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■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/2/24)-------------------------------509号 自動組版の歴史 エクセル POP1 -----------------------------小売店の店頭で小売値情報はPOPとして商品の配送に合わせて供給される。コンビニに行けば、ドラッグストア・スーパーと同様に違和感なく我々にものの値段を知らせる。さてPOPを、もう少しプロらしく分析してみよう。大きさは、A3より大きなパネルでお客様に目立つようにするものから、名刺より小さなもの・専用シールにバーコードと品名・値段をつくりペンシルにつけるといったものまで自在にできる。さてPOPの発注にあたって、取り決めがなされる。印刷の仕様と、データの流れ。そしてエクセルで、バーコード数字・商品名・価格+アルファです。作成枚数と、納品先シールがそろって、用意される。エクセルデータから、大きさ・数量の指示入りを読み取りVBAで、自動組版するのです。オフセットで定番POPを刷るが、余白は、紙くずとして捨てるこの量が半端ない。なぜ? 多品種・少量印刷なのです。PODでの運用ができるまでは、オフセットで紙くず製造機で運用しか考えれなかった。POPも、時代により、流通の規模により変わってきている。カラーPOPでなければという常識に、「モノクロ」POPが増えている。コンビニで、見られる光景です。モノクロだけだとPODもモノクロ専用機で安い。そして耐久性もある。カラーPODに比べて原価が安くできるここ数年で、ジャスコ系のPOPが違和感なく「モノクロ」に馴染んできた。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2016 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2016.02.23
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/2/17)-------------------------------508号 自動組版の歴史 エクセル 名刺3 -----------------------------台紙が、特殊紙でできていて、特色でロゴが印刷されている面付けにPODで追い刷りをするパターンの処理について記してみよう。A3伸びの用紙に追い刷するわけだが、トンボあわせがミソになります。プロフィルは登録して運用するのですが、機器のメンテが入るとトンボ合わせは狂うと見たほうがいい。毎回印刷するたび1枚出して、トンボのズレを調整する作業は、付き物です。イラレで入稿ですので、処理はなにもないのですが、湿った空気で紙が伸びるということが、30cmの長さになると2mmのずれが出ることがあります。真ん中のトンボであわせるのだが、1mmずつの誤差以内におさめているのだが、それが最上かも知れない。この処理が、最上かと誇りを持っていたのが、ここ数年で出てきたインクジェットの厚物印刷としてスピードがA3 1分PODだとA3 35枚が1分です。しかしこのインクジェットにより印刷できる素材は、紙だけでなく、ガラス・皮・陶器・ゴム・金属・フイルムなど多彩です。そして、トンボ合わせという作業なしです。極厚の紙・凸凹の紙 PODでは使えない素材への印刷が可能です。特色も、顔料インクとして調合できるものであれば、1色を潰して特色ロゴも同時に印刷できる。ま、PODでやるほうが、在庫を持ってやるのがいいのか、インクジェットでの挑戦は、その手間と時間で採算があうかです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2016 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2016.02.16
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/2/10)-------------------------------507号 自動組版の歴史 エクセル 名刺2 -----------------------------名刺依頼の顧客は、上場企業 事業部=子会社として独立会計として処理している。各子会社の名刺要望は、HDの人事に申請が入り、その後、エクセルのフォーマットで、毎週入稿となります。1回でまとめて20件程度の入稿です。しかし子会社コード(20種)によりマスターが異なり、ロゴマーク1・2・3と縦横・ロゴ大きさなどの設定は、子会社ごとに違います。所属・役職・氏名・TEL・FAX・住所などの配置は、共通です。エクセルで、1件分として入稿されるデータをVBAで、段落スタイルの適用・文字スタイルの適用と、スパイシーリブラCSによる運用で、これも1人で、月20時間程度の、関わりで、これも平均20万程度なので時間1万円の仕事なのです。自動組版のメリットはスピードです。手作業で名刺のデータをコピペでイラレで作ることは、少々のデータでは、良しとしますが、労働生産性から時間単価5000円を超えることはまれ再作業となると、時間2000円になってします。ヘタすると、派遣単価を切った売上しか挙げられない事になり、事業的には赤字になります。こんな仕事はできません。しかし、この儲からない仕事を、顧客にやってもらって完全データで入稿すれば、刷って断裁・梱包で住むのであれば、1件500円もかからなくて儲かる仕事になります。しかし、イラレ完全入稿などは、少数派です。会社の人事担当が、名刺作りで時間を取られて、他の仕事ができないこれでは、本末転倒。社員1名が毎日作成してこなしていることは、1名の年間経費で考えると、業者の任せたほうがいいとなります。そんな量と製作スピードを、こなす業者は、「その顧客の名刺のシステム」を、作り上げ運用して、利益をあげる仕組みにする。これが、名刺のプロの仕事。自動化をどこまで実践できるかが勝負の分かれ目。多品種・少量の最たる仕事が、名刺なのです。システム化は、処理パターンを分析して、安全・確実に早く仕上げる方法を編み出す。会社用のシステムは、字取りから始まり同じものはない名前の配置だけでもこだわるところは少なくない。会社名刺システムの効果は、100件越えの発注でも中1日あれば、宅急便で3日目の朝には、届くということです。新規事業部・新入社員と突出して発注が増えるときには、エクセル入稿・専用名刺システムを作り上げればできる仕事になります。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2016 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2016.02.09
