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今日のウォーキングは第 1581 日目で 8748 歩だった。
昼食と買物で松坂屋に行った。その後連れ合いは岸辺に出掛けた。
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オーストラリア東部の森林大火災は止まるところを知らないようだ。
オーストラリアと火災と言えば、それほど珍しいことではないが、今回の火災はどうやら桁違いのようだ。
この火災を知ったのは、去年の 11
月だ。記録的な干ばつが続いていたと報じられていた。オーストラリアでは例年、本格的な夏を前に気温が上がり乾燥が続くため、森林火災や山火事が起きやすくなると言う事は知っていた。シドニーからバイロン・ベイにかけての東海岸では、数十カ所で森林火災が起きているとの報だ。
今回は、火災で多くのコアラが死んだことが報じられた。最初は最大 1000 頭が死亡と言った記事だった。痛々しくやけどを負ったコアラの写真が目を引いた。コアラは、絶滅危惧種の一歩手前である危急種に分類されている。どうなるのだろう。 2016 年には、約 32 万 9000 頭のコアラがいると見積もられていたが、ここ 3 世代で生息数は平均 24 %減っていた。
それでも専門家は絶滅に向かっているわけではないといっていた。カンガルーなどと違ってコアラは、火事に遭えば、ユーカリの木の上の方まで登ることだけだ。しかし、今回のように猛威を振るう森林火災では、その行為はほとんど無意味と言える。
また、ユーカリの木自身は地球上でも特に火に強い植物に分類され、火事の直後から芽を出して伸び始める。通常の火事であれば、火が木の上まで届くことはなく、コアラが被害を受けることはあまりないのだという。然し、後にユーカリには油分が多くガソリンの木とも呼ばれているとか。
その脂分を含む木は、急速に燃え盛り、ときには爆発的に燃え広がり、あらゆる方向に何メートルも火花をまき散らすこともあるというのだ。 昨年末時点で、既に、気温が上がり、干ばつが激しくなる 1 月や 2 月にさらに状況が悪化すると予測されていた。
コアラの生息地は広く、オーストラリアの東海岸全体に沿って広がっていて、東部でコアラが生息できる森は 1 億ヘクタール以上あるとのことだ。しかし、最近のニューサウスウェールズ( NSW )州とクイーンズランド州の森林火災は、約 100 万ヘクタールに広がったという( 250 万ヘクタールという見積もりもある)のことだ。そして、この地域では、生息しているコアラの 3 分の 1 が死んだ可能性があるとのことだった。
さらに、 2019 年 12 月には、シドニー北郊では複数の森林火災が合流(おそらく 8 件以上)して「メガ火災」が発生し、制御不能状態になっていたという。
既に、これらの火災を食い止めることはできないので、気象条件が和らぐまで燃え続けるだけだとの観測がなされていた。
今年に入って、コアラの焼死は「数万匹」かとの報道が出た。いよいよ絶滅が危惧される。コアラだけではなく人も約 25 人が亡くなったとのことだ。焼失面積は北海道を超える約 1000 万ヘクタールに達し、ほかの動物にも甚大な被害が出ている。(その後東日本全域の範囲だとも)
ここに来て政府の対応の遅さに批判が出始めている。
コウモリも大量に死んでいることが分かった。何と熱で、コウモリたちが堰を切ったようにバラバラと落ちてきたという。既にメルボルン郊外の公園では気温 43 ℃を超え、 NSW 州では過去最高の 49.4 ℃を記録し、約 4500 匹(集団の 15 %)のコウモリが死んだとされた。
1994 年から 2007 年の間に、オーストラリアでは暑さのために約 3 万匹のハイガシラオオコウモリが死んだとの報告もある。推定個体数は約 58 万 9000 匹だという。
さらに、国中の野生生物が、この過酷なまでの暑さに苦しめられている。一部の動物たちにとっては、火で焼かれるのにほぼ等しい。オーストラリアには大小さまざまな固有種が生息しているが、その希少な動物たちが、前代未聞の熱波と森林火災の犠牲になっている。
コウモリは有害だというわけではないようだ。夜間に植物の種を運び、木々の授粉や森の成長を助ける働きもある。「コウモリは森を必要とし、森もまたコウモリを必要としている」とのことだ。
地球温暖化により、大規模な森林火災は以前よりも増加し、火災シーズンも長期化しているという。
さらに、森林火災で現場の上空が超高温になると、上昇気流が発生して、それとともに、煙が煙突をのぼるように吸い上げられる。上昇した空気は冷えて凝縮し、雲を形成する。雲は上へ行けば行くほど、雷を伴った嵐が起こりやすくなるということになる。
この、火災積乱雲は、通常の積乱雲と見た目がよく似ているが、いくつか重要な違いがある。 まず、負電荷よりも正電荷を帯びた雷が発生することが多い。正電荷の落雷は寿命が長く、地上で火災を起こしやすい。また、火災旋風は動きが鈍く、それを発生させた火災現場の上空に長く留まる傾向がある。そして、何よりも火災積乱雲は、大規模森林火災の消火に必要な雨を降らせてはくれないというのだ。
今年に入って森林火災はなお続いている。 1 月 17 日に待望の大雨が降ったが、大雨が継続してくれという願いと、その大雨で新たな災害が起こる事への懸念が併設している。大雨で、火災が鎮火したわけでは無さそうだ。そして、通常であれば雨水を吸収する植生は森林火災のために焼失してしまい、新たに洪水の恐れが生じている。
今も 82 件の火災が続いていて、うち 30 件は食い止めることができていないという。
1
月 16
日の報道では、主要都市の飲料水汚染、魚やカモノハシなどの大量死が問題になっていた。森林火災から出た灰、すす、黒こげの植物がたまり、波を黒く濁らせ、潮とともに満ち引きする状態が何週間も続いているのだ。
過去にも同様の大規模火災があった。 1931 年 1 月に 71 人の死者を出した「暗黒の金曜日」や、 1983 年 2 月の「灰の水曜日」では 75 人が犠牲になった。さらに、 2009 年 2 月には死者 166 人、 750 棟以上が焼失と、過去最悪の被害が報告されている。
2011 年には 1 世紀以内に海面が最大 1m 上昇するとの研究結果も出た。オーストラリアは、既にこのような大火災を何度も経験しているのだ。
2014 年 2 月には 2 週間で計約 690 平方 km が燃えたと言う事もあった。このように、オーストラリアは、常にこの時期は山火事と隣り合わせなのだ。そして、このような火災は温暖化が進む地球では当たり前のことになるだろうとのことだ。