フリーページ
氣味
藤本先生 朴庵塾にて
氣味の働きが大切
『素問』によれば人は一日に13500呼吸をします。人間は酸化還元の繰り返しによって、成長し死に至ります。牛黄は抗酸化作用が非常に強いと、以前から思っていましたが、最近になってようやく実験で確認されています。
最近では医師と共に勉強することも多くなりました。人間の病氣とは血液の流れ方や、変化にポイントがあると思います。血液は氣と血で成り立っています。その気は天の氣と地の氣が、肺で合体して出来上がっています。
人体の寒熱論を30年以上前に発表しましたが、当時は誰も賛同いただけませんでした。夏冬の消化器系は、夏には虚礼します。洪大の脉になり、冬は沈脈で体表に少なく、消化器系に多くなります。このような考え方には、当時はOTCの先生方には受け入れられませんでした。ただ逆に国立系の医師には、賛同いただく方が多く、交流が広がっていきました。例えば一つの病氣を漢方で治した事で、色々な発展がありました。最近は安定剤や抗鬱劑を大量に服用されているが、医師から回されてくることも多くなりした。その先生方は私に組んで病院をしようという誘いを多く受けました。
しかし私には私の店を守ることとは別に、やりたいことがあります。それは薬屋としての漢方を確立することなのです。たとえば小柴胡湯を差し上げるとします。筋肉や横隔膜の境に欝滞がある場合などに使いますが、5~6処方もやっても、欝滞が治らない場合には、間違いなく癌です。このような場合は病院での検査が必要です。
症例 先日体温が36℃で血液が40℃以上だと、医師から相談がありました。通脈四逆湯を出して頂きました。肺が温まりますと体全体が温まってきます。肺を温まめたことで、血の熱が二回分で37℃に戻りました。人間は片一方が冷えたら、片一方が熱を持つのです。この症例の方はまさに厥陰病なのです。厥陰病は血に熱を持ち、体全体が冷えていくのです。体を温めると血に入った熱気が外に出てくるのです。
相生・相剋の例として
1ステロイドの使いすぎは 副腎が病的に強くなりすぎて、水のめぐりがうまく行かずに毛がはえたり、ムーンフェイスになったりします。先ほどのお話しと、重なりますが必ずカルシウムは使わなければなりません。また建中湯類をつかって病的に強くなっている腎を抑える必要があるのです。
若い女性からの毛がはえる悩みには、荒木先生に教えていただいた方法ですが、炙甘草湯を使い脾胃の働きをよくするというものがあります。実際に僅か2日間でうぶ毛が脱落した経験があります。
2肝虚の方は酒を飲みすぎると甘いものを欲します。木剋土です。このタイプには當歸劑を使います。當歸の入っているのは『傷寒論』では厥陰病にしかないのです。だから肝臓系統は当帰がいくのです。
手足が冷たい方は当帰四逆湯などを使います。肝實であれば柴胡劑をつかいます。小柴胡湯が悪いのではなく正しい使い方を学ばずに使った人が悪いのです。
PR
カテゴリ
New!
瑠璃月姫さん
New!
みお&ゆきさんコメント新着
カレンダー