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2026.01.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は楠薫堂に通常診療で出掛けた。珍しく院長が対応してくれたが、従前の侭で、簡単に終わった。
その後コーナンで買物をして、イオンに移って昼食を採ったり、コーヒーを飲んだりした後、3階のゲームセンターで時間を潰した。なかなかゲーム機の面白さを知るには至らない。

***

米国からの造船に関する依頼以来日本の造船業の動きがにわかに動き出した感がある。
元大手と言われた重工系の造船会社は、現在は霧消して仕舞った感じだ。新聞では専業と呼ばれているが、かつて中手と呼ばれた各社が現在も継続して造船を守っている。

今や国内大手となる常石造船は独自の戦略で東ティモールにフィリピンなどに次ぐ造船所建設を発表、海外シフトを急意でいる。

規模に勝る中韓勢に対抗する為には人材不足や鋼材価格の高騰などから海外シフトへ舵を切った。

常石造船は1994年にフィリピンに進出し、その後、2003年に中国にも進出した。安価な労働力に注目して、東ティモールへの進出も決めた。2027年に操業を目指しており、将来的に年10隻規模を目指すという。この動きは旧大手系の造船界が考えた道のようで、多少の危惧をぬぐいきれない。

東ティモールは造船業がなく一からドックを立ち上げる、初の試みだ。今までのノウハウを生かし、ドックを設ける。東ティモールはアジアでも最貧国だが真面目な人の気質を買っても決断だ。


バブル経済の崩壊による需要減退や為替が大きく円高に振れたのがきっかけで、海外に進出した。フィリピンでは8000人、中国では4000人超の人材を抱える拠点に発展した。

その一方で国内拠点は縮小している。2014年に多度津造船を今治造船に売却して、海外に出ることでなんとか難局を乗り切ったのだ。

人手不足が深刻で工場は4割減の稼働にとどめている。その間に、フィリピンなどから来た外国人の人材育成拠点としても活用している。
また、日本は中国などと比べると鋼材価格が2~3割高で、船価が中韓勢より割高になってしまう。海外に拠点を設ければ、日本より安い鋼材を調達しやすくなり、価格競争力をつけやすくなる。

鋼材価格については人件費の高い国内製造を止め、安い中国製を使っていると言うことか。

さらに常石造船はフィリピンや中国など合わせて1000人規模の設計人材を抱える。こうした豊富な設計人材を活用して、次世代燃料船への対応も進める。

フィリピンや中国で建造しても日本で建造した船と同じ品質にすることをキープしている。

常石工場では鋼材の曲げ具合を3Dで判定する技術や、RFIDタグで部品を管理する仕組みを取り入れる。常石工場で海外人材の研修をし、海外拠点にノウハウを広げていくやり方で生産性や品質を向上させている。この方法はかつての大手も同様に採ってきたが、中国辺りにノウハウを採られて逆転された。二の舞とならねば良いが。

国内の造船業界が生き残りに向けて連携を進めるなかで、常石造船は独自路線で事業を展開する。国内最大手の今治造船と三菱重工業が共同出資する次世代船舶の設計会社、MILES(マイルズ)には参加は考えていない。

汎用船の設計では他社との連携し、次世代船への対応に独自の力を注力する。販路を拡大するためにもオリックスの船舶仲介会社に出資するなど、独自の路線を模索する。

政府が掲げる2035年までに建造量を現在のほぼ倍の1800万総トンにする目標について、基金等支援の対象は国内生産に限られる。中国での製造は、米国の制裁対象となる懸念もあり、不安定感がある。



常石造船も尾道造船や双日などと独自の生態系構築を急ぐが、中韓勢や今治造船連合との差は開きつつある。

海外展開を進めて価格競争力はついた。今後はアンモニア燃料船など次世代環境船といった先端分野にどう切り込んでいくか、常石造船の生き残りへの模索は続く。

どうも、是までの衰退した経営方針に沿っているようで、先が心配な気がする。特に中国での展開は大きな危険を抱えており、習近平の意向1つで、根本から崩れてしまう恐れもある。
マネージメントのあり方1つで、道が開けるか閉ざされるか分岐点にあるようだ。

次回はその他の造船所に付いてみてみる。





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Last updated  2026.01.20 09:39:57
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