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2020.05.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は雨のためウォーキングは中止した。

***

南アジアからアフリカ東部に掛けてサバクトビバッタが大量発生して、危機的状況にあるとのことだ。この記事を最初に知ったのは2月の終わり頃だった。アラビア半島・アフリカ・西アジアで「サバクトビバッタの大発生」という新たな危機が生じている。おびただしいバッタが大地や空、田畑を埋め尽くし、農作物や牧草などすべてを食べ尽くす「蝗害(こうがい)」だ。

巨大な群れ(スワーム)は、東京ドーム386個分に1120億匹。その密度は「4畳半に4万超」というすさまじさになる。コロナ禍で貧困化した地域の食糧を更に食い尽くする事が懸念され、世界飢餓を引き起こす恐れがある──。

昨日の新聞には、国際農林水産業の前野研究員のレポートが載せられていた。バッタついて言及されていたので、まだまだ解決はしていないようだ。

蝗害は之までもあったことだ。今回は気候変動が伴って、異常に繁殖して、それが広範囲になってきたようだ。

国連食糧農業機関(FAO)によると、バッタの群が、農作物を食いつくし、エチオピアやケニアなどで、約2000万人が食糧危機の状態にあり、ソマリアでは非常事態の宣言が出されている。幸いというかアフリカではまだコロナ禍はそれほど報じられていなかったが、つい3日前の新聞では、コロナがアフリカ54カ国に蔓延したとあったので、更なる惨状が待ち受けていることになる。

しかし、8月15日現在で、コロナ感染者はソマリアで1357人、ケニアで830人、エチオピアで306人を数え、死者もそれぞれ55人、50人、5人を数えているというから、これからが大変なようでもある。

このサバクトビバッタは西アフリカのモーリタニアからインドまでの広範囲に亘って被害をもたらしている。之までで最大の蝗害と言うわけでもないとのことだが、規模の大きな事に間違いはないし、収束の目処は立っていない。



バッタの防除は、大発生の初期で、移動能力が低い幼虫の段階で、殺虫剤を散布するなどが望ましいが、現在のような状況になっては、最早手が付けられないといった感じだ。成虫になると1日に100kmも移動するとのことで、駆除は容易ではなくなる。

前野はモーリタニアの事務所で研究を続けているが。こうした異常発生は、ケニアでは70年ぶりのことだという。以前の新聞写真ではモーリタニアでも手が付けられないくらいにバッタが飛んでいる写真が掲載されていた。

コロナ同様、備えが不十分になっていた隙を突かれた状態で、増加を許してしまったようだ。幼虫の間に処理するのと違って、こうも増加してしまった段階では、防除費用は170倍にもなるという試算もある。

ネットニュースでは、このサバクトビバッタが、中国に飛来するというニュースが流れていたというが、過去の気象条件からと、パキスタンの東にあるヒマラヤ山脈は越えられないと考えられ、大群が中国に侵入することはないであろうとのことだ。

しかし、パキスタンまでは押し寄せていて多大な被害をもたらしているので、中国は一帯一路上の要衝であるパキスタンを守ろうとする名目で、これを機にパキスタンに恩を売るという意味もある。
このため、中国はバッタを食べてくれる10万羽のアヒル軍を中国からパキスタンに派遣するとの話があったようだが、どうやらデマだったようだ。しかし、中国ではバッタが作物を食い荒らす蝗害は水害、干ばつと共に3大災害とされ、恐れられてきたのも事実だ。

これから先どのように展開していくのか、まだ之といった案はないようで、模索中だという。
バッタは夕暮れになると背の高い植物に群がって夜を過ごす習性がある。1箇所に集まって移動しないときが防除のチャンスだ。

更には、バッタを誘引することが出来れば、殺虫剤を使わなくても捉えられると説明している。
コロナで、ワクチンを探すようなものかも知れない。

バッタは普段、体の色は緑色だ。これを専門用語で「孤独相」と呼ぶ。豪雨があると、そのあと一面にバッタの繁殖にとって好適な草原ができる。するとバッタは繁殖を繰り返し、密度が増す。バッタ同士の体が互いに触れ合うほど高密度になり、幼虫のバッタ同士の脚や触角が触れ合うようになると、その刺激によって体色が黒色化するのだ。「群生相」と呼ばれるバッタの出現だ。


こうして密集したバッタ集団(スワーム)は、いまいる場所には食べ物がないことを察知して、食糧不足を回避するために新天地を求めて移動する。これはバッタの体内に潜む仕組みとして進化してきたものだという。

成虫は数こそ少ないが大きな卵を産み、バッタの体内ホルモンはやがて、背筋や脚に使う資源を、翅を伸長させることに使うようになる。そして、群生相は飛翔に適した体つきとなり、いまいる場所の草を食べ尽くすと、大群となって別の緑の場所を見つけて飛翔する。

コロナウイルスも、感染した宿主の中で様々に変化するのも同じような関係かも知れない。
バッタの防除は、主に化学農薬に頼っている。だが、群生相の成虫が大群となって飛来するようになれば防除できなくなる。

バッタ駆除に効く農薬は、コロナに対するワクチンや治療薬のようなものだ。コロナのワクチンも今大急ぎで作り出そうとしていて、インフルエンザに用いたアビガンなどを流用しようとしている。こうした薬は、感染症の場合治まると、急にコスト的に逢わなくなり生産されなくなる。



アフリカは兎も角二重苦に悩まされる。





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Last updated  2020.05.20 09:33:29
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