ニーハオ中国

ニーハオ中国

2006/01/05
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カテゴリ: その他
昨日の晩、祖父母の家に新年の挨拶の
電話をした。そのときはおじいちゃんは
もう就寝していたので、おばさんと話をした。

すると、なんと今日、おじいちゃんから
つばめに直々の電話が。。。
母と話すのかと思いきや、つばめと話したいらしい。

電話に出ると、
「おお、つばめか。日本に戻ってるんやってな。
 いつ大連に戻るんや~」


「7日かあ・・・、わしも大連行きたいなあ。
 つばめが帰るときに、わしも一緒に
 連れて行ってもらえんかのう」

おじいちゃんにものを頼まれたのは初めてなので、
もうびっくり。その切実な声から、よっぽど
大連に行きたいのだということが伝わってきた。

「そやけどおじいちゃん、パスポートもいるし、
 また夏にでも来たほうがええんと違う?」

とつばめ。

「夏まで生きとったら行くけどな。
 古いパスポートやったら行かれへんのかの~


背筋もシャキッとして、朝5時半に起きて
畑仕事に行くおじいちゃんはもう90歳を超えている。
今は元気でも、いつどうなるか分からないとの思いが
胸にあるのだろう。
おじいちゃんは戦争時に兵隊として満州に渡り、

だから瀋陽や大連には特別の思いがあるようだ。

以前、父方の実家の近所のおじいさんにも
私が中国にいることを話すと、すごく行きたそうに
されたことがある。やはり声が切実だった。

どういう思いが胸にあるのか。
青春時代を過ごした地が懐かしいのか、
それとも当時行った自分の行動を悔いていて、
現地に行って謝罪したいという気持ちを持っているのか、
あるいは戦地で逝った仲間を弔いたいのか。。。

戦後に生まれた私には、おじいちゃんの胸中を
はかり知ることはできないが、
90歳を過ぎてなお、心の奥に深くしまわれた
鮮明な記憶が、おじいちゃんを中国へと
駆り立てるのだろう。
おじいちゃんの必死の頼みに、なぜか涙が出そうになった。

5日に電話してきて、7日に中国は冷静に考えると
無理な話だが、前後の見境がなくなるぐらい、
何とかして生きているうちに
もう一度中国の地を踏みたい気持ちが強いのだろう。
中国の、というより、中国の東北地方へ。
実はおじいちゃんは退職後、中国をあちこち旅行しているが、
東北地方は行っていないようなのだ。
一番行きたいけど、一番行きたくない、
行きたいけど行けない場所だったのかもしれない。

おじいちゃんはつばめ達の結婚式でも
新郎新婦席までわざわざ足を運んで、
二人の前途を祝して乾杯してくれた。
言葉も通じないのに、
列席者の中でおじいちゃんが一番積極的に
中国人の夫に話しかけていた。
西安に行って植林した話などをしていたが、
ほんとはもっと違うことを話したかったに違いない。

おじいちゃん、春になったら
ぜひ大連に遊びに来てね、と言って電話を切った。





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Last updated  2006/01/10 11:55:03 PM
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うちの祖父も中国には  
ゆき さん
思い入れがたくさんあったようです。
戦争中は中国ではなくパプアニューギニアに行き、
一人生き延びて帰ってきたそうですが。
生前は中国のあちらこちらに30回ぐらい足を運んでいました。
おじいちゃんが渡中できるぐらい元気なようであれば、
ぜひ夢をかなえてあげてください。 (2006/01/07 06:19:15 AM)

Re:うちの祖父も中国には(01/05)  
>ゆきさん
おじいちゃんも中国の他都市には行ったことがあるのですが、満州一帯には行っていないようです。行きたい、でも行けない、という両方の気持ちがあって、今まで行っていなかったのだと思いますが、死ぬ前にやはりもう一度行っておきたいのでしょう。
春頃にうちの両親と一緒に来られるように考えるつもりです。 (2006/01/08 01:44:10 PM)

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