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こんにちはBrandShopエキュの裕子です。この度、ブログを下記ページ↓に移行させて頂きました。http://shop.plaza.rakuten.co.jp/e-que/ヨーロッパ紀行はまだまだ続きますので、ぜひみなさん、遊びにきてくださいね♪
2014.03.27

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!今ミラノでは、市民の意見を二分する大規模プロジェクトが進行中!というのは、ガリバルディ駅やコルソコモ通り一帯を含む30万平方メートル以上の区域を、再開発中なのです。20棟以上の高層ビル、370の高級アパート、公園や遊歩道などが計画され、また地下鉄も増設の予定です。......それで賛否両論?と、日本人は首を傾げるかもしれません。しかしヨーロッパ、特にイタリアの人は、街並みや風景についてとても保守的。だからこそ国中に古い、素晴らしい遺物がたくさん残されてきたのです。そんな保守的な土地で、これほどの大規模開発が行われているのはなぜでしょう。そこには、ミラノ市の威信をかけた一大イベントが絡んでいるのです。それは、2015年に開催されるミラノエキスポ。ミラノ郊外で開催され、そのテーマは「Feeding the Planet, Energy for Life」(地球に食料を、生命にエネルギーを)というもの。食や環境を大きく取り上げ、イタリアの感性が存分に表現される、素晴らしいイベントになることでしょう。このエキスポ開催を目指している事業の一つが、あの大規模開発です。しかしそこはイタリア。たとえば現在3つしかない地下鉄線をさらに3ライン増設するとしていますが、この工事が遅れています......。果たして再開発は計画通り進むのか?ちょっと、はらはらしています(笑)1480年代、ヨーロッパではペストが大流行し、ミラノでも多くの人命が奪われました。かのダ・ヴィンチはこの惨状を目の当たりにして、ミラノの都市計画を思索しました。都市の中心に広場を作って放射状に広がり、環状の衛星都市を置くという都市計画です。当時は実現されませんでしたが、数世紀後、ロンドンの都市計画で彼のプランが取り入れられました。その時は違和感を持つ人がいても、未来から見れば輝かしい歴史。現在のミラノの都市開発も、そういうものであってほしいと願っています。
2014.01.08

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!クリスマスの食べ物と言えば何を思い浮かべますか?チキンやケーキ、イタリアならパネットーネ、あとは......?今年はクリスマスの前に、友人たちで持ち寄りのパーティーをやることになりました。クリスマスは家族で過ごすから、親しい友達はその前に集まろうという趣旨。何のことはなく、みんなで食べて騒ぎたいだけですけど(笑)パリからきたおしゃれなカップル、イザベルとリュシーは「奮発したよ!」と七面鳥の栗詰めを振る舞ってくれました。クリスマスのご馳走として見慣れた七面鳥ですが、フランスでは栗を詰めるんですね。それから、各国のクリスマスのお菓子が山ほど。ギリシャの「メロマカロナ」は、甘くてスパイシーな、クルミのクッキー。これは自分でも作ってみたい!とっても美味しかったですよ。そして、スウェーデンの「ペッパーカカ」。ジンジャークッキーはクリスマスのたびに食べますが、これはジンジャー以外にもいろんなスパイスが入った生地。これを大小さまざまな星形ばかりで焼いてあって、とっても可愛かった!星形と言えば、フィンランドの星形のパイもすごく美味しい!名前は......難しくて覚えられませんでしたがパイ生地にジャムを載せ、切り込みを入れて、折紙の手裏剣みたいな形にしたもので、すぐ家で作れそう!「日本ではどんなふうにクリスマスをお祝いするの?」みんなに興味津々で尋ねられました。私が持っていったのは、苺のショートケーキ。スポンジとクリームが層になっていて苺を載せたケーキは、実は日本以外ではあまり見かけないのです。「初めて食べたわ!柔らかくて繊細ね!」「すごく美味しい!」と、みんな喜んでくれましたよ。
2013.12.26

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!クリスマス前の今の時期、ヨーロッパの各都市では個性的なクリスマスマーケットが開かれています。ことによく知られているのは、ドイツのクリスマスマーケットではないでしょうか。世界で一番有名とも言われるニュルンベルク、15世紀に始まりクリスマスマーケットの起源とも言われるドレスデン。いずれもドイツの古都です。冷え切った真冬の夜。美しい街並みは、煌煌と輝くイルミネーションに照らされます。温かなグリューワインとソーセージ、そして人々の笑顔で心も体もほかほかに暖まるのです。子供たちに大人気なのは、何と言ってもニュルンベルク!日本から子連れで訪ねてきた友人を案内したことがあります。ニュルンベルクは、クリスマスの街・おもちゃの街とも言われます。旧市街の広場でメインのマーケットが開催されますが、お隣の広場では、子供たちのためのクリスマスマーケットが開かれるのです!なんとここには、移動遊園地まで。蒸気のメリーゴーランドや観覧車に、子供たちは大喜びです。子供たちが遊園地や屋台で動かなくなって大変でしたが(笑)日本に帰ってからも夢に見るほど楽しかったとか。きっと、一生の思い出になったことでしょう。これぞクリスマスマーケット!という気分を満喫したいならやはりドレスデン。旧市街と新市街に広がるマーケットは、回りきれないほどの規模。私が特に好きなのは、シュトーレン。屋台のおじさんは「ドレスデンのシュトーレンはドイツ一、いや世界一だ!」と誇らしげ。確かに、一度食べてみる価値がありますよ。
2013.12.12

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!クリスマスまであと一ヶ月ほど。私のまわりのイタリア人たちは、もうあらゆる出来事をクリスマスと関連づけてしか考えられないよう(笑)。「あなたが見たがってた映画、そろそろ終わるわよ」「ちょっと待って。買い物のリストが埋まらないと行けないわ」なんていう調子。買い物というのはもちろん、クリスマスの準備です。イタリアの人は、家族全員と親戚、親しい友人など自分が贈りたいと思う人全てにプレゼントを用意します。ミラノでは12月はじめころ、聖アンブロージョの祝日というのがあり、このお祝いで大きな市が出ます。その名も「オーベイ・オーベイ」(素晴らしい!素晴らしい!)。この日がプレゼント探しの天王山とばかりに、ミラノの人たちはクリスマス気分いっぱいの街へ繰り出すのです。クリスマスカードは、それまでの人生でかかわってきた大切な人たちに心をこめてメッセージを書き込み、クリスマスの前に届くように発送します。そして何十と届くクリスマスカードを、ツリーのまわりや壁、窓枠などに飾って、クリスマスを迎えるのです。この子はシモーナ。お母さんは私の友人なのですが、彼女が妊娠しているので、ときどき子守りに行っています。かわいいでしょう!このちっちゃな女の子も、幼稚園の友達や従弟のマルコ、もちろんマンマとパーパにも、プレゼントとカードを用意するのです。私はそのお手伝い。シモーナは「あたしのカードをみんなのツリーに飾ってほしいの」と一所懸命にカードを作っています。「カード作りに使って」と、私が日本から持ってきた千代紙をあげると、白いほっぺたを真っ赤にして喜んでくれました。シモーナのお母さんのマリアも、他の子のお母さんたちにプレゼントを考えています。それぞれのイメージに合わせた手袋や手帳、ワイン、キッチン用品など。ちょっとしたものだけれど、自分のために考えてくれたと思うと、きっと嬉しいですね。英語で、「プレゼント」の名詞形Presenceには、「存在」という意味があります。誰かを思って贈り物をすることは、その人の存在を大切にしています、というメッセージなのかもしれません。
2013.11.27

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!11月!ヨーロッパは冬の気配が濃厚になってきました。クリスマスを待つ、この時期の素敵なイベントをいくつかあげてみましょう。11月の第3土、日、月の3日間。この期間、フランス・ブルゴーニュのボーヌでは、「栄光の3日間」と呼ばれる、すばらしいワインのお祭りが!まるで街中がワインのテーマパークみたいになると聞いて、私も去年、友達を誘って行ってきました。ボーヌは歴史的に、慈善事業とワイン作りが深く結びついた街。その歴史から、毎年1回、大々的なワインの慈善オークションが開催されるようになったそうです。この時期、一般の人もワインのテイスティングに参加できます。また一部のお店では日本語が通じるくらい、世界中からの観光客で賑わっていますよ。ぜひ一度、出かけてみて!クリスマスは11月から始まっているのよ!一昨年だったか、マディラ島から帰ってきた友人が、興奮して教えてくれました。マディラ島というのは、一年中春のように暖かい、ポルトガルの大西洋沖に浮かぶ小さな島。ここでは毎年11月なかばに、クリスマスイルミネーションの点灯が行われます。「大西洋の真珠」と呼ばれる街フンシャルは、海沿いの斜面に張りつくように家々が並ぶ、美しい街。そこに、ツリーを模した赤と青の大きな円錐形や、数え切れないほどの天使たちを電飾で形作ったイルミネーションが飾られます。夏のように肌を出した人々と、華やかなクリスマスの灯り。見せてもらった動画の中の光景は、なんだか不思議な夢のようでした。クリスマスを待つ楽しみの一つ、クリスマスマーケット。ヨーロッパの街の多くで開催されていますが、中でもプラハのクリスマスマーケットは、ヨーロッパ一美しいとも言われます。しんしんと冷えた空気の中、繊細に造られたイルミネーションとアドベントだけのおいしいお菓子やクリスマスの飾り物。いつか、クリスマスに絶対に行きたい場所の一つです。
2013.11.20

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!ミラノでも、お菓子屋さんのウィンドウやショッピングモールで、黒とオレンジのデコレーションが目に楽しい季節。ハロウィンです!イタリアでハロウィンが普及したのは、わりあい最近のこと。日本やアメリカと同じように、大人たちがパーティーをしたり、子供たちがお菓子をもらって歩いたりしますよ。ところが、あるセミナーで知り合った友人・イアンは、このアメリカ式ハロウィンに不満たらたらです(笑)。イアンはスコットランド人。いわく、「仮装してトリック・オア・トリートって言えばいいってもんじゃないよ。褒美が欲しければ何か芸をしなきゃ!俺の友達はみんなそう言ってるぜ」......だそうです。ハロウィンの起源は、古代のケルト民族にあると言われています。ケルトでは11月1日が新年。その前日、大晦日の10月31日が死者の祭りの日とされていたそうです。死者を導くため、また悪霊を防ぐために道や窓辺に焚き火をつけたり、魔除けのお守りを飾ったり、怖い顔のお面をつけたり......ほら、ハロウィンっぽくなってきたでしょう。アメリカに渡ったアイルランドの人々がこの習慣を伝え、徐々に私たちがよく知るハロウィンになってきたのですね。今ではハロウィンといえばこれ、とみんなが思い浮かべる、オレンジのカボチャをくりぬいたジャック・オ・ランタン。イアンによれば、これもスコットランド人にとっては「なんだか変だぜ」というものだとか。アイルランドやスコットランドでは、ルタバガという大きなカブで作るそうです。このルタバガでできたジャック・オ・ランタン......写真を見たのですが、確かにこれなら悪霊も逃げ出すという怖さでした......。
2013.10.29

