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洋楽スーパーポップの世界(6) 山下達郎SSB 未オンエア オールディーズ 【もうすぐランクイン】Willie Nelson / All of Me '78 「STARDUST」 戦前1931年製作のポピュラーヒットを1960年代初頭から活躍するカントリーの大御所ウィリーネルソンがカバーしたカントリー。Booker T. Jonesがプロデュースとアレンジを手掛けた1978年のアルバム「STARDUST」収録曲。当ブログではドゥーワップの隠れた名曲カバー KING ODOM FOUR / ALL OF MEとしても取り上げましたが、オリジナルはFrank Sinatra、Paul Ankaといった人気歌手など、実に628ものカバーが存在します。約一世紀に渡りカバーされ続けてきた将に名曲中の名曲で、個人的にも大好きなメロディです。ウィリーネルソン版はカントリー風なギターが目立つ程度の非常に質素なサウンドが特徴的。そこにウィリーの暖かみのある少し感情を抑えぎみの枯れた風情の歌声がのるんだけど、なだらかで綺麗ながらも少し悲しげな甘酸っぱいメロディと実に相性が良く、将に素朴なカントリーここに極まれり!といった名曲となっています。メインフレーズをギターが奏でる間奏とエンディングも簡素な演奏ながらも実に美味で感動的。どこまで計算してこういう内容になったのかは分からないけれど、カントリーギターとの相性も抜群ですね。派手さがない分聴けば聴くほど味が出る名曲という気がします。尖った音楽ばかり聴いてきた音楽人生で、どちらかというとカントリーなど敬遠してきた口だけれど、カントリーでも相性次第でこんな名曲が仕上がるんだ!と認識を改めた次第。「YOU TUBE」で聴けます。
2024.05.12
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洋楽スーパーポップの世界(2) 山下達郎 サンデー・ソングブック 【 ポップ偏差値 69 】Anthony & The Sophomores / PLAY OUR OLDIES, MR. DEEJAY '6360年代に活躍した白人DOO-WOPグループのシングル曲。元々は「Sing This Oldies Mr. Bassman」として録音されたものだけど、ジョニー・シンバルの「ミスター・ベースマン」のヒットの影響でタイトルを変えて録音し直されたもの。曲はアップテンポで明るく快活なノリの良いドゥーワップ。ハイテナーなリードと明るく楽しいコーラス、ベースなどドゥーワップ・グループを構成する各パートがそれぞれ大活躍します。特に高音部のメロディを爽やかに伸びやかに気持ちよさそうに歌うリードが魅力的。また、短い間に目まぐるしく変わるメロディはどこをとっても出来が良く、アップテンポなドゥーワップの楽しさ素晴らしさが堪能できる大傑作と言えるでしょう。ただし、所謂オールディーズヒットとも言えるドゥーワップの超有名曲群と比べると万人受けするような単純明快さは少な目で、その分初期ビートルズに通じるような若者受けするスマートさと溌剌さ、グルーヴなどを感じさせますね。1983年の山下達郎のサウンドストリートのDoo-Wop特集の第5回、ゲストがシャネルズの鈴木雅之氏の時にオンエアされています。個人的にはこの回を聴いて知った曲なんだけど、後のサンデーソングブックのDoo-Wop特集の焼き直しの回では、この回は復刻されなかったんですよね。従って、サンデーソングブックの熱心なファンでもこの曲を知らない方は多いのかも知れませんのでどうかご注目を。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ楽器瑞々しさボーナス(スマートさ)ポップ偏差値合計98887978569ツイッター始めました(@zoukyeee)。
2024.03.03
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洋楽スーパーポップの世界(4) 【 ポップ偏差値 63 】REVILLOS / MOTOR BIKE BEAT '80 1980年代初頭に活躍したイギリスのロカビリー/パワーポップ系バンドのシングル曲。オートバイの効果音が入るなどタイトル通りバイク狂に向けて作ったようで、能天気な世界を実現。スピード感、グルーヴ感もなかなかのもので如何にも大貫憲章氏主宰のロンドンナイトなどのクラブで受けそうな曲ですね。女性ヴォーカルと2人の女性コーラスを伴う形態はこの後に活躍したGo-Go'sを彷彿させます。明るくポップな内容なのは好感が持てるんだけど、そう奥深い内容ではなく、キャッチーな出来故に飽きやすいのが玉に瑕。それと能天気というよりはお馬鹿そのものと感じてしまうのは気のせいだろうか?個人的には可愛らしい女性コーラスがなかなかの萌えでお気に入り。「YOU TUBE」でPVが見れます。60年代のゴーゴーガールのような女性のダンスが楽しい。これはクラブで真似して踊りたくなりますね。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディサウンド瑞々しさボーナス(能天気)ポップ偏差値合計98797777263ツイッター始めました(@zoukyeee)。
2023.09.25
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洋楽スーパーポップの世界(6) 山下達郎SSB 未オンエア オールディーズ 【もうすぐランクイン】EDWIN STARR / Raindrops Keep Fallin' On My Head '70 「War & Peace」収録世界有数のメロディメーカー、バート・バカラック作曲による1969年のB.J. Thomasの世界的ヒット曲のカバー。非常にカバーの多い曲ですが、原曲に忠実でゆったりとしたテンポの大人しいカバーが大半です。本曲は翌1970年の黒人歌手EDWIN STARRによるカバーでモータウン産。大勢に反してスピーディで躍動感のある異色の内容となっています。かなりテンポアップしたしっかりとしたリズムをベースにホーンやストリングスなどを添えた華やかなサウンドが特徴的。コーラスもふんだんに導入され流石モータウンという感じの実にポップな出来。個人的感想としてはエドゥインの歌唱はあまり輝いているとは感じず、オリジナルのメロディをこの速度で歌うのは相性的に多少難しかったのかなと。サウンド的には面白いのでもっとインスト部分を聴かせる内容の方が良かったかも知れませんね。「YOU TUBE」で聴けます。
2023.08.07
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洋楽スーパーポップの世界(5) 山下達郎SSB 未オンエア オールディーズ2 【 ポップ偏差値 60 】JOHNNY LEE / LOOKIN' FOR LOVE '80 1980年代を中心に活躍しアルバムを20枚以上残しているテキサス出身のカントリー歌手、ジョニーリーのシングル曲。ジョントラボルタ主演の映画「アーバン・カウボーイ」の挿入歌で再録音版など若干アレンジが異なるバージョンが存在するようです。映画の為に書かれた曲かどうかは不明ですが、世界観は近い模様。当時日本ではほとんど話題にならなかったと記憶していますが、1980年にカントリーチャートで1位を記録し、カバーも20曲ほど存在するなどカントリー界ではスタンダード化している人気曲のようです。曲はウォーキングテンポの比較的明るめのカントリー。憂いを帯びた感傷的な泣きのメロディが心に染み入ります。快活なリズムに乗って決して湿っぽい内容ではなく聴きやすいのが良い。ライブの様子を見るとジョニーリー本人もカウボーイ・ハットをかぶる等カウボーイやカントリーの世界観が濃く現れた曲という感じを受けます。古き良き時代のアメリカの良心って感じですかねえ。「YOU TUBE」で聴けます。映画の様子明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ楽器瑞々しさボーナス(カントリー)ポップ偏差値合計76766878560
2023.06.05
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洋楽スーパーポップの世界(4) 山下達郎SSB 未オンエア オールディーズ 【 ポップ偏差値 62 】LESLEY GORE / BABY THAT'S ME '651960年代に活躍したアメリカのアイドル女性歌手レスリーゴーアの1965年のアルバム「My Town, My Guy & Me」収録曲。Jackie DeShannonとJack Nitzscheの共作でオリジナルは1964年の女性グループのFashionsで本作はそのカバーということになります。良曲ながら本曲のカバーは少ないのですが、何と言っても1967年のThe Cakeによるウォール・オブ・サウンド仕様のカバーがマニアには有名で、山下達郎SSBでも何度も紹介されていますね(LESLEY GORE版は未)。当ブログでも重厚で奥行のある神々しいサウンド The Cake / BABY THAT'S MEとして紹介済みです。レスリー版は音壁仕様ではないものの、曲の出来としてはThe Cake版に勝るとも劣らなく素晴らしい。しっとりとした物悲しい曲調に合ったレスリーの歌唱は、丁寧に丹精込めて歌いこまれていますが、特にねっとりと粘着質に唄われている点が心に染み入ります。また微妙に音程を外しているのか、その豊かな表現力も特筆すべき点ですね。サウンドも派手さはないけれど、なかなかのもの。特に間奏のストリングスの優雅ながらも物悲しい響きは素晴らしい。本作もThe Cake版同様のウォール・オブ・サウンド仕様だったらどんな感じになったことでしょう。「YOU TUBE」で聴けます。The Cake / BABY THAT'S MEParis Sisters / Baby That's Me儚く切ない女性版名カバー LESLEY GORE / YOUNG LOVE
2023.03.20
