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2020.04.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1636日目で9144歩だった。
近所の桜は既に満開のようだ。土手には菜の花(連れ合いによると実は西洋カラシナだとか)が咲き乱れ黄色一色になっている。春なのに、浮かないこの頃を何とか早く払拭して貰いたい。

学校の開校が遅れるようだ。子供には何とか勉強をして貰いたいと親は悩んでいる。孫のために連れ合いと書店で学習ドリルを買って帰った。
テレビは勿論、新聞を見ても、コロナの話ばかりだ。心を潤すために、日経の十選「画家のまなざし」で気持ちを変えた。

紹介する画家の守備範囲は広く、様々な感性で書き込まれているが、私にはとてもそこまでの記述は叶わない。最初(モネ)と最後(ゴッホ)の作品ぐらいが、私がより感銘を受けるものだ。

***

1. C・モネ「日傘の女(左向き)
日傘の女は3枚描かれているようだ。習作とのことで、モネが1886年に描いたものだ。息子と一緒に描いた「散歩、日傘をさす女性」の場合は妻カミーユを描いているが、この作品はオシュデ夫妻の三女シュザンヌを描いていて、顔の表情はぼかしてある。
なにゆえに3枚も、しかもモデルを変えて描いているのだろうか。


モネと言えば、数多く描かれた睡蓮を思い起こすが、そんなストイックな感覚を持ち合わせていたようだ。画家という者は、概してそうした傾向にあるようだ。

2. P・モンドリアン「エレ近郊の森」
モンドリアンがこのような風景画に似た絵を描く画家だとは思っていなかった。こうした絵を他の画家が評価しているのだが、その意味が私には良く理解できない。
モンドリアンはオランダ人で、これも又馴染みが無い。絵画の教育は幼くして受けているが、線描よりも色彩に興味を持ったとあった。

この絵辺りから、抽象画に入り込んでいったとのことだ。
抽象画というものは初めから意匠として発案されているものではないとの解説だ。目の前の出来事から人間の知覚を通してじっくりと抽出されるものだという。
私はこの森を見て、木間の光りを強く意識したが、他の森はそれに反しておどろおどろしく思えた。

3. E・ムンク「声(夏)」
ムンクといえば「叫び」だが、それ以外は殆ど作品を知らない。
強いて「病める少女」を上げても暗い内容でしかない。どうもどの作品も晴れ晴れとした気分で見られないのだ。

ノルウェーの画家だと云う事や幼いときに母と姉を亡くし、且つムンク自身も虚弱な子供であったようだから尚更だ。



「声(夏)」は、ムンクがベルリンに滞在していた頃に描いた作品で、モデルはムンクの恋人ミリーだ。しかし、ミリーはすでに結婚していたため、ムンクとミリーは不倫関係だったとのことだ。

4. G・カイユボット「バルコニー、オスマン通り」
カイユボットは、印象派の画家を経済的に庇護したとある。自身も印象派の画家で、このオスマン通りを眺める紳士の絵は何枚か描いている。1人で見ているものもあるが、この絵では2人が同じ通りを眺めている。然し、それぞれの男が考えている事は別なのだろう。特に会話をしている風でもなく、手前の男性は、ポケットに手を突っ込んで、何やら物憂げだ。

街路樹が繁り、建物の統一感があってパリの良い感じが伝わってくる。オスマンとは市街地に関係した知事の名前だとか。

5. F・バロットン「霧のオンフルール」


何時もの小高い散歩道から朝霧の街を見下ろした感覚の絵だ。左には大きな河が中州を挟んで流れている様子が見える。
オンフルールは、フランス、ノルマンディー地方の港町で、かのセーヌ川の河口の街なのだ。画家のウジェーヌ・ブーダンや、作曲家のエリック・サティの生地でもあるとのことだ。

ギリシャ神話にも興味がある私は、バロットンが描いた「エウロパの略奪」という、雄牛に跨がったエウロパの絵を思い出す。

6. R・マグリット「光りの帝国」
ルネ・マグリットはベルギーの画家のようだが、殆ど作品をしらない。
およそ空想画家のような作品ばかりかと思っていたら、「光りの帝国」のような写実的な絵も描いているのだと分かった。

他の作品は、空中に浮かぶ岩のような「ピレネーの城」とか、鳥の形に切り抜かれた空のような「大家族」といったよう皆奇想天外なものばかりのようだ。私には余り芸術性を感じさせない。何やら哲学的でさえある。解説には、母が原因不明の入水自殺をとげるという事件があったと言うから、なるほどと思わせるものがある。

この「光の帝国」が映画「エクソシスト」に着想を与えているとのことだ。そうしてみると何やら、薄気味悪い気もしてくる。

7. E・ホッパー「小都市のオフィス」
エドワード・ホッパーは、アメリカの画家だ。ポスターを専門にしている感じだ。私は、少なくとも今回初めてお目に掛かるが、ネットで探しても、「小都市のオフィス」は見つからなかった。広大な窓硝子の外には他のビルがあり、それを眺めながらサラリーマン風の男が仕事をしているといった感じだ。

アメリカの風景を切り取り単純化したような作品だ。

8. L・クレモニーニ「Frame Barrier」
イタリアのボローニャで生まれた画家だ。この絵もネット上で見つけることが出来なかった。何やら部屋に変な子供達が隠れているといった絵だ。何を表現したいのか、又どんな背景があるのかそんなことさえ知り得なかった。

9. 歌川広重「名所江戸百景 月の岬」

日本画は、余り見ないのでこの際飛ばす。

10.V・ゴッホ「サン・レミの風景」

ゴッホについては、多くの記述があり、今更述べることもないが、結構ステレオイメージが定着しているかも知れない。サン・レミは彼が闘病生活(精神を病んで)を送った町であり、そこからの風景は穏やかな野原のようだったに違いない。

ゴッホは、筆のタッチと、精神状態を絡ませて「星月夜」や「糸すぎ」を描いたのだろう。
この作品の中では、筆致が比較的穏やかで周りの明るさから見て、少しは平静な気分の説きに穏やかな気持ちで風景を描いたのだろうと想像される。





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Last updated  2020.04.04 16:24:26
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