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!少し涼しくなってきたことだし、今回はフィレンツェの名所をご案内しましょう。中世・ルネサンス期、実に300年ものあいだフィレンツェで権勢を誇ったメディチ家は、膨大な美術品のコレクションを持っていました。量・質ともにイタリア最大の美術館と言われるウフィツィ美術館には、そのうちの約2500点が収蔵されています。ウフィツィ美術館は、トスカーナ大公であったコジモ・デ・メディチがフィレンツェの役所として造らせた建物でした。つまり、ウフィツィはコジモの仕事場。そして自宅は、アルノ川の向こう岸にあるピッティ宮殿です。ピッティ宮殿。ここは今、メディチ家をはじめとした権力者たちが集めた美術品・宝飾品が展示される美術館になっています。1日で回れないほどの広大な敷地。これがメディチ家の私的なスペースだったなんて......。しかも、ウフィツィからこの自宅への行き来のためだけに、コジモは全長1キロもある屋根付きの回廊を造らせたのです。この回廊にも700枚もすばらしい絵画が展示されているとか。ただし、公開が不定期なのです。もしもイタリア旅行のとき公開時期に当たったら、すごくラッキーですよ!ウフィツィやピッティ宮殿にある数千点の美術品、工芸品はどなたにも是非見ていただきたいものばかり。日本の美術館にも、ピッティ美術館の企画展が来ることがあるようですよ。日本も涼しくなってきたとか。落ち葉の舞う街角を歩き、アートを訪ねるお散歩はいかがですか?
2013.10.17

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!先日、フランスで数日お休みを取れることになったので、かねてより行きたかった冒険の旅に出ることにしました。行く先は、フランス西部のナントにあるレ・マシーン・ド・リル。ジュール・ヴェルヌの世界観を再現する、とてもすてきなテーマパークなのです。遊園地じゃないの、と思ったあなた。侮るなかれ!この象さんを見てください。木でできているのがわかりますか?木製の象が、鼻から蒸気というよりも水を吹き出しながら、人間を乗せて園内をねり歩くんです。これ、ヴェルヌの小説「八十日間世界一周」に登場する象を再現しているそうですよ。楽しそうでしょう?ジュール・ヴェルヌが生きた19世紀のフランスは、激動の時代。ジュール少年は数学が得意で、元気なガキ大将だったそうです。「海底二万里」「十五少年漂流記」「動く人工島」などヴェルヌの作品群は、そんな少年のまま大人になったような、あまりにも自由な想像力の賜ばかり。自由というだけではありません。彼にはユーモアもたっぷり。その証拠が、ヴェルヌのお墓!アミアンに葬られたヴェルヌのお墓を初めて見ると、誰でもびっくりしてあんぐり口を開けてしまいます。立派な墓石、それはいいのですが、その下からは棺桶を押し上げて地上に這い出すヴェルヌの姿が......!「人間が想像できるものは、かならず人間が実現できる」ヴェルヌの言葉として有名なこのフレーズ。日本では幕末のころ、ヴェルヌは月に人を送ることを夢想し、それは未来の技術で現実になりました。忙しい毎日を送っていても、心だけは自由に、空想の翼を畳んでしまわないようにしたいものですね。
2013.09.26

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!暦の上ではもう秋。暑さに疲れた体を癒す、美味しいお料理はいかがですか?最近ミラノでおいしいロシア料理店を見つけたのですが、そこで特に気に入ったのが、やさしい風味のペリメニ(ロシア風水餃子)です。「とてもおいしい!」とロシア人の店長さんに伝えると、「そのペリメニは、ラトビア人のレシピなんだよ」と。そういえば、ラトビア料理というのはあまり聞かないような......?そう私が言うと、彼は呆れたように肩をすくめました。「知らないのかい?ラトビアはヨーロッパの美食の殿堂だよ!」そして、食後に「サービスするよ」とおいしいコーヒーを出してくれました。ラトビアの、チコリコーヒーでした。バルト三国のひとつで、ヨーロッパの中央に位置するラトビアは、地域によってさまざまな異文化の影響を受けてきました。食文化もしかり。バルト海に面した西部はドイツやスウェーデン、ロシアと接する東部ではロシア料理の影響がみられ、実にいろいろな料理を楽しめるそうです。何よりも私が心をひかれたのは、ラトビアでは多くの人が自分で野菜や果物、ベリー類を育てたり、すぐ近所で調達したりするという話。バラエティ豊かなお料理を、地産地消の食材で作る......これはまさにスローフード。ぜひ一度、ラトビアの各地を巡る食べ歩き旅行をしてみたいものです。ラトビアには有名なキャビアもあります。キャビアは通常、親のチョウザメを殺して採卵されています。しかしこのキャビアは、なるべく自然に産卵させて採られているのです。人間がその卵を好む魚は、ほぼ例外なく絶滅の危機にさらされてしまいます。ラトビアでのこの試みは、絶滅危惧種のチョウザメを保護することにつながり、高く評価されています。
2013.09.12

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!ヨーロッパ旅行に行くと、「お年寄りがおしゃれ!」と驚くことがありませんか?その通り。ヨーロッパでは一般に、若い人はあまりリッチじゃないので着回しのきくシンプルなアイテムでおしゃれ経験値を上げようとします。一方でお年寄りは、人生で積み上げた美意識を思う存分花咲かせ、自由なファッションを楽しんでいる印象です。それは性別も職業も問わず、一般的に言えること。先日立ち寄ったジェラテリアで、店主のおじさんが鮮やかな赤のベストとからし色のパンツを着ていました。「素敵なベストね」と話しかけたら、にっこりと笑って「いいだろう?僕はいつも必ず赤を着ることにしてるんだ。元気が出るからね」と教えてくれました。通勤途中にあるバールでよく会う、フランコさん。最近、私のファッションご意見番です(笑)もちろん彼自身もすごくおしゃれ。いつもぴしっとプレスされたシャツ、磨き上げた靴、小物にまで神経の行き届いた、それでいてさりげないスタイル。イタリア人には多いようですが、彼も下着にまで自分でアイロンをかけているそうなのです。「ユウコ、その靴はいけないな。まるで小娘のようだ」「手元に大ぶりなアクセサリーをつけなさい。シンプルさが引き立つよ」「そのブラウスのフクシア色は君の黒髪に実によく映える。とても美しい!」褒めてくれるときの彼は、まるで女神みたいに私を見るのです。いくつになっても、やっぱりイタリアの男性は違います(笑)とある縫製工場を営む素敵なイタリア人女性と、大阪でご一緒したことがあります。彼女はこの道50年のキャリアウーマン。もちろん、おしゃれにも自分のポリシーとセンスを確立してます。その彼女が「すばらしいわ!」と絶賛したのが、いわゆる「大阪のおばちゃん」。「自分を主張すること、そして人を楽しませようとする姿勢。ここの女性たちをお手本にしなくては!」それ以来、彼女のワードローブにアニマルプリントが増えました。
2013.09.04

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!この夏の暑いこと!特に南部、ローマやナポリの暑さは、時に40度を超える日もあるほど。ところがこれほど暑いイタリアの都市でも、あまりクーラーの風に当たることがないのです。どうやら、イタリア人はあの人工的な冷気があまり好きではないみたい。石造りの建物は、外部の熱を遮断してくれます。イタリアでは、夜の間に冷えた空気を逃がさないよう、日中は窓と雨戸を閉めきって、薄暗い部屋で過ごすのが普通。こうして閉めきった室内は案外涼しいし、皆があまりエアコンを使わないので、室外機の熱が出ないためか、夜になると街角には涼しい風がよく通ります。夕方、ほっと一息ついてテラスや店先に出されたテーブルで食事をしたり、冷たい飲み物を楽しむのも、夏の楽しみの一つ。南イタリアに、暑さを忘れさせてくれる豊かな水の国があります。それはティヴォリにある中世の名門エステ家の別荘、ヴィッラ・デステ。洋の東西を問わず、人は水の気配に涼を求めるもの。水道のなかった時代に、ティヴォリの豊かな自然と激しい高低差のある地形を利用して、庭園の中に500以上の噴水を作ったのだから驚きます。中でも有名なのは、かつて本当に水だけで音楽を奏でたという「オルガンの噴水」。冷たい水しぶきと水音を感じながら緑深い庭園に佇むと、ここが酷暑の南イタリアということを忘れてしまいます。南イタリアまで行くわけにいかない、家を閉めきって閉じこもるわけにもいかない! 私はどうすればいいの?そんな真夏の日、私を助けてくれるのは、そう、ジェラート。小さな子供から難しい顔をしたおじいさんまで、イタリア人はみんなジェラートが大好き!口の中で甘く溶け、ふわりと広がるフルーツやチョコレートの豊かな香り。もう、ジェラートのない夏なんて考えられません。
2013.08.08

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!太陽の輝く季節は大好きですが、ミラノは地獄の暑さ......!ところが今年、知人がデンマーク・コペンハーゲンに持っている、夏の家に誘ってくれました。デンマークにはアンデルセンの生地オーデンセをはじめ、しっとりと落ち着いた街並みがあります。それから、おうちでゆっくりと北欧の料理をいただいたり、飼われている猫と遊んだり。夏も涼しいノルウェーまで足を伸ばせば、ヨーロッパ最長の200kmを超えるフィヨルドのクルーズも楽しめます。とにかく北欧の涼しさには、心も体もほっと一息つけます。コペンハーゲンは7月でも20度にならない程度ですし、ノルウェーのオスロは15度くらい。コペンハーゲンに今年の3月、新しい水族館ができました。今回の旅は、それも目的のひとつ。「Den Bla Planet (The Blue Planet)」つまり「青い惑星」と名付けられた水族館です。北欧最大の規模を誇る、総面積9000平方メートルの敷地には、シンプルな螺旋形にデザインされた、不思議な形の建物が建っています。内部も螺旋状になっていて、まっすぐな廊下はありません。ゆったりとしたカーブに沿って、青い海の底を歩くように進んでいくと、次々と海や川、湖沼の生き物たちに出会えるのです。内部はまるで深海の底を歩いているような、Den Blu Planet。でも外側は、不思議な宇宙船のよう。あるいは、大きなクジラのようでもあります。対照な形ではないので、見る形によって違う姿を現します。水族館の周囲を、建物を眺めながら歩くのも楽しいのです。
2013.07.25