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/2/3)-------------------------------506号 自動組版の歴史 エクセル+名刺システム1 -----------------------------自動組版で、特徴のある名刺システムとして何点か、紹介して行く。今回は、所属により裏5パターンの選択が、できるロゴの表示が、もっと細かく51種の英文略号表記(デザインされているので、51種の画像表示)あとは、氏名・所属・役職など普通な処理。これも、インデザインマスターの中に、画像の配置をエクセルで表示されたPDFを配置するようにセット。裏面は、裏面パターン指定の数字を見て、裏面全体を配置する仕組みでトンボ付きデータを、配置するという手法で、セットしました。エクセル入力として、スパイシーリブラにて、パラメータセット出力は、インデザインファイルとして、最終補正のチャンスを与えている。たまに、英文表記が、文字溢れを起していることを、長体を少し(98%)かけて文字溢れ回避をする程度の処理を行う。これもインデザインファイルでエラーを認識しているので、すぐに見つかる。出来上がったファイルは、1名分の表・裏のデータです。これを、ウエノのQI+2(最新はQI+3)にて、面付け+両面配置を行えるよう1名で18面付け2名で9面で両面3名で6面で両面6名で、3面+両面9名で、2面+両面18名で1面+両面 という面付けパターンを作っておき名刺のデータから100枚を基準にするが、200枚300枚と制作要求は、データを2個同じものを作りして(PDFをコピー&ペースト)100の基準に合わせるよう、データで操作する。この面付けとして、ウエノのQI+2での自動面付けは、重要です。日々の作業の中での手作業による誤謬・齟齬をなくし、大量のデータがきても、処理に困らない体制が、取れたことは素晴らしい機能だと思う。この仕組で、月100件売上20万の仕事です。一人で、週3時間月12時間での生産性は、時間1.67万円となる。手作業では、こうは行かない。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2016.02.02
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/1/27)-------------------------------505号 自動組版の歴史 エクセル 郵便番号 -----------------------------エクセルにおいて算用数字は、属性数字として認識するようになっている。それが、証拠に、001という北海道の郵便番号は、1と認識して前ゼロが消えている。もう一つ足し算すると答えが帰ってくる。印刷に使う数字は文字として扱うようにしなければならないそのため数字を文字列に変換する関数が用意されているTEXT()という関数です。例えば、A列に郵便番号が7桁のすうじで入っている。B列に関数で、TEXT(A1、”0000000”)とすれば文字列で頭ゼロ埋めの7桁の文字列が関数で表現されます。C列にコピーしたものの値のみをペーストする。これで、C列を覗くと頭ゼロの文字列が見えます。同じ行でb列は、関数が入っています。A列は、元の数字7桁です。この数字が見えるものは、数字という属性なのか、文字列なのかは、カラムが右詰めであれば、数字、左詰めであれば文字 ただし、カラムの配置の属性を変えなければの話シロートは、文字の属性など考えないで、見 た 目 ではいいっていればいいというレベルです。特に、大型機からのデータ抽出・コンバートで、はいデータと渡されたものは、100桁の長さで後ろにスペースが、入ったもの。見た目ではわからない。TRIM()で前後のスペースを取り除きます。そしてTEXT()で、7桁の前ゼロ付きの文字列にします。そして列を、コピーして新しい列にペーストするとき値のみこれで、完璧な前ゼロ付き郵便番号の出来上がりです。たかが、郵便番号ですが、数十万件となると、郵便番号順に並び替えたDMは、割引になり、数百万の値引きですから大量にDMを出す業者にとっては、死活問題なのです。(1) 受取人の住所または居所の郵便区番号ごとに区分された場合差出通数 2,000通~ 1万通~ 5万通~ 10万通~割引率 5% 7% 8% 9%そして住所表示に郵便バーコード付きだとさらなる割引になります。30万通を郵便番号順でバーコード付きだと9%+9%なり3,168,000円の割引になるのです。DM業務は、デジタルコンテンツ業の中にはいる仕事ですいままで気にもかけなかったしごとです。PODでの4面はがきを両面印刷して宛名書きも行い串刺し処理で、断裁ごとに郵便番号順に並んだはがきができれば、当然バーコードも。この処理だけでも、500万の売上になり、顧客は、郵便料で18%の割引で300万かからなくなるのです。PODを持っているのであれば、美味しい仕事です。ただし、この仕事にPODで対応するには、インデザイン+アルファの技術を持たなくてはならない。アルファとは、VBAであるし、エクセルでの処理です。また、その前段階としてスパイシーリブラという忘れ去られたソフトが、重要な展開を示す。インデザイン6.0にしか対応しない。CCになったことにより何時最新に更新するかわからない。逆に、CS6.0で固定になたから使えるツールなのですWINDOWS7.0で固定にして、インターネットを接続しない完全ローカル運用で十分です。OSを勝手に更新して保証しなくなる。多くはネット環境への更新です。あと10年以上は、ネットを遮断してローカル処理専用機として使いたい、CS6.0のインデザイン+スパイシーリブラによりバリアブル処理+定形処理で、年間数千万の仕事にはなる。名刺だけでも、日々の稼ぎです。この名刺だけでも、立派なPODの事業です。これが、今年感じているデジタルコンテンツ業の確実なる稼ぎです------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2016.01.26
