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2019.07.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは高浜堤から河口32.0km迄で、帰りはシャルマンを通った。何時もと同じコースなのだが、今日は元気で歩幅が大きかったせいか、帰宅したときにはまだ8000歩に200歩足らなかった。調整歩きをした。

朝から、大阪地方・高等裁判所の見学に出掛けた。中学生の社会学習に付き合った形だ。そんなことで、小学校の学習会タケノコは不参加とさせて貰った。私としても、裁判所、まして実際の法廷を覗くことは初めてであったので、勉強にはなったが、腰紐と手錠の被告の姿を、ほぼ近くで見ることの異様さを改めて感じた。

今日の案件は、窃盗や暴力、大麻など、比較的軽度の裁判だったので、それほどの緊迫感は無かったが、之が重大事件なら、それこそ、又違った風景になっていたかも知れない。

暴行の被疑者への女性検察官の鋭い突っ込みに被告は反省していると云っていたが、果たして、どうなのかな、などとも考えたりした。

どの法廷も出入りは自由とのことで、覚せい剤事件の法廷も覗いたが、此方は腰紐も手錠も無く、審議が終わって退出したところには、仲間が大勢集まっていた。
どの法廷も裁判官の声が小さく、マイクを使っているのに、聞き取れない。更に緊迫した検察官と弁護士のやり取りも見られず、テレビで見ているのとは大いに違っていた。

見学マニアの男連れや女性の2人連れがいて、どうも、何時も来ているような会話をしていた。夏の暑いときには、適度に冷房してあって、シートもゆったりとしているので、そんな人たちがいることも頷けた。

***

土用の丑の日(27日)が近づいてきた。連れ合いはウナギが大好きで、毎年1回は必ず食べようとする。


環境省も余程暇人がいるのだなぁと感心する。後で、食品ロスを防ぐためのツイートだとか云っているが、どう見ても、食べましょうという主旨である事は明らかだ。どっちでも云い様なことを何故ツイートするかの方が問題だと思う。

ともあれ、ニホンウナギは絶滅危惧種であり2014年にレッドリストに掲載されているとのことだ。そうなれば、ウナギを食べましょう、但しロスにならないように、というのは如何にも不謹慎だというか、趣旨が一貫していない。

ウナギに関する特集記事が、日経に出ていた。年間のウナギ消費の3~4割が土用の丑の日に集中するのだそうだ。食べられるのは養殖のウナギだが、今年出てきたのは超特大のウナギで、長さは40cm近く、重さは300gと通常(200~250g)よりも大きい。新聞では2倍以上等と書いているが、それなら500gある事になり、計算が合わない。

シラスウナギの漁獲量が過去最低だったことや取引価格が高騰したことが挙げられている。この説明も、因果関係がしっくり来ないが、ともかくウナギのこと故のらりくらりしている。

1尾は5400円と通常の約3000円よりは高い。養殖時のエサを工夫するなどして、大きいが柔らかなウナギの養殖に成功したのだとのことだ。こちらの方はどうやら予約で完売したようだ。

平賀源内が普及させたというウナギだが、自然のウナギは入手しづらいので、養殖技術が進化したり輸入ウナギが入ってきたりと1990年代に大衆化したようだ。2000年には過去最多の出荷量、約16トンが供給された。

こんな経緯もあって、日本人はウナギを好み、ニホンウナギは絶滅危惧種に指定されたようだ。私はあまり加担していなかったが、連れ合いなどはどうやら加担していたようだ。

そういえば、10日ほど前に神戸で養殖ウナギ3000尾が火事で焼ける事故があった。超勿体ないという感じだ。稚魚を含めて約25000尾を飼育していたが、直接焼け死んだ、3000尾以外のウナギにも、灰などが混入した可能性があるので、出荷はしないとのことだ。

ウナギ好きの者には、「何たることを!」だろう。

現在は、中国など海外から稚魚輸入して育てているとのことだ。1kg当たり200万円と云うことだが、それが一体どのくらいに売れるものなのか、きっと高いのだろう。今年の養殖池に入っている稚魚は15トンだとか、その内8割近くが輸入物だそうだ。

一尾約200gとして7万5000尾という計算になる。逆算すると、土用に4割が食べられるとしたら、何と、3万尾が明後日には蒲焼きになっているとの事だ。今年は、それでも何とか都合が付いたようだが、来年は一層高値になることだろう。



ますます高価になっていくウナギだが、何処だったかで、よくあんなぬるぬるした物を食べられるものだと、日本人をさも悪食のように云う外国人がいたが、最近では、日本食がもてはやされ、中国人も食べ始めたようで、最早食べるのを諦めた方が良いかもしれない。

中国の2018年の蒲焼きの輸出量(加工品なのだろうか)は約4万トンだったとか。その内日本はその半分の2万トンで、これは前年並みという。アメリカや、タイ、シンガポール、更にベトナム、台湾などにも出荷されているとのことだ。

中国の対アメリカ輸出は、貿易紛争のあおりで、停滞しているそうだが、何といっても中国人がウナギに目覚めたと聞けば、最早前途は絶望的だ。13億人がウナギを食す!悲しいかなウナギは絶滅を免れそうに無い。

ウナギの生態は、よく分かっていないと、時々新聞に載る。数千km離れたマリアナ海域で生まれて半年掛けて東南アジアにやってくるとのことだ。この辺りの研究は、かなり進んでいるようで、日本から南下してマリアナ海峡で産卵し、それが、再び黒潮などの海流に乗って最遡上している。

しかし、シラスウナギの詳細な生態は、まだ不明なところがあるようで、完全に養殖して、且つコストを低く抑えるのは、まだ先のようだ。ウナギ資源の保護の国際会議も、中国は不参加だという。こんな状態だから、稚魚の密輸入も横行しているようで、クジラに次いで、日本でウナギが食卓に上らない日がそう遠くないようにも感じられる。



日本の河川もウナギが住むには不適切になってきている。どこもここも近代的に整備されていけば、蛍がどんどん居なくなるのと同じようにウナギも生息できなくなるようだ。
マグロの完全養殖に成功している日本(近大)だ。必ずやウナギも完全養殖が可能になるように頑張って欲しい。

手軽に「鰻重、特上!」と云って注文してみたいものだ。

【古今和歌集】

811.それをだに思ふ事とて 我が宿を見きとないひそ 人の聞かくに (よみ人しらず)

それだけでもと思うこととして、私の家を見たとは言わないでください、人が聞くこともあるでしょうから





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Last updated  2019.07.27 17:57:55
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