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!7月!イタリアはSALDI(セール、バーゲン)の季節です。6月末くらいから、女性たちはわくわく、そわそわし始めますよ。もちろん私もです!パリの夏物セールはだいたい6月末なのですが、イタリアはそれより少し遅いのです。そして、その開始時期は年によって微妙に違っています!だからセール開始ぎりぎりまで、みんなウィンドウショッピングに余念がありません。欲しいアイテムをチェックしておいて、セールが始まったらすぐに押さえに走ります。でも欲しいものがセールまで残っていない場合も。このあたりの駆け引き、たまらないですね(笑)。ミラノで暮らすと、インテリアなども良いものがつい欲しくなります。家具なども、できれば安く買いたいもの。そういう時に頼れるのが、意外にもテレビショッピングなのです。イタリアで暮らすまで、テレビショッピングというとサプリメントやアクセサリーなどの印象でしたが、こちらでは画廊や骨董屋がかなり本格的な品々をテレビで販売していることもあります。もちろん、お値段も大変なものばかり。でもたまにカーペットや家具のバーゲンに出会うこともあって、ついつい画面に表示された番号をプッシュしそうになる自分を抑えるのに、ちょっと苦労します(笑)。イタリアのSALDIでは、店内全品20%、30%オフは当たり前。ラストの売り切り時期になると5ユーロ均一とか、信じられないようなお値段で店内を一掃していることもあるのです。いいものを安く買えたときの満足感は万国共通。新しいスタイルに身を包み、女友達が褒めてくれたときに「ステキでしょ?でも、これいくらだと思う?」と言いたくなってしまう気分、よくわかりますよね。
2013.07.11

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!「スローフード」という言葉をご存じですか?イタリア発祥の、その土地で採れる食材を中心に伝統的な食文化を大切にしよう、という運動です。1986年、イタリアのブラという街で、世界的なファストフードチェーンの進出をきっかけに始まりました。現代の工業化された、画一的な食生活に警鐘を鳴らしつつ、気候や風土に合わせた食生活を守りたいという主旨は、イタリアでは運動というより、普通に行われていること。だって、美味しい素材を求めていたら、自然とスローフード的な食事になってしまいますものね。スローフードが普及していく中で、注目されるようになった食材のひとつに、ファッロがあります。スペルト小麦、古代麦とも呼ばれる麦の種類で、イタリアでは1万年も昔から栽培されていたと言われています。香りがよく、過酷な環境でもよく育つ麦なのだそうです。栄養価も普通の麦より飛び抜けて高く、ぷちぷちとした食感が癖になります。私はスープや、サラダにして食べるのが大好き。もちろん、粉にしてパスタやパンにしたものも売られています。少し香りが違っていて、こちらもとても美味しいですよ。ファッロを使ったレシピをひとつ、ご紹介しましょう。温かいサラダです。たっぷりのお湯で茹でたファッロ、カニや鶏肉の茹でたもの、ブロッコリーかグリーンアスパラ、ミニトマト、そしてうずら豆。これらを温かいうちに混ぜ、そこにオリーブオイルとレモン、塩コショウで作ったドレッシングを回しかけます。手軽にできて贅沢、そしてヘルシーなサラダのできあがり!
2013.06.26

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!6月といえば、ジューン・ブライド。6月の花嫁は幸せになれるという言い伝えはどこから?これには諸説あるようですが、ひとつには6月=JUNEがローマ神話の女神、JUNOの月であること。この女神様は、結婚や女性の守り神とされています。またヨーロッパでは、6月は一年で一番季候のいい時期。明るい陽光が満ち、花々が咲き乱れ、かといって暑すぎるわけでもありません。まさに、幸せなカップルの船出にぴったりの季節なのです。日本では極端な話、役所で婚姻届を出しさえすれば結婚できますね。しかし、イタリアはカトリックの国。特に、教会で結婚する場合にはなかなか大変です。新郎新婦の結婚を公表する書面が作成され、それを2週間のあいだ、教会と市役所に張り出されます。さらに、二人揃って神父さんのお話を伺うために7回も教会に通わなければなりません。そして結婚式!特に有名なのは、南部の盛大なパーティーですね。夕方から明け方まで、食べたり歌ったり踊ったりして過ごすイタリア式披露宴。しかし、ご存じですか?イタリアでは、招待客がご祝儀を出す風習はありません。だから、主催する側は大変なのだとか。日本でもすっかり定着した、ジューン・ブライド。幸せになりたいという花嫁の願いは世界共通。今年もたくさんの6月の花嫁が生まれることでしょう。6月、日本ではみずみずしい緑の季節ですね。白いドレスや白無垢が深い緑によく映えて、またいっそうの美しさを楽しめそうです。
2013.06.05

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!世界のメンズファッションをリードする、イタリアの男性たち。イタリアに住むと、確かにおしゃれな男性が多いと感じます。特に思うのは、おじさんたちの格好良さ!男性が自分に似合う物をよく知っている、それがイタリア。でっぷり太った港町のおじさんも、何のお仕事をしているのかよくわからないチョイ悪風のおじさんも、それぞれが生きてきた歴史を感じさせる、自分の身に沿ったスタイルを確立しています。女性でも同じですが、やはり「自分を知る」ことがおしゃれの大原則なのですね。男性のスタイルで、私が個人的に一番がんばってほしいのはスーツ、あるいはジャケット+パンツのスタイル。その点もイタリアには素敵な男性が多いですね。仕事で知り合った素敵なおじさまに、ファッションについて聞いたことがあるのですが(ちなみに、喋り出すと止まりません)彼のポリシーでは、まず既製服は自分の体に合わせてサイズ直し、ジャケットとパンツは必ず違うものをコーディネートする(スーツは着ない)、靴には徹底的にこだわりかつ毎日磨く、身につけるもの全てにアイロンをかける......まだまだあるのですが、割愛します。これだけこだわることができるのは、やはり「自分」に対するイメージが確立しているからだろうな、と思うのです。男性のおしゃれ度には、その国のおしゃれアベレージが現れるような気がします。なぜなら、どの国でも女性はみんなおしゃれだから。イタリア人が東京に来ると、女性が美しいと言ってみんな驚いています。しかし男性は......? 皆さん、パートナーやお父さんのファッションにさりげなくアドバイスして、彼らをおしゃれにしましょう。そして日本の男性にも、世界のファッションリーダーになってもらいましょう!
2013.05.23

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!寒く乾いた冬の疲れが、お肌にどっと来る時期です。皆さん、スキンケアはどうされていますか?パリでエステティシャンをやっている友人にお肌の悩みを相談したら、すすめられたのが「蜂蜜」。蜂蜜は水分たっぷりで保湿効果があり、ビタミンやミネラル、酵素など多様な栄養が含まれ、パックしたり手作りせっけんで洗顔するなど、美容効果は抜群。蜂蜜のこのような使われ方、ヨーロッパではとても古い時代から行われてきたそうです。古代エジプトの女王クレオパトラはお化粧に蜂蜜を使い、古代ローマの貴族女性たちも争って蜂蜜を化粧品にしたり、お風呂に入れたりしていたとか。人類が初めて蜂蜜を味わったのは、紀元前2000年とも言われています。古代エジプトや古代ギリシャではすでにさまざまな芸術作品の中に蜂蜜の記述が現れます。甘味料としてはもちろん、薬として、化粧品として、広く利用されてきました。また蜜蝋(蜂蜜を採った後の巣に残るワックス)も、ロウソクや医療品として重宝されてきたのです。古くから蜂蜜と深くつきあってきたヨーロッパでは、蜂蜜を税金代わりに徴収していた時代もあったほど。したがって、その品質には厳しい基準があります。ヨーロッパ旅行のおみやげにお悩みなら、小瓶の蜂蜜をいくつか買って帰るのもいいでしょう。日本に蜂蜜が入ってきたのは、ミツバチが輸入された明治14年以降といいますから、ヨーロッパにくらべるとずいぶん新しいのですね。ミツバチ一匹が一生のうちに作れる蜂蜜の量は、茶さじ一杯程度とも。自然の恵み、奇跡の一杯とも言えるでしょう。蜂蜜の甘さと優しさを、たっぷりと味わいたいものです。
2013.05.09

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!ミラノから気軽に行ける、不思議な冒険の世界をご案内しましょう。それは、オーストリア・ハルシュタットにある岩塩坑。岩塩抗というのは、塩を採掘し、奥へ奥へと伸びていく坑です。ハルシュタットの岩塩坑は、古代ローマよりも古い時代から、塩を産出していたと言われています。中世には、塩は「白い黄金」と呼ばれ、現在からは想像もできないほどの価値を生み出す資源でした。オーストリアのこの周辺は、ザルツブルクの「ザルツ」やハルシュタットの「ハル」が塩を意味することでわかる通り、塩と縁の深い土地柄なのです。岩塩坑には、ハルシュタットの街からケーブルカーで上がっていきます。坑内はひんやりと寒く、おそらく10度以下でしょう。入口でスモッグの上下みたいな服を借りて着用します。坑内ではまず、お尻で時速25キロくらい出る滑り台で一気に下まで滑り降り、それからトロッコで坑内を巡ります。ちょっとしたテーマパークのよう。だからでしょうか。この岩塩坑は、小学校の遠足などでよく子供たちが訪れます。私が訪ねたときも、賑やかな子供たちの団体と出会いました。古くから塩の交易で栄えてきた歴史ある街、ハルシュタット。ハルシュタット湖という湖のすぐほとりに、街はあります。すぐ背後に山が迫り、ほとんど水辺に接するようにして立ち並ぶ、古い街並み。この一帯は世界でもっとも美しい湖畔の街とも呼ばれ、世界遺産にも登録されています。ザルツブルクから近く、観光には良いコースです。機会があればぜひ訪ねてみて。
2013.04.18