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洋楽スーパーポップの世界(5) 山下達郎SSB 未オンエア オールディーズ 【 ポップ偏差値 60 】Sinéad O'Connor / Streets of London 「Fire On Babylon」'941990年代を中心に活躍したアイルランドの女性歌手シネイド・オコナー(シンニード・オコナー)によるカバー曲。94年のCDS「Fire On Babylon」収録。オリジナルは1969年のイギリスのシンガーソングライターのフォーク歌手Ralph McTellで、1972年の再録音版がイギリスで2位とヒットしている。山下達郎SSBでは未オンエアだけど、かなりの人気曲でsecondhandsongs.comによると132曲ものカバーが存在する。個人的には1971年のMary Hopkin版が儚くか弱い女性ヴォーカルが妙味があり愛聴していたんだけど、最近Sinéad O'Connor版を聴き、より感銘を受けての取り上げです。シネイド版は極度に体温の低さを感じさせ、一聴するとまるでAI搭載のアンドロイドか何か人間でない者が歌っているかのよう。もちろんそんなことはない訳だけど、圧倒的な絶望により打ちひしがれた虚無感、しかし、その中でも垣間見える前向きな肯定感と優しさを感じさせ実に心に染み入ります。実際のところ歌詞もそのようなもののようで、その意味では歌手シネイドとこの曲の相性はバッチリだったと言えるのでは。シネイドのカバーにより、更に磨きがかかり輝きを増した名曲と言えるでしょう。「YOU TUBE」で聴けます。Ralph Mctell / Streets Of LondonMary Hopkin / Streets of London
2023.01.30
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洋楽スーパーポップの世界(6) 【もうすぐランクイン】Rosetta Stone / (If Paradise Is) Half As Nice(二人のパラダイス) '77当ブログ激推しのキング・オブ・ポップ・グループ、ベイ・シティー・ローラーズに一時期在籍していたイアン・ミッチェルが結成したイギリスのアイドルバンド、ロゼッタストーンの2NDシングル曲。当時のBCR人気に便乗という感じで、「二人のパラダイス」として日本盤も出てました。オリジナルは1968年のイタリアのグループLa Ragazza 77によるIl paradiso della vitaでイタリア語のバージョン。これを1969年に(If Paradise Is) Half as NiceとしてイギリスのバンドAmen Cornerが英語変換してカバー。そしてこのバージョンをカバーしたのがロゼッタストーンということになる模様。オリジナルやエーメン・コーナー版はゆったりした曲調でメロディの良さは際立つもののいまいちキャッチーさに欠ける感じ。それに対しロゼッタストーン版はヴォーカルの瑞々しさとポップなアレンジでかなりキャッチーな出来に仕上がっている。奥深い内容ではないけれど、まさにBCR路線追随による成功という感じで個人的にはこの曲の最良バージョンだと思います。ただ二流アイドルグループの性という感じで人気凋落と共にこの曲が脚光を浴びることは二度となかったし、今後もその気配なしという感じで歴史のかなたに埋没してしまったのが寂しい。いつか再び発掘されるといいですね。「YOU TUBE」で聴けます。La Ragazza 77 / Il paradiso della vita オリジナルAmen Corner / (If Paradise Is) Half as NiceDebutantes / (If Paradise Is) Half As Nice もなかなかポップ。
2022.12.12
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洋楽スーパーポップの世界(4) 山下達郎SSB 未オンエア オールディーズ 【 ポップ偏差値 63 】RICK NELSON / NIGHT TRAIN TO MEMPHIS '66 「Bright Lights And Country Music」1961年のTravelin' Manのヒットで知られるリック・ネルソンによるカントリー・カバー。オリジナルは1942年の「キング・オブ・カントリー」とも言われるRoy Acuff and His Smoky Mountain Boysによる素朴な雰囲気のカントリー。後に同名の映画も公開されています。secondhandsongsによると54曲ものカバーが存在するようです。曲はオリジナルの明るい雰囲気は継承しつつも、かなりテンションとスピードをあげ、明るくポップな内容。リックの歌声の魅力もあるけれど、数多いカバーの中でもかなりキャッチー。特に手拍子、バンジョー、高速ピアノなどで派手に盛り上げスピード&グルーヴ感いっぱいな感じは将に疾走する列車って感じですね。それほどスマートで洗練されたメロディではなく、「ハレルヤ」という言葉も個人的に気に障りますがカントリー系ポップとしては極上の部類かと。シングルカットされておらず山下達郎SSBでも未オンエアということで日本では完全に埋没してしまっていて実にもったいない感じです。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディサウンド瑞々しさボーナス(高速カントリー)ポップ偏差値合計98787777363
2022.10.17
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洋楽スーパーポップの世界(4) 【 ポップ偏差値 63 】Claudine Longet / Let It Be Me (Je T’Appartiens) 「Colours」'68ソフトロック系ということで人気のある60年代後半のA&Mレコード中心に活躍したフランス出身の女性歌手クロディーヌ・ロンジェの3rdアルバム「Colours」収録曲。曲はEverly Brothersの1959年のヒットで有名なLet It Be Meのカバー。オリジナルは1955年のジルベール・ベコーによるフランス語バージョンのJe T’Appartiensで英語版を中心に385曲ものカバーが存在する。名メロディに名唱に名アレンジと三拍子揃ったバラード系名曲というと個人的には最近発見したJackie Trent and Tony Hatch / GOIN' BACKが真っ先に思い浮かぶがこの曲にも同じ印象を受ける。アコースティックで繊細なサウンドをバックに甘く切ないメロディをクロディーヌのヴォーカルを重ねた一人ハーモニー形式などで展開。か細い女性ヴォーカルで力を抜いてしっとりと歌うことにより、オリジナルの持つメロディの良質さがより際立った感じ。そして圧巻なのが一番最後にフランス語で歌うところ。多くの愛好家に馴染みの英語ではなく拙い感じのフランス語で歌うところに意表を突かれ、その衝撃は破壊力抜群です。クロディーヌにとっては母国語である訳ですが、あたかも外人歌手が慣れない日本語で歌うことによる妙味を感じさせます。(例:ベッツィー&クリスの白い色は恋人の色)この展開は泣けるでしょう?2分38秒と短いのが残念で欲を言えば全編フランス語バージョンも聴いてみたいですね。「YOU TUBE」で聴けます。
2022.09.12
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洋楽スーパーポップの世界(6) 【もうすぐランクイン】Matthias Lens / Samen uit samen thuis '15ベルギーの歌手&アコーディオン奏者のマティアス・レンズによる1984年のNICK LOWE / HALF A MAN AND HALF A BOYのカバー曲。2015年の彼の3RDアルバム「Samen Uit, Samen Thuis」収録曲。ベルギーということで公用語であるフラマン語(オランダ語)で歌われているようでオリジナルと違った聴感が楽しめる。また、それ以上に大きな特徴としてオリジナルではシンセで奏でられていた特徴的なフレーズが、アコーディオンで奏でられていること。また随所にアコーディオンが入ることで曲の持つ楽しい雰囲気が割り増しになった感じ。アコーディオンはこの曲の雰囲気とうまくマッチしていてカバーとして30年も前のこの曲を選択したことは実に的確という感じですね。ただ他の楽器がいまいち気合い不足なようで少し物足りない。折角の嵌り曲なのでもっとしっかりしたバックで録音して欲しかったかな。(こちらのライブではバンド編成で二人の女性コーラスまで付いてる・・・)「YOU TUBE」で聴けます。明るく剽軽な雰囲気の好青年という感じで一人ライブも楽しい雰囲気で好評っぽいですね。
2022.08.08
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洋楽スーパーポップの世界(6) 【もうすぐランクイン】Connie Mac(麥潔文) / Ru Hei Shan Gao Xi Ren Ye (路黑山高錫人夜) '86 1986年のConnie Mac(麥潔文)という香港の女性歌手による83年のElectric Light Orchestra / Rock 'N' Roll is Kingのカバーで彼女の7枚目のアルバム「麥潔文」収録曲。Lu Hei Shan Gao Xi Ren YeとしてREMIX版が「BTB 3EP Connie Mac + Cally Kwong」というアルバムにも収録されてます。香港製ということで広東語で歌われているようですが、オリジナルと異なり女性歌手かつ非英語によるカバーということで、かなり異国情緒漂う作品となっている。ぶっちゃけオリジナルに馴染んだ日本人からすると発声がかなり「可笑しい」。特にサビの「Wama-lama bama-lama」の部分をわざわざ広東語に訳して「シンコ シンコ シンコ シンコ」と歌う所が笑えるんですけど。更に1分37秒のところの「フッフゥー♪」と能天気に煽るところも味わい深い。そもそもがロックンロールの愉快で楽しい雰囲気が売りのオリジナルですが(当ブログでも妙味有るポップセンス E.L.O.(Electric Light Orchestra) / Rock 'n' Roll Is Kingとして紹介済み)「可笑しい」要素を加えたことで完全にロックを舐めた感が強調されましたね。(ロック舐めてる系としては当ブログ既出のロックは死んだ エンジェルろっけんろー エンジェル隊ご参照)香港では何かの音楽の賞をもらったり最近になっても複数の集団で踊ってみた動画がアップされていたりと日本では考えられないような盛り上がりをみせているみたいです。「YOU TUBE」で聴けます。ライブ映像もどうぞ。
2022.07.11