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/1/20)-------------------------------504号 自動組版の歴史 エクセル 住所を2項目に -----------------------------■年賀状の宛名書きの住所は、短いものは1行で、マンション名で長くて2行で表示する。企業からのデータでは、DMで横書き1行で入っているそのデータから、年賀状の縦書きにして、2行の分けるという年に1度は巡りあう処理です。基本は、切るところに全角を入れて、関数により住所1、住所2にわけるという処理になります。まず、20字を超える長のデータを抽出して手作業で全角スペースを入れる住所1、住所2という桁を用意して次に住所のデータに全角スペースがなければ、住所を、住所1に入れる。それ以外(全角スペースがある)場合スペースの前のデータを、住所1に入れるスペースの後のデータを住所2に入れるとなるが、エクセル関数では、1発ではできないので次のように処理する関数を住所1のところの最初のデータに、住所のデータに全角スペースがなければ、 所を、住所1に入れるそれ以外(全角スペースがある)場合 スペースの前のデータを、住所1に入れるという関数を入れる住所2のカラムの最初に住所のデータに全角スペースがあれば、全角スペースの後ろのデータを住所2に入れる。という関数2本で出来上がりです。これは、よく使う関数です。この処理を覚えておいて損しないことは、保証します。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2016.01.21
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/1/13)-------------------------------503号 自動組版の歴史 エクセル 氏名の分離 -----------------------------(1)姓名が一緒になっていて、姓と名の項目をわけなくてはいけない。指定された字取りとしての処理を加えなくてはいけない。この問題の解決のためどうするか考えてみようデータは、5000件あって、手作業では、14時間弱の作業を見込まれる。姓と名の間にスペースもないデータが入稿、これを7字取りにするという案件です。姓と名の間に全角スペースを1個入れれば、その全角スペースをキーにして前後のわける関数で処理できるのでその前哨戦として姓と名の間に全角スペース(なんでもいい”@”でも)この条件では、関数1発という手はない。最終的には、姓・名と2項目にわかれたデータにする訳だがプログラム・関数で処理できる方法はない。そこで、次善の策として、データの性質と分布をかんがえて短時間で、効率よく作業をするとして、出てくる答えは、以下の様なものです。もっといい手はあるかもしれませんが、10年で2回ほど同様な処理をしたので、まあ80点で、一応満足しています。14時間かかるものを、いかに減らす事ができるかです。(1)日本氏名の80%は、4字で2+2のパタンです。(2)2字名は姓1字+名1字である(3)3字名は 姓1+名2 もしくは姓2字+名1字である(4)4字名は、姓1+名3字 姓2字+名2字 姓3字+名1字である(5)5字名は、姓1+名4字(ほぼなし)名2字+名3字 姓3字+名2字(6)6字名以上は、手作業これが、日本人の氏名の分布の実態です。A列に氏名 B列・C列を挿入して B列は姓と名の間に全角のスペースを入れる処理をしたカラムとします。B列には、LEFT(A2,2)+” ”+MID(A2,3,100)という関数を入れますC列には、B列の値のみをコピーします。D列にLEN(A2)といれて 姓名の総文字数をいれD列とC列にソートをかけます。名寄せという処理になります。名寄せで、2字名を抽出 全部1字の後に全角スペースを入れる3字名は 原 健二は、原健 二 になっているのを直す。4字名は、ほぼ修正なし5字名は、姓3字というのを注意して(名寄せなので見ればわかる)修正する。6字名以上は、すべて手作業でスペースの位置を確認する。これで、5000件の姓と名の間にスペースが入ったデータができたことになる。時間は、確認含めて4時間、手作業だけでの13時間と比べて効率は良いと思うが、着眼は姓2字+名2字というパターンが全体の80%だという事実に合わせて、後は手作業で行うという折中案で、手作業時間を、激減させたという方法です。10年の間に3回使ったやり方ですが、自動化がダメで、勢い手作業と決めてかかる前に、「楽して結果は同じ」方法を考えるのも、頭の体操です。結果10時間という苦行を排除できた。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2016.01.12
