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2026.04.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は年金の日だ。諸手続を済ませた。電気ポッドが壊れたので新しいのを買った。

***

抗生物質などが効かない「薬剤耐性菌」が広がる。世界の死者数が2050年に1000万人となり、現在のがんの死者数と同規模になるとの推計もある。免疫力の弱い高齢者や乳幼児らが重症化しやすい。高齢化が進む日本で、知らぬ間に拡大する「サイレントパンデミック」が大きな脅威となるかもしれない。

あまりニュースを気かなかったので危険がある菌が近くにあることを知らなかった。

百日ぜきと診断されていた少女が、一般的な抗菌薬で治療していたが呼吸不全となり、耐性菌に効く薬を投与したが間もなく亡くなった。もう少し早く切り換えていたら助かったかもとのことだ。

百日ぜきは「百日ぜき菌」が引き起こす感染症だ。ワクチン未接種の乳児は重症化しやすい。2025年は全国の医療機関が報告した患者数が8万人を超え、国が全数把握を始めた2018年以降で最多となった。
細菌のタンパク質合成を阻害する「マクロライド系抗菌薬」で治療することが多いが、この薬が効かない耐性菌が大流行の一因となった可能性がある。死亡した女児も感染していた。

抗菌薬は細菌の表面や内部にある標的に結合することで作用する。しかし、薬の効きにくい耐性菌が生じることがある。

原因の一つは、本来不要な場面で抗菌薬を使ったり、症状が良くなって服薬をやめたりしてしまうことだ。薬にさらされた細菌は性質を変えて生き残ろうとする。薬の効かない菌が増えると感染症が治りにくくなる。



日本も例外ではない。耐性菌の一種である「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)」と「フルオロキノロン耐性大腸菌(FQREC)」による血流感染の推定死亡者数は2023年に約9000人と推計されている。5年で2割増えた。

重症化しやすいのは免疫力の弱い高齢者や乳幼児らだ。65歳以上の人口は2025年9月の3621万人から2050年に3887万人となる。457万人の乳幼児(0~6歳)とともに4300万人超が脅威にさらされる可能性がある。

1928年にペニシリンが発見されて以降、抗菌薬が開発されると、それに耐性を持つ菌が生まれるという「いたちごっこ」が続く。

明治HD傘下のMeiji Seika ファルマの「ナキュバクタム」は、医療現場で最終手段として使用される「カルバペネム系抗菌薬」が効かない薬剤耐性菌への有効性が確認された。

阪大のスタートアップは検査の精度を上げることで耐性菌に挑む。人工知能(AI)と画像診断技術を組み合わせ、細菌を分類する検査「グラム染色」を自動化する装置を開発した。

従来の手法は結果が出るまでに手間や時間を要することから十分に活用されていなかった。検査しやすくなれば、医師が抗菌薬の投与が必要かなどを早期に判断することができる。

誰でもできる対策もある。まず、感染症にかからないよう手洗いやせきエチケットなどの基本的な感染対策をすることだ。抗菌薬を使う機会を減らせば、細菌が薬にさらされずに済む。

必要なとき以外は抗菌薬を使わないことも重要となる。例えば風邪は主にウイルスによって引き起こされるため抗菌薬を飲んでも意味がない。むしろ体内の無害な菌を退治して耐性菌を増殖させる可能性がある。

大公大では遊びながら細菌や薬剤耐性について学べるオンラインゲームを作った。菌の性質や感染しやすい部位、抗菌薬への耐性の強さが書かれた「バイキンズカード」も作成しイベントなどの場で医療従事者から小学生まで啓発に努めている。

新しい耐性菌に対する抗菌薬は耐性菌の発生を抑えるために使用が抑制される事があるので新規の開発は投資が回収できないといわれている。

治療期間が短く、治療単価が低いため市場規模が小さい。利益が出にくいとして開発から撤退する企業が相次いでいる。



国主導で備蓄するのも一案だ。企業は国に薬を納入することで、対価を得られる。医療機関は薬を確保でき、安心して治療できる。これだけの方法で出来るとしたら、国の介入は不可避であると思う。

開発コストを下げることも重要だ。動物や細胞などを使用した試験の有効性や安全性評価の標準化や、ヒトを対象とした臨床試験の効率化への支援などが考えられる。

既存の抗菌薬の安定供給も重要だ。後発薬(ジェネリック医薬品)の供給不安が長期化している。利益を得られなくなれば誰も造らなくなる。医療上の必要性が高い場合は薬価を引き下げないこと、抗菌薬の製造に必要な原材料の入手経路を多角化すること、国産化へ助成することなどが考えられる。

いずれにせよ患者が著しく多く死者もあるような病気に関しては薬品を改良して作ることをやってはならはならないと思う。





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Last updated  2026.04.16 11:26:48
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