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洋楽スーパーポップの世界(2) 【 ポップ偏差値 67 】Dolly Parton / Help! '81 「Great Balls Of Fire」I Will Always Love YouやJoleneの作曲やオリジナルとして知られるアメリカのカントリー系シンガーソングライター、ドリー・パートンの1981年のアルバム収録曲。曲はビートルズの世界的スーパーヒット曲のカバー。当ブログでもビートルズのカバーは幾つか取り上げているけど、先日secondhandsongsで膨大なリストを頼りにビートルズのほとんどの曲の多くのカバーを聴きまくったんだけど、滅多にこれは!と思うカバーに巡り合うことは出来ませんでした。ジョンのヴォーカリストとしての魅力とビートルズの演奏やアレンジが如何に輝かしいものだったかを改めて再認識させられる結果になりましたね。そんな中で巡り合えた数少ない魅力あるカバーがこのカントリー調カバー。オリジナルのスピード感や流麗な流れ、濃厚で芳醇で良質なメロディの魅力を損なうことなく、更に独自色をきっちりと出していて、特にアコースティックギターやバンジョーなどカントリー系器楽の音色が心地よい。「助けて!」というタイトルにはちょっとそぐわないけど女性ヴォーカルとシャカシャカと賑やかで楽しい雰囲気は目新しいかも。「YOU TUBE」でPVが見れます。これ、どうせなら楽器の演奏シーンで見たかったですねえ。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(バンジョー)ポップ偏差値合計778871087567
2022.06.20
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洋楽スーパーポップの世界(6) 【もうすぐランクイン】Dave Edmunds / Do You Want to Dance '8585年のアメリカの青春コメディ映画「Porky's Revenge!」の挿入曲で同サントラ収録曲。シングルカットもされています。オリジナルは1958年のBobby Freemanのヒット曲でその後1964年のフォーシーズンズなど実に100曲以上のカバーバージョンがあります。本バージョンは基本的にビーチボーイズを踏襲したバージョンだけど、1985年製ということもあり、より洗練された華やかなバージョンとなっています。基本的に明るく元気なロックンロールだけど、楽しい雰囲気が60年代オールディーズな趣きがあってイイですね。日本では何といってもおニャン子クラブをメインに据えたTV番組夕やけニャンニャンの使用曲として有名でしょう。毎回番組最初のCM突入前に数十秒使われるのだけど、明るく楽しく華やかな番組の冒頭を飾るに相応しい将にうってつけの曲でした。(使用例:夕やけニャンニャン 1986年05月23日(金)6分9秒からのところ)いきなり始まるテンションの高いキャッチーなサビが特徴的だけど、その後の展開は単調なので奥深さが皆無なのが残念なのとあまりのキャッチーさゆえに飽きやすいのが玉に瑕かな。その意味では夕ニャンの冒頭で一瞬だけの使用というのは理に適ってましたね。「YOU TUBE」で聴けます。
2022.05.02
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山下達郎SSB 未オンエア オールディーズ 洋楽スーパーポップの世界(4) 【 ポップ偏差値 62 】KING ODOM FOUR / ALL OF ME '51 戦前1931年製作の悲し気なバラードを20年後の1951年にDOO-WOPグループがカバーしたバージョン。オリジナルはPaul Whiteman and His Orchestra (Vocal Refrain by Mildred Bailey)で、古き時代の名曲ということで、secondhandsongs.comによるとFrank Sinatra、Paul Anka、Diana Rossといったポピュラーなカバーなど、実に628ものカバーが存在する。中でも個人的に一番気に入っているのが、このニューヨークの黒人DOO-WOPグループKING ODOM FOURのカバー。オリジナルのテンポを速めたことで、かなり現代的かつポップに仕上がっている。リードに絡むコーラスが様々な表情を見せて楽しいが、低く太めのリードの声質と唱法が一番の魅力かな。こってりと歌い込むことでオリジナルの淡白なイメージを一新した感じ。2分未満と短いのが残念で、もう少しリードの歌声や展開を楽しみたかったところ。山下達郎SSBでは未オンエアだけどDOO-WOPの名曲の一つと言っていいでしょう。他にDOO-WOPカバーが無いのが惜しい。他では78年のWILLIE NELSONによるカントリー風カバーもなかなか相性の良さをみせた好カバー。また、CAFE APRES-MIDI ROUGEにも収録されていたブラジルの大御所三人による78年のボサノバ風カバーJOAO GILBERTO, CAETANO VELOSO, GILBERTO GIL / DISSE ALGUEMも雰囲気があって良い。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(DOO-WOP)ポップ偏差値合計77777877562
2022.03.28
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洋楽スーパーポップの世界(6) 【 ポップ偏差値 60 】Lena Andersson / Hej du glada sommar (Tie a Yellow Ribbon)'73 主に1970年代初期に活躍したスウェーデンの女性歌手レーナ・アンダーソンによる邦題「幸せの黄色いリボン」としても有名なDawn featuring Tony Orlandoによる1973年の世界的ヒット曲のカバー。日本盤が出たり後に同郷のABBAのバックコーラスに参加したこともある可愛い子ちゃんタイプの歌手の模様。元歌は刑務所を出所した男が「もし自分の帰りが望まれるなら、木の幹に黄色いリボンを結んでおいてほしい」という手紙を出すという、なんとも泣かせる歌詞が有名ですがメロディは明るくポップで実にキャッチー。世界的ヒットになったのも納得の内容ですね。当カバーは可愛らしい女性声で歌われており、更に耳に馴染みの薄いスウェーデン語というのが新鮮。そして最大の聴き所がサビでオリジナルとは違いコーラスがユニゾンで加わっている箇所。躍動感と瑞々しさを感じる演出でなかなか感動的です。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(ユニゾン)ポップ偏差値合計76766887560
2022.02.28
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洋楽スーパーポップの世界(3) 山下達郎SSB 未オンエア オールディーズ 【 ポップ偏差値 64 】BOBBY VINTON / I WILL FOLLOW YOU '7060'Sガールポップのボビー・ヴィントンによるカバーで1970年のアルバム「My Elusive Dreams」収録曲。元々は1961年にFranck Pourcel et son grand orchestreがChariotとして出したインスト曲に歌詞をつけて1963年にLittle Peggy MarchがI WILL FOLLOW HIMとしてカバーし大ヒットしたもの。山下達郎SSBでは同じく男性版のRick Nelson版がオンエアされています。オリジナルのペギー版は秀逸なメロディに瑞々しい女性コーラスの映える元気なガールポップですが、数々のカバーが出し尽くされた70年に発表されたこのボビー版は一味違い、ゆったりとしたテンポに落ち着いたヴォーカルで始まるのが特徴的。憂いを帯びた女性コーラスを入れる等かなりオリジナルとの差別化をはかっている感じです。特筆すべきは、ゆったりとした流れからサビでグッとテンポアップするのでこの曲の売りであるサビの盛り上がりが最大限に生かされている点。更に終盤ではそのサビを繰り返すことによる緊迫感の増幅が半端なく素晴らしい。アレンジの妙味ここにありといった感じの展開が絶妙な奥深い作品です。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(盛り上がり)ポップ偏差値合計78777977564
2022.02.07
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洋楽スーパーポップの世界(4) 山下達郎SSB 未オンエア オールディーズ 【 ポップ偏差値 63 】ANGELS / THE NIGHT HAS A THOUSAND EYES '63 アメリカの男性歌手ボビー・ヴィーの1962年の世界的ヒット曲のガールグループ・カバー。オリジナルは明るく軽快なポップスで日本盤も「燃ゆる瞳」として出ていたようです。このエンジェルスのカバーは、翌1963年のアルバム「My Boyfriend's Back」収録曲でシングルカットはされていないみたいですね。それだけに埋もれた名曲ということになりそうです。曲は原曲に概ね忠実な軽快なカバーですが、女性3人でユニゾンやハーモニーを交えて明るく元気に歌いまくるので、男性のBOBBY VEEの歌声に慣れた耳には実に新鮮に聴こえます。歌詞的には「夜は千の眼を持つ(何でも見抜いてしまう)」という意味のようですが、ガールグループ・カバーということでより軽快でひたすら能天気に変換された感じ。その瑞々しく弾けた若く可愛らしい女性の萌え萌えな歌声には「60年代初頭にもこんな萌えがあったのか!」と驚かされます。メロディの出来も良いので聴きごたえ十分。これ、最近の日本の女性アイドルグループが歌っても受けるんじゃないかなあ。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(萌え)ポップ偏差値合計88786868463
2022.01.17