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!「日本からエプロンを取り寄せてみたいの。素敵なエプロンのお店を知らない?」フランス人の友人から、こんなメールが来ました。「母の日が近いから、プレゼントにしたいの」ということ。フランスのほうが素敵なエプロンが買えそうに思いますが、意外と気に入ったものがないそうです。パティシエやコックさんが厨房でつけている胸当てつきのヒッコリーエプロン、お肉屋さんなどの白無地のもの、パン屋さんなどの紺無地、そして腰から下で足首まで届くきりっとしたギャルソンエプロン。フランスで、エプロンは、働く男性のイメージが強いようです。「私のママンは、キュートで女らしいデザインが好きなの!」そう言われ、「では、イタリアで選んでもいいんじゃない?」と返事をしました。イタリアのマンマたちは、みんなとってもかわいいエプロンをつけています。おばあさんと言っていい年になっても、ピンクのフリルつきエプロンとか、真っ赤な刺繍入りエプロンを選んでいる人が多いんです。そういうマンマに出会うたびに、女性はいくつになってもこうでなくては!と思うのです。結局、フランス人の友人もイタリアのエプロンを選びそうです。パリのマレ地区に、ホールの給仕さんたちがピアノに合わせてエプロン姿で歌ってくれるというレストランがあります。皆さんとっても美声!何年か前に行ったきりですが、もう一度行きたくなってきました。
2013.04.11

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!先日ちょっとしたパーティーで、ヴェネチアのゴンドリエーレとして修行中という男性と知り合いました。「ゴンドリエーレ」、皆さんご存じでしょうか。ゴンドラを櫂一本で操り、ヴェネチアの細く入り組んだ運河を自由自在に渡っていく、船頭さんです。彼は生粋のヴェネチア人。そしてお父さんもお祖父さんも、代々ゴンドリエーレだったそうです。もともと、ヴェネチアのゴンドリエーレは世襲制でした。(今は必ずしもそうではないそうですが)このお仕事、見た目以上の大変な労働だそうです。力はもちろん、広い海を漕ぐのとはまったく違う技術が必要。その上、ゴンドリエーレになるためには長く厳しい修行と勉強の日々を経なければならないとか。何百年もの間、親から子へとゴンドリエーレの技と船が受け継がれ、ヴェネチアのゴンドラは世界から訪れる人々を喜ばせてきました。しかし現代は、ゴンドリエーレの学校があるそうです。そこでは、船頭さんの実技はもちろん、ヴェネチアと周辺の地理や歴史、英語やフランス語、スペイン語を学びます。課程を修了するとゴンドラ協会による選抜試験を受けて......この試験に合格すると、やっと先輩ゴンドリエーレの下で見習いとして修行する資格を得るのだとか!パーティーで知り合った彼は、今やっとこの段階。「そんなに大変な思いをして、やっぱりゴンドリエーレになりたいものなの?」と尋ねると、胸を張って答えました。「もちろんさ! 僕は故郷ヴェネチアに誇りを持っているからね!」何百年もの間、男性しかいなかったゴンドリエーレ。実は今は、2人の女性がいるということです。女性の場合は「ゴンドリエーラ」と呼ばれます。男性と対等の試験を受けて合格するのは、並大抵のことではなかったでしょうね......。
2013.03.14

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!ときどき立ち寄るバールで、バリスタのおじさんとマラソンの話題で盛り上がりました。おじさんは春になると各地のマラソン大会に参加するのを楽しみにしているんだそうです。今年はどの大会に出るの?と尋ねてみると、「もちろんローマ・マラソン! それから、風景を楽しめるウィーン・シティマラソンには行きたいね!」ヨーロッパでは、春から秋にかけて一般の人が参加できるマラソン大会がたくさん開催されます。いずれも歴史ある街並みのコースを走る、特色ある大会。大勢の市民ランナーが、春の訪れとともに開催される大会を心待ちにしているのです。ローマ・マラソンは例年、3月後半に開催されます。参加者数はヨーロッパでもっとも多い、大人気の大会です。フォロ・ロマーノやサンピエトロ寺院、トレビの泉などイタリアを代表する観光スポットを駆け抜けるコースを走る気分は最高だとか。沿道には陽気なイタリア人たちが賑やかに声援を送り、ちょっと足に負担のかかる石畳はのんびりと、ランナー同士がお喋りする場面も。一方、「世界一美しいマラソンコース」と賞賛されるのがウィーン・シティマラソン。暖かい4月の半ばに開催され、シェーンブルン宮殿やウィーン旧市街、英雄広場などを走る、平坦で気持ちのよいコースだそうです。記録も出やすく、世界的なランナーが何人も優勝しているので有名な大会でもあるんですよ。ヨーロッパの主要なマラソン大会には、日本から参加するためのツアーも数多くあるようです。バリスタのおじさんは、ローマ・マラソンで和柄のTシャツを着た日本人の美女ランナーを見たと、嬉しそうに話していました。ローマ・マラソンの公式サイトには日本語ページも。日本からの参加者が多い証拠ですね!
2013.02.28

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!ミラノはものすごく寒いです!寒い、寒いと震えていたら、ロシアから来た友人のライサが、笑いながら言いました。「ダメね! 寒いからいいのよ。食事が楽しくなるでしょ」思い切り不満げな顔になって、じっと彼女の顔を見てしまいました。そうしたらライサが部屋に呼んでくれました。おいしいロシア料理をご馳走してくれるというのです!もちろん、喜んでお邪魔しました。大勢で食べたほうがおいしいわ!と言うライサの招待で手狭なアパートの部屋に5人も友だちが集まりました。次々とテーブルに並ぶ、湯気の上がったロシア料理。ピロシキ、ボルシチ、それから名前がわからないけれどお肉の串焼きや、水餃子に似たお料理など。おいしそう!ロシアは広大な国。面積では世界一広く、そこに多様な民族が暮らしていますから、さまざまな食文化があるそうです。有名なボルシチはお肉やたくさんの野菜をじっくり煮込んだ、真冬に嬉しいスープです。あの赤い色は、ロシア料理でよく使われるビートの色なのだそうです。ライサによれば、ボルシチはウクライナの伝統料理で、地元では地域ごとに何十種類ものボルシチがあるとか。でも、どれにも共通しているのは、サワークリームを入れて食べることなんですって。そして串焼きは、シャシリクという名前だと教えてくれました。これはカフカスのお料理だそうです。スパイシーな下味がしっかりと染みこんだ牛肉で、とっても柔らかくておいしかった!水餃子に似たお料理の名前は、ペリメニ。シベリアではこれを大量に作って、戸外の雪の中で長期保存して食べるそうです。なるほど!お湯からすくったペリメニは、生地にひき肉と野菜がたっぷり入って、とってもジューシー。お腹いっぱいになって、心も体もほかほかと温かくなりました。
2013.02.14

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!友人のアガータとマテオが結婚しました。もう7年もつきあった二人。えっ、まだ結婚していなかったの?とみんなが言うくらい、仲の良いカップルです。イタリア式の、何時間もご馳走を食べ続ける結婚パーティーの後、二人は新婚旅行へ。どこへ行くの?と尋ねて驚きました。なんと行く先は日本!実はイタリア人の新婚旅行先として、アジアの国々は人気があります。中でも気候が穏やかで安全、インフラがきちんと整った日本は、評価が高いようです。ヨーロッパにいくらでも素晴らしい場所があるだろうに、とつい思ってしまいますが、それは日本人の発想。イタリアで生まれ育った彼らにとって、アジアは神秘的な未知の世界なのですね。イタリア人のカップルは、たっぷりと日程を取り、お金をかけて新婚旅行に出るケースが多いようです。私のまわりでは、アガータとマテオのように日本を選ぶカップルがいくつか。次いで中国、オーストラリアが多いように思います。考えてみれば、ヨーロッパなら普段のバカンスで行けますものね。それに30代ともなれば、近場で行きたい場所にはすでに行っている、と言うのです。お金と時間をかけられる新婚旅行では、滅多に行けないような遠方を選びたい、というのはわかりますね。あえて遠方に行く新婚旅行では、ひたすらのんびり過ごす普段のバカンスとは、過ごし方も違うそうです。日本でのアガータたちの旅程は、まず関西で寺社仏閣を楽しんだあと、九州へ。温泉を巡り、観光しながら電車を乗り継いで東京まで移動するとか。なかなかハードスケジュールです。彼らの土産話を、とても楽しみにしているんです。
2013.01.31

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!イタリアは南北にとても長い国。暖かい地中海のイメージが強いですが、アルプス山脈の一部はイタリアなんですよ。知ってました?そんなイタリアでは、冬場のスポーツの王道はやっぱりスキー。年にもよるのですが、おおむね1月から2月は雪質が良くて晴れた日が多いため、ベストシーズンです。イタリアのスキーリゾートは基本的に一週間単位で、日帰りでちょっと、というのが難しい場所が多いのです。でもその分、時間さえ取れればたっぷりと、ウィンタースポーツを満喫できますよ!イタリアには条件のいい、素晴らしいスキー場が200もあると言われています。長野県ほどもあるエリアに、12のゲレンデと50ものスキーリゾートが集まるドロミテスーパースキー。ミラノやトリノから近くて便利、しかもアオスタの街を中心に4つのスキーエリアを回れるアオスタスーパースキーなど。こういったダイナミックなスキーの楽しみ方ができるのが、イタリアのスキー場の魅力のひとつ。この中で私があえておすすめしたいのは、ドロミテの代表的なスキーリゾート、コルティナ。奇岩としか言いようのない切り立った岩山が連なる、ちょっと他では出会えない風景に圧倒されます。頬が痛いほどの寒風にさらされながら、リフトで巨大な岩山にむかって上がっていくと、自然の力に一人で立ち向かってるみたいな感覚になれるのです。可能なら二週間くらい滞在して、ゲレンデからゲレンデへと渡り歩いてほしいのが、イタリアの冬山。もちろん、ときどきは山を下りて、ミラノやヴェネチア、トリノなどへ足を伸ばしてみてもいいでしょう。ここだけの話、イタリアはスイスのスキーリゾートより、費用も安めですよ(笑)。
2013.01.17

