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2026.03.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は小川貴島診療所に出かけたライフテックビル15Fだ。今日は小川先生は来ていた。前回の検査結果で、少し数字が高くなっているが、他が良いので問題無いとのこと。良く分からない。
薬が1部余っていたので調整をして貰った。

帰りに連れ合いはゲームを行って、当たりが良かったようだ。買物もし、帰宅前にABC薬局によって貰って薬を貰った。

***

昨日の続きだ。
-5-
今日の中国は米国に次ぐ経済大国である。中国依存が高まることを受け、中国は他国へ経済的威圧を加えることはあったが、習近平によりこの傾向は強まっている。

2010年9月、尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突し、船長が逮捕される事件が起こると、当時の胡錦濤は、レアアース(希土類)の輸出規制を実施した。習近平も、2023年8月に福島第1原子力発電所の処理水が放出されると、日本産水産物の輸入を全面停止した。

中国は2025年6月末に、日本産水産物の輸入再開を表明したが、高市の台湾有事に関する国会答弁に強く反発し、再び日本産水産物の輸入を事実上停止した。今も続いている。さらに、中国人に対し日本への渡航延期を勧告し、今年に入っても、軍事転用の可能性がある品目に対する輸出規制の強化を発表している。



しかし、経済的威圧を行うと逆効果になり、他国の脱中国依存は加速する。しかし、中国は経済的威圧で得た成果は短期的で、長期的には中国に対する信頼を低下させ、経済関係だけでなく外交関係全般に深刻な悪影響を及ぼすことになる。

中国は新たな国際秩序構築に向けた構想を積極的に打ち出している。習近平は2021年9月、中国の最初のグローバルな構想として「グローバル開発イニシアチブ」(GDI)を提唱した。

GDIは欧米主導への対抗だ。「発展優先」「人間中心」「包摂」「イノベーションによる発展」「人と自然の調和と共生」「行動指向」の6つの原則を掲げ、発展途上国に対し、西洋流の近代化モデルではなく、各国の人々が自ら選択した発展路線と社会制度の尊重を強調した。

GDIは貧困削減、開発のための資金調達、気候変動とグリーン開発、デジタル経済などの8分野で国際協力を促進する構想だ。そこには中国の戦略が反映されている。何やら言葉を並べて煙に巻いている感じだ。貧困削減は絵に描いた餅ではないか。

名称を「21世紀海上シルクロード」といった中国色が強調された「一帯一路」とは対照的に、普遍的で中立的な印象を与える。そのうえ、GDIを発表した時点では多くの国が受け入れやすい一般的な原則の提示にとどめている。中国が提唱する他の概念同様、中国の置かれた国際環境の変化に応じ、徐々に概念を精緻化・中国化していく仕組だ。

新型コロナウイルスの世界的流行により、世界経済は大きな打撃を受け、2015年に「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の進展は大幅に遅れてしまった。中国はGDIをアジェンダ実施を加速させる提案として位置づけ、多くの国や国際機関から賛同を得た。さらに、国連など既存の国際制度の枠組みで開発協力を推進する姿勢をアピールした。

中国は2022年1月に「GDIフレンズグループ」を立ち上げた。この中国主導の開発コミュニティーを舞台に、中国の開発経験やナラティブ(物語)を広げている。参加国は80カ国以上に拡大しており、中国は今後、国際世論や国際規範の形成のために有効活用して行こうとしている。

-7-
習近平は2022年4月、アジアフォーラムの年次総会で、「グローバル安全保障イニシアチブ」(GSI)を提起した。このフォーラムは世界経済フォーラム(ダボス会議)の中国版ともいわれ、毎年アジアの政・官・財・学の関係者が意見交換をする場だ。何だか引っかき回しているようで、トランプも気づけば大きな穴にはまっているのではないか。

ウクライナ侵略後2022年は例年以上に安全保障問題が焦点になった。GSIは「共通、総合、協調的、持続可能な安全保障」「各国の主権と領土の尊重と内政不干渉、各国の発展路線と社会制度の尊重」「国連憲章の順守と冷戦思考からの脱却」「各国の安全保障上の合理的懸念の重視」など、6項目の原則を掲げている。グローバル開発イニシアチブ(GDI)と同様、一見中立的で賛同を得やすい内容になっている。何か別の意図を感じざるを得ない。

中国は内政不干渉の建前を維持する一方で、対外関与の拡大によって影響力を高めたいというジレンマに直面している。GSIの狙いは、中国の安全保障をアジアからグローバルに拡大することだと考えられる。また対外的な活動を正当化するための仕組みッだと言える。



中国による治安分野での対外関与は、受け入れ国の能力向上に加え、国内治安機関や警察活動の在り方に影響を及ぼす。将来的には中国主導の新しい枠組みにつながる可能性もある。GSIとその活動は進化していくと考えられる。

-続-





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Last updated  2026.03.13 09:09:22
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