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2019.07.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは高浜堤から河口32.0km点までで折りかえし、帰りはシャルマンを通った。
昼食や買物で松坂屋に出掛けた。夕方には孫達をイオンに連れて行った。

***

アメリカは不法移民の一斉摘発を開始したようだ。予てトランプは不法移民に対しては、排除の意向を示していて、メキシコとの国境には長大な壁を築くと云う事までやっている。
選挙公約という意味合いもあり、それを承知でアメリカの国民は結果的に彼を支持しているわけで、こうなることは見えていた。

之に対して、不法移民に寛容な「聖域都市」の自治体や移民支援団体は強く反発している。勿論当初から移民排除に反対する人々だ。聖域都市の1つ、ニューヨークのデブラシオ市長はトランプ政権が標的にしている移民は「犯罪者ではなく、米経済に貢献してきた人々だ」と擁護し、摘発を批判した。

さてどのような形で摘発が行われようとしているのか、その詳細は明らかにされていない。ともかく、裁判所から国外退去を命じられた約2000家族が対象でニューヨークやシカゴ、サンフランシスコなど著名な10都市などで行われるようだ。

之と平行してトランプはソマリア系(祖先が)の移民女性議員が、アメリカに対する批判しかしないことに対して、「アメリカを愛さないのであればこの国を去っても良いのではないか」と熱弁を振るった。

トランプは就任当初から前大統領のオバマが残した業績をことごとく覆すことに執着しているようだ。どう見ても黒人が敷いてきた路線は受け入れられないと云う事があからさまなように感じる。



不法移民というのは、主にメキシコなど中南米から正式な手続きを経ないでアメリカに入国した人々だ。既にアメリカ国内に1200万人ほどいるといわれる。当初は、母国で食えなくなった人たちが高賃金の仕事を求めて越境してきた。

アメリカ人よりも低賃金で働くことを良いことに、雇用者側は、なし崩し的に採用して働かせたのだ。そして既成事実的にアメリカに居着いたのだが、それは、今なお法的には不法移民だと云う事になるのだろうか。

その後、議会の下院は、不法移民の進入の阻止と、現在の不法移民を強制送還するといった、厳しい内容の決議をした。一方、上院では、国境警備を厳重にするが、アメリカ在住期間5年以上の不法移民には罰金・税金の納入や英語の習得など一定の条件の下に、一時労働者として、引き続き滞在させ、その後正式な移民となる道を開くという寛容な内容であった。

日本も、労働力不足を補うために、移民を受け入れる方向になるようだが、当初からしっかりとしたルールの下に運用していかないと、アメリカの轍を踏むことになる。幸い周囲を海に囲まれているから陸続きの侵入は出来ないが。

アメリカでは今や最大のマイノリティーであるヒスパニックは4300万人いて、全人口の15.3%を占めている。彼らを無視することは現実的に不可能になっている。

トランプは大統領に就任前には政治的な経験も無く、軍の経験も無い。幼いときの素行も芳しくなかったようだ。然し、トランプ政権は、すぐさま瓦解するのではないかとの見方も、根強い支持者の存在で、意外に続いているのが現状だ。

移民排斥の演説も2020年の大統領選に向けて白人層の支持を狙ったものだ。現に、不法移民によって職を奪われた白人にとっては、移民排斥によって失地回復するといった意味合いもあるだろう。「移民は自国に帰れ」的発言は、人種間の対立を生むものとして、結局はアメリカ自身を窮地に追い込むことになるだろう。

ペロシ下院議長も流石にトランプのコメントを非難する決議案をまとめるとしている。白人至上主義が、如何に危ういことになるかを、予言しているようだ。

実際的な不法移民対策の手順としては、メキシコ国境に於いて、事前に他国で難民申請していない場合には、入国を許可しないという厳重な扱いになるようだ。これまで認められてきたメキシコ国境やアメリカに不法入国した後での難民申請はほぼ不可能となるようだ。

文字面だけを見れば、至極当然の処置のようにも見える。移民としてアメリカに来たいのなら事前に申請するのは当然だと思うのだ。然し、内実は違うのかも知れない。

中南米からの難民は、そういった正式な手順を踏むことが出来ない人々だろう。やむを得ずなだれ込み、そして居座ることで、既成事実を作り上げようとする、従来のやり方が踏襲されるのだろう。



移民を許可する基準を詳細に定めなければ、ドイツのメルケルが失脚したように、難民によって国内が凌駕されてしまうという危機感も頷ける。

特に南米では、独裁者のために国内は政情不安になり、治安悪化や貧困に苦しむ人たちが急増している。グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルの中米3カ国ではこの所、難民の申請が急増している。

ホンジュラス、エルサルバドルの2国からグアテマラに入って、そこで申請する人が増えている。アメリカとグアテマラは移民抑制で連携を深めている。グアテマラへのアメリカの援助が背景にある。

不法にアメリカに入国してからの難民申請は受け付けられないために、代替国としてグアテマラが安全な第三国として機能しようとしている。しかし、グアテマラの貧困率は50%で、十分に機能を果たせるかどうかは、受け入れ施設や態勢が整うことが条件となる。

グアテマラを越えた難民は、メキシコを通って北上を続ける、アメリカとメキシコは既に不法移民対作で合意をしていて、国境沿いや主要なルートには合計2万6000人の治安部隊を配置している。



【古今和歌集】

803.秋の田のいねてふ言もかけなくに なにをうしとか人のかるらん (そせい法師)

飽きたのでどこかへ行ってしまえと言ったわけでもないのに、何を嫌だと思って遠ざかっていってしまうのでしょう

(いね・・・行ってしまえ)
作者は兼芸法師とも・・・。





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Last updated  2019.07.17 09:00:31
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