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2020.09.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1774日目で8616歩だった。
今日は連れ合いと知恩院に連れ合いの義父の彼岸の回向に出かけた。新装成った御影堂にて、厳かに読経を聴いた。庭園や、三門も拝観できるようだったが、まだ暑いので止めた。
昔より随分と体力が落ちた感じがする。

***

8月16日、米国西部を熱波が襲い、カリフォルニア州デスバレーの気温は54.4℃に達した。この記録は1931年以来の最高記録で、世界の観測史上で3番目に高い。
1位は1913年7月10日に同じくデスバレーで記録された、56.7℃、2位は、1931年7月7日にチュニジア・ケビリの55℃だ。

デスバレーは人里離れた、砂漠での記録だが、ケビリはベルベル人やアラブ人、更には黒人などが住んでいる町だ。

過去の記録では50℃を超えるところはそれほど珍しくは無く、私もサウジのジェッダに居たときに50℃越えを経験している。道路には所々にデジタルの温度表示があるが、殆ど49℃を超えない。50℃を越えると規則で休憩しなければならないとなっているからだそうだ。

日本では、今年の8月17日に静岡県浜松市で41.1℃を観測していて、この値は、国内の史上最高気温のタイ記録だという。日本は世界に比べ最高温度が10℃以上低いのだが、湿度が高い故に暑い感覚はよりつらいものになる。



では、今後地球はどれくらい熱くなるかだが、地球の歴史から見ても、更に暑くなることは十分にあり得るし、CO2を出し続ける以上、人間が住めなくなることも考えられる。
之でも現在は地球史的には氷河期時代に当たると言うから何かしら恐ろしい。

現在、地球の平均気温は15.6℃前後だが、5000万年前の始新世初期には21.1℃ほどだった。その頃の地球は、極地に氷はなく、熱帯の海は35℃もあって現在の地球のようでは無かったのだ。北極にもヤシの木が生い茂り、ワニがうろついていたというから想像すら出来ない。

さらに昔の9200万年前(白亜紀)では地球の表面の平均気温は約29.4℃だった。こうした時期が数百万年も続いてきた。南極には氷床はなく温帯雨林が繁茂していた。
それから又さかのぼった2億5000万年ほど前のペルム紀と三畳紀の境にで、極端な地球温暖化現象が発生し、地球の平均気温は32.2℃前後でこの状態もまた数百万年も続いた。

そうした地獄のような時代には、熱帯の海は熱い風呂のようであり、地球上の生物が大量絶滅したのだ。デスバレーを襲ったような熱波は日常茶飯事だったと言うことが推定されるのだ。

こうした事から、このままの地球温暖化が進めば、デスバレーの高温記録は更に塗り替えられることは必至なのだという。

地球の温室期の前段階では常に、膨大な量の温室効果ガスが大気中に放出されていたと言う共通の現象がある。温暖化ガスの原因は火山の噴火で吐き出されるCO2だったり、海底下から噴き出すメタンだったりした。

冷静に見れば、現在、人間は、これと同じことを地球規模で展開しているのだ。地球に埋蔵されていた膨大な量の化石炭素を燃やし、大気中にCO2をせっせと排出しているのだ。そして、そのペースは、恐竜が絶滅した6500万年前以降、CO2排出の速度は最も早くなっている。

そして、このままCO2を排出し続ければ、温室効果ガスの濃度が、かなり急速に増加し、太古の地球の状態へと向かうことになるのだ。我々が大気中に炭素を排出し続ける(炭素排出量をまったく削減しない場合)と、かのデスバレーの気温は現在よりも約5.6~7.8℃も高くなるとの推定もある。(60℃になる可能性がある)

こうなるともはや、暑い暑いと言った人間的な表現では済まされない。一寸想像しただけでも空恐ろしい状態になりそうだ。



冗談のような話だが、部屋の中はあまり寒くて、50℃近い外に出て暖を採るという奇異な状態になるのだ。冷蔵庫の中に入ったり出たりをするようなものだから体に良いわけはない。然しそれに慣れてくるのだ。

昔の地球と違って、今はそうした熱交換をする装置がある。その冷房装置を駆動させているのは石油であり、その石油を焚くことで一方ではCO2の排出を増しているのだ。そうした状態を冷静に考えると、もはや人類があるところに来たら、滅亡することは歴然だ。

もっと宇宙的に見れば、太陽は歳をとるにつれ明るくなり、地球の表面は熱くなる。(なんだか逆のような気もするが)やがて海は煮えたぎるようになると、多くの惑星科学者は予測している。

その先は雲をつかむような話だが、10億年後には地球は、隣の金星と大して変わらない姿に変わってしまうかもしれないという。もはや人の感覚で議論することを遙かに超えた状態なのだ。金星のようになれば、表面の温度は475℃程度になる。逆に数十億年前の金星は、快適な気候や海があったのかもしれないということだ。今の常識ではとても想像を出来ないが、こうした事を真面目に考えている人たちがいるのは事実だ。

このように、はるか未来の地球の運命に比べれば、今日、5℃や10℃の上昇は取るに足りないことかもしれない。現実的な夏の数日間の暑さを云々するのと宇宙規模での議論を同じ土俵でする事の意味は無いかも知れないが、今日のデスバレーや浜松市の温度が、来年や5年後には、確実に1度や2度上昇していることは十分に考えられるのだ。



高温の原因は、太陽との関係だけではない。一連の火山噴火も大気中へCO2を途方もなく大放出しているというのだ。もはや抗いがたいことで、地球は高温になることを止められず、やがて制御不能に陥る可能性があるのだ。こう考えると運命的な議論になって仕舞う。

地球が金星のような運命をどうにか逃れたとしても、約50億年で火を噴くことは避けようもない。その時、太陽は膨張して赤色巨星になり、地球は灼熱の炎に包まれる。
卑近な温暖化に責を求めてもそれは一部でしかないのだ。その体感は30年間で約0.2℃程度であり、バイタルではないのだ。

今年の猛暑も、究極は一部の自然変動のせいで起こっているのだ。
こうした事から、今やれることは、第1に省エネであり、AIを使って、理にかなった適温を保つなどの配慮だ。

第2として、再生エネルギーを拡大して、蓄電装置を充実させることだ。今はまだ、火力発電(石炭)に頼っていて、CO2を出し続けているわけで、とりあえず、この割合を減少させることが肝要だ。不安定な発電状況を安定化させる蓄電技術は、新素材などの活用で、もっと高められる筈だ。

第3には大気中のCO2を回収する技術を確立することだ。昔気などの植物は炭酸同化でCO2を吸収し、酸素を排出すると習った。こうした原理を何とか巧く使えないか、そんなことが案外と忘れ去られているのでは無いか。

一寸気になるフレーズに「石炭火力を活用して安価な電力を供給すれば、経済の回復、電化システムの進展を早められて、最終的に二酸化炭素の排出を抑えられます」という記事があった。何か逆行しているように感じた。





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Last updated  2020.09.19 11:55:14
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