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/12/23)-------------------------------501号 自動組版の歴史 -----------------------------2015年いまだに,講談社以外に、出荷の話が、出てこない。CTPの出荷は、話題になって5年もたてば、普及した歴史からいって2008年のドルッパでの話題から7年経過するが、いまだに普及しない。しかし、次世代の印刷は、フルデジタルシステムしかない。フルデジタル印刷システムを、理解するため必要な知識を、洗い出してみよう。注目しなければならないのは、DTPの歴史は、アドビ社の歴史です。1990年から25年PCの機能の高度化にあわせる様にソフトの進化が、なされてきた。アドビCCにいたる歴史を見てみよう。デジタルコンテンツ業としての学習の方向は、示して来ていますCreative Suite 1 アメリカでは2003年10月27日 7種Creative Suite 2 アメリカでは2005年5月 10種Production Studio 2006年に発売 動画用 9種Creative Suite 3 アメリカでは2007年4月16日 20種Creative Suite 4 アメリカでは2008年10月15日 17種Creative Suite 5 アメリカでは2010年4月30日 20種Creative Suite 5.5 2011年5月20日発売。 20種Creative Suite 6 英語版が2012年5月7日 16種Creative Cloud 31種世界中の利用者の声を吸い上げ、時々のヴァージョンアップにより、進化してきたのは、利用する側から見れば、こうできないかというのに答えてきた結果です。DTPとしてのインデザインができる前は、ページメーカーとQUARKの覇権争いで負けた。フレームメーカーというXML対応のDTPも出たが、やはり、負けた。インデザインが、1999年に出現しQUARKキラーとしてオープンタイプフォント対応、PDF・イラストレータ・フォトショップとの相性が優れているかは、EPS+QUARKの時代を知るひとから見れば、安心して使えることが一番大きい。そして、自動組版の視点から、いうとスクリプトとしてJAVASCRIPT・VBA・アップルスクリプトを有し、できる人には、有効な手段として、使えるツールなのです。印刷の自動化システムとして、電算写植の時代のファンクションの自動発生による名簿の処理から始まり表の自動作成などBASICを駆使して作った時代から、プログラムは、オブジェクト指向のものに進化して、コボル・フォートラン・BASICの古典的手法は過去のものになった。インデザインにおいて、文字スタイル・段落スタイル・オブジェクトスタイルを、文字枠付きのテンプレートを選んで自在に組版することでVBAによる自動組版が、完成する。ようやく、VBAによる細かな運用が見えてきたなか、66歳だから職場がない。今から始まるフルデジタル印刷システムも、どう稼いだらいいのかをずーっと考えてきた中、2・3新しい事業が見えたら年だから退職という身になった。高島平から、無料バスは、舟渡の競艇へと誘う。50mも老人それも男だけがならんでいる。年金生活者の暇を持て余した人たちがパチンコ屋の10時前には並んでいる。老人の集団です。同年輩が日に日に、増加しているのです。八百屋の前には安売りで、長蛇の列。朝10時の開店を待つ人生産には、貢献しない。痴ほうになるか、寝たきりになるか死ぬまでの競争です。幸い医者にもかからず今は過ごしているが生活習慣病が、じわじわとからだの機能をなくしていく。運動しなければ・・・・。印刷の自動化の知識は、腐っていくから今のうちに、書きおいてエクセルの組版に役立つ知識とか、インデザインの自動組版についてCS6のバージョンで書き留めておく。あと10年は、腐ることなく知識として役に立つはずです。インデザインによるカタログの自動化(エクセル入力)年賀状の絵柄・住所の自動発生(エクセル入力)名刺(各種・エクセル入力)社員名簿(画像付き・エクセル入力)不動産情報誌の自動組版など、過去にやったものです。アドビCCの中に、イラレ・フォトショプ・アクロバット・インデザインに、自動化のスクリプトが付属していることを、知っている人は、マイナーな存在。インデザインのスクリプトと組版の知識が、これからのフルデジタル印刷システムを、運用していくための自動化を考えた場合、少量・多品種で稼ぐという新しいビジネスでは、必須なものです。フルデジタル印刷システムのバリアブルとしての印刷を考えた場合、PODではできない領域なのです。A3伸び・菊判の断裁された平版の運用の限界は、フルデジタルシステムでは、半裁以上の輪転紙(ロール紙)が使われているそして、ミューラマルティニ社のシグマラインがアフタープレスとしてロール紙の後処理が連続している。そのシグマラインは、くるみ製本・中綴じ製本・新聞製本の機能を取り替えることができ、目的に合わせて組み合わせが可能です。国内稼動しているフルデジタル印刷システムは、講談社が運用しています。2015年講談社だけです。すでに3年は独壇場です。オフセットの衰退は、印刷機械の2020年には4兆5千億まで落ち込むとの見方です。時代は、オフセットからPODへの移行により小部数・多品種に対応今は、アフタープレスを人力でこなしているが、量的には、POD運用で済んでいるが、今の2倍となると、運用がどうなるかわからない。ちょうど、端境期にきている。オフセットとPODの戦いです。フルデジタル処理の典型は、カタログではないかと思う。わかりやすいのが、厨房のカタログです。総合カタログでは、日本旅館・ホテル・イタリアレストラン・居酒屋・ソバ屋・中華など、使われる道具は、かっぱ橋で売られているプロの道具で、作る料理により他は見ない。つまり、必要とするのは、全体の20%もない。オフセットでは、総合カタログで、数千の道具を掲載した種類に分厚さに、誇りと価値があったのだが、消費者にとって重さの80%は、ごみなのです。オフセットの時代は、イケイケどんどんで、1000Pを超える総合カタログを出すことに意義があり、印刷2億円、紙代8千万という数字が当たり前にかかっていた。その80%が、ごみとして捨てられる運命にあることを知りつつ業者としての最善の提案です。これが、変わります。カテゴリー別のカタログにすると80%のごみが無くなる。多品種・少量の世界の実現です。オフセットと違って、アルミ版はありません。カテゴリ別に掲載するページが変わります。目次が索引が変わります。そういうデータを如何に自動的に作るかです。