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2026.07.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は楠薫堂に行った。通常検診だからすんなりすると思ったが胸に電気のピックアップを貼られて結構
時間が掛かり、貼り付け時間も24時間だったので、風呂も入れず往生した。

***
エジソンやレオナルド・ダ・ヴィンチなど昔の天才たちが考案した技術が、長い時間を経て再び脚光を浴びている。鋭い着想に最新の科学技術が組み合わさり、長寿命の電池や騒音が小さいドローンとして現代によみがえった。
こうしたイノベーション(技術革新)が起きた背景には、一人の発想が発明を生んだ時代が過ぎ去り、異分野で連携して科学研究を進める仕組みが発達したことがある。

米国の発明王、トーマス・エジソンが注目した「未来の電池」が100年余りを経て普及に近づく。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などはエジソンが電気自動車(EV)向けに考案したニッケル鉄電池を、材料科学などの知見を使って作り替えたと2025年に発表した。
UCLAによるとエジソンが活躍した20世紀初頭には米国を走る自動車の多くがEVだった。搭載した鉛蓄電池は高価で、航続距離が50km程度と短かった。
そこでエジソンは容量が大きいニッケルと鉄を電極に用いる電池に目を付けた。約160kmを走る性能を目指して開発と改良に取り組んだ。だが輸送の主役は大量生産が始まったガソリン車に移り、ニッケル鉄電池は普及しなかった。
研究チームは短い時間で充電できるなどの特徴を持つニッケル鉄電池に再注目した。材料科学や生物学の知見を持ち寄った。貝類が硬い殻を作る過程などに着想を得て、ウシ由来のたんぱく質を使ってニッケルと鉄の微粒子を極薄の炭素材料に埋め込んだ電極を設計した。


試作した電池は数秒で充電でき、1万2000回を超す充放電にも耐えた。EV向けで主流のリチウムイオン電池は1000~2000回程度で性能が低下するとされ、充電にも時間がかかる。ただ新しい電池の容量はリチウムイオン電池に及ばない。
UCLAのマヘル・エル・カディ氏は「電池の寿命を何十年にも延ばすことができ、再生可能エネルギーで作った電気をためる用途などに向く」と話す。太陽光発電所やデータセンターの非常用電源など、長い寿命と急速充電が求められる用途で普及を目指す。
名画「モナ・リザ」を描いたイタリアのレオナルド・ダ・ヴィンチは15~16世紀に活躍して「万能の天才」と呼ばれた。彼が設計スケッチを残した「空中ネジ」も現代によみがえり、騒音が小さいドローンを開発する手がかりになった。
空中ネジはダ・ヴィンチが構想した飛行機械だ。帆布で作ったらせん状のスクリューを回し、空気をかいて上昇する。その原理はヘリコプターにつながる。

ドローンは荷物の配送やインフラの点検、映像の撮影などに普及した。ただ回転翼が風切り音を出し、騒音対策が求められている。

米ジョンズ・ホプキンス大学のラジャット・ミッタル教授らはコンピューターを使うシミュレーション(模擬実験)で空中ネジを再現した。飛行時に機体を持ち上げる揚力や騒音の大きさなどを一般的な2枚羽根のドローンと比べた。
すると空中ネジはドローンの回転翼より低い回転数で同じ揚力を生み、騒音も約70%小さいと分かった。らせん形の空中ネジは空気を切るときに音が出にくい可能性がある。25年に米国物理学協会が発行する学術誌に論文を掲載した。
ダ・ヴィンチの時代にはモーターやガソリンエンジンがなく、人力で空中ネジを動かす想定だった。人間の力は弱く、空を飛ぶ機械は実現しなかった。

だが都市の上空をドローンが飛ぶ現代では、騒音が小さい空中ネジは新たな価値を持つ。ミッタル教授は「歴史的な着想と現代のコンピューター技術が融合すれば、より静かなドローンを再考できる」と話す。

天才の鋭い発想は2000年以上の時を超える。紀元前3世紀に活躍した古代ギリシャの科学者、アルキメデスが考案したとされる「アルキメデスのネジ(アルキメディアン・スクリュー)」も温暖化対策の技術に姿を変えた。このネジは円筒の中でらせん状の羽根を回し、水などを高い場所へ運ぶ。灌漑や排水に使われてきた。

サウジアラビアのキングサウード大学などは25年、このネジの原理を応用した小規模な水力発電装置を開発したと発表した。水の流れが少ない川などで効率良く電気を作れる。



科学史に詳しい東京大学の橋本毅彦名誉教授は「20世紀以降に科学のアイデアを技術に応用する過程で、専門知識を持ち寄りブレークスルーを目指すのが主流になった」と指摘する。科学研究は集合知を駆使し、天才の発想を実現する段階に入った。





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Last updated  2026.07.18 14:25:56
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