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洋楽スーパーポップの世界(4) 山下達郎SSB 未オンエア オールディーズ 【 ポップ偏差値 63 】LESLEY GORE / YOUNG LOVE '65 Sonny Jamesの1956年のヒットで有名なオールディーズを女性歌手レスリーゴーアがカバーしたバージョン。オリジナルはRic Cartey with The Jiva-Tonesで、いまいち出来が悪いので、実質ソニージェームス版のカバーと言ってよいかも。牧歌的で平和な空気が漂いながらも、若さ故のつたない愛の姿を歌ったものでしょうか、少しほろ苦い味わいが魅力的な曲です。(意外なことに山下達郎SSBでは未オンエアのようです。)メロディはどこも秀逸ですが、特に抑揚の少ない低めのラインから高揚感のある高めのラインへ展開する様が実に素晴らしいですね。レスリーゴーアのカバーは、ソニー版から9年後の1966年産でバックに流麗なストリングスなどを従え、より洗練されたサウンド。ソニージェームスの男性的な温かみとは違い、女性ならではの線の細さが儚い雰囲気を醸し、より曲に説得力を持たせた感じで良い。特筆すべきはソニー版と微妙に変えた「ヤング・ラーブ♪」というサビの歌いまわしで、少し気張った感じが魅力的です。また、Ray Conniffの1973年のアルバム「Harmony」収録のバージョンも繊細な女性ヴォーカルが魅力的なバージョン。(61年のバージョンとは別) 特に終盤に「ダッタラッタラッタラッタ♪」と入る切ないスキャットが素晴らしい。あまりにもソニー版が有名なので、どちらの曲もソニー版に慣れきってしまった人にはかなり新鮮に聴こえると思いますよ。「YOU TUBE」で聴けます。ソニージェームス版Ray Conniffの1973年版
2021.12.27
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洋楽スーパーポップの世界(3) 山下達郎SSB 未オンエア オールディーズ 【 ポップ偏差値 66 】Jackie Trent and Tony Hatch / GOIN' BACK '69「Together Again」収録60年代から活躍しているイギリスの女性シンガーソングライターで女優のジャッキー・トレントの69年の曲。数々の名曲を生み出した黄金コンビGerry Goffin、Carole Kingの製作曲でオリジナルは66年のGoldieという女性歌手が歌ったもの。一番有名なのは同じく66年にヒットしたDusty Springfieldのバージョンかな。個人的には67年のByrdsのバージョンで慣れ親しんできました。淡く繊細な雰囲気が素晴らしく更にラララとスキャットが入るなど後半のコーラス展開が美味でお勧めです。97年のPretendersもこのByrdsバージョンを踏襲していますね。他にもフィルコリンズやフレディマーキュリーなど多くのカバーが存在する名曲中の名曲ですが大ヒットと呼べるほどの曲は無いためいまいち地味な存在かも知れません。当ブログでは音壁名曲IF YOU LOVE ME, REALLY LOVE MEでお勧めしているジャッキー・トレントもかなり知名度は落ちますね。このカバー曲も「YOU TUBE」での再生数は微々たるものなので、世間的にほとんど知られていない曲という感じかな。然しながら個人的にはByrds版と同等あるいはそれ以上の感動を呼ぶ素晴らしいバージョンと感じます。メロディメーカーとしての素晴らしさは世界屈指とも言えるキャロルキングですが、この曲の悲し気なメロディも実に感動的で美しい。それを歌うジャッキー嬢も全ての言葉一言一言を丁寧に情感込めてねっとりと歌い上げている感じ。この秀逸なメロディと情感豊かな唱法が見事にマッチし実に感動的で素晴らしいバージョンに仕上がっています。IF YOU LOVE MEの壮絶な音壁カバーといい、トニーハッチとのコンビでの音楽センスはグレイト過ぎますね。「YOU TUBE」で聴けます。Dusty Springfield / GOIN' BACKByrds / GOIN' BACKPretenders / GOIN' BACK
2021.12.13
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洋楽スーパーポップの世界(2) 山下達郎SSB 未オンエア オールディーズ 【 ポップ偏差値 69 】Shelley Fabares / VACATION '62Connie Francisの62年7月の世界的ガールポップヒットのカバーバージョン。Shelley Fabares版は同年9月発売なのでほんの2ヶ月後のカバーということになりますね。更に10月には弘田三枝子の迫力満点であまり楽しくないカバーと立て続けに発売になっていたようです。オリジナルは明るく楽しいオールディーズ・ガールポップの代表曲という感じで、とても有名ですけど、このシェリー版は「YOU TUBE」の再生数も少ないし、そう有名でもない感じでしょうか。シェリー版で特筆すべきはV-A-C-A-T-I-O-Nのチアガール風の掛け声がより溌剌として明瞭で魅力的なこと。実に楽しく爽快な感じが素晴らしいですね。歌声も明るく快活だし、オリジナルよりもずっといい感じでお勧めです。チアコールではないけれども、この歯切れいい感じはエンジェル隊 / ギャラクシー☆ばばんがBang!に近いものがあるかも。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(チアコール)ポップ偏差値合計108877879569【 当ブログお勧めのチアコール入りガールポップ 】ふれふれっぽんぽん! / 門脇舞以&沢城みゆき五條真由美 / ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!KOTOKO / LILIES LINE
2021.11.15
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洋楽スーパーポップの世界(4) 山下達郎SSB 未オンエア オールディーズ 【 ポップ偏差値 62 】Glen Campbell / I Love How You Love Me '82 「Old Home Town」60年代後半に「By The Time I get To Phoenix」、「Wichita Lineman」などのヒット曲で一世を風靡したカントリー系歌手グレンキャンベルの82年のアルバム収録のカバー曲。オリジナルはBarry Mann作曲で、フィルスペクターPによるParis Sistersの1961年のヒット曲。元歌はかなりゆったりとした静かなバラードで淡いヴォーカルとフィルスペクターによるエコー感のある品の良いサウンドが特徴的。一方のグレンキャンベル版はドラムやギターなどバンド演奏を意識したかのようなミディアム・カントリーなアレンジ。しっかりとリズムがついたことで曲にメリハリがつき、また違った側面を表現できた感じ。グレンの甘い歌声も魅力的だけど、カントリー風味が実に新鮮で曲に新たな魅力が吹き込まれた感じがします。このように全く違ったアレンジでも共に魅力的な出来となったのは、やはりバリーマンによる心に深く沁みわたるメロディの素晴らしさでしょうね。山下達郎SSBでも未オンエア、全盛期を過ぎた82年の作品ということで、ほとんど脚光を浴びてない曲のようだけど 是非多くの人に聴いてもらいたい良曲です。「YOU TUBE」で聴けます。スタジオライブライブテイク(映像は別物)明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(美メロ)ポップ偏差値合計767661087562
2021.11.01
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洋楽スーパーポップの世界(6) 山下達郎SSB 未オンエア オールディーズ 【もうすぐランクイン】EDDIE REEVES / CRY BABY '61テキサス出身で60年代に活躍したシンガーソングライター、エディリーブスのデビューシングルのB面の曲。当ブログ既出のKenny Rogers & Dottie West / All I Ever Need Is Youの共同製作が作家として一番有名な仕事みたい。つまりあまり有名ではないみたいです。いわんや歌手おやということで。曲は60年代初期という感じの純朴なオールディーズ・ポップス。(明るく元気な曲ではないですけど。)泣く赤ちゃんをあやす内容の曲でしょうか、甘く優しい曲調で唱法や声質もそれに準じた感じ。サビは特に大したことはないのですが、Aメロの「ウォッホ、ホッホ、ホッホ」とファルセットぎみに唄うところが個人的にドツボ。この甘ったるさは凄い!所謂甘茶ソウルに通じるものがありますね。これまでオールディーズは山下達郎のサンデーソングブックまかせで、あまり積極的に聴いてこなかったんだけど、最近集中的に聴きまくったら結構いい曲が沢山見つかります。この曲は「YOU TUBE」で「Rare Rock N' Roll Tracks Of The '50s & '60s Vol. 3」というコンピを聴いていたら「何これ?!」と偶然発掘できた曲。検索してみても山下達郎も大滝詠一も未オンエアのようで、特に国内で取り上げられた様子もないんですよね。オールディーズ・ファンにも特に注目されてこなかった曲という感じでしょうか。この唱法は達郎さんも好きそうですけど。「YOU TUBE」で聴けます。追記:JANNY GRANT / TRIANGLE ('61)の「オッホッホッホー」というスキャット部分はこの曲とよく似てますね。同じ61年ということで結構流行ってたのかも。JANNY GRANT / TRIANGLE
2021.10.18
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洋楽スーパーポップの世界(6) 【もうすぐランクイン】ROBERT WYATT / STALIN WASN'T STALLIN' (Rough Trade 046)'80 元ソフトマシーンのドラマー&ヴォーカルのイギリス人、ロバート・ワイアットの1981年のソロアルバム「Nothing Can Stop Us」収録曲。シングルとしては80年にラフトレードから出ています。曲は大粛清などの恐怖政治で有名な元ソ連の最高指導者スターリンについて歌ったもの。歌詞にはヒトラーなども出てくるので、恐らくは皮肉を込めた政治的な内容と思われます。当然ヘヴィな内容と思われますが意外にも曲調はポップ。スタイルはアカペラでメロディは情緒的な感じ。ハミング風のコーラスなど厚みのあるコーラスを伴い教会歌的雰囲気もあるけど、スピード感とキャッチーなメロディでかなり聴きやすい。これ、歌詞がダイレクトに入ってこない日本人だからこそ楽しめる曲なのかも知れませんねえ。「YOU TUBE」で聴けます。
2020.11.02