10種類もあるカテゴリー別冊子データを、如何に管理するかです。デジタル化の進化は、この問題を解決する手段を手に入れています。カタログの宿命=陳腐化です。冊子にしたとたん古くなるのです。年1回のカタログでは、3月に冊子にすると4月の新製品は、翌年の3月までカタログに載らないのです。オフセットの世界では、これを問題にすることはありません。みんなが知っているできないこと、陳腐化の問題点の解決手段がないこと。この問題に対峙できるのは、フルデジタル印刷システムが、世界で導入されている事例です。すべてのデータ管理、ページ管理から、抽出・目次・索引の自動作成までができるようになると、新製品が入ったカタログが、毎月最新号として作ることができるのです。陳腐化も1年が1か月であれば、営業もしやすい。社業の発展に貢献する毎年2億とかかけている企業の目覚めの時です。毎日顔出している印刷営業は、このことは、話しません。話せません。オフセット印刷業の儲けの仕組みが消えるからです。加えて、フルデジタル化へのデータ整備の仕組みは、オフセット屋では、提案できません。WEB+データベース+DTP+自動組版という先端知識を、駆使する集団でないと、陳腐化とユーザの利便性を具現化できないのです。技術的には、ブレークスルーは、済んでます。ハードは、フルデジタル印刷システムが、あります。ランダ社のナノインクジェット噴射装置が、搭載されて製品が、待たれます。機構としてのすばらしさはありますが、インクはランダ社専用で、そこがビジネスチャンスとして、インクの独占的使用を狙っています。HPなどのランダ社以外でも、色目はそこそこのハードを出しています。講談社がT300+シグマラインですでに導入後3年になろうとしている今回は、具体的にカタログというものに焦点を当てたのだが、フルデジタル印刷システムでは、印刷データを差し替えることで、オフセットでは、考えれなかったスピードと、利便性をメリットとしてカタログビジネスに革新をという視点でお話しした。1つの事例でしかないが、サンプルシステムから、骨子をとってもらって自社の印刷状況(年数億円かけている)を再考するきっかけとしてもらいたい。時期が来れば、からログ市場は、このシステムにどんどん変わります。なぜなら、陳腐化の問題を解決する。印刷経費を安くする。それが、できるのは、フルデジタル印刷システムしかないからです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.12.22
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/12/16)-------------------------------500号 デジタルコンテンツ産業の進化2015 -----------------------------祝い500号 週1回の投稿で、10年余りの時が流れた。この10年のデジタル化の進化は、すさまじいといえる。30年前からの歴史を振り返ると、時代のニーズに応えてきただけの仕事としての対応でしたが、先端のセミナ・出版・インターネットと吸収した知識は、膨大です。書籍中心のときは、月3万円以上の雑誌・書籍で1mを越えた時期もありました。インターネットが、検索により該当する情報にあたると、書籍の購買が減っていった。1985-1995 30年前 PC98 DOS/V DTP黎明期1995-2005 20年前 WINDOWS95 MACOS DTP インターネット黎明2005-2015 10年前 アドビCS インターネットの進化デジタルコンテント業としての歴史として観るとき、重要なことは、EXCELの進化と呼応する。30年前 表計算ソフトとして LOTAS123とはりあう20年前 関数の充実 VBA EXCEL97にピボットテーブルが搭載10年前 分析ツールが、充実関数・VLOOKUP・ピボットテーブル・分析ツールこれらのツールが、30年前 大型汎用・オフコンでしかできなかった処理を大型機での集計処理・マッチング処理・専用クロス集計を、PCでこなしてしまうようになった。フォートランで、クロス集計を書いたのですが、メモリーが足りなくて、1次表・2次表と分けて処理したことが、ピボットテーブルで、1発処理で済んでしまいます。これだけで、コボルのプログラマーを要らなくし、オフコンでのCプログラマーをいらなくした。逆に言えば、個人が、EXCELの機能を習得すれば、達人になるが、中途半端では、使い物にならない。たとえば、エクセルで4万件の発注データがはいる。ピボットテーブルでクロス集計しないと求める商品別の総量がわからない。わかる人が、操作すれば1発だが、数百人いるなかでできる人は1名だけ顧客側では、確認のためクロス集計結果を示してきた。ピボットテーブルで1発で商品と、発注者のクロス集計が完了だ。ピボットテーブルにより、データの検証が顧客から来たデータと一致した。これで、安心して次の段階へいける。検証済みになったので、商品ごとの全発注数量がわかるし商品を集荷したあとの個店へのデリバリーも商品ごとのピックアップとルートごとの順番も指示しなければならない。すべてが、エクセル上での話だ。個店ごとのピックアップ表をつくり、商品の入荷待ちだ。その前に、VLOOKUP関数で、ルート表とピボット表とのマッチングだ。個店コードをキーにしてルート表から地域コードルート番号と個別連番を手に入れピボットに連結する。その情報から、スパイシーリブラで、個店ごとのピックアップ表を作成シールで同様にスパイシーリブラで、ルート別店名シールを串刺しで作成(これだけでもできる人にしかわからない)ピックアップ表で商品を得て、梱包後箱にシールをはるすべてが数千店という数字でなされるボリュームのためシールを作っても串刺しで出力しなければならないが、数千件の串刺しのは、ちょっとした工夫が必要だ。データ自体を串刺しで面付けするならびにかえることで数十万件の串刺しにも対応できるアルゴリズムを完成55千件以下ではエクセルで、それ以上は、アクセスで関数とプログラムにて対応できる。話はそれたが、DTPの世界の横に、顧客データとしてエクセルの活用が必須になりました。