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2021.10.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は学会3日目、ウォーキングは休止。私にとっては今日が最終日だ。明日は何ヶ月ぶりかでゴルフコンペに出る。学会も明日はオンラインだけのようで、受付の心配は無いようだ。

連れ合いはご近所ウォーキングに参加した。

今日は会場登録が1人、しかも現金払いで、担当の先生が対応した。私自身の手伝いもアルバイト換算してくれて、早々に支払をして貰った。

この学会のチーフの先生に連れ合いからの伝言として、前夜祭で2人の先生の講演が聴けて良かったと伝えると、安倍―坂村、小池―坂村といった密接な政府のアドバイザーとして活躍しておられると、自慢げに話された。そこで私は、言わずもがなだが、「安倍のような嘘つきは嫌いだ」とだけは伝えておいた。

坂村氏に遺恨があるわけではないが、安倍とつるんでいることに若干の嫌悪感を覚えた。時の政府に寄り添い、アドバイスをすることは工学系の場合は、ある程度仕方が無いが、安倍だけは許せないとの気持ちは抑えきれない。

本日の会場登録者は14名で、3日間の合計は208名となった。加えてオンラインの参加者は478人だとのことで、合計参加者は686名と去年よりは多かったようだ。北海道大学を除いて国立大学の参加者が少ないのは、創設の経緯によるとのことで、やがては、増えていくだろうとのことだ。

17:30に受付デスクを閉じ、片づけて後、18:00からのアワード会場のグランビアホテルに移動した。コロナがなければ、バンケットが始まるのだが、今日はお弁当が配られ、会場で食べても良し、持ち帰りも良しとなっていた。

私は、予め、弁当だけを持ち帰るつもりで会場に行った。会場参加者の数が掴めないとのことで、学生たちには、弁当を貰うことを差し控え、来場者の人数を見て考えるとの話になっていた。そのため彼らは会場では、可愛そうに壁際に弁当を持たずに張り付いていた。

始まる寸前にどうやら弁当が余りそうだと分かって、学生たちも弁当を貰って席に付いた。私は早々に弁当を受け取り、暫く開会の挨拶などを聞いていたが、そそくさと帰途についた。帰る際にお弁当が余っているとのことで、連れ合いの分も持ち帰って良いとのことになった。



電車で帰宅したら、連れ合いが駅まで迎えに来てくれていた。

***

「過去最大級の彗星がやって来る」という解説があった。それは2021年に発見されたバーナーディネリ・バーンスタイン彗星と呼ばれるもので、2031年に地球に最接近するとのことだ。

この彗星は、一般的な彗星の約1000倍の質量をもつと推定されている。太陽から43億km以上離れた位置から、太陽に向かって猛スピードで突進しているとのことだ。太陽から地球までの距離の約29倍も離れた宇宙空間のことで、とても想像は出来ない。

その彗星は氷に似ていて、太陽光を反射し、その反射光を地球上のチリのアタカマ砂漠の望遠鏡の高感度デジタルカメラがとらえたのだ。捕らえられたのは2014年10月のことだ。

計測した結果を解析し、このほど、その奇妙な光の点が、太陽系の歴史を残す「始原的な」巨大彗星であること、核の直径は約150kmとみられて、おそらく現代の望遠鏡で過去数十年間に観察できたものとしては最も大きい彗星であることが分かったという。

彗星が近づくにつれて、その大きさの推定値も変わってくるかもしれない。150kmという推定値は、現時点での彗星の明るさと、彗星が放出する塵やガスに関するモデルに基づいている。しかし、彗星が放出するガスのモデルが不完全だと、核が実際よりも大きく見えてしまい、彗星の大きさを正確に見積もるのは容易ではない。

こうした発見は偶然なされた。このカメラは彗星を探していたわけではなく、宇宙の膨張を加速させる謎の力であるダークエネルギーを解明すべく「ダークエネルギー・サーベイ」プロジェクトのためにデータ収集をしていたものだ。

このように、発見の機会は偶然の産物だと言える。然しこの発見を機に、各望遠鏡で捕らえられた画像を精査することによって、同じような発見があったという。

之までに欧州宇宙機関(ESA)の彗星探査機ロゼッタによって観測されたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の直径はわずか4kmだったことからその巨大さは群を抜いている。

ロゼッタは、2014年にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に着陸して観測を続けていた。1年後の2015年に、毎秒300kmの水蒸気を噴き出しながら地球に最接近し、水蒸気やちりでできた彗星の尾は長さが12万km以上伸びていることが地球の大型望遠鏡で確認されている。



今回発見されたバーナーディネリ・バーンスタイン彗星はその挙動と航跡を解析することで、今後10年かけて内部太陽系に接近しながら明るさを増していくと見られる。近日点を通過するのは300万年ぶりとなる2031年1月21日とされ、太陽から約16億kmの距離(太陽と土星の平均距離よりもやや遠い距離)まで接近すると予想されている。その後、太陽系外縁部に向かって遠ざかりはじめるが、少なくとも2040年代まで観測可能だろうという。

私が存命中に再びこの彗星の話題に触れるかどうかは際どいところだが、人間のはかない一生に比べて宇宙の如何に壮大であるかを感じる話題だ。

こうした彗星は様々な大きさを持ったものがあり、太陽系外縁の領域では4000個ほどの彗星が確認されている。だが、実際には何十億個もあると推定されている。

バーナーディネリ・バーンスタイン彗星は太陽系の外側を球殻状に取り巻いていると考えられているオールトの雲という理論上の天体群からやってきた「長周期彗星」だとされる。天文学者の計算によると、この彗星が太陽の周りを1周するには何百万年もかかるという。之まで観測された長周期彗星はまだ3つしかない。

既に、バーナーディネリ・バーンスタイン彗星を探査する為の準備が行われようとしている。現在はまだ正確にミッションは計画されていないが、解明のために2029年までに探査機を打ち上げられれば、2033年に彗星を調べることができるとされている。



彗星は、始原的な天体で、通常はあまり物質を放出しないが、太陽に接近する事で、凍りついていた化合物が太陽の熱で昇華して気体になる。

バーナーディネリ・バーンスタイン彗星は、遠方にあるときから観測が出来たと云う事は、海王星の軌道よりも遠い極寒の宇宙空間でも昇華しはじめる揮発性物質を豊富に含んでいるということのようだ。

兎も角、宇宙は深淵である事を物語る大きなエポックである。





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Last updated  2021.10.20 13:59:24
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