あけましておめでとうございます!BrandShop エキュの裕子です。今年もエキュをご愛顧いただけますように。そして皆様にとって素敵な年となりますよう。お正月はどんなふうに過ごしていらっしゃるでしょう。門松に鏡餅、おせち料理とお雑煮......日本のお正月、満喫されていますか?おせちや鏡餅など、縁起物には全て新しい年の無事と幸福を願う意味がありますよね。ヨーロッパにも、新年の演技をかつぐ食べ物やアイテムがあるんです。有名なところでは、フランスのガレット・デ・ロワ。「王様のお菓子」という意味です。アーモンドクリームの丸いパイで、紙の王冠がついてきます。中には一個だけ、陶器でできた「フェーヴ」という飾りものが入っていて、それが当たった人が王様、というわけ。このフェーヴ、かわいいものがたくさんあって、つい集めたくなってしまいますよ。ドイツでも、お正月の定番お菓子があります。ノイヤースブレッツェルという、焼き菓子です。普通のブレッツェルは三つの穴が空いている形ですが、新年用のこれは、大きな丸。穴が一つです。新しい年をこの大きな穴からよく見通せるように、という意味があるそうです。一方ポルトガルでは、年明けの深夜12時になると時計の鐘に合わせて、干しぶどうを12粒食べるという習慣があります。次の一年、幸せに過ごせますようにというおまじない。素敵な習慣だけど、ちゃんと鐘に合わせて食べられるかどうか緊張してしまいそう(笑)。ドイツには「幸運の豚」というお正月の縁起物があるそうです。ゲルマン民族の中では、豚は神聖なものなのだとか。マジパンでできたかわいい豚さんをケーキに乗せたり、お守り代わりの豚の置物を飾ったり。いろいろな縁起物があるけれど、どの国でも「新年を良い年に、みんなが幸せになるように」という願いは同じですね。
2013.01.11

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!ハロウィンが終われば、街はクリスマスの色。特にヨーロッパの冬は夜が長く、イルミネーションの美しさは言葉に尽くせないほどです。イルミネーションの美しさで有名な街はたくさんあります。ミラノはもちろんですが、フランスでもっとも美しいと言われるストラスブールや、クリスマスマーケットも楽しい、ドイツのニュルンベルグなど。アットホームなポルトガルのポルト、雪と氷のデコレーションで有名なベルギーのブルージュ。どの街も歴史と人々の温かさ、そして工夫を凝らしたイルミネーションで、訪れる人を幸せにしてくれます。そして、今年はまさに、ロンドンの年だったのではないでしょうか。世界が注目した街、ロンドンのクリスマスは......?寒い寒い、本当に寒いロンドン。日本で言うと札幌くらいでしょうか。この寒さに、イルミネーションの光が美しく映えます。今年も11月初めからスタートした各地のクリスマス行事。オックスフォードストリート、リージェントストリートなどそれぞれにユーモアいっぱい、楽しさいっぱいのイルミネーションを見せてくれています。特にちょっと面白かったのは、オックスフォードストリートの「マーマイト」を描いたイルミネーション。イギリス人でも好き嫌いが分かれる、ビール酵母のペースト「マーマイト」。これを「好き?嫌い?」と問いかけるイルミネーションに思わず笑ってしまいました。日本でも、美しいイルミネーションを楽しめるスポットが毎年つぎつぎと生まれているようですね。ニュースで見たのですが、東京スカイツリーのクリスマスイルミネーション。世界一「高い」クリスマスツリーに、澄んだLED光のイルミネーションが、とてもきれいでした。私は、今年は日本に帰れそうもないのですけど......(笑)残念。
2012.12.20

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!サンタクロース村を知っていますか?北欧フィンランドのさらに北部、ロヴァニエミ市にある、本物のサンタに会える村なのです。サンタクロースは、ラップランドのコルヴァトゥントゥリという雪に閉ざされた山奥に、お手伝い妖精のトントゥたちと住んでいるそうです。でもここではみんなに会うことができないので、サンタクロース村を作って、世界中の人々と会えるようにしています......という場所。さて、このサンタクロース村で、サンタさんは何をしているのでしょう?そして、トントゥとは?サンタクロース村には、郵便局やサンタのオフィス!があります。早めに手紙でお願いしておくと、サンタがこの郵便局から返事を出してくれますよ。現地では、もしかするとトナカイのソリで移動するサンタを見られるかもしれません。普段はコルヴァトゥントゥリで暮らすサンタ。可愛いトントュたちは、世界中の子供たちを見守っていて、そのようすを大きなノートに書き留めています。がんばったこと、素直になれなかったこと。友だちとけんかをしてしまったこと、自分よりも小さな子に優しくしてあげたこと。サンタはそのノートを見て、クリスマスに一人ひとりに配るプレゼントを決めるのです。トントゥは可愛いとんがり帽子の小人です。最近はトントゥのオーナメントや、飾り棚に並べる小さなトントゥをよく見かけますね。どれもとっても可愛くて、クリスマスデコレーションに彩られたお店のウィンドウで見かけると、つい買ってしまうんです。
2012.12.06

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!イタリアでは、クリスマスが近付くとパン屋さんやスーパーの店先に大きな箱が山積みにされるようになります。中身はパネットーネやパンドーロ。いずれもパンに近い、クリスマスだけのお菓子なのです。スーパーなら一個3ユーロくらいのものも見かけますが有名メーカーのものだと8ユーロくらい。さらに、街のおいしいパン屋さん自家製パネットーネやパンドーロだと、20ユーロなんていう品も。年に1回しか食べないのだから、おいしいものを......なんていう誘惑にかられて困ります。イタリア伝統の2種類のクリスマス菓子をご紹介しましょう。パネットーネはもともとミラノのお菓子だそうです。ブリオッシュの中にドライフルーツが焼き込んであるとても香り高くおいしいお菓子。パネットーネの酵母は特別なもので、国外にほとんど流通していない上、とても扱いが難しいとか。そのため、本物のパネットーネはイタリアでしか作れないといいます。パンドーロはドライフルーツが入っていない、柔らかいスポンジみたいな生地のケーキ。ビニール袋に入れたまま、たっぷりのお砂糖をかけて一生懸命に振ります。全体に真っ白くお砂糖をまぶしていただきます。イタリア人はパネットーネ派とパンドーロ派に分かれるようです。私はどっちも食べたいのですが、両方ともあまりに大きい!何しろ、直径30センチ、高さ30センチもあるんです。一人暮らしには一個が限界......。パンドーロは子供用の、おまけ付きの小さいものも売られているので、仕方なく?それを買ったりしています(笑)。
2012.11.22

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!秋も深まり、ミラノはもう冬の気配。街角にも、そこここに冬支度が......。そして、ミラノの友人たちはもうクリスマスを話題にし始めました。まずはクリスマスカードの準備。お店では、素敵なカードがちらほら見られるようになっています。カードは、クリスマスより前に届くように発送します。届いたカードは室内に飾られ、クリスマスを待ち望む気持ちを盛り上げてくれます。クリスマス当日には壁や暖炉、ツリーのオーナメントにまで、クリスマスを祝うメッセージでいっぱいになるのです。去年のクリスマス、ミラノで友人の家にお邪魔しました。彼女のお父さんは、世界中を渡り歩いてきたビジネスマン。だから一家みんな、各国に友だちがいるのだそうです。大きな石造りの暖炉の上には、ご先祖の肖像画が飾ってあるようなお宅です。その暖炉の上に、たくさんの家族写真といっしょに世界各地から送られたらしいクリスマスカードが並んでいます。全部で200枚はあったでしょう。暖炉の他に窓辺や飾り棚、長いリボンに何枚も留め付けて、壁にかけたカードもありました。一枚一枚をゆっくり眺めると、世界中から届く一家への気持ちが暖かく、私まで包んでくれるようでした。実を言うと、イタリアでクリスマスカードを探すのは、ちょっと大変なのです。というのも、年賀状みたいに大量に発送するので、なるべく安くて素敵なものを選びたいから。でも安いと、安いなりのデザインや質になってしまいます。最近は、自分でデザインしたものをPCで印刷することも。でも型押しとか切り抜きとか、プリンターではできないこともありますから......。というわけで、今年もあれこれ悩む日々の始まりです(笑)。
2012.11.08

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!ミラノに来たばかりの友だちを励まそう!そんなパーティーを開きました。ロンドンから来た彼女は、イタリア語に自信がなくて不安そう。だから、いろんな国の友だちを招いて。みんなでタルトを持ち寄りました!いいでしょう?秋、スイーツが恋しくなる時期にぴったり。私は、ちょうど日本から届いていたラ・フランスのタルト。「フランス出身の梨なのに、ほとんど日本でしか栽培していないらしいわ。さあ、どうぞ」切り分けてテーブルに置くと、彼女は興味津々。一口食べて「おいしい!」と、輝く笑顔を見せてくれました。トルコから来ている友人は、イチジクのタルトを持ってきてくれました。「これはすごく簡単なのよ」そう言って、みんなにレシピを教えてくれます。私も思わずメモを取りました。だって、すごく美味しかったから。アーモンドプードルたっぷりの生地に、薄切りにしたイチジクを乗せて、オーブンで焼きます。上からキルシュ入りのシロップを回しかけて出来上がり。確かに簡単!他のフルーツでも応用可能ですが、リンゴなど、酸味の強いもののほうが美味しいとか。ちょっとカスタードや生クリームを添えて、さあ、召し上がれ。生地から作るともちろん美味しいですが、手間もそれなり。だから、既製のタルト生地を使うのもいいですね。卵1個をマグカップに割り入れて混ぜ、薄力粉大さじ1程度と砂糖大さじ1か2くらいを入れてさらに混ぜます。そこに生クリームを200mlほど入れたものを準備。タルト生地にお好きなフルーツをいっぱいに乗せて、上から先ほどのマグカップの中身をかけて、オーブンで焼いてみて。素朴なタルトの出来上がりです。
2012.10.24