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洋楽スーパーポップの世界(6) 【もうすぐランクイン】Dexys Midnight Runners / I Love You (Listen to this) '85 「Don't Stand Me Down」1982年に世界的ヒット「Come On Eileen」を出したイギリスのロックグループ「デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ」の1985年の3RDアルバム収録曲。「カモンアイリーン」のキャッチーで軽やかなグルーヴはフリーソウルシーンでも受けたけど、個人的にはこの曲のみの一発屋かと思ってましたけど違いましたね。曲はやはりスピード感のあるポップロック。ピアノやホーンを交えたサウンドは軽快で少し湿りがちだけどメロディもなかなかのもの。シングルカットはされていないので隠れた名曲と言えるかも。リードのKevin Rowlandは曲作りもやっているのでなかなかの才能って感じですが、ソロアルバムではハードなゲイっぽい格好をしているからフレディ・マーキュリーとかその系統の人なのかも。「YOU TUBE」で聴けます。プロモ映像スタジオライブ
2020.03.29
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洋楽スーパーポップの世界(6) 【もうすぐランクイン】BRIAN ENO / HERE HE COMES 「BEFORE AND AFTER SCIENCE」'77環境音楽の大家ブライアンイーノがそれに走り出す前に発表した1977年のアルバム「BEFORE AND AFTER SCIENCE」収録曲。当ブログの洋楽ポップというテーマとは少し離れた感じもありますが、プログレやロックの世界観をキャッチーに仕上げたという点において実にポップな作品だと思います。イーノの非日常感は異常 ON SOME FARAWAY BEACHにも書きましたが、イーノの冷静で達観し、将に仙人や神の領域に達したかのようなヴォーカル、メロディ、サウンド群の俗世離れ感は尋常ならないものがありますね。そしてそれらは決して独りよがりではなく説得力と感動があり、聞く者に哲学的考察を呼び起こすかのような奥深い内容をもった素晴らしい作品でもあります。特に「Another Green World」収録の「I'll Come Running」、以前セレクト大会でも取り上げた「Golden Hours」や「Before and After Science」収録の「Here he comes」、「By this river」、「Spider and I」などはどれも素晴らしい。個人的にそれらをセレクトしたMDはきっと死ぬまで聴き続けると思います。それほど色褪せぬ普遍性とエバーグリーン性があると思いますね。私が言うまでもなく世間的な評判も高く、Windows95の起動音に彼の音が採用されたり。それと当時の宣伝文で『今アメリカのインベーダーゲームでUFOを打ち落とすと「ENO IS GOD」という文字が現れる!』というのを見たんだけど、ネット検索してもそのような画像や文章が見当たらないんだけど真偽は如何に。曲はミディアムテンポの明るめの曲。暖かい陽光が射す平和な雰囲気を持った曲だけど、やはりどこか非日常感と俗世離れ感があります。メロディもキャッチーで心が洗われるよう。あたかも自分自身が解脱し無我の境地にでも達したかのような錯覚を覚えます。この曲を作った時のイーノは29歳ぐらいなんだけど、ほんと神過ぎる・・・。「YOU TUBE」で聴けます。
2019.12.02
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洋楽スーパーポップの世界(6) 【もうすぐランクイン】BAY CITY ROLLERS / DON'T LET THE MUSIC DIE (ハートで歌おう) '77 「It's A Game」 70年代に世界中のティーンを虜にしたイギリスのアイドルグループ、ベイシティローラーズの77年の7枚目のアルバム収録曲。wikipediaを見てみるとこの7枚目のアルバム「It's A Game」のチャートアクションは本国イギリスでは18位と振るわず世界的には日本でのみアルバムチャートで1位を獲得しています。アイドルグループということで本国では飽きられてしまった時期という感じですかねえ。ただ作品的にはこのアルバム「It's A Game」までは素晴らしい出来の曲が多くポップ好きならば是非アルバムを通して聴いて欲しいところ。BCRは今でも毎月聴くほど大好きなグループだけど、アイドルグループだったということもあり音楽的評価が著しく低いのが悔しくてならないですねえ。個人的には「BCRが好きだ!」と言える人間は信用できるな(笑)。曲は5分47秒と長い大仰なバラード。甘いメロディにレスリーの甘い歌声と良く出来たメロディ。これが「ANGEL BABY」同様、エリックとウッディによるメンバー自作曲というのだから驚かされる。(もしかして他人の曲を買い取ったのか?とも考えたんだけど、きちっと他人名義の曲も相当数存在する。)そして、売れに売れたグループだけあって予算も相当あったのだろうか、豪華なオーケストラを導入したバックの演奏が実に素晴らしい。品の良いストリングスをはじめ、時折鳴り響くピアノの音色も切なくてイイね。全体としてのバランスも申し分なく、非常に感動的な出来になっています。因みに曲の最後が「DIE~」で終わるけど、特に一番最後の感じなんかはバカラックの名曲(オリジナルは68年のDanny Williams版)「This Guy's In Love With You」が元ネタになってるんじゃないかと思うんだけどいかがでしょう。「YOU TUBE」で聴けます。
2019.06.03
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【 ポップ偏差値 65 】STEVIE WONDER / I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU '84スティーヴィー・ワンダーの1984年の世界的大ヒット曲。日本でもCMに使われるなど広く馴染みの曲ですね。モータウン初期のFINGERTIPS PART.2のような黒いグルーヴは全く感じさせないし、ソウルというよりもポピュラーヒットという感じ。曲はウォーキングテンポの甘めのラブソング。特に凝ったアレンジではなく悪く言えば平凡だけど逆に言えば飽きのこない聴きやすいアレンジ。特筆すべきはメロディラインでAメロ、サビともなだらかで実にキャッチー。世界中でナンバーワンヒットとなったことも頷ける出来です。全体として穏やかで心が休まる感じですね。日夜世界中の濃い曲を探索、堪能している私ですが、この曲はいつ聴いても心に沁みるんですよねー。かれこれ30年以上聴いていますがキャッチーな曲でありながら全く飽きがきません。因みに作曲やアレンジも本人が行っており改めて彼の音楽的才能の凄さを認識させられる曲です。「YOU TUBE」で聴けます。
2019.04.22
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洋楽スーパーポップの世界(4) 【 ポップ偏差値 62 】Mike Love / Calendar Girl '81 「Looking Back With Love」ビーチ・ボーイズのヴォーカル、マイクラブによる1960年のNeil Sedakaのポピュラーヒットのカバー曲。オリジナルは音頭風でいまいちスマートさに欠けるけど、81年のマイクによるカバーはスマートさの増した内容。元々明るく元気な曲だけれど、ひょうきんなコーラスや現代風のアレンジ、マイクの陽性なヴォーカルにより、かなりポップに磨きがかかってますね。スピード感もあるし手拍子を入れたりとグルーヴ感も悪くない。あまりにポップなアレンジで一般受けは悪い気もするけれど、ポップ好きには堪らない内容です。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(陽気)ポップ偏差値合計99766777462
2019.01.14
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洋楽スーパーポップの世界(3) 【 ポップ偏差値 64 】Jesse Winchester / Midnight Bus '72 「Third Down, 110 To Go」収録アメリカ出身のカナダのシンガーソングライターのジェシ・ウィンチェスターの72年の2ndアルバム「Third Down, 110 To Go」収録曲。曲は明るくポップなカントリーソング。適度なスピード感に明るく大らかで牧歌的な雰囲気がいい。古き良き時代のアメリカ/カナダの大陸的で平和で楽しい長距離バスの旅って感じで好印象。サビのメロディもイイね。カントリーもSSWも全く詳しくないので彼の知名度がどの程度のものなのか全く知らないのだけれども検索してみてもほとんど話題になっていない感じで日本ではほとんど人気が無いみたいですね。特にこの曲「ミッドナイト・バス」(夜行バス)についてコメントしている日本人は皆無の模様。今から35年前の83年に山下達郎氏がNHKサウンドストリートでオンエアしています。私は明るくポップなカントリーが好きなので先日SPOTIFYで彼の曲を沢山聞いてみたんだけど、残念ながらこんな感じの曲は他には無かったですね。それだけに改めて達郎氏の知識と選曲の素晴らしさには感謝するしか有りません。同じくカントリー系ポップの超名曲である「LEAPY LEE / IF I EVER GET TO SAGINAW AGAIN」も全く無名に近い存在だったしね。またこんな隠れたカントリー系ポップの名曲をオンエアしてくれないかな。(こんな感じの良曲を知っている方がいたら是非教えて下さい。)曲は「SPOTIFY」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(牧歌的)ポップ偏差値合計86876888564
2018.10.08
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洋楽スーパーポップの世界(2) 【 ポップ偏差値 67 】DIAMONDS / LITTLE DARLIN' '57以前、「山下達郎 / LOVELAND, ISLAND 元ネタ探訪 その2」にも書いたけど、57年のDOO-WOPヒットのこの曲は明るく元気でポップな曲で私も大好き。オリジナルは57年1月のGladiolas版のようで、その僅か1ヶ月後に出たのがこのダイアモンズ版。ダイアモンズ版は基本的にオリジナル版と大きな差異は無いんだけどサウンドやアレンジの垢抜け具合、ヴォーカルの力量やコーラスワークのスムーズさなど非常にポップな仕上がりで数段上の出来だと思います。その後20数グループによってカバーされているようですね。フォーシーズンズまでやっていますが、これはフランキー・ヴァリの歌声で聴けるのが嬉しい。特に後半の「ウー」とか「オー」とかの遠吠えコーラスは山下達郎への影響の大きさを感じさせます。他にもソフトロックグループのクラシックス・フォー版、72年のAdge Cutler & The Wurzels版もなかなかポップ。カバーを全部聴いてみたい人はsecondhandsongsのまとめをご参照ください。GLADIOLAS '57 (オリジナル)DIAMONDS '57Four Seasons '65Classics IV '66 Adge Cutler & The Wurzels '72明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(明るいDOO-WOP)ポップ偏差値合計88887878567