それも、顧客が分析ツールをもって経営管理をする時代ですエクセルの達人が、やり手ビジネスマンとしての普通の能力なのです。2015年 デジタル化という難しい時代に入り、若い人に伝えることは、今の時代を見定める目をもつ人材になりえるか?DTPの知識色の知識プログラムの知識EXCEL関数・VBAの知識統計の知識マーケティングの知識サーバーの知識セキュリティーの知識WEBの知識動画の知識などを、1人が学習すべきデジタル化知識です。20年前 1995年では、PCが全盛期・EXCELが出始め印刷の知識・DTPはMACDTPでQUARK全盛この20年の変化と、必要な知識が、莫大です。DTPの知識だけで、飯が食えた時代は、よかったインターネットが発達して、デジタルコンテンツ業が、DTPから発展した時代WEBサイト構築という新しい仕事サーバサイドのDBを使ったプログラムも販売サイトでの数千点の商品管理は、DB・プログラムが当たり前の世界デジタルコンテンツ業は、どんどん進化する。DTPの中のインデザインが発展したのも、ここ10年のことQUARKキラーとしての出現は、確かにDTPを変えてきた。インデザインの進化とスパイシーリブラの出現は、DTPが、自動化というツールを手にすることができた。名簿・カタログ・名刺・年賀状など、自動化適用業務が増えていくそして、動画の世界ついに、TVのコマーシャルの製作がPCでできる時代になりました。デジカメ撮影・編集・効果付けがデジタルでできるのです。つまり、個々の技術は、プロの領域までいくことはできます。しかし、DTPで1年。WEBで1年。プログラムで1年。動画で1年。そして、自動化で1年。学習に要する時間です。なぜそこまで学習するのか。答えは、フルデジタル印刷の時代が目の前に来ているのです。そのための知識です。印刷することはできるが「なにを!」となると目的によって使い方が違うからです。フルデジタル印刷は、少量・多品種です。書籍ならば、受注・印刷です。ロングテール出版です。フリーペーパの地域限定小部数出版です。通信教育の個別教材提供、典型的な使い方。WEBとは連動・受発注は当然です。分析は、EXCELで行って普通です。まさに時代が変ったのです。DTPはあたりまえ、WEB・プログラムを知らないと提案ができませんフルデジタル印刷の特性を理解して、自動化・自動組版の知識をフル活用しないと実現できない。これが、新しい時代なのです。知る人にしか、問題は解決できません。アドビCCにいたる歴史を見てみよう。デジタルコンテンツ業としての学習の方向は、示して来ていますCreative Suite 1 アメリカでは2003年10月27日 7種Creative Suite 2 アメリカでは2005年5月 10種Production Studio 2006年に発売 動画用 9種Creative Suite 3 アメリカでは2007年4月16日 20種Creative Suite 4 アメリカでは2008年10月15日 17種Creative Suite 5 アメリカでは2010年4月30日 20種Creative Suite 5.5 2011年5月20日発売。 20種Creative Suite 6 英語版が2012年5月7日 16種Creative Cloud 31種世界中の利用者の声を吸い上げ、時々のヴァージョンアップにより、ブラッシュアップCCの31種の内容は、Photoshop 世界最高峰のプロフェッショナル画像編集ツールLightroom 撮影から仕上げまで。写真を極めるすべてがここにIllustrator 進化し続けるベクトルグラフィックツールInDesign 印刷および電子出版のためのページデザインとレイアウトPremiere Pro 4Kにも対応する映像編集ツールAfter Effects 映画クオリティのVFXとモーショングラフィックスDreamweaver WebサイトやモバイルアプリケーションのデザインMuse コード記述不要のWebサイトデザインFlash Professional インタラクティブコンテンツ、ゲームのデザインおよびモバイルデバイス用アプリ制作Acrobat XI Pro PDF文書とフォームのためのトータルソリューションAudition 最高品質のオーディオ編集Bridge すべての制作アセットを一元管理Edge Animate インタラクティブなアニメーションWebコンテンツの制作Edge Code HTML、CSS、JavaScriptのコーディングEdge Inspect Webデザインのモバイルデバイス上での表示をプレビューしてインスペクトEdge Reflow レスポンシブなWebをデザインFireworks Webサイト、モバイルアプリケーション、タブレット向けに最適化されたグラフィックスを作成Flash Builder FlashアプリとモバイルデバイスのパッケージングをコーディングするためのIDEInCopy 共同編集ワークフローをスムーズにPrelude メタデータの取り込み、ログ記録、ラフカット作成Adobe Media Encoder Quickly output video files for virtually any screencc-desktopapps:apps.scout.altScout Webおよびモバイルデバイス用FlashゲームのプロファイルSpeedGrade フィルムフィニッシングとカラーグレーディングStory Plus(英語版) シナリオ作成、レポート作成、スケジュール管理の連携ツールPhoneGap Build クラウドでモバイルアプリをパッケージ化Prelude Live Logger よりスマートなビデオのログ作成で作業をスピードアップGaming SDK ActionScriptゲームを制作Extension Manager 拡張機能を簡単にインストールして管理ExtendScript Toolkit クリエイティブアプリケーションにスクリプトを追加以上現状のCCの全貌です。すでに、プログラム能力は当たり前のように要求されるそして、インデザインの中にスクリプト言語としてJAVASCRIPT・VBA・APPLESCRIPTと組版をプログラム化するツールは、提供している。できる人は、利用できますよ。というスタンスです。これを自動組版として使うのがベストです。今後とも、オブジェクト指向プログラムで、自動組版を実現するのです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.12.15