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!ようやく日本も秋の風を感じているとか。ミラノでは、ニットが手放せない季節になっています。秋と言えば美しい紅葉です。ヨーロッパでももちろん、紅葉を楽しむことができます。厳しい冬を迎える前に、暖かな色合いに染まった木々が歴史ある街並みをやさしく包み込んでくれるようです。日本と同じで、やはり高地や高緯度の地方で一気に葉が染まり、美しいようですね。そしてヨーロッパは本当に寒いので、紅葉したらあっという間に散ってしまいます。もしヨーロッパで紅葉を見たければ、現地の情報をまめにチェックして、狙って行ったほうがいいでしょう。ポーランドのワルシャワに、ワジェンスキ公園という広大な公園があります。ショパンの像が有名な公園です。テラスのあるレストランではこの時期、紅葉を見るというより紅葉に包まれて、うっとりとしているうちに時間が過ぎていきます。ヨーロッパではやはり、街並みとともに木々の色づきを楽しみたいもの。その点でおすすめしたいのが、ドイツのローテンブルクです。ロマンティック街道の代表的な街としても知られていますね。中世の雰囲気を色濃く残す、まさに童話の舞台のような街並みが保存され、この時期は紅葉がノスタルジーを添えます。日本で、イタリア人の友人を紅葉狩りに誘って感激されたことがあります。ヨーロッパではあまり紅葉を楽しむ習慣はないのですね。日本の紅葉で印象深いのは、北関東から東北の山地でしょうか。もちろん、頂きに雪を載せたアルプスやピレネーの雄大な風景が紅や黄色の木々に飾られているのも素晴らしいもの。日本とは木の種類が違うので、微妙な色合いの違いを探すのも面白いですよ。
2012.10.18

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!ヨーロッパ、特に南欧の古い建物を歩くと、あらゆる場所で美しいタイルの装飾を見ることができます。スペインのお金持ちのお宅で、キッチンなどの水回りに限らず、居間の壁や階段の踏み板や蹴上げにまで色鮮やかなタイルをびっしり貼ってあるのを見て、ため息が出たことも。南欧のさんさんと輝く日差しに映える白壁。そこに埋め込まれた表札や地番表示も、タイルがよく合います。日本ではタイルといえば無地のものが多いような気がしますが、南欧の建物に使われているタイルは多種多様!鮮やかな色彩で、さまざまな模様を描かれたり、浮き彫りをつけたり......タイルの装飾には時代の流行があります。小さなタイルの中にも歴史が刻まれ、見飽きることがありません。エコスタイルがトレンドとなっている今、イタリアでは、苔を生やして壁面を覆うタイルも出てきました。ホテルのエントランスで見たことがあります。深い緑の陰に覆われて、その一角だけ空気が澄んで感じました。古いタイルを気軽に楽しめるのは、やはりスペインではないかと思います。細かい模様のタイルで覆われた、公園のベンチ。アパートの外壁にも、窓を囲む形にタイルが貼られたりお屋敷の天井にタイルで大きな絵を描いてあったり......何気ない場所に美しいタイルが貼られているので、どこへ行ってもつい、きょろきょろしてしまうんです。トルコに行くと、歴史的な建物にすばらしく精巧な模様の入ったタイルが、びっしりと貼られているのに感動します。セルジューク・トルコやオスマン・トルコの隆盛とともにトルコのタイルは絶頂期を迎え、中国の影響も受けて、独特の美しさを見せるようになりました。一方、トルコから中国にもタイルが伝わったと考えられます。これが、飛鳥時代に日本にも伝わったのだそうですよ。
2012.09.26

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!秋ですね!食べたいものがいっぱい!(笑)今がちょうど旬の食材でパッと浮かぶのは、ムール貝でしょうか。日本でも名前は知られていますが、レストランなどではあまり一般的でないかもしれません。ムラサキイガイ、とも呼ばれるようです。もともとは地中海原産と言われていますが、とても丈夫な貝で、今や世界中に棲息しています。ムール貝で有名なのは、なんと言ってもベルギー。有名店がいくつもあり、いっぱいに貝が詰まったバケツで供されるワイン蒸しは、インパクト大!日本人にはちょっと量が多いんですが、でも、信じられないほどおいしい!きれいな海で採れた新鮮なムール貝が手に入ったら、ワイン蒸しを作ってみませんか?とても簡単ですよ。ムール貝1キロに対して、白ワイン100cc、バターまたはオリーブオイル、ニンニク、ローリエや長ネギなどの香味野菜を適宜。好みでセロリや赤唐辛子を入れてもいいでしょう。まずはムール貝の汚れや付着物、貝から出ている髭みたいなものをきれいに取り除き、水洗いします。それから、バターかオリーブオイルで野菜をゆっくりと炒めます。その上にムール貝を入れ、白ワインを回しかけ、鍋の蓋をします。貝が開いたら出来上がり!ベルギーでは、ムール貝のワイン蒸しをホワイトソース味にしたり、チーズ味やトマト味で食べたりします。ベルギーの有名店で、ハイシーズンの1日に消費されるムール貝は、なんと1トン!いくらみんながバケツ一杯食べると言っても、1トンはすごいですね。
2012.09.13

こんにちは~イタリア料理で大切なことって何でしょう?実は私が一番大事だと思うのは、「香り」。新鮮なオリーブオイルや濃く香るトマト、そして必ず添えられているハーブの香り。「香り」こそ、外せない要素だと思うのです。トマトソースに合うバジリコは、たくさんの葉を松の実と合わせてジェノベーゼにもなります。肉料理に欠かせないのはローズマリー。ソテーにニンニクとともにローズマリーがあるのとないのとでは、肉の味が全く違います。ミネストローネに少し加えてアクセントにしたいタイム。ブルスケッタやピザに鮮やかな緑色と新鮮な香味を加えたいときは、イタリアンパセリ。ハーブが活躍するのは、美味しいお料理だけではありません。ヨーロッパでは古くから、ハーブは薬として研究され、広く利用されてきました。貴族や富裕な商人たち、そして修道院でも、広大な庭の一角をハーブ園としてたくさんのハーブを栽培していたそうです。たとえばセージはラテン語の「救う」を語源とし、万能薬として広く利用されてきたそうですし、不眠や消化不良に効果のあるミントは、現代も多くの人が愛用しています。今、その薬効は芳香療法(アロマテラピー)に発展し、世界中に伝えられているのです。トスカーナに、Aboka Museumという博物館があります。ここはハーブ専門の博物館なのです。珍しい感じがしますが、イタリアにはメディチ家御用達の薬局サンタ・マリア・ノヴェッラやフィレンツェ大学のセンブリチ植物園など、ハーブの薬効を今に伝えるお店・施設が多く現存しています。美味しく、香り高く、そして薬効もあるハーブ。あなたも毎日の暮らしに取り入れてみませんか。
2012.08.30

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!いきなりですが、元気が出ません。なぜって...... 今年はバカンスに予定がないんです!張りのない気分で先週、ミラノで取引先の近くにあった、初めてのトラットリアにふらりと立ち寄りました。そこは薄暗い、なんだか変わったお店でした。低い天井には太い梁がめぐらしてあり、テーブルは濃紺の、薄い布で仕切られています。ろうそくの光が布に透けて青く揺れ、まるで海の底にいるよう。なんとなく私は、前に出かけたカプリ島の「青の洞窟」を思い出していました。青の洞窟。一生に一度は見るべきだと言われる、海上の洞窟です。あの洞窟を最初に見つけた人は、どれほど驚き、感動したことでしょう。高さ1メートルほどしかない狭い入口から小舟で入っていくと、中は驚くほど広い空間が広がっています。けれどその空間に光はなく、真っ暗。海面だけが青く輝き、浮かび上がるのです。狭い入口から差し込む陽光で水面がきらめき、魂まで青く染められるようでした。あの青を思い出すと、心がすうっと落ち着いていきます。カプリ島の青の洞窟。ローマ皇帝が、なんと浴室として使っていたという記録があるそうです。ふと、古代ローマに思いを馳せてみました。あの青の洞窟の中に何艘か舟を入れ、ろうそくの灯りで皇帝のために入浴の準備をする人々。いいなあ......というのが率直な気持ちですね(笑)。
2012.08.29

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!ヨーロッパ、特に南欧の街に行くと、あちこちに噴水がありますね。肌がぴりぴりするほど乾燥するヨーロッパの多くの国では、人の集まる街角に水のしぶきが立っているだけでほっとします。噴水の歴史は驚くほど古く、古代ギリシャにまでさかのぼるということです。ポンプのない時代には、水を噴き出させるために高低差を利用した、いわゆるサイフォンの仕組みが発明されました。ローマ帝国は、現在の東欧までその領土を広げていました。そして、支配した地に先進的な都市を建設していったのです。紀元前、街角のどこでも水を飲めるローマ帝国の水道技術に、当時の人々はどれほど驚いたことでしょう。この技術があるから、街角で噴水を楽しむこともできたわけですね。ギリシャ神話には、海の神ポセイドンをはじめとして水にまつわる神々が登場しますし、水辺で起こった伝説がいくつも伝えられています。躍動する水を求めた人々は、噴水に神々の姿を見ていたのかもしれませんね。日本にも、庭園で水を楽しむ文化があります。よく知られたものでは、鹿威し。竹筒に少しずつ水が垂れ、ある量になるとカコーン、と澄んだ音を立てて筒先が落ちる......日本人にとって、庭園の水は清らかで静かなもの。西洋のそれは空間を彩り、躍動するもの。そんなふうに言えるかもしれません。
2012.08.01

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!昨年5月、スペインのセビリアにできた巨大建造物をご存じですか?それは世界最大の木造建築、「メトロポール・パラソル」。遅ればせながら、見に行きました!駐車場を作ろうと掘ってみたらローマ時代の遺跡が出たため、歴史博物館とショッピングセンターを組み合わせた施設を建てたそうです。首が痛くなるほど見上げても全体を視界におさめられない、木で組まれた巨大なアメーバが地を覆うようなフォルム。セビリアの古い街並みにもきれいにマッチし、内部の回り階段まで美しいデザイン。一見の価値がありますよ。スペインはかつてヨーロッパの中心であり、世界の中心でもある大国でした。だから、激動の歴史が生み出した個性的な建築物が多数現存しています。天才建築家ガウディが生涯を捧げた聖家族教会(サグラダ・ファミリア)はその代表と言えるでしょう。コルドバのメスキータは、8世紀に造られたモスク。これが13世紀にキリスト教の教会に改築されたそうですから、まさにヨーロッパの歴史の証人とも言うべき建築です。こういった歴史的な建築に加え、現代になって建造されたものにも、見て驚くような個性的な建物が多いのがスペイン。冒頭のメトロポール・パラソル、ビルバオ・グッゲンハイム美術館など、どれも写真では伝わらない迫力ですよ。スペイン料理というと、パエジャなど豪快でお腹にもたれる(笑)料理がイメージされやすいかもしれません。でもスペインにも、体にも心にもやさしい料理があります。それはリゾット。特に地中海沿いの地域で、魚介のリゾットがよく食べられているようです。中でも私のおすすめはロブスターでお出汁を取ったロブスター雑炊。可能なら市場へ行き、自分で魚介を選んで作るといいですよ!
2012.07.20

