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序章 注2 海軍陸戦隊は五千人余の兵力……


第一章 注1 金日生


第一章 注2 修身齋家治国平天下


第二章 注 つまり伊藤博文は上から撃たれたのです。


第六章 (注)帷蝙(いあく)上奏権


第八章 (注1)一九二八(昭和三)年六月の張作揉の爆殺


第八章 注(2)……中からそして上から知力と権力で 革命はやるのだ………


第八章 資料1 『諸君』平成十六年一月号・二三七頁  一九五一年証言


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2021.02.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ところで、こういった商品の流行現象を消費者心理に基づいて観察したのが、エベレット・M・ロジャースだった。彼は、商品経済学の立場から消費者の購買行動を観察し、人間を五種類に分類した。商品開発に関してまことに有効な人間観察の方法だから、私の見解を付け加えつつ述べてみよう。




ロジャースが五種類に分けた人間の

第一種は「イノベーター」と名づけられている。挑戦者、あるいは革新者である。このグループは、全体の2.5%くらいいる。40人に一人といったところである。

第二種は「アーリー・アダプター」。直訳すれば、初期採用者。別名オピニオン・リーダーとも呼ばれる。このグループが13.5%。

次はフォロワー、つまり大衆だが、これはさらに二つに分類される。

ひとつは、第三種の「アーリー・マジョリティー」、すなわち初期多数者で、このグループは34%。

もうひとつは第四種の「レイト・マジョリティー」、すなわち後期多数者で、このグループも34%いる。つまり、フォロワー全体では68%ということになり、非常に数が多い。

最後に第五種は「ラガード」、直訳すれば遅行者であるが、伝統主義者と言ったほうがわかりやすいだろう。このグループが16%である。

ここでポイントは、この五種類の人間には行動パターンがあるということである。


彼らは少数派であることを少しも気にしない。大衆から離れることをいとわないし、その意味では大衆との付合いが薄い人たちだと言える。だから交際範囲は狭い。イノベーター同士の交際を好み、親しく付き合う範囲はせいぜい第二種のアーリー・アダプタ)までである。情報収集は専門書と他のイノベーターがもたらす最新情報で、そして専門知識の結論に従い、自分の観察と自分の頭脳による決心は揺るがない。そのためイノベーターが何かをやると、それはまったく新しいことだから、大衆には新奇、変わり者、よくいえば個性的の感を与える。
前項に述べた流行の順番でいえば、イノベーターが採用した商品や風俗は、モードということになる。あえてわかりやすく例を挙げれば、マイクロソフトを創業したころのビル・ゲイツ氏はそんな感じだったことだろう。

次に第二種のアーリー・アダプター。彼らの好む言葉は「社会的尊敬」である。社会的評価が生きがいだから、したがって交際範囲は非常に広くなる。読書傾向は、専門書も一般書も幅広く読み、情報のいち早い収集に努める。とくに力を注ぐ のはイノベーターの観察である。
ただしアーリー・アダプターは、社会のリーダーたることが生きがいであり、自分にみんながついてくるのが嬉しいタイプ。だからイノベーターが提案する新文化や新商品にも、即座には飛びつかない。他の人もついてくるかどうかを考えてから飛びつく。みんながつ いてくるかどうかが意思決定の最大要素であり、それがリーダーヘの道である。
さて大切なこととして、このアーリー・アダブターは、ひとつの文化が広がっていく過程で重要なポイントを握っている。たとえば家庭電化製品―――電気洗濯機や電気冷蔵庫やテレビが普及していく過程で、次のような現象が観察された。
これらの商品が世に出た最初は、遅々としてなかなか普及が進まない。ところが、普及率が7%を超えるあたりを境にして、爆発的に普及していくのである。50 %、60%あたりまで一気にいき、なかには99%まで販売が伸びて普及したものもあった。
7%の壁。ここを超すか超さないかで、その商品がアイデア倒れに終わるか、社会全体に普及し必需品となるかの命運が決まる。
そして、この7%の壁を超えるかどうか、そのキャスティング・ボートを握るのがアーリー・アダプターであるこのグループが採用するかどうかが、つづく第三種・第四種人間、つまり70%近くいるフォロワーの動向を決定する。そのため新しい文化を普及させるためには、このグループの存在がどう動くかが重要である。
前項の流行の順番に重ねると、アーリー・アダプターに採用されたとき、それはまさに、モードからファッションヘの第一歩を歩む。
第三種のアーリー・マジョリティーを特徴づける言葉は、「コンセンサス」である。新しいものを採用するとき、ほかの人たちがついてこなかったら恥ずかしいから、最初であってはならない。しかし、古いものを捨てるときも、自分だけが取り残されるのは恥ずかしいから、最後であってはならない。無難第一、常に真ん中あたりで行動するのが信条である。
交際範囲は、アーリー・アダプター(オピニオン・リーダー)とレイト・マジョリティーだが、常に注意して眺めているのはオピニオン・リーダーのほうである。こういう大群がついてくるので第二種がリーダーになり、商品は爆発的な売行きを見せる。

