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2022.01.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第2176日目で、8725歩だった。
今日に予定されていた九人会の新年会だが、私は早くから欠席を表明していた。その後知らせはないが、敢えて開催したのだろうか。大阪もまん延防止が発せられたのでよもややらなかったであろうと推察している。

***

ミャンマーはこの2月1日で、政変後1年を迎える。
軍事政権がアウンサンスーチーを拘束したままで、之に対して、米欧は経済制裁を加えているが、実効は上がっていないようだ。

米欧と対立する中国やロシアは、この機にとばかり、ミャンマーの支援に回る。相変わらず米ロ、米中の睨み合いは続いている。米欧は民主主義の停滞を憂慮し、中国はその影響力を高めようと背後から糸を引いているようだ。

中国は自国の潜水艦を無償で譲渡するなどの動きを見せている。
ミャンマーには多くの少数民族がいて、国軍としてはこれらを手なずけることも大きな問題となっている。約20の武装勢力の内半数は停戦協定に署名しているが、まだ残りは未署名で対決姿勢を保ったままのようだ。

少数民族は山岳地帯に独自の軍隊を持って潜んでいるようだ。欧米は民主化の旗印であるアウンサンスーチーの解放を求めてミャンマー国軍の政権に経済制裁を加えている。


中国は、裏で国軍を助けている。コロナのワクチンに関しても大半が中国製のようだ。中国がミャンマーをこれほど厚遇するのは、インド洋へのアクセスをより自由に行えるようにしたいためだ。一帯一路の一角でもある、昆明からヤンゴン、またチュゥピューへの中・ミャンマー経済回廊を建設したいが為だ。

中国は又、経済面でも影響力を強めるために、国境貿易で中国元の使用を認めることとした。
更には、中国は石油輸入のルートとして、ミャンマーから昆明に至るパイプラインを完成させ、中東地区から、マラッカ海峡を経ずに石油を容易に輸入できるルートを確立している。また、このパイプラインは、ミャンマー沖の油田からの天然ガスを中国に送るパイプラインにもなる。

ロシアもウクライナ問題で米欧からの経済制裁を受けているが、ミャンマーは武器輸出国として重要な意味を持っている。

こうしてみると、敵の敵は味方的な発想で、ミャンマーは中ロに接近しており、国軍としては、中ロがバックに居る限りは、怖いものはないと言った態度だ。
経済制裁は、国軍幹部や関連企業に対して行われているものの、市民の生活を窮地に陥れないためにもある種の限界がある。従って、こうした経済制裁は、あまり有効であるとは云えない。

アウンサンスーチーの出現で、ようやくミャンマーにも民主主義が敷かれようとしていた矢先のことだが、それも頓挫し、逆に強権国家の出現に手をこまぬいている状態だ。バイデンは、中国のウイグル族への民族弾圧や、対ロのウクライナ侵攻問題に対処するために、ミャンマーへの注意は完璧とはいえない。

そんな空隙を付いて、禁輸対象となっているチーク材1600トンが輸出されているという現実がある。

調整役であるべきASEANも内部の対立路線で、機能不全に陥っている有様だ。

民主化に向け、最後のフロンティアと呼ばれたミャンマーへ進出したヨーロッパの企業はこうした状態に、続々と撤退を表明している。日本も現段階では投資は出来ないと踏んでいる。現在ミャンマーに投資している30億ドルの内25億ドルと殆どが中国系の企業である。

こうした状態に国軍は有効な手を打つことが出来ず、市民の生活の困窮度は深まるばかりだ。セメントや鉄鋼などの工業製品も国産化を希求しているものの内実は粗悪なものが多く、先行きが懸念されている。



こうした国情を裏付けるように、国内の治安は悪化の一途を辿り、爆発や戦闘行為は急増している。

ここに来て、国軍は政情不安を憂慮してか野党NLDの解党をしないことを表明した。中国辺りの入れ知恵もあってのことのようだが、国民のカリスマ的支持を集めるスーチーさえ排除しておけば、NLDそのものを排除するには及ばず、総選挙の建前上も野党を置いておく方が世界的な目もくらませると云う事のようだ。

国軍の独りよがりなクーデターは、国民に受け入れられず、ミャンマーの混迷は、1年経った今も解決どころかますます深みに入り込んでいるようだ。

日本の対ミャンマー政策は如何にも独善的だ。この期に及んでも国軍を民主化方向に導くためにODAを続けるというのは全くの欺瞞である。之までは民主化路線を歩むと踏んだ日本は大量の投資を行っているために、最早退くに退けないというのが実情ではないか。

日本の対外政策は、独自の理念がなく、米国などの顔色を覗いながらの押っ取り刀で進められている。





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Last updated  2022.01.31 10:42:15
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