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!友人のジーナが猫を飼い始めました。最近彼女はその子猫、テレルットーレに夢中。テレルットーレというのは「リモコン」の意味です。なぜかこの子はリモコンが大好きなので、そう名付けたんですって。ジーナは毎日テレルットーレを連れてお散歩しています。すてきなタータンチェックのハーネスをつけて。猫用のリードつきハーネス、日本ではあまり見ないかもしれませんね。イタリア人はペット好きなので、ちょっと面白いグッズがあるのかも。イタリア人の30%以上が犬か猫を飼っているというほどのペット好きで知られています。好きというだけではなく、動物とともに暮らす意識が高いと感じることが多々あります。たとえば、列車などの公共交通機関はペット同伴OK。リードなどつけていない犬が悠然と車内を歩く、なんていう光景も珍しくありません。カフェやスーパーなどもたいていはペットを同伴できますし、ペットショップでは、小さなスペースに動物を入れて売ることが禁止されています。ウィンドウの向こうの小部屋に入れられ、しじゅうガラスを叩かれて過ごす犬や猫は、イタリアにはいないということ。実はイタリアだけではありません。ドイツをはじめ、ヨーロッパの国の多くがペットの店頭販売を規制しているそうです。財政難に苦しむイタリアでは、ペットの犬や猫に課税する増税案が出ていましたが、国民の強い反対で廃案に追い込まれました。実はイタリアは、捨て犬や捨て猫が多いことでも知られています。増税案が実現していたら、ますます捨てられるペットが増えてしまったかもしれません。
2012.07.05

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!太陽の季節が近付いてきました!まだ6月ですって?イタリアには梅雨はありません。だから気分はすっかり夏なんです。薄めの生地、素肌や体のラインを出すファッションには大ぶりのアクセサリー、特にサングラスがマストアイテム。イタリア人は男女問わずサングラスが大好きだし、使い方がとても上手。顔を小さく見せてくれる大きな丸いタイプなど、持っていない女性のほうが少ないかもしれません。大きく襟の開いたカットソーにジーンズ、それだけのスタイルでも、顔に合ったサングラスひとつでセレブみたいに垢抜けさせる。夏のミラノは、そんなおしゃれさんでいっぱいなのです。この春夏、目立ってきたトレンドは「レトロ」。50年代風の品の良い、でもどこか奔放さもあるジャストウェストのワンピーススタイルなどがしっくりきそう。膝丈のスカート、太いベルトに高いヒールのサンダルで思いっきり足長に見せちゃいましょう。レトロでフェミニンなスタイルをきりりと締めてくれるのは、やはりサングラス。今年は定番の丸いセルフレームに加えて、目尻の上がったクールなサングラスがおすすめです。イタリア人がサングラスを好むのは、何もファッションのためだけではありません。イタリアの春から秋にかけての日差しは、それは激しいもの。石畳の照り返しで、日陰にいようと車の中にいようと太陽の光が目を刺します。だから、目を大切にするためにも、上質のサングラスが大切なんですね。
2012.06.27

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!「イタリアでおすすめの場所教えて」と、よく日本の友達に訊かれます。訪問地に合わせていくつかのスポットを案内しますが、その中で誰にも必ず勧める場所。それは、スーパーマーケットです。イタリアのスーパーって日曜日営業してるの?営業時間が短いんじゃない?そんなことを言われますが、とんでもない!街中のスーパーマーケットのほとんどは日曜に休んだりしませんし、営業時間は朝7時ないし8時から夜8時、お店によっては11時というところも。イタリアにはコンビニがないので、24時間営業のお店はちょっと探せませんが、スーパーの営業時間は日本より長いくらいではないでしょうか。イタリアでは、日本のスーパーと違う点がいくつかあります。一つは、生鮮食品の買い方。通常はパック詰めされておらず、すべて量り売りです。イタリアでは、お店の野菜を素手で触ってはいけません。備え付けの手袋をはめて必要な量だけを袋に入れ、専用の秤に乗せると、金額シールが印字されます。ハムやお肉、お総菜も量り売り。切り方などもその場で細かく頼むことができて、慣れるととても便利です。「できたて」にこだわるイタリア人の流儀ですね。圧巻はパスタとトマトソース、オリーブオイルの棚。パスタだけで棚一列、オイルで一列、トマトで一列です。この棚、一見の価値がありますよ。お土産も、スーパーで調達するのがおすすめです。お土産屋さんでは同じものがスーパーの10倍くらいの値段で売っていることもありますから。小さくてかさばらず珍しいもの、たとえばインスタントのフンギ茸入りスープとか、チューブ入りアンチョビペーストとか、日本では見かけない形のパスタとか。聞いているだけでスーパーを覗いてみたくなるでしょ?
2012.06.07

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!日本が大好きというスウェーデン人の一家に、夕食に招待されました。話し好きでお料理好きのお母さんは、食べきれないほどのごちそうをテーブルに並べると、「ユウコはスウェーデン料理を知ってる?これはね......」などと、説明をしてくれます。まずは、スウェーデン料理の代表、ショットボッラル。ミートボールです。牛肉と豚肉の合い挽き肉とタマネギ、牛乳、パン粉などを丸めてバターで焼いてリンゴンシルト(こけもものジャム)を添えていただきます。ミートボールにジャム?と思いますが、これが意外な好相性。こけももが入手できなければリンゴでもいいそうです。日本でも作れると思うので、ぜひ一度トライして。「本当は、これを食べるのは木曜日なのだけど」そう言って出してくれたのは、黄色いスープ。アートソッパと呼ばれていました。「外国の人には受けがよくないけど、これはスウェーデンでは大切な料理なのよ」そう言われて食べてみると、確かに他では味わえない風味のあるスープ。でも、私は素材感がはっきりしたものが好きなので、「美味しいわ」と言うと、お母さんは嬉しそうに笑ってくれました。塩漬けの豚肉と一緒にいただくのがスウェーデン流。むかし、キリスト教で金曜日は食事を控える日だったので、その前日の木曜日は、お腹がいっぱいになるお豆のスープを食べる習慣になったそうです。スウェーデン料理は、何にでもジャガイモの付け合わせがつくそうです。マッシュしたり、丸ごと蒸したり。そしてスウェーデンはパンの種類が豊富だとか。「イタリアではあまり手に入らなくて」そう嘆くお母さん。一体どれだけパンがあるのか、一度スウェーデンに行って確かめなければ。
2012.05.23

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!時には、きゅんと胸が苦しくなるような恋物語を追いたくなります。女性ならではの感覚でしょうか?先週、半ば衝動的に友人のジーナを引っ張ってヴェローナへ行ってきました。ヴェローナと言えば、「ロミオとジュリエット」の舞台として知られる街。ハート型をした市街には、キャピュレット家とモンタギュー家のモデルになったとされる有力者の家や、架空の人物であるジュリエットのお墓など、物語ゆかりの地が数々残されています。ジュリエットの家には、あの有名なバルコニーも。運命の夜、彼らが愛を告げあう場面が、ありありと脳裏に浮かびます。シェイクスピアが戯曲「ロミオとジュリエット」を著したのは1595年頃とされています。世界遺産であるヴェローナ旧市街には、中世当時の街並みが良い状態で保存されています。広場、ローマ帝国時代のアレーナ、街を守る堅牢な門......。ロミオが駆け、争いに巻き込まれたのはこの広場かしらとか、ジュリエットが危険な薬を飲んだ教会はここかしらと、ジーナと二人で、ひとしきり空想を巡らせました。ロミオとジュリエットの悲劇は、わずか数日間の出来事。そのたった数日のためだけに生まれたような二人が、この街のあちこちに、今も息づいているようでした。映画「ジュリエットからの手紙」をご存じでしょうか?美しいヴェローナを舞台に描かれる、50年越しの恋の物語です。この映画に出てくる「ジュリエットの秘書」たちは、ヴェローナに実在しています。彼女たちは、世界中から寄せられる年間5000通もの手紙に返事を書き続けているのです。その手紙の多くは、愛に苦しむ胸のうちを綴ったもの。誰にも言えない秘めた恋の悩みや、愛する人への思いの深さ、切なさは、古今を問わないものなのですね。
2012.05.10

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!イタリアの男性のイメージって、どういうものでしょう?軟派、女性を口説く甘い言葉......そして、マザコン。確かにどれもイタリア男性の特徴と言えます。みんながそうというわけではありませんが他の国の人と比べると、やはり「女性を口説くこと」と「お母さん」が大好きな男性が多いですね。あまり語られないことですが、では、女性はどうでしょう?しばらくイタリアに暮らしている印象で言うと、男性と女性でそんなに大きな違いはないような気がします。イタリア男性=マンマ大好き!このイメージが確立されるには、実はいくつもの社会的背景があります。まず、イタリアのお母さんは偉い!というのが一点。子供たちと家族を深く愛し、食材にこだわった美味しい料理を作り、パスタは粉を選んで手打ち。すごい人が多いのです。そして、実はイタリアは離婚率がとても高く、両親が離婚すると、子供はお母さんに引き取られる場合が多い。すると当然、母子家庭が多いということになります。若者の失業率が高くてお給料は低めでありながら、都市部の家賃は東京並みです。そのため、実家にとどまるかルームシェアするしかないという現実もあります。このような事情から、恋人がいようが仕事があろうが、土日はマンマのところに泊まってごはんを食べてくるという人が、男女問わず多いわけです。マンマのレパートリーにないメニューは食べられない、という男性が何人もいて、私もイタリアに来た頃は呆れたものでした。でもしばらく過ごすうちに、ちょっと考えが変わってきたのです。男女問わず、イタリア人はみんなお母さんをとても大切にします。むしろ私たち日本人が、ちょっと親に冷たいのでは?そんな気もしてきたのです。
2012.04.18