2018.08.20
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洋楽スーパーポップの世界(2) 【 ポップ偏差値 67 】REO Speedwagon / I'll Follow You 「Good Trouble」'82彼らの81年の中ヒット曲「IN YOUR LETTER」は、ポップス史上に燦然と輝く偏差値73クラスの超凄名曲。発売後30数年経過するけれど、未だこの曲を超える軽快で爽やかな曲には巡り合えない。特に間奏で聴かれるピアノのフレーズの美しくもポップな響きは絶品で、個人的には今でも毎月数回は聴かずにいられない、将に歴史的名演奏だと思います。ピアノなど一連のキーボードは彼らのポップなサウンドの要と言える訳だけど、82年のアルバム「Good Trouble」収録のこの曲も最初から最後までキーボードが暴れまくる優良曲。ゆったりとした出だし等少しミスマッチな箇所はあるけれど、スピードアップしている箇所は全面的にピアノが強く響き渡り、ピアノ入りポップ好きには堪らない展開。特に間奏のスピーディで軽快なフレーズは美味。「IN YOUR LETTER」よりはかなりロック色が強い曲だけれども、ポップ好きなら是非押さえておきたい名曲です。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(ピアノ)ポップ偏差値合計88887797567
2018.07.16
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洋楽スーパーポップの世界(3) 【 ポップ偏差値 64 】LARRY LEE / DON'T TALK 「MAROONED」'82 74年に「Jackie Blue」という小ヒットを出しているカントリー・ロック・バンド「Ozark Mountain Daredevils」でリードヴォーカルをしていたラリー・リーの82年のソロアルバム「MAROONED」収録曲。ジャンル的にはAORに分類されているようです。日本盤のジャケットには鈴木英人が起用されていることからも明白ですが、明るく爽快で華やかな曲。ちょうどこの頃の山下達郎、大滝詠一にも通じるところが有りますね。サウンドは全編に渡り導入されている手拍子風の効果音のシャンシャン感や軽くエコーを効かせたドラムなど音壁的要素あり。少し憂いを帯びたメロディだけど感情を抑えたヴォーカルに爽やかなコーラスということで全体として感じる乾燥感と陽光降り注ぎな開放感が素晴らしい。邦題が「ロンリー・フリーウェイ」ということで晴れた日のドライブにもってこいの心地よい曲です。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(シャンシャン感)ポップ偏差値合計76876898564
2018.06.04
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洋楽スーパーポップの世界(7) ビートルズ作曲者あてクイズ! ザ・ビートルズ全曲バイブル 公式録音全213曲完全ガイド 大人のロック!編 日経BP社 ロックの王様、ビートルズには実に多くのポップス史上に残る超名曲や記録的ヒット曲があります。彼らの作詞作曲のクレジットはレノン=マッカートニーと表記されているものがほとんどで実際はどっちが作曲していたのか?というのは長年個人的に疑問に思っていたところ。この定価5千円超えの大型本は、そんな疑問に全て答えてくれる先生のようなものでした。本では全213曲全てについて述べられているのだけれど、折角ですので少しクイズ形式で楽しんでみましょう。質問:次のビートルズの代表曲のメイン作曲者は誰でしょう?(全問正解なら君はビートルズ博士だ!) 1.Please Please Me 2.There's A Place 3.I Saw Her Standing There 4.From Me To You 5.She Loves You 6.All My Loving 7.Not A Second Time 8.I Want To Hold Your Hand 9.Can't Buy Me Love 10.I Should Have Known Better 11.A Hard Day's Night 12.Help! 13.I've Just Seen A Face 14.Yesterday 15.Nowhere Man 16.Michelle 17.A Day In The Life 18.Across The Universe 19.Hey Jude 20.Let It Be 答え:1,2,7,10,11,12,15,18がジョン・レノン。3,6,9,13,14,16,19,20がポール・マッカートニー。残りの4,5,8,17が二人の競作。いかがでしたでしょうか?基本的に作曲者が歌うというスタイルが分かってれば概ね正解できたかもしれませんが、競作などもあるから全問正解はかなり難しいでしょうかね。因みにこの20曲は録音順に並んでいます。Yesterday、Hey Jude、Let It Beといった将に世紀の名バラードがポール・マッカートニーによるものだという知識があったから、基本的にビートルズの楽曲は作曲がポールで作詞がジョンなのでは?という漠然とした思い込みがあったのですが、私の大好きなShe Loves YouやI Want To Hold Your Handといったスーパーポップな初期ヒット曲が二人の競作であったことを嬉しく思うとともに、Please Please MeやHelp!といったポップで超流麗なメロディを持つヒット曲がジョンの作品であったことに驚いた次第。凄いぞ!ジョン。これまでもジョンのボーカリストとしての魅力によりビートルズの魅力の半分はジョンによるものと感じていたんだけど、今回後述した初期のアップテンポでポップな曲の作曲の全てにジョンが主導的に関わっていたことを知り、個人的にビートルズの魅力の7割はジョンによるものだったんだなあ、と新たに感じました。この本には各曲のリマスターなどによるちょっとしたミックス違いなどが実にマニアックに述べられていたりするけれど、作曲をメインとした曲の成立過程が詳しく述べられていることが大変役に立ちました。いろいろと発見も多いのでビートルズが好きな人は是非通読されることをお勧めします。
2018.02.19
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洋楽スーパーポップの世界(4) 【 ポップ偏差値 62 】CLASH / POLICE ON MY BACK '80 「SANDINISTA!」収録 パンクグループ、ザ・クラッシュの80年のアルバム「SANDINISTA!」収録曲。オリジナルはポップス系黒人歌手EDDIE GRANTが在籍していたイギリスの60年代のロックグループ、EQUALSの1968年の作品。結構人気のある曲で日本でもB'Zの稲葉浩志なんかもカバーしているようです。クラッシュはパンクバンドとして周知されているけど、実はポップな名曲を数多く作ったグループでもあります。当ブログでも既にハリーラブ古典のHITSVILLE U.K.を初め、GATES OF THE WEST、SOMEBODY GOT MURDERED、STAY FREEと合計4曲も取り上げています。パンクということで敬遠しているポップ好きの方がいたら是非偏見を持たずに一通り聴いてみて欲しいですね。曲は明るく元気なロック調ポップ。テンションの高いイントロのギター・フレーズ、明るく溌剌としたミックジョーンズのヴォーカル、そして月曜日から日曜日までを連呼するサビのキャッチーさ等で元気一杯。歌詞的には「警察に追われ逃げ続ける俺」みたいな内容で暗いと言えば暗いんだけど、その辺を微塵も感じさせない楽観的で前向きな感じがイイね!もっさりとしたオリジナルと比べてクラッシュ版の垢抜けた弾けっぷりで、改めて彼らのポップセンスの素晴らしさに気づかされます。「YOU TUBE」で聴けます。EQUALS / POLICE ON MY BACK明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(溌剌さ)ポップ偏差値合計99776677462
2018.01.29
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洋楽スーパーポップの世界(4) 【 ポップ偏差値 62 】TRACEY ULLMAN / TERRY '84 (Stiff Records)スーパーポップな名曲「Breakaway」を持つイギリスの女性歌手、女優、コメディアンであるトレイシー・ウルマン。日本で言うと森口博子辺りの立ち位置か。彼女は他にも「They Don't Know」、「Long Live Love」、「Bobby's Girl」といったポップな名曲があるけど何れもカバーソングなのは彼女個人の趣味?はたまたStiff Recordsの意向?この「Terry」も同じStiff Recordsの女性歌手Kirsty MacCollの83年のヒット曲のカバー。どうやらトラックは同じもので、すぐ翌年にカバーされたりと製作背景は安易な感じ。然しながら曲の方は全体を通してキーもテンションも高い明るく元気なスーパーポップな内容。トレイシーの歌声はクリスティよりも陽性で、透明感と突き抜けるようなポップ感が断然良い。この彼女の歌声が数々のオールディーズ・リバイバル・ヒットを生んだ秘訣になっているのかも。因みにこの曲は当時とんねるず出演の「トライアングル・ブルー」という深夜ドラマの中での「理恵とともみの突然DJ」(川上麻衣子 可愛かずみ)というコーナーのBGMに効果的に使われていました。「YOU TUBE」で聴けます。Kirsty MacColl / Terry 明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(突き抜け感)ポップ偏差値合計99777667462
