EUGENE SMILEY AND THE ESSENCE OF LOVE / YES IT'S YOU (K-CITY IRDA 481)'78
ユージン・スマイリーはCarl Davisのもと、シカゴのVisitorsのメンバーだったアーチスト。その後カンサスに移り彼名義ではおそらく78年のこのシングル1枚のみしか残さなかった模様。附随するコーラス・グループの「ESSENCE OF LOVE」って名前もイカしてるね。明るく軽快に始まるイントロに爽やかなコーラスが乗り、ボーカルが吠えて盛り上げていき、バックも激しく畳みかける・・・歌が始まるまでのこの流れが情報量も多く実に私好み。その後の展開も基本スマートなリズムに爽やかなコーラスということで、所謂モダンソウルにカテゴライズされる作品。ひたすら明るくポップな曲調に軽快なグルーヴや途中転調する妙味などなかなかのセンス。もっとこんな作品を残して欲しかったですねえ。