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!ヨーロッパに住むと嬉しいことの一つが、こちらでしか味わえない旬の味覚。春の訪れを味覚で実感させてくれる野菜が、ホワイトアスパラガスです。4月から5月にかけて、市場にどっさりと、白いアスパラが並びます。食感は柔らかく、ほんのりと甘みが口に広がるのが特徴。日本で一般的な水煮のホワイトアスパラとは、かなり感じが違いますよ。欧州ではどの国の人も、ホワイトアスパラが大好き!食べ方にもお国柄が出ます。シンプルな食べ方をいくつかご紹介しましょう。イタリアでは、ホワイトアスパラと半熟に茹でた卵の組み合わせが最高!茹でたアスパラと卵を皿に盛りつけ、オリーブオイル、塩・胡椒、好みでビネガーを加え、フォークで混ぜ、自分で好きな味にしていただきます。フランスで食べたグラタンも美味しかった!生ハムでアスパラを巻き、そこに生クリーム・卵・アスパラで作ったソースをかけて、オーブンで焼いたもの。ドイツはもっとシンプル。茹でたアスパラ、ジャガイモ、そして美味しいハムをお皿に盛りつけて、パセリと塩・胡椒をぱらっとかけて。アスパラの鮮度がよければ、この食べ方が一番美味しいかも。ホワイトアスパラはなぜ白い?それは、地面から穂先が出る前に収穫するから。だから、土からちょっと頭が出てしまったものは先だけが緑だったり、紫がかっていたりします。日本で一般的な緑のものとは、種類も違うということです。ちょっと皮が厚めなので、茹でる前に皮を薄く削いでから茹でるのが普通です。今は北海道産など、日本でも買えるそうなので、ぜひ一度試してみて。
2012.04.12

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!2月ともなれば、春が恋しくて居ても立ってもいられません。明るい日差しとフルーツの香りに包まれたい!そんな衝動に駆られて、南仏へ出かけました。イタリア国境とほど近い街、マントン。フランス南東のコート・ダジュールにあり、世界的に有名な保養地でもあります。ここで毎年2月、素敵なお祭りが開催されているのです。その名も「レモン祭り」。フランスが実は農業国であるということは、今では広く知られていると思います。温暖な南仏では、とりわけレモンやオレンジなどの柑橘が特産です。レモン祭りに行くと、この地の豊かな実りを印象づけられます。レモン祭りには毎年テーマが設定され、それに沿ったさまざまなデコレーションが街の広場を様変わりさせます。日本で言えばなんでしょう。札幌の雪祭りのオブジェがレモンと蜜柑でできている、という感じでしょうか。とにかく何もかもが大きい!風車、巨大なワインボトル、雪山にエッフェル塔、その全てをレモンとオレンジが覆っています。 レモン祭りは3週間ほど続き、その間にはさまざまな催しがあります。色とりどりの衣装を着た人々が踊りながら練り歩くパレード、夜のイルミネーション、蘭の展示会など。このお祭りの間、マントンは柑橘の芳香と色彩に包まれ、呼吸するだけで元気になれる気がします。明るく穏やかな気候に恵まれ、古くから世界の文化人が集まった南仏・マントン。この地にゆかりのある芸術家として、ジャン・コクトーがいます。詩人であり、小説や戯曲・評論にまで大きな功績を残し、画家でも映画監督でもあった多才の人。コクトーが深く愛したマントンには、ジャン・コクトー美術館があり、今も多くのファンを魅了しています。
2012.03.23

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!バルサミコ酢はお好きですか?Balsamicoとはイタリア語で「香り高い」という意味。ブドウから作られ、普通の穀物酢よりも酸味が強く、同時に独特の甘みと香りのあるバルサミコ。ところで、日本でもスーパーなどで買えるバルサミコは、本来のバルサミコ酢ではないことをご存じですか?イタリアではAceto Balsamico Tradizionale、つまり「伝統的なバルサミコ酢」の名を名乗れるのは、ブドウのみを原料とし、モデナ周辺の特定の地域で作られ、12年以上の熟成期間を経るなど、厳しい条件を満たすものだけです。このトラディツィオナーレは、100mlが1万円以上する高価なもの。中には熟成期間が100年というものもあるといいます。まさに、伝説のお酢です。酸味と同時に、舌にしみ入るような深い甘みもある、バルサミコ。トラディツィオナーレは、焼きたてのステーキや白身魚のソテーに少しだけ垂らしたり、新鮮なイチゴやジェラートなどのデザートのトッピングにも使われます。いずれも、一度は食べてみてほしい、他の調味料では得られない味わいです。また、グラスに大さじ1杯のトラディツィオナーレと砂糖、炭酸水を注ぎ、よく混ぜて氷を入れれば、真夏の弱った体と乾きを癒してくれる、極上のドリンクの出来上がり。一方、スーパーで買えるバルサミコヴィネガーも工夫して作られています。熟成期間は短いですが、本来のバルサミコに近づけるため、ブドウ酢にカラメルや香料が添加されたもので、お値段はトラディツィオナーレの1割程度でしょう。多種多様なバルサミコヴィネガーは、味も香りも千差万別。食べ比べてみるのも面白いですよ。さて、現実問題として、トラディツィオナーレを口にする機会は、人生で何度あるでしょう。でも落胆するのはまだ早いですよ。比較的安価な大量生産のバルサミコヴィネガーでも、トラディツィオナーレに近い味わいを得る方法があります。小さなフライパンにバルサミコを入れ、弱火でゆっくりと煮詰めてみてください。ややとろりとしてきたら、できあがり。簡単でしょう? ぜひ試してみて。
2012.02.23

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!2月といえば、カーニバルの季節!世界三大カーニバルの一つに数えられる、ヴェネチアのカーニバルは、一度は見ておきたいもの。ヴェネチアのカーニバルの歴史は古く、中世にまでさかのぼります。貴族文化華やかなりし時代、身分を隠して雑多な庶民たちと交流するために、貴族達は仮面をつけて街に出たということです。真っ白でミステリアスな仮面はバウタと呼ばれ、13世紀から使われていたとか。でも現代では、誰でも自前やレンタルで仮面をつけ、ドレスやマントで着飾り、街角を歩くことができます。ところが、あの衣装のレンタル料が思いのほか高い!(笑)豪華なものだと1日で10万円近い価格も......!カーニバルの期間、ヴェネチアはまるで異世界に変貌します。広場に、街角に、そして入り組んだ水路を巡るゴンドラに、思い思いの仮装をした人々がひしめいて、不思議な夢の中にいるよう。ヴェネチアの中心部サン・マルコ広場には、カフェラッテ発祥のお店として知られるカフェ・フローリアンという喫茶店があります。1720年からこの地で営業していて、店内は19世紀さながらのクラシックな内装。かつてプルースト、バイロン、ゲーテ、ディケンズといった文豪たちも通ったという、歴史あるお店です。カーニバルの期間に、このお店に19世紀風の仮装をした人々が集まっているのを見たことがあります。文豪たちが談笑する風景を、彷彿とさせてくれたものでした。ヴェネチアは、沈みゆく水の都。高潮で広場にまで水が浸食する、「アクア・アルタ」を目の当たりにすると、迫り来る終焉を前にしたような感覚に襲われます。しかし、ヴェネチアはイタリアの重要な観光資源。地盤沈下を止めるため地下に海水を注入する計画や、高潮を遮断する防潮堤「モーゼ防潮システム」など、水没を食い止めるさまざまな計画があるようです。
2012.02.15

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!ときどき無性に食べたくなる食べ物って、ありませんか?私にとって、それはワッフル。先日、またすごく食べたくなって、ちょっとベルギーまで行ってしまいました。冬のブリュッセルって、とても素敵ですし。ベルギーはとても歴史ある国です。ローマ帝国の属領となる前には多くのケルト人が独自の文化を育んでいたといいます。激動の時代を経て、ベルギーはフラマン語・フランス語・ドイツ語の3つの公用語を持つ国となっています。雪のちらつくブリュッセル。まずは世界でもっとも美しい広場と呼ばれるグラン・プラスへ。もちろん、世界一有名な子供?小便小僧も見なくては(笑)さて、ブリュッセルには名だたるワッフルの名店が何軒もあります。街中にはワッフルの屋台や販売車もありますが、せっかくブリュッセルまで来たのだから、ここでしか食べられない味を堪能したいもの。ベルギーでは、大人も子供も焼きたての、ほかほかワッフルをかじりながら歩いてる、なんて光景はよく目にします。でも私は暖房の効いた店内で、たっぷりのクリームとチョコレート、フルーツを乗せたワッフルをいただきました。おいしい!今や世界中で食べられるベルギーワッフルですが、やっぱりこの美しい街を眺めながら食べる、本場の味は格別です。実はベルギーワッフルには、ブリュッセルワッフルとリエージュワッフル、2種類があるんですよ。といっても、どちらもベルギーのどこでも食べられます。日本でよく食べられている、丸くて甘いタイプはリエージュ風。ブリュッセル風は、長方形でさくさくした食感、あまり甘みが強くありません。好みのトッピングをたっぷり乗せたいなら、ブリュッセル風がおすすめかな?
2012.01.26

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!さてさて、新年となりました。今年もよろしくお願いいたします!年頭には1年間の星占いをチェックする、という人もいるかもしれませんね。星占いが気になるのは、実は日本人だけではありません。イタリア人も......というより、イタリア人の占い好きには驚くほど。日本では、占いと言えば女性が主に気にするものでは?女性向けの雑誌などには、必ず星占いコーナーがありますね。ところがイタリア人は、男女問わずとても多くの人が、星占いを好きなのです。毎朝のニュース番組では必ず占いのコーナーがあり、占い専門チャンネルまであるイタリア。もちろん、新聞にも占いが載っています。全体におおざっぱな人の多いイタリア人なのに、細かい!と思うのは、通常の星座だけで占っていないということ。Ascendente(アセンダント=星位の上昇時刻)も、とても重視されています。これは要するに、生まれた時刻によって異なる、その人を支配する星座がもう一つあるということです。恋愛中の人、大きな仕事を抱えている人......私の知り合いの女性では、みんな毎朝の星占いを見て一日の、いえ未来の運勢を占っています。日本ではたぶん、多くの人が血液型での性格判定を信じていますね。これもちょっと占いに近い感覚かも。ところが、イタリア人では自分の血液型を知っている人がけっこう少ないんです。「あなたO型じゃない?」などと言い合うかわりに「あなた牡牛座でしょう!やっぱり!」なんてことを言い合う感じですね。
2012.01.18
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