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2020.10.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1799日目で、8553歩だった。朝の空は久しぶりに晴れ渡っていて、北斗七星を視認することが出来た。なんだか昔より薄まった感じで、昔ほどの迫力が感じられなかった。

***

第7回の日経・FT感染症会議が11月6~7日、横浜で開催される。
コロナ禍で急遽開催されるのかと思ったら、もう7回目だという。然し、今年はコロナが今正に猛威を振るっているので、どう言った会議になるのか興味深いところだ。
旧名を日経アジア・アフリカ感染症会議と言っていたようで、感染症は専らアフリカ、アジアが専売であった故だろう。

然し、今やコロナは、米国を筆頭に、ブラジル、インド、そしてロシアと世界中で広まっている。
起源とされた、中国は、強権を以てではあるが、今や感染者数トップ30から逸脱するくらいになっている。その真偽の程は一部分からないとは思うものの、ともあれ公式な記録では、感染状況は納まっていると言っても良いくらいだ。然し、特例として開発中のワクチンを既に35万人超に摂取しているというから恐ろしい。この結果どうなっているのかはベールの中だ。

米国の人口は世界の5%だが、感染者は2割を占めている。トランプは、もっと注力すべきところがあるのでは無いかと思うくらいに、ノー天気な感じだ。習近平は、逆にほくそ笑んでいる気もする。ボルソラノのブラジルは、なるべくしてこうなったような世界3位の感染者数と世界2位の死者数となっている。国民はそれでもボルソラノを良しとするのか。

プーチンのロシアは存在を忘れるなと言わんばかりに世界4位の感染者数だ。認可前のワクチン「スプートニク」をはやばやと接種している。また、これからの人口大国インドは世界第2位の感染者数と、第3位の死者数となっている。更に最近のヨーロッパは第3波とも云える感染者の増加が著しい、



WHOはその象徴かと思えば、テドロスが妙に中国擁護で、その信頼を失墜させた。もはやWHOが云う事をまともに受けとめられなくなっている。WHOはACTアクセラレーターを進めている。国際協調によってワクチンや治療薬、検査を開発し、平等なアクセスを実現するための枠組みだとかだが、どうもテドロスの音頭ではねぇという感じだ。

然し各国は協調的で、約350億ドルをコロナ対策につぎ込んでいる。開発者にはもちろんだが、医療従事者へも厚い手当を払って貰いたい。

日本は、その点まだまだ取り組みが甘いようだ。幸い世界の感染者多発国に比べると、感染者数は10万人弱と、突出して多くは無いが、既に1700人もの死者を出している。経済と両立などと言いながら対策が出来るのはまだ良い方なのかも知れない。ただ、検査数がなぜ伸びないのかは依然として理解に苦しむ。専門家の中には言を左右にして、検査数を上げることにあまり重きを置いていない発言をする者もいるが、納得しがたい。

ワクチン待ちだが、軽々に副作用を勘案せず、投与をさせない雰囲気は好ましいと思う。然し、末期にあっては、試みの投与も又必要ではなかろうか。

ワクチン開発では、各国が国境を越えた連携をしていることが頼もしい。日本のアンジェス/大阪大のDNAワクチンに期待しているのだが、なかなか、結果が公表されない。

一方では、ワクチンナショナリズムが台頭して、治療薬が出来たら自国を優先にと言う事もまだ考えられている。こういった時こそ、ACTアクセラレーターが有効に機能してくれればと思う。

また、C-TAP(新型コロナワクチン等の共有推進イニシアチブ)という新型コロナウイルス感染症に関連する医薬品が先進国や開発企業に独占されるのではなく、人類が共通にアクセスできるようにすべきと言う案もある。しかし、米国はWHOが中国に偏っているとしてWHOから脱退しているし、日本も英国共々之には加入していない。

この時点で米国などはまだウイルスが人類共通の敵である前に、一部の国際的不協和音として扱っているだけだ。

具体的なワクチンの開発を見ると、アビガンが軽症者用に使えるようになるとの見通しだ。然し、一方では、弱く推奨するとか、現時点では推奨しないとかの話もありはっきりして貰いたい。

治療薬では、レムデシビル、デキサメタゾン、血漿療法などの名前が承認され使われるとの話もあるが、これらも強く推奨しない、乃至投与しない方が良いとまで言う記事もある。また、トファシチニブやアクテムラなどの名前も挙がっているが、いずれも決定的では無さそうだ。

また、mRNAを利用するワクチンも開発中だが、問題はその有効性だ。新型コロナウイルスには有効性は50~60%と低い。一般的にワクチンの有効性は80~95%と言われているから今一つ信頼性が欠ける。目標は70%以上で、1年間有効とのことだが、まだ十分ではない。



こうしたウイルスの研究段階で、日本の弱点が露わになってきた。日本はタテ社会で、研究探せまい中に閉じ込められ広く目を見開くことに難がある状態だ。このたび出来たスーパーコンピューター「富岳」を有効に利用すれば、更なる知見が得られることも期待できるだろう。

感染症で一番憂慮されるのが薬剤耐性菌(AMR)だ。AMRとは、微生物が様々な手段を使って、薬から逃げ延びようとし、その結果薬が効かなくなることだ。医学が進歩する一方で、ウイルスも適応能力を高めているのだ。

将来登場するであろう超耐性菌が大惨事をもたらすと考えられている。然し遠い将来の過酷な心配を、現在声高に叫んでもなかなか受け入れられないようだ。然し、現実に、病院では現在既にAMRが猛威を振るっているとのことだ。

新型コロナウイルス感染症は1種類のウイルスが引き起こしたパンデミックだが、AMRは複数の病原体が引き起こすゆっくりとしたパンデミックという見方が出来る。

現在は1種類のウイルスでも手を焼いているのだが、これが複数ある事を考えると、人類のウイルスとの戦いは相当に困難を極めるというか、如何に巧く共存していくかに掛かっているようだ。なかなか、計画通りに運ばないと云う事だ。



研究に回せる予算も少ないし、体制も今一つ盤石ではない。
そんな中今回のコロナウイルスについては、企業や大学などが一斉に研究を始めた。そして、一定の効果を上げつつあるというのが現状だ。

中国や欧米の研究機関がなぜ早く研究結果を提出してきているのかはやはり研究費の潤沢さのお陰だろう。之に対して、日本は、少子化を迎えると言ったことを否定的に捉えて、大学への運営交付金を削減し始めたのだ。

研究費は、予算の執行が無い限りは手が付けられず、研究は頓挫することになる。
今回菅政権が任命しなかった学術会議の推薦者6名も、説明が明確でなければ、総てこうした学問軽視の方向にあるのではないかと勘ぐられる。

日本発の国際官民ファンド「グローバルヘルス技術振興基金(GHIT)」が2012年にマラリアなど発展途上国を悩ます感染症のために創られた。対象は、マラリアの他、結核、デング熱、シャーガス病などがあるが、トータルで計1000億円の投資でしかない。

之に対してコロナへの投資は9000億円程度とかなり高額が投資されている。コロナで起こしたイノベーションをこれらの熱帯病にも転用、応用が期待されている。

ウイルスと人類の戦いを、何とか早期に勝利して貰いたい。





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Last updated  2020.10.22 17:30:44
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