こんにちは~
イタリア料理で大切なことって何でしょう?
実は私が一番大事だと思うのは、「香り」。
新鮮なオリーブオイルや濃く香るトマト、そして
必ず添えられているハーブの香り。
「香り」こそ、外せない要素だと思うのです。
トマトソースに合うバジリコは、たくさんの葉を松の実と合わせてジェノベーゼにもなります。
肉料理に欠かせないのはローズマリー。
ソテーにニンニクとともにローズマリーがあるのと
ないのとでは、肉の味が全く違います。
ミネストローネに少し加えてアクセントにしたいタイム。
ブルスケッタやピザに鮮やかな緑色と新鮮な香味を
加えたいときは、イタリアンパセリ。
ハーブが活躍するのは、美味しいお料理だけでは
ありません。ヨーロッパでは古くから、ハーブは薬として研究され、
広く利用されてきました。
貴族や富裕な商人たち、そして修道院でも、広大な庭の
一角をハーブ園としてたくさんのハーブを栽培していた
そうです。
たとえばセージはラテン語の「救う」を語源とし、
万能薬として広く利用されてきたそうですし、不眠や消化不良に効果のあるミントは、現代も多くの人が
愛用しています。
今、その薬効は芳香療法(アロマテラピー)に発展し、
世界中に伝えられているのです。
トスカーナに、Aboka Museumという博物館があります。ここはハーブ専門の博物館なのです。
珍しい感じがしますが、イタリアには
メディチ家御用達の薬局サンタ・マリア・ノヴェッラやフィレンツェ大学のセンブリチ植物園など、
ハーブの薬効を今に伝えるお店・施設が多く現存しています。
美味しく、香り高く、そして薬効もあるハーブ。
あなたも毎日の暮らしに取り入れてみませんか。