2017.10.02
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洋楽スーパーポップの世界(1) 【 ポップ偏差値 74 】BEATLES / PLEASE MR. POSTMAN '63 史上最高のカバーソングは?と聞かれたら「BEATLES / PLEASE MR. POSTMAN '63」と答える。古今東西様々な音楽を取り上げている当ブログ。最高の音楽の探求を毎日数時間、数十年欠かさず続けているけれど、どうやら今後これ以上のカバーソングは出現しそうもない。原曲はモータウンの女性グループMarvelettesの61年のヒット曲で、これはモータウン初の全米NO.1ヒットということにもなっている。60年代ガールグループの持つ明るさ、楽しさ、可愛らしさが伝わってくるナンバーでメロディのキャッチーさに加えて、軽やかなリズムのグルーヴ感がヒットの要因だったと思われます。ビートルズはこの曲を63年の二枚目のアルバムの収録曲としてカバー。聴き比べて見れば一目瞭然だけど、何と言ってもジョンレノンの瑞々しく、張りのある、伸びやかで華の有るヴォーカルが特徴的。明るく高揚感のあるコーラス、メリハリ感とシャキシャキ感のあるドラムス、曲の魅力をより引き立てる明快なギターとベースの響きとバックも最高の出来。ジョンの緊迫感のあるリードに絡むポールとジョージのコーラスも臨場感と一体感が半端なく素晴らしい。サウンドを構成する要素は非常にシンプルだけど、将に「これ以上の物は無い」と言うぐらいの唯一無二、抜群のポップセンスを感じさせます。ビートルズが当時如何に突出した存在であったか、天才、奇跡、どんな表現を使っても褒めきれないぐらいの素晴らしさがあります。ビートルズと言うと若い人には「年配の人が懐かしむ古臭いグループ」ぐらいの印象しか無いのかも知れないけど、ポップスを嗜む者には基本中の基本にして史上最高のポップバンドだということを知って欲しいものです。(史上第二位のカバーソングについては又の機会に。)「YOU TUBE」で聴けます。Marvelettes / Please Mr. Postman明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(瑞々しさ)ポップ偏差値合計999779910574
2017.07.24
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洋楽スーパーポップの世界(3) 【 ポップ偏差値 64 】はしだのりひことクライマックス / 花嫁 作曲端田宣彦/坂庭省悟 編曲青木望 '71 はしだのりひことシューベルツとして「風」というヒット曲を持つ「はしだのりひこ」とクライマックスの71年のヒット曲。「花嫁は夜汽車にのって嫁いでゆくの」と始まる駆け落ちとも受け取れる内容の曲で如何にも昭和レトロな風情を持った曲。「命かけて燃えた恋が結ばれる」なんて決死の感じが純朴な昭和の恋愛・結婚事情を感じさせてイイね。いわゆる70年代初期のフォークソングの代表的ヒットソングだけれども、この決死感には個人的に70年代ソウルや90年代のギャングスタラップに通じる美味しさを感じます。こういう「何もかもなげうつ」行為ってのは人の心を熱くさせるね。サウンドの方は歌詞とは対照的に明るく元気でポップなアレンジなのが良い。何よりも全体を通してのダイナミックなメロディラインがどこをとっても素晴らしい。特に「命かけて燃えた恋が結ばれる」部分の盛り上がりは最高で胸を打ちます。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(決死感)ポップ偏差値合計788661077564
2017.06.26
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音壁の世界(3) 洋楽スーパーポップの世界(6) 【もうすぐランクイン】BAY CITY ROLLERS / ANGEL BABY 「ONCE UPON A TIME」'75 70年代に一世を風靡したイギリス出身のアイドルグループ、ベイシティローラーズ。当ブログでも既に、「SUMMER LOVE SENSATION」、「ひとりぼっちの十代(MY TEENAGE HEART)」、「I ONLY WANT TO BE WITH YOU (二人だけのデート)」の3曲を取り上げていますが、他にも紹介したい良曲、ヒット曲が多数ある非常に優れたポップ・グループです。「キング・オブ・ポップ」という呼び方が有るけど個人的にはNO.1が圧倒的にBEATLESで、彼らをロックと考えるのならば、ABBAとBCRが1位を競ってる感じかな。それで3位がQUEENと。BCRは10代の女の子に大騒ぎされたグループだからと馬鹿にしている音楽ファンが大多数派だと思うけど、そうした先入観から彼らの音楽的価値を見損じている人が多いだろうことを残念に思いますね。(漫画は本秀康氏のレコスケくんより)曲は「RONETTES / BE MY BABY」を意識したトラック使用の情緒的なバラード。音壁的にはカスタネットが目立つ程度で、特にドラムスにもう少し重量感が欲しかったかな。ただこの曲はメロディがいいんですよねー。甘酸っぱいメロディにレスリーの過剰なまでに情に訴えた唱法。子供の頃聞いた時は甘すぎるなあって感じだったけど、高齢になって聞くと心に染み入ります。メンバーによる自作曲であるところも彼らが単なるアイドルグループでないことを証明していますね。「YOU TUBE」で聴けます。
2017.02.05
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洋楽スーパーポップの世界(6) 【 ポップ偏差値 60 】Marshall Tucker Band / Heard it in a Love Song '77 「Carolina Dreams」 アメリカのサウスカロライナ州で結成されたサザン・ロック/カントリー系のバンド「マーシャル・タッカー・バンド」の77年のヒット曲。ビルボードチャートで14位を記録した彼ら最大のヒット曲ということになります。シングルテイクは短いのでアルバム収録バージョンがお勧め。爽やかなフルートのイントロで始まるこの曲は、カントリー風だけど幾分洗練された曲調のポップロックという感じ。牧歌的で明るく陽気で悩みとかな全く無さそうな雰囲気がいいね。幾分速いテンポの曲調にピアノの絡みも心地よい。この曲のことは個人的にはつい最近ビルボードのヒット曲を全て聞いていく過程で発見したんだけど、77年というとセックスピストルズ全盛の年。その当時この曲に出会っていたら「ダサいファッションをしたバンドの緊迫感に欠けるユルくてヌルい曲」ぐらいに思ってただろうなあ。「YOU TUBE」で聴けます。ライブ映像もどうぞ。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(カントリー)ポップ偏差値合計76776877560
2016.12.11
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洋楽スーパーポップの世界(4) 【 ポップ偏差値 62 】New Edition / Duke of earl '86 「Under the Blue moon」収録軽めのR&Bグループのニューエディションが86年に出したDOO-WOP系名曲のカバー・アルバム「Under the Blue moon」収録曲。オリジナルは62年のGene Chandler版。このNew Editionの新エディションは原曲からグッと派手にアレンジしたサウンドが機械臭こそすれメリハリと重量感があり、ある意味聴き応えがある。(同じオールディーズ・カバーものとしては「竹内まりや / Longtime Favorites」というのが有るけど、あまりのバックのショボさにガッカリ・・・)「侯爵」とか出てくるテーマや曲調にもマッチしてるんじゃないかな。そしてリードの明るく伸びやかな唱法、声質で原曲からずっとポップに仕上がりました。因みにこのアルバムは他にも「Earth Angel」、Blue Moon」といったDOO-WOP名曲がやはり現代風に味付けされ、なかなかポップに仕上がっておりお勧めです。是非全曲聴いてみて下さい。アルバム全体に言えることだけど、原曲から四半世紀が過ぎ、ソウルの時代もとうに終焉を迎えた時代だからこその軽めの解釈が却って良かったんじゃないかな。その意味では正統派のDOO-WOP、SOUL、R&Bのどちらのファンからもあまり歓迎されなかったのでは?とも思いますが。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(DOO-WOP)ポップ偏差値合計78866877562
2016.10.09
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洋楽スーパーポップの世界(6) 【 ポップ偏差値 60 】原由子 / LOVING YOU '81 作曲編曲HARABOSE 「はらゆうこが語るひととき」 サザンオールスターズの原由子のソロシングル「うさぎの唄」のB面曲。アルバム「はらゆうこが語るひととき」やベストアルバム「LOVING YOU」にも収録されています。元気いっぱいという訳ではないけれど爽やかでポップ感のある良曲。作曲、編曲はHARABOSEというバンド名になっていますが、メロディを聴けば分かる通り桑田佳祐の作曲能力が如何なく発揮された内容なので実質彼のワンマンバンドってところでしょうか。81年はサザンのアルバム「ステレオ太陽族」が発表されたのと同じ年でもあり、音的にも初期の泥臭さが取れて一気に洗練されてきたシティポップ風味が似通っています。加えてヴォーカルが原由子ということで癖のある桑田佳祐のヴォーカルよりもかなり聴き易くなっているのが特徴的。爽やかでどこをとっても良く出来た高品質な極上メロディに透明感のあるヴォーカル。桑田佳祐のヴォーカルが随所に挿入されているのもいいアクセントになっている感じ。後半のスキャットや二人で掛け合い盛り上がる様もいいね。知名度が低いわりに原由子のソロ作品は(全面的に桑田佳祐がバックアップしているが故に)素晴らしいものが多いので、ポップ好きには是非一通りチェックして欲しいものです。(「YOU TUBE」などには音源があがっていませんのでご注意を。)
2016.08.21