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/12/9)-------------------------------499 年賀状事業のデジタル化推進 2015 データ整理5 -----------------------------年賀状業務で、最後にやる仕事に、お年玉の抽選がある。業務で行うと「やれ」が、発生します。印刷ミス・4枚単位でするので、必然的に余りがでます。年賀状の件数が、1000万枚になると、やれだけで、60万枚になります。お年玉年賀状の抽選まで、待って60万枚を総出で仕分けします。あたらなかったものは、5円引きで切手に交換。切手を現金に交換します。3300万が2850万程度で現金化となります。抽選は、5等シールは、12000枚テレビ・自転車・炊飯器など、毎年数十点は当選するという年に1度のイベントです。1000万枚は、銀行から短期借入金で、5億5千万売り上げは、11億円。純利は、1億という数字です。この年賀状の生産の仕組みも、PODの出現で印刷も変り、システムも変ったのです。カラー絵柄は、事前にすりこみ一枚一枚住所氏名などを追い刷りしたものが、PODで4枚とも絵柄をつけて、住所氏名を印刷するそんなシステムをPODで作ってしまったのです。そのため、追い刷りをしていた数十店の年末の仕事が無くなりました。デジタル化の修羅場です。そこらじゅうで、1色の軽オフセットが廃られる光景は、見たくありません。何十年と毎年の恒例行事で稼ぎになった軽オフによる追い刷り仕事。時によっては、徹夜してこなしてきた仕事が、一気になくなります軽オフで年賀で食えていた仕事が、様変わりです。追い刷りが、無くなり、事前に刷って対応した種別の印刷が不要です。住所・氏名と絵柄の情報を基にして自動組版というプログラムによりPDFを作成して4面つけのPDFに変えての運用となります。氏名・絵柄と発注番号を記載したダンビラで断裁までまわし、別に宅急便のデータが書留配送というべき金券扱いの配送を、厳重に行い、安心・安全を保全します。この10年のデジタル化の進化は、先端技術の適応もあいまって効率が、よくなりました。3000件、60万枚の仕事を、2名で運用するのです。軽オフの時代では、組版で4名・営業2名・軽オフ10社という流れが、最低必要でしたが、PODの普及で2名です。人件費はかからないですが、その人材は優秀なものでなければやりこなせない世界です。組み版がわかり、イラレの使い手、プログラム修正指示がだせるレベルとなるとそんなにいません。本人が勉強しなければ、習得できないことです。年賀状最大は2003年の44億枚、2015年今年は33億枚事業としては年々縮小傾向です。しかし、自動組版とITにより生産性向上により儲かる仕事にしていかなくては、なりません。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.12.08
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/12/2)-------------------------------498 年賀状事業のデジタル化推進 2015 パック年賀状 -----------------------------正月に、予期せぬ年賀状が、くる。コンビニへ走って必要枚数手に入れ返信する。この、瞬間的購買も、コンビに側にすれば、この時期1日から5日までの例年のことです。1店舗にすれば、千枚程度の売り上げだが、確実に、この期間、コンビニにみんなが走るのです。3枚必要でも1枚80円で5枚セットで売られるのでつい買ってしまう。この毎年の行事、それも正月3日ぐらいにしか必要の無いものそれが、出し忘れの年賀状です。予期せぬ人から来た人への返信用です。これを、考察してみましょう。1店舗で、千枚しか売れないが、コンビ二の店舗数で、考えてみよう店舗数は2015年10月、5万店を超えています。店舗では、予期するように販売用の台がおかれ、20種以上の選択肢がある状態で、1袋に3枚から5枚が入ったパッケージになっていて、専用にデザインされて物が4~5百円で手に入る。5万店舗で千枚ならば、全国で5千万枚が売れることになるが、そこには、大凸をはじめ有名どころの業者が、しっかり食い込んでいる。デザインの決定予約注文書の発送店舗からの予約注文集計から、デザインごとの印刷枚数決定印刷(これは、1000万枚の印刷)店舗ごとのダンビラ作成(パックごとの個数・店舗情報)この間に、パック詰め作業・配送となるのだが、コンビニの配送は、ルートがあり、順番があるのは周知の事実そこでダンビラとシールを作り、ルートごと配送順序ごとに作成することになる。手配には、配送業者が、細かな手作業(袋つめ・ピックアップ)に百人が4日かかるとなれば、最後には、ルートと店名のシールを貼って納品すれば出荷センターごとに仕分けされて、各店に他の商品とあわせてお届けという仕組むが、出来上がる。販売時期は、元旦から5日、1店舗5万円の売り上げだが1万店舗となれば、5億の売り上げ。コンビニの真骨頂なのです。30年前には、スーパーなどの流通業が主力であったのがコンビニの出現で、年賀状の需要はコンビニに移り、年賀状のパック売りも、コンビニ扱いになったのも自然の流れ年賀状の余りで、パックにして、スーパー、文具店などで販売した代物は、今では、全体の市場は25億の売り上げと推計される毎年5日間のビジネスなのです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.12.02
