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2021.01.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1874日目で9034歩だった。

26年前の今日、阪神・淡路大震災が発生した。然し今日の日経の1面には一言も触れられていない。去年だと四半世紀とかで少しは取り上げられていたのかも知れない。
勿論社会面では取り上げられてはいるが、それだけ時間が経過したと云う事だ。

私はフィリピンに滞在していたので、後に送られてくる新聞で知る事になった。一番印象に残る写真は高架の阪神高速道路が全線に渡って横倒しになっているものだった。勿論あちこちで起きた火災の写真も忘れられない。

連れ合いも旅行中だったとかで、臨場の恐ろしさは感じなかったようだ。
その後、2011年に、東日本大震災が起こって、よりセンセーショナルな原発事故を伴っていたためにそちらの方に話題がシフトしてしまった感があった。

そして今日、昨年当初から続くコロナ禍が話題を席巻してしまい、それが無ければ、もうすこし過去を振り返ることにもなっただろうが、扱いは、小さくなっていた。
阪神淡路の死者は6,434人とされる。重軽傷は43,792人を数える。

地震もコロナも、天災なのかも知れないが、現在のコロナの対応は必ずしも天災だけには留まらないような気がする。今のところ、コロナの感染者は325,420人で、死者は4,485人を数える。


阪神淡路に次いで、2004年には新潟中越地震、そして、東日本大震災後でも2016年に熊本地震を経験し、2018年には、大阪府北部地震と、北海道胆振東部地震が起こっている。勿論その間にも、多くの地震が被害をもたらしている。

その度ごとに次ぎに襲ってくると予想される東南海地震の予測などが都度掲載されるなどして、心の安まる暇が無い。

それでも、4半世紀も経ってしまえば、思い出す人はごく限られた人だけになって仕舞う。今は、新型コロナのことで頭が一杯というところだろう、静かに顧みる人たちは少なくなっている。

人間というものはどんな悲しい事態に遭遇しても時がこれを薄めてくれる。人間というのは復元力も強く、長い歴史の中にどんな悲惨なことも埋め込んでしまうのだ。

因みに今日という日には1994年に米国のノースリッジ地震が起きており、2013年にはインドネシアのジャカルタで大洪水が起こっている。また、2019年には日本の口永良部島が噴火したことも報道された。

地球のどこかで、毎日のように、天災は起こり、多くの人が苦しみ亡くなっているのだ。
そう考えると、日々のつかの間の平穏が如何に大切なものであるかが身にしみる。
しかしながら、今日のコロナ禍は地球規模で起こっていて、毎日真綿で首を絞められるが如く、一刻も気持ちを緩めることが出来ない辛いものだ。

折角のメモリアルデーなので、当時の新聞記事を振り返って、気になったところを書き出してみた。

当時、建設中であった明石海峡大橋は、地震による直接的な被害は無かったものの、全長が1m伸びるという事態が発生した。

昭和56年(1981年)に改正された建築基準法に従って建築されたビルは被害も少なかった。また、一部の鉄筋コンクリートのマンションでは火災が発生していたが、隣戸に延焼することはなかった。



ずさんな工法やデザイン性を重視しすぎるあまり強度不足に陥った場合に引き起こされるとされるが、アメリカ同時多発テロ事件で世界貿易センタービルが崩壊した要因に上層階部分のパンケーキクラッシュが挙げられる場合もある。

病院では、病床不足がおこり、治療を行う医師の数も患者の数に対して圧倒的に不足していたこともあり、治療を待っている間に息絶えた人もいた。今日のコロナ禍でも、徐々にこうした現象が起き始めているようで、とても心配だ。

私が大学で専攻していた脆性破壊が、このときの建築物にも現れた。厚さ5cm、幅50cmの極厚ボックス骨が全面破断したのだ。地震時にむき出しとなったマンションの鉄骨は、当時の気温(0°C程度)や使用鉄骨の低温特性(脆化しやすい)によるとされた。これに加えて、埋立地で増幅された地震動の固有周期が高層ビルの固有周期との共振を起こしたというのだ。

木造家屋では、約5000人が木造家屋の下敷きで即死(死者の80%相当)したが、殆どが1階にいた人たちで、2階に居た人は生存のスペースが残りやすく、死者は少なかった。

震災の起こった年が、日本における「ボランティア元年」とも言われる。



この災害以前にはあまり知られていなかった挫滅症候群(クラッシュ症候群)が、この災害で全国的に有名になった。クラッシュ症候群とは、筋肉が圧迫されて、動脈も静脈も血流が遮断された状態が続いた後、救助するという段階で、急に圧迫を開放すると、筋肉にも再び血液が流れ始めるの事で起こる(再還流)。

圧迫されていた状態では細胞の膜がこわれているために、細胞の中に水が取り込まれていくことで、結果体循環の水分が減り脱水となり、急性腎不全を起こすというものだ。テレビドラマで同じ状態を扱っていたものがあった。

このときも対応の遅れなどで野党(自民党)が時の村山政権(社会党)を糾弾している。非常事態にでは何時も欠点をつつきあうと云う事でしか対抗できない日本であるようだ。

地震がコロナに変わった現在、百家争鳴で、持論を展開、時に政府を責め立てるが、政府の後手後手対策もさることながら、もう少し広い視野で、コロナ対策も考えて貰いたいものだ。





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Last updated  2021.01.18 13:06:43
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