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2020.01.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類

通常国会冒頭の首相の演説だが、基本的には嘘つきの首相の言葉を信じるわけではないが、誰が原稿を書いたのかなどと想像しながら読んでみた。

導入はオリンピックの話だ。これは通り一遍だ。思想信条を越えて、オリンピックの話を持ち出したらほぼ誰しもが納得するからだろう。

次ぎに三本の矢の話だ。それを強引に成功したと強弁している。子育て支援、教育無償化、働き方改革、そして1億総活躍社会、どれも手放しで成功したなどと思っている人は少ない。

確かに地球儀を俯瞰する外交と称して、諸外国にこれほど出むいた首相はいなかったのではないか。何かに付け国内がざわついているときに、この手をよく使って、夫婦で海外旅行を楽しんでいる風景は多かった。その結果何を残してきたかについては流石に云えないのは仕方ないことだろう。

テーマを絞って、オリンピックに関しては、之を種に復興を表現しているが、果たして完全に復興が成ったというのだろうか、汚染水の処理すら決まっていないし、廃炉に状況なども語られない。ほんの少し改善したことを誇張して披露する、彼独特の話法だ。

今人気のサッカーやラグビーをネタ元にすることで、苦い方は消してしまおうとする意図が見え見えだ。常磐自動車道や JR 常磐線の全線開通はむしろ遅いくらいだ。そして、未だに 4 9000 人が避難生活を余儀なくされているという現実だ。これは、自然災害故ではなく、原発の事故故のことなのだ。汚染による避難指示の一部解除に向け、準備を進めるとは何を寝ぼけたことだろうか。

再生エネルギーの水素製造施設を宣伝したいのなら、この機会に、全面的に脱原発の狼煙を上げてしかるべきではないか。少なくとも、その方向性ぐらい示せないのか。

リチウムイオン電池、 AI (人工知能)ロボットなどの企業は福島だけが動いているわけではない。むしろ来年度以降、国がどれくらい真剣にやるかに注目だ。

地方創生については、何でもかんでも訪日客の増加で済むと思っている。京都や鎌倉などの観光客 ( 主に中国人だが ) のマナーの悪さには何ら言及していない。このまま放置すると、日本の名所などが、かなり壊されて行きかねない。この点の手当は大丈夫なのか。

2030 年にはインバウンド 6000 万人を見込みたいとか。経済的潤いが比例するかと言えば、そうはならないだろう。むしろ日本の良さがそれだけ多く破壊されることを懸念する。インバウンドが、皆マナーが良く、日本の常識に従うと思わないことが必要だ。

2020 年には 4000 万人を目指すとしていたが、韓国との問題で、一方的に来なくなったことで、目標が揺らいでいる事をどう解決するつもりなのだろうか。

また、本格的な地方創生を 1 個人の故郷帰還に代表して事なれり、とするのはどんなものだろうか。こうした例を多く作りたいから、東京から地方に移住して起業・就業する場合に最大 300 万円支給する制度の充実を図るとか。全くの人頼りでしかない。その上、この取り上げられた人はとっくに東京に帰っているそうだ。何をか況やだ。

抜本的に国の機関を分散するなりして、あるいは、本格的な遷都を考えるなどして、地方を復活させると同時に、国土の安全に対するリスクヘッジを行うべきだ。

国土の強靱化は今に始まったテーマではないはずだ。去年の自然災害が、いかに多かったかは語るまでもないが、治山治水と行った基本的なことが軽んじられてきた故のことではないだろうか。

農産物輸出は大いに振興すべきで、トランプに追従するばかりではなく、米国を TPP に引き入れるなどの交渉を行うべきだ。トランプの横暴を少し弱めたからといって勝利したような発言をする腹の定まらない交渉では今後が思いやられる。

豚コレラ( CSF )について、述べているが、検疫の弱さを中国肺炎で見せてしまった。今後は、オリンピックもある事だし、言うだけでなく実の方でも対策を採って貰いたいものだ。ここでもいうは易しいぞと念を押したい。

ふるさと納税についても触れているが、ルールの中で頑張っている地方の足を引っ張るようなことはやらないで欲しい。真に国民のことを考えるなら、政府が介入・規制すべき問題では無い。

さて、成長戦略だが、地方経済を支える中小・小規模事業者の経営者から個人保証を二重に採ることを止めるというが、まだそんな慣習が残っていたのかと、少し驚いた。投資というのは何かを立ち上げようとしたときに、それがもたらす成果を見込んで行うものだからだ。