したがって普及率が50%を超えたときが、このグループの出番である。
この第三種と第四種をひっくるめたグループは、「フォロワー」としてくくられるが、その情報源は、新聞、テレビ、週刊誌などの一般情報やロコミ情報が中心になる。活字よりは映像、映像よりはロコミに影響され、とくにアーリー・アダプターからの影響が大きい。そしてこのフォロワーが採用したとき、流行はまさにスタイルとなるのである。

最後は第五種、ラガードである。その特徴を表現する言葉は、「伝統」がぴったりである。交際範囲は極端に狭い。ラガード同士、あるいは、身内に限られることが多い。
すでに歴史の波に洗われ磨きのかかったものだけで身の回りを埋めている。それが誇りでもある。自分はひとつの伝統的文化を担っていると確信し、自分のような人間がいなければ、わが国の、あるいはわが社の伝統は崩壊すると思っている。読書範囲は極端に狭く、むしろ歴史物や伝記物、古典を愛読することが多い。変化には鈍感というより無関心で、新奇なものは軽蔑しがちである。ラガードが採用する流行は、もはや流行ではなく、礼服的なものが多い。
ただし、自分の目で見、自分の頭で考え、自分の好みで選択し、身近な人と苦楽をともにしようとする態度はもっと見直されてし かるべき人生態度である。ロジャースは第四種、第五種の人は知性と意欲に欠けるから低所得化すると書いたが、後年、それはアメリカの場合だとの指摘を受けて多少修正している。日本でもバブルに乗った人のことを考えればわかる。

人間はそのような行動をする五種類に分けられるということである。
それは何かがこの世に誕生して、普及し、やがて博物館へ消えてゆくその順番に登場する役者たちである。そして、それぞれの種類の人たちは、自分たちの行動が正しいと思い、また一定の合理性があるからそのような行動を取っているのであって 、賢いか否かということとは関係ない。
さらに言えば、面白いことに、この五種類に分けられた人間のグループ間の関係をみると、イノベーターとラガードは意外に近いのである。両者とも信念の人であり、行動と確信が一致し、世間の目を意識せず個性的、などの共通点がある。ロジャースは若い頃、農業技術の普及指導員をして農村をまわっていたから、こんなことを発見したのだが、ロジャースの観察によれば、何年かして同じ村へ行ってみると、皆一段ずつ下がっている。上がるということはめったにない。昔のリーダーも、本人はまだその気力があってみんなを引っ張っていくつもりでいるが、やっていることは「古い」と子供に言われる。イノベーターは別に発生している。
世代交代とはよく言ったもので、十年もするとみな一段下がっているが、本人はたいてい気がついていないと書いているので苦笑したが、では上へ上がることはないのか。
それがある。ラガードが突然、変わるときは一段上ではなく一番上のイノベーターになる。なるほど、と思う人も多いことだろう。
一番先頭と一番後ろは共通性がある。どちらも群れの外にいる。この人たちは、自分が好きなことをする。自分がやりたいことがある。だからラガードが、期せずして復活するとイノベーターになる。いやいや、「復活」などとはラガードに叱られてしまうことだろう。「自分は好きなことをやっているだけだ、他人の評価など求めていない」と。
だから、何かの拍子でラガードが急進的なイノベーターになったり、イノベーターに肩入れしたりすることが起こる。
若いやり手が名脊会長などに取り入ってジジイキラーと呼ばれたりするのを見ればわかる。イノベーターとラガードの結合である。両者の相違は、イノ ベーターが未来と対話しているのに対し、ラガードは過去と対話していることだ、と言えるだろう。
いずれにせよ、「事物への関心」が「評判への関心」より強いのである。さて、あなたはこの五種類の、どのタイプだろうか?
それから、あなたは以上の法則にピッタリの具体例をどのぐらい挙げられるか―――たくさん挙げられる人は「人間通」であり、「社会通」である。五種分類で言えば、それはアーリー・アダプターである。
その能力に優れているのでオピニオン・リーダーを務めている。そこで、会社は何かを大量に売り込みたいときは、このリーダーの動向を研究することになる。リーダーは裔品市場にも言論界にも学界にもいるが、人間としては同じタイプで同じ性向の人である。

『すぐに未来予測ができるようになる62の法則』(日下公人氏著、PHP出版)より





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最終更新日  2021.02.21 00:00:16
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