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2021.04.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1950日目で9421歩だった。
松坂屋に買物に出掛けた。私は外待ち、連れ合いのみが入っていった。
昨日と今日とを掛けて古くなったソファーを解体した。安いこともあるが、作りはちゃっちいもので、ガッカリする。意外と解体2時間が掛かった。

***

東芝が英投資ファンド(CVC)から買収の提案があり、これを東芝側は拒否したという。東芝と言えば、日本の電機業界では老舗であり、よもやという感じがしたが、最近は何でも起こるものだ。

2015年には、不適切会計や過度な営業目標を立て「チャレンジ」という名の下、部下に無理を強いていたなどの話があったが、そうしたことを克服したかに思っていたところだ。

CVC側は、買収方針を変えず、最悪では敵対的な株式公開買い付け(TOB)に発展する可能性が出てきた。

こうした買収提案の最中、車谷暢昭社長兼最高経営責任者(CEO)が任期途中で辞任しすることになった。色々取り沙汰されているがどうやら、経営方針や株主対応をめぐる社内の不信感から、社外取締役が中心になって「不信任」を突きつけたのが実態のようだ。

そこで、新聞などでは、クーデターと言う文字が使われている。テレビで見るドラマのような展開になっているようだ。2015年に歴代3社長の田中久雄、佐々木則夫、西田厚聡が辞任して、少しは変わったかと思っていたが、未だに内部は燻っているようだ。



その後の再建のため2018年に元三井住友銀行副頭取で英ファンドCVCの日本法人会長を務めていた車谷が乗り込んできたのだ。こうした話も良く聞く話で、製造会社は傾くと決まって銀行からトップが送り込まれるのが常道だ。

然し6000億円の増資時に筆頭株主となったシンガポールのファンド「エフィッシモ・キャピタル・マネージメント」が、自らが推す取締役の就任を提案してきた。之は否決されたようだが、この辺りから車谷の立場が揺らいできたようだ。

そこにCVCからの買収提案が出たので、車谷は古巣の力を利用して、株主の声を封じ込めようとの魂胆かと解され、窮地に追い込まれて辞任に至った。
経済も、増して会社の経営などとは何の関係も無く過ぎてきた身にとっては、こうした事は理解が及ばないが、何となく雰囲気は伝わってくる。正にテレビドラマのような変遷だ。

車谷が降りた後には、前の社長の綱川が再登板となった。東芝は新体制になったとはいうものの、何やら新鮮味はない。いったいこの先、東芝はどこへ行くのだろうか。車谷が降りた経緯については、別途問題があるようだ。

会社の買収ということは、一体何を意味しているのか、経営者は元よりオーナーではないから株主の意向によって会社を運営するように出来ているはずだ。その株主CVCが会社として東芝を買収すれば、東芝は東芝でなくなってしまうのだが、この先やっていくことは変わらないと云う事になる。ただ何事もCVCの顔色を覗いつつ進めなければならなくなるわけだ。

そうなると東芝の面子というものが無くなってしまうことになるが、元々、東芝の3悪人が解体してしまった抜け殻の東芝だからもうどうなっても(経営の移管があっても)良いのではないかと思ってしまう。

そこでどのようになって仕舞うのかを次の説明から理解しよう。仮に東芝が買収提案を受け入れたとする。
CVCのような投資ファンドは「プライベート・エクイティー・ファンド」と呼ばれ、未公開株を取得後、3~5年程度かけて会社の収益力を高めて株主価値を引き上げ、売却することで利益を得るのが仕事だ。東芝のような上場会社では、株式を公開買い付け(TOB)していったん非公開化した後、再上場する手法を取ることが多い。

なるほど東芝というブランドが大いに利用されることになるようだ。一旦非公開にしと言う点が今一つ理解出来ないが、もはや会社経営が、マネーゲームそのものになって仕舞うと云う事のようだ。

プライベート・エクイティー・ファンドには数兆円の資金力を持つところもある。自己資金ではなく富裕な投資家の資金だ。投資家に対して目標とする利回りは、年間15%以上だという。



利益構造を変えることが出来るのなら、とっくにやっていると言うところだろう、一番簡単な経費削減は人件費のカットになるのだ。

既に東芝はかつての電機連合の組合組織からは離脱した行動を採っている。
1953年に発足した電機連合の構成はパナソニック、日立製作所、東芝、富士通、三菱電機、NECだ。この6社労組がリーダーとなり、経営側も6社で構成する組織を設けて交渉を仕切ってきた。

こうした構図が、既に瓦解してしまったようで、電機業界もご多分に漏れないというところだろうか。既に造船業界は、こうした組合の連合などは霧散霧消してしまって、か細いものになってしまっている。

電機業界も順風と言わないまでもそこそこにやってきているのはパナソニック、日立、三菱電機の3社くらいのものだ。



今改めて振り返るに、3代続いた極悪人たちは、その後どうなったのだろうか。東芝からも告発されているようだが、こうした顛末については、余り語られない。

かつて東芝は石坂泰三、土光敏夫という2人の経団連会長を輩出している。振り返って比較して、今日の東芝は、一体どうなってしまったのかと云う事だ。バブル時や、業績が伸びているときに備えられなかった付けが、今表面化しているというところだ。

経営者は常に先を見据え、会社を発展へと結びつけるように腐心しなければならない事がこの例でも明らかだ。
東芝は、原発の製造に力を入れたが、現在の世界の脱原発の趨勢をみるに、誤った経営判断だったような気がしてならない。

従業員12万人を越える巨大企業が、この先どうなっていくのか、注目していかなければならない。





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Last updated  2021.04.20 11:51:38
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