規制改革で、 IoT AI が進められる中の規制改革だが、昨今の何でも証拠隠滅や黒塗りの書類開示などではなく、本気の改革をして貰いたい。個人情報の保護の名の下、本来開示しなければならないことの隠蔽や、まして改ざんなどは厳罰に処するべきだ。(安倍本人の責任を言っている)

無人自動運転やあおり運転には触れているが、高齢ドライバー対策については触れられていない。こっちの方は今まで通りの逆走には対策なしと云うことか。

イノベーションについては強く後押しをするとのことだが、お手並みを拝見としたい。三本目の矢は、まだまだ放たれているとは認識していないからだ。従来の延長線上で、生産性を上げたところで、先は暗いし、全く新しい発想の導入が必要になるからだ。通信 5G がこれからのキーになるとは理解されているようだが、現在の通信料の高額な事への対応が生ぬるいのではないか。バージョンアップした通信で、国民が全て通信費にあえぐようでは、真の発展は望めない。通信業者 1 人に儲けさせる事は考え直すべきだ。

次世代暗号などの基盤となる量子技術や、月を周回する宇宙ステーションの整備についは総花的に述べているだけだ。日本がどの程度まで関与していくかが明確でない。関係しているだけでイノベーションが出来るわけでは無いのだ。

また、 4 年以内に、全ての小学生、中学生に 1 1 台の IT 端末をそろえると言っている。揃えれば済むという問題では無く、使いこなせるようにしないと現状でもやりきれていないのだから、花火だけでは駄目だろう。企業エンジニアなどの登用を考えているとか、これも見てみたいものだ。

アベノミクス成功というのはどう考えてもお手盛り発言だ。今の経済状態はただ、対米、対中など海外の情勢からの結果でしかない。プライマリーバランス黒字化は常に念仏のように唱えられているが、その期日が、宣言より何時も 5 年程度先に延ばして、お茶を濁しているだけだ。

人口減に対しては、全く無策だ。 9 割近い中小企業で、賃上げが実現していると言うが、本当なのか、少なくとも大企業でさえ賃上げは厳しくなっていて、企業の内部留保がふくれているだけではないのか。もし賃金が上がっているなら、消費活動がもっと盛んになるはずではないか。

1億総活躍社会では、高齢者にただただ延長して働けと云っているだけでは無いのか。それはしっかりした社会保障政策が採られていないからに他ならない。自分のやりたいことをして働き続けるならインセンティブも湧くが、口に糊するために嫌々働かされるのでは、全く意味が無い。

社会保障も、今まで 1 割だった老人から 2 割採ろうとの思惑は、こういった底意が見え、真に改革をなそうという形ではない。真剣に病気と闘っている人と、ただただいたずらに薬を貰うために病院に通う老人との峻別をはっきりさせないと駄目だろう。

子育て支援では待機児童減や、子供教育の無償化などが唱われるが、文科相の大臣のように、身の丈を論じるトップの下に何をしようとしているのかだ。又女性だから登用しなければという中、最もネックになっているのが国会議員そのものではないか。見たところろくな女性議員に出くわしたことが無い気がする。

外交・安全保障ではただただトランプ迎合で、戦闘機をかわされるばかりでは、埒が明かない。

和を以て尊し等と昔の賢人が言ったように世の中は回っていない。拉致問題でも、言うだけ番長のていがここに極まった感だ。安倍は今まで一体何をしたというのだ。韓国をも付いてこさせられない日本が、一体何を以て毅然と対応するというのだろうか。

北方領土に関しても又言うだけだ。最早国民は、そんな目標を多々述べても実績を感じられないトップには付いていきたくないと思っている。せめて領土問題を棚上げにしたまま、平和条約にだけはサインすべきではない。

日米同盟が堅固だと主張しているが、ここまでトランプに追従すれば、表向きはそう感じさせてくれるだろう。然し、日本独自の考えや行動をたまには筋を通してみては如何なものか。

中国の一帯一路は単なる経済活動ではない。日本も本気で、「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指して欲しい。

地球環境には、本気で成果を上げているのだろうか。攻めてトランプをパリ協定に引きずり戻すことをしなければ、何のための同盟なのかを世界から問われるだろう。

役人の作文であろうが、ほんの少しでも。森・加計、桜を見る会、党員(指名した)の不祥事に触れてこなかったのは、余程鈍いのか、嘯いているのか・・・。







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Last updated  2020.01.23 11:40:57
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