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2020.10.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1804日目で8716歩だった。
姉の転居先を訪問し片付けを手伝った。

***

先日の脱炭素化に関連して、中国が排出ガス抑制でも世界をリードする意気込みであると知った。
特に車について、中国は排ガスの出ないEV車でかなり先行しているようだ。航続距離が日本車の約2倍の800kmに届いているという。この点では、中国の技術は完全に日本を超えていると言わねばならない。

9月の北京モーターショーで展示されたEV車の紹介があったが、威馬汽車(WMモーター)の航続距離800kmのEVコンセプトカー「Maven」や小鵬汽車(Xpeng)の航続距離706kmのセダン、P7などは、日本が中国市場に投入しているEV車の能力(航続距離は現時点で470km)を上回っている。

ファーウェイがスマートフォンで米国に脅威を感じさせるように、EVでも中国が世界を席巻しそうな感じだ。そうなってくると、トランプの中国バッシングが単なる負け惜しみになって仕舞い、実質的な中国の覇権が、じわじわと世界を取り込んでいくのかも知れない。

日本もあまりにハイブリッド車に拘泥するあまり(私も使っているが)EV車ではかなりな立ち後れ感は否めない。

新興EVメーカーの威馬汽車が展示した航続距離は800kmのコンセプトカー「Maven」の量産モデルの発表は2021年末とのことで、その実力を見せつけられることになる。



他にも、新興EVメーカー蔚来汽車のSUV「ES6」(航続距離は610km)にしても、日本車よりは航続距離は長い。

これらの車に使われている電池は中国の最大手CATL(寧徳時代新能源科技)の製品だ。CATLはなんと2011年に設立されたばかりで、6年後の2017年には早くも世界トップを占めることになった。そして、新興ながらその従業員数は、大手メーカーに匹敵するかそれ以上の陣容で、2019年末で、5364人だという。

開発当初から2016年には使用可能となる正極材料にコバルトを使用しないリチウムイオン電池の研究開発を進めていると公表していた。CATLは米テスラと電池供給で合意しており、これが高価格であるコバルトを使用しない電池開発の動機となっている。

会社設立当初からこうした高い目標を掲げて、順次達成している。累計走行可能距離は200万kmという、長寿命電池の開発も進めている。また、シャシーと電池を一体化する新技術を用いて、EVの航続距離を800km超とする研究に取り組んでいて、2030年までに実用化を目指すとしている。

私など化学の門外漢は現在の世の中、電池を制する者が世界を制するのでは無いかなどと漠然と考えていた。身近なスマートフォンは、毎日か、時には日に2回の充電を要し、それでも心配で、携帯充電器を持ち歩くなどと電池に神経を使わなければならない事から解放されたいと考えていたからだ。

日本のメーカーも鋭意努力はしていると思うのだが、今のところ目を見張るような長時間有効な電池の出現は聞いたことが無かった。

ところで日本のEV車の航続距離は400kmが1つの指標であるとのことだ。そうした発想の元は家族で少し遠出をしても途中で充電することなしに家まで帰ってくることができる距離と言うことらしい。ところがここに来て、中国が、日本の倍の航続距離を出品したと云う事で、日本の遅れが際立ってきたのだ。

之までの中国は航続距離が400km超という宣伝文句はあったものの、実際には時速60kmの等速運転時での制限された条件下で成り立つ数字であり、実使用時には300km台ということがたびたびあった。中国独特の、水増し宣伝であったのだ。

しかし数年たった今、状況は一変した。航続距離で400kmや500km超える中国EVは珍しくなくなっていて、航続距離400~500kmは当たり前になってしまったのだ。10月に発売されて話題となった「ホンダe」は欧州の街乗り仕様とはいえわずか280kmなのだ。使用環境が異なるとは云え、差は大きい。

もう1つの過大である電池の安全(安定)性だが、数年前までの中国のEV車は、年に数回程度どこかしらのメーカーの車両が発火事故を起こす等していた。この点では日本のEV車の安全性は勝っていると言うのが売りであった。

かつて我々は、中国製品は粗悪であるとの第一印象で聞いていたのを思い出す。然し今回は、中国側もそういったことを意識した上で、安全性も向上していることをアピールしている。そして、日系メーカーの人も、中国EVの技術面でのキャッチアップは目覚ましく「正直、脅威に感じる」と言う感想を漏らしているほどだ。中国車の実際の使用例(中国国内ではなく、輸出先での実績)を注視していくことが必要かも知れない。



ブレードバッテリーは,従来よりもセルが薄く長いため、その形状から「ブレード」という名前が付いているのだが、一般的な「角形」と比べ、束ねてバッテリーパックにした際の体積が小さくなるため、エネルギー密度が高いということだ。

安全性についても、電池に強い電圧をかける安全試験を公開している。その際、角形は発火したが、ブレードバッテリーには異常が起きなかったという。中国EVは度重なる発火事故を起こしてきたことを念頭に入れての安全性能のアピールなのだ。

こうした実績をベースに中国は2035年には全ての車を環境車に切り替え、通常のガソリン車は全廃すると唱っている。ヨーロッパや米国などもガソリン車を規制する方向になっている。

然し良く内容を見てみると、中国が言う環境車の中にはハイブリッド車(HV)も入れられているとのことで、日本がいう、「2050年時点で排気ガスを出す自動車が走っていない」という基準よりは若干緩いようだ。

具体的には、50%をEV車とし残りの50%をすべてEV車にするというものだ。こうした目標の場合は、日本に入り込める余地は大いに出てきそうだ。



然しトヨタが、中国でハイブリッドの生産を開始したのちは、特許もすべて無償公開すると発表しているしていることから、中国は、そうしたノウハウを簡単に手に入れることが出来、次ぎに考えられるのは自国生産ではないだろうか。

中国での問題は、常に政治絡みとなり、習近平の思惑1つで、トヨタが現地展開する工場でも、要なし(中国が総ての技術をマスターしたら)となり、言葉は過激だが、海外追放にならないとも限らない。

中国での自動車市場はこれからも増加して行くであろうし、増産に伴って電池の価格も下がることが期待でき、コスト面でも現行のガソリン車の代替となり得ることは充分に考えられる。

EV車化については、2年前までは、ヨーロッパが先行し、中国は減速傾向であるとのことだったが、今やその流れは激変しているようだ。





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Last updated  2020.11.01 11:54:44
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