の補填が高額な兵器の購入なのはちと解せない。



過去の縛りを徐々に、徐々に緩めて拡大し、今日では何でもありの状態になってきたわけだ。口では何とでも言い抜ける、之が安倍の従来のやり方だ。国民は坐して、知らぬ間に危機の中に誘導されているようだ。

人的にも自衛官の増員を考えている。少子高齢化で、人が減少する中、待遇改善や、優遇などあらゆる手を尽くして兵隊さんを集めているのだ。実勢は、年ごとに採用数が減少していて、その歯止めはない。徐々に緊張感を高め、有事の際には、否応なく銃弾が飛び交う中に投入され、少々のことではそこが戦場などといった扱いを受けないといった状況に今の若者が進んで入ろうなどとは思わないだろう。

防衛大綱が初めて策定されたのは1976年で、米ソ冷戦野中でのことだった。最大の脅威は旧ソ連であり、防衛の根幹は全て米国に依存していた。敗戦後の経過から、戦争放棄を唱い、そんな中でもなし崩し的に自衛隊を持つまでになった。そんな中で、日本は必要最小限度の防衛力を確保することにして、防衛費も国民総生産(GNP)比1%枠が枷としてあった。

その後大綱は1995年に改訂されたが、基盤は、国連平和維持活動(PKO)への国際貢献や国内の大規模災害対応が自衛隊の新たな任務とされた。その後、2004年の改定では、国際テロや大量破壊兵器・弾道ミサイル拡散への対応などが主題であった。

2010年の改定あたりから、ロシアの脅威が低下する一方、中国や北朝鮮の存在が大きくなり始めたことに対応するようになった。対中国への備え、南西諸島方面の防衛に主眼が移行していった。平時でも有事でもない「グレーゾーン」といったことばもこの頃から使われ始めた。



そして、前回の2013年の改定では、陸海空3自衛隊がより一体となって任務を遂行する「統合機動防衛力」を掲げた。東シナ海での活動を先鋭化させる中国に備えるため、離島防衛の専門部隊「水陸機動団」の創設を明記。核・弾道ミサイル開発を進める北朝鮮に備えるため、ミサイル対処能力の強化も強調された。

といった流れを踏んでいる。そして今回の改定だ。新たに宇宙やサイバーが加わり、新たな戦場が加わったことになる。かつての日本が、大艦巨砲主義を抱え、情報や航空のアメリカに敗れた経験を持ちながら、日本の防衛力は、ただただアメリカの高価な兵器を買わされるだけで、実質的な恩恵に浴した気がしない。

それが抑止力というものだと云われ続け、辺野古の問題や沖縄の問題は忍の一字でかたづけられ続けている。此所らでアメリカの役割と日本の役割をはっきり決めて、対処すべき時なのかも知れない。

高価な兵器を揃え、ただそれが抑止力とするというだけでは到底納得がいかない。いくら高くても自国だけで完全に防衛をカバーすることが出来ないなどと言われるが、対中、対北朝鮮又対ロの諸問題で、アメリカとの棲み分けをもう少し明確にするべきではないか。茫洋とした期待の中で、蓋を開けたら(開けなくて済めばそれが良いのだが)ただ1人だったと云う事の無いようにはして貰いたい。

【古今和歌集】

619.よるべなみ身をこそ遠くへだてつれ 心は君が影となりにき (読人しらず)

あなたの所に身を寄せる場所がないので、身は遠く離れてしまったが心はあなたの影のようになったのです

(よるべ ・・・ 身を寄せてゆく所 、へだてつれ ・・・ 隔たっているけれど )





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Last updated  2018.12.21 10:22:44
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