25TH CENTURY BAND REVUE / NOTHING IS BETTER FOR ME (T.F.C. 551-18)'75
のどかで平和などこか牧歌的な雰囲気で始まる甘茶ソウル。リードはファルセット以外にもいろいろ入り混じってちょっと統一性に欠ける感じ。また、メロディも転調があったりとコロコロ変わるし、かなりゴチャついた内容です。それと肝心のサビ部分の暗さは致命的失敗なんじゃないかなあ。ただ、出だし部分や途中1分50秒からの「YOU ARE THE SWEETEST THING」って部分での伸びやかなファルセットはメロディもきれいだし、歌も滑らかで絶品もの。ちと田舎臭かったりと微妙な作品だけど、ここの部分の一瞬の決め手は一聴の価値がありますね。