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2026.06.09
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今日は太郎君の運転で、阪急高槻やイオンで買物をした。

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岩手県工業技術センターなどは下水の汚泥からリチウムイオン電池の材料になるリンを回収する技術を開発した。トヨタ自動車東日本なども産業廃棄物から電池向けのリンや鉄を取り出す研究に取り組む。廃棄物から材料を取り出す技術を実用化して電池に使えば、資源の安定供給や製造時の温暖化ガスの排出削減につながる。

岩手県工業技術センターなどは下水の処理で生じる「焼却灰」から、電池の電極に使うリンを取り出す技術を開発した。灰に塩酸などの水溶液を加えてリンを抽出し、鉄を加えてリチウムイオン電池に使うリン酸鉄という電極材料を合成する。

焼却灰が含むリンの約50%を回収でき、高純度のリン酸鉄を比較的低い温度で作れる。灰はアルミニウムや亜鉛などの不純物を含む。研究グループは水溶液の水素イオン濃度(pH)を調整するなどして不純物を除去した。今後は焼却灰やリン酸鉄の脱水・洗浄技術を磨く。リン酸鉄の品質評価や電池の試作を進めて採算性を見極め、地元企業と実用化を目指す。

焼却灰は岩手県内だけでも年間約1000トン発生し、植物や排せつ物から出たリンを百数十トン程度含む。灰は主にセメントの材料になるが、リンが多いと固まりにくい。リンを抽出すればセメントを作りやすくなる利点もある。ただ焼却灰は下水の処理工程で用いる薬剤を含む。その灰からリンだけを抽出する技術も開発する必要がある。

リン酸鉄リチウム(LFP)を使うリチウムイオン電池は中国を中心に電気自動車(EV)の電源や再生可能エネルギーで作った電気をためる用途で利用が広がる。米地質研究所によると2025年時点で世界のリン鉱石の採掘量の4割強を中国が占め、資源を確保上日本は非常にむずかしい点がある。

電池の材料に詳しい研究員は「欧州では廃棄物から取り出した電池材料などの使用を促す規制が段階的に施行される予定だと指摘している。規制に対応する技術の開発が求められている。

また岩手県工業技術センターの研究員は「電池や自動車の国内メーカーはLFP系電池の内製化に乗り出している」と指摘する。新技術を使えば、それらの企業に廃棄物から回収したリンなどを供給できる可能性がある。



研究グループは化成スラッジを酸で処理してリン酸鉄を抽出した。不純物を除去し、電極を作って2025年に小型の電池を試作した。基礎段階の実験で充放電を40回繰り返してもほとんど放電時の容量が下がらなかった。今後はリン酸鉄の純度を95%以上に高める。

トヨタ自動車東日本は化成スラッジを使う電池について「2~3年後を目安として自社工場での実証実験を始めたいと話す。まずはフォークリフトや無人搬送車などに使う可能性がある。

ニッケルやコバルト、マンガンなどのレアメタル(希少金属)を使う他のタイプのリチウムイオン電池向けにも廃棄物から抽出した材料を使う技術の開発が進む。東北大学は2025年11月、廃棄したリチウムイオン電池から薬品をほとんど使わずに高純度のリチウムを取り出したと発表した。

研究グループは廃電池から金属の成分を抽出した液体を、数ナノ(ナノは10億分の1)mの微細な穴が開いた膜でろ過した。するとリチウムイオンを高い純度で分離できた。これをもとに電池材料の炭酸リチウムが作れる。従来は薬品を使うことが多く、作業が複雑になりがちだった。

富士経済はリチウムイオン電池を含む蓄電池の世界市場が2040年に2024年比で2.3倍の56兆円に達すると2025年に発表した。リチウムイオン電池はEVや再生エネの普及に欠かせないが、製造時に電極を高温で作るなどするために温暖化ガスの二酸化炭素が大量に生じる。

米スタンフォード大学は廃電池の金属を再利用すれば、新たにレアメタルなどを採掘するのに比べて温暖化ガスの排出量を58~81%削減できると2025年に発表した。水の使用量も72~88%減らせる。廃棄物から取り出した材料を電池に使う技術開発に期待が集まる。

製造時に電極を高温で作るなどするために温暖化ガスの二酸化炭素が大量に生じると言った気になる条項もあったが。半分以上が減じられるというので、期待が持てる。





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Last updated  2026.06.10 16:48:34
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