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洋楽スーパーポップの世界(5) 【 ポップ偏差値 60 】Kenny Rogers & Dottie West / All I Ever Need Is You '79カントリーのシンガー、Kenny RogersとDottie Westによるデュエット曲で79年のビルボード・カントリー・チャートで1位を記録した曲。オリジナルは71年のRay Charlesで、少し物静かで悲しげなバージョン。同年のSonny & Cher版はビルボードで7位とヒットしたようで、この曲の一番有名なバージョンということになりそう。少し和み過ぎな感のあるゆったりとしたバージョンですね。私のお勧めのKennyとDottie版は前2曲と比べ、より明るく華やかなアレンジ。テンポも速くなり大部ポップな仕上がりです。少し憂いを帯びていながらもおおらかで楽しそうなカントリー風味がイイね!曲の後半には二人のスキャットが入るんだけど、これがなんとも甘酸っぱい、いい雰囲気を醸し出してます。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(カントリー)ポップ偏差値合計76866877560
2016.04.25
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洋楽スーパーポップの世界(6) 【 ポップ偏差値 60 】ELVIS COSTELLO & THE ATTRACTIONS / HOW MUCH I LIED '81 「ALMOST BLUE」 エルヴィス・コステロの81年のアルバム「ALMOST BLUE」収録曲。このアルバムはカントリー・ミュージックのカバー・アルバムという位置づけのようですね。発売当時はてっきりコステロのオリジナルばかりかと思っていました。曲はアメリカのカントリー・ロックのミュージシャン、グラム・パーソンズのデビューアルバム「GP」収録の「How Much I've Lied」のカバー。オリジナルはのどかで牧歌的な雰囲気のアレンジで、古き良きアメリカって感じですね。対するコステロ版はピアノを主体の洗練されたポップなアレンジで土臭いカントリー色を感じさせない。よく思いついたなと感心させられますね。そして、情緒たっぷりに甘く悲しげに歌い上げます。ピアノの音色と相まって心に染み入る名曲に変貌した感じで、カバー大成功ですね。「YOU TUBE」で聴けます。
2016.03.05
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洋楽スーパーポップの世界(6) 【 もうすぐランクイン 】ROD STEWART / YOUNG TURKS '81ロッド・スチュワートの81年のヒット曲。82年のビルボードの年間チャートで48位を記録している。イントロの軽やかな感じが「Bruce Springsteen / Dancing In The Dark」と似ている気がするけど、そちらの方が後年で84年産。TURKはトルコ人という意味だけど曲中では「YOUNG HEARTS」と歌われているので、若者賛歌的な曲みたいです。軽やかなリズムに軽いシンセが乗る如何にも80'sといった雰囲気のポップな曲。「A-HA / TAKE ON ME」の先駆けみたいな曲ですね。爽やかで高揚感を感じさせるサビメロはロッドのしゃがれた歌声とはあまり合っていない気がするけど、軽めの曲調なので結果的には相性が良かったのかもしれません。個人的には彼の歌声には全く魅力を感じないんだけど、当時のライブ映像の出来を見ると、ますますどこがいいのか理解不能。「YOU TUBE」で聴けますが、やっぱり彼はスタジオ録音の方がいいね。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(高揚感)ポップ偏差値合計77876767459
2016.01.20
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洋楽スーパーポップの世界(5) 【 ポップ偏差値 61 】ELTON JOHN / CROCODILE ROCK '72 エルトン・ジョンの72年のヒット曲。ピアノ中心のサウンドに50年代DOO-WOP風ファルセット遠吠えが入る楽しい曲。具体的には57年の「Diamonds / Little Darlin'」辺りを参考にしてそう。プリプリしたギターの感じもそうだけど、明るい曲調そのものが既に過去のものとなってしまった「OLDIES BUT GOODIES」への憧憬って感じもしますねえ。以前、「軽快なピアノサウンドの元ネタは? いなせなロコモーション / サザンオールスターズ」という記事に書いたけど、将に初期サザンオールスターズに大きな影響を与えた曲ともいえそうです。(実際、桑田佳祐はライブでこの曲をカバーしているようです。)「YOU TUBE」で聴けます。スタジオ・ライブ版はこちらで。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(ピアノ)ポップ偏差値合計87777777461
2015.12.10
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洋楽スーパーポップの世界(5) 【 ポップ偏差値 60 】ARCHIES / SUGAR SUGAR '691969年のビルボード年間チャート第1位のバブルガム・ポップ。68年の1位が「Beatles / Hey Jude」、70年の1位が「Simon & Garfunkel / Bridge Over Troubled Water」なのだから、凄まじいヒットだったことがわかります。アメリカだけでなく世界中でヒットしたみたいですね。けれども両者に比べて後年になっても語り継がれる名曲といった貫禄が無いのは何故(笑)。バブルガム・ポップということで子供向けの幼稚なポップスというレッテルが貼られてしまっているんでしょうかねえ、、、私は好きですけど。子供の頃、8トラックテープでこの曲のパチもんインストみたいな曲でよく踊ったりしてました。明るく楽しい雰囲気の軽快な曲でメロディも単純明快で実にキャッチー。キャッチー過ぎて飽き易いのが玉に瑕だけど、名実共にバブルガム・ポップの代表曲と言えるでしょうね。「YOU TUBE」でアニメ版のミュージック・ビデオが見れます。ハンナ・バーベラの絵柄に似ている気がするけど違うのかな。バンドのPVはこちらで。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(バブルガム)ポップ偏差値合計87766777560
2015.10.24
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洋楽スーパーポップの世界(5) 【 ポップ偏差値 61 】ABC / LOOK OF LOVE '82Trevor Hornのプロデュースした82年の世界的ヒット曲。79年に「ラジオ・スターの悲劇」をヒットさせ、84年にFrankie Goes To Hollywoodの一連の作品を大ブレイクさせたちょうど中頃に位置する作品で彼の勢いを感じさせます。ABCは白人グループだけれども、曲はCHICなどに通じるタイトな黒人的グルーヴを基調としたもの。このトラックは翌83年の「Madonna / Holiday」の元ネタになってませんか。ま、それだけ出来の良いリズム・トラックだと思うのですが、ABCというよりはトレヴァー・ホーンのセンス、力量なんでしょうね。もちろん、憂いを帯びた緊迫感のあるメロディも素晴らしいけれど。フリーソウル好きな人にも勧められる内容かな。「YOU TUBE」で聴けます。PVもアップされていますが、見ない方がいいかと(笑)。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(Trevor Horn)ポップ偏差値合計77669777561
2015.09.19
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洋楽スーパーポップの世界(3) 【 ポップ偏差値 64 】SQUEEZE / VICKY VERKY '80 LP「ARGYBARGY」 スクイーズのアルバム「ARGY BARGY」には「ANOTHER NAIL IN MY HEART」以外にもう1曲ポップな曲があります。歌詞に一言もヴィッキー・ヴァーキーって出てこないから、単にアルバムタイトルと語呂を合わせただけ?みたいな曲名ですが内容はいいね。曲名の印象ほど明るくポップな曲調ではないけれどスピード感はなかなかのもの。イギリス産ということもあり、その緊迫感のあるサウンドとメロディのエッセンスからはネオアオに通じるものも感じます。常々ORANGE JUICEの1ST アルバム「You Can't Hide Your Love Forever」に最も影響を与えたアーチストは誰なのか?と疑問に思っているのですが、スクイーズの80年のこのアルバム「ARGY BARGY」辺りが近いのかなあ、、、なんて思ってます。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(ネオアコ風味)ポップ偏差値合計77787977564
2015.08.10
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洋楽スーパーポップの世界(6) 【 もうすぐランクイン 】MOTORS / FORGET ABOUT YOU '78 パワーポップ名曲の「Girl Of My Dreams」で知られるBram Tchaikovskyも在籍していたイギリスのパブ・ロック・バンド、ザ・モーターズの78年のヒット曲。曲は明るく元気なパワーポップ。如何にも70年代的な能天気な明るさがいいね。ヴォーカルはダミ声だし全体的にいまいち垢抜けないけど、爽快でキャッチーなサビメロはなかなかのもの。「YOU TUBE」で聴けます。また「Top of the Pops」出演時の模様も見れます。これを見ると近所の気のいい兄ちゃんたちのロックンロールって感じで、例えばフレディ・マーキュリーのQUEENなんかと比べると全然華がないのね(笑)。まあ、そこが持ち味だったのかも知れませんが、、、。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(パワーポップ)ポップ偏差値合計87766767559
2015.05.20
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