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/11/25)-------------------------------497 年賀状事業のデジタル化推進 2015 データ整理3 -----------------------------企業の年賀状で総枚数が、4万枚になる案件です。4枚1シートの業務用10箱という量です裏の絵と同時に差出人が、2500名という案件ですつまり、差出人名を変えて指定枚数分作成するJOBが2500あるということです。PODでの印刷には、4面年賀状で処理される。そのためエクセルで、入稿されるデータは、出来上がった年賀状の送り先、出来上がり枚数差出人住所・氏名というデータが1行で入っている。ところが、作業工程上 ダンビラとして1枚の紙に断裁後の出来上がり枚数と差出人名が書いてある作業・配送指示書が、必要となるのですが、そのダンビラは、エクセルのデータが元です。作成指示データから、印刷・配送指示書としてA4 2500枚作成するのだが、スパイシーリブラで処理すれば、印刷用PDFは、半日で作成。印刷は、モノクロPODで、30分もあれば、印刷できてしまいます。A4コピー1箱分のダンビラに基づき裏面を指定枚数印刷して、ダンビラを載せて、断裁にまわす。というスムーズな流れを実現。たかが、ダンビラですが、一番重要な資料となります。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.11.25
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/11/18)-------------------------------496 年賀状事業のデジタル化推進 2015 データ整理2 -----------------------------3000件もの宛名書きデータは、お客様の付き合い先ですので、毎年、増減が発生しているので、前年のデータ流用とは行かない。昇進・転勤もあるので、データ整備は毎年の恒例行事となっていた。3年目になると、処理の手順の試行錯誤が、少なくなり、顧客企業の立ち位置も理解できるような裏方になったと思う。役職による交流のある人々への年賀状です。横書きのDMデータでは、表現できない縦書き楷書による日本人の文化です。年賀状は、ピーク年には、39億枚発売だったのが、2015年は33億枚と減少傾向は止まりません。すでに、年賀メールで済ます人も増えている。少子化に伴い、デジタル処理で年賀状という行事も様変わりするのか?それと、個人の出す枚数は、35枚、企業は200枚が平均です。(5種類ぐらい10年程度での個人統計の平均です。)年賀状事業を長年行っている統計結果です。ゆえに、年賀状を事業でするには企業の年賀状だけです。個人は、おまけです。企業が、年賀状として数千枚を製作するときには、すでに、手書きという選択は排除されている。あと、こだわる企業では、「筆○○」提供の組版では、満足できない。そのため、作成した組版パターンは、8種類となりました。連名・肩書き・頭書きなどの組み合わせです。つまり、その組み合わせで、組版する位置が、数ミリ上下左右に動きます。8種類のマスターを自動選択する方式でないと自動組版できない代物です。インデザインとスパイシーリブラの設定で、この8種を使い分けできるマスターを設置してエクセルにその8種の組み合わせを項目として書き込み自動的にマスター選択できるように仕込んでいます。3000件あまりの、組版の組み合わせは、64種になり手作業でのコピペ生産は、時間的に無理であり、自動組版の仕組みで無いと、校正すらできない。企業年賀状の宛名書きだけでも、こだわる顧客は徹底的にこだわり、簡易なツールでは、組版を具現化できないレベルになり、スパイシーリブラの出番となりました。たかが年賀状の宛名書きですが、顧客企業にとっては年に1度のご挨拶です。毎年のことですが、お互い元気でがんばりましょうというメッセージです。特に、校正時点での削除指示には、ご冥福を祈ります。今年も、早めに年賀状を、だしましょう。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.11.18
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/11/11)-------------------------------495 年賀状事業のデジタル化推進 2015 データ整理-----------------------------エクセルで年賀状データが送られてくる。宛名書き用としてのデータですが、管理する部署が12かつ、個人宅用と会社宛と2種類ある。つまり、24種の処理を校正をして確定しなければならない。全体の差出数は3000件あまり、12種に分けて校正PDFを提供しなければならない。まず、初年度びっくりしたのが、部署により入力データの項目の順番が違う。「こんなデータが入稿されては一括して処理はできない。そこで、全データをを共通フォーマットに変換(コピペ修正)です。そして、12種のコードとして2桁数字そして1種ごとの内連番の設置することで、一括表への移送が完了しました。3000件のデータ整備が、できスパイシーリブラにより、宛名書きデータを作りインデザインで確認しながら、縦書き住所用に編集しなおします。住所では、半角カタカナを使用されているのでそれは、全角カタカナに置き換えます。数字も全角数字に、ハイフンは全角音引きに変更です。アルファベットも全角に変更です。そして、20字以上の住所は、ビル名・マンション名を2行目にするためどうしたら早くデータ整備できるか考えた結果、ビル名マンション名の長いのだけ抽出して、切れ目に全角スペース1個いれる。という作業を促して第1段完了第2段は、関数を作成して全角スペースをキーにしてデータを前半分は住所1に、後ろ半分は住所2に分ける関数を作成して実行することにした。住所1という項目と住所2という項目を追加して住所データを全角スペースがある場合 全角スペース以前を、住所1に、全角スペースの次の文字から最後まで を住所2へ移す全角スペースが、無い場合 住所データを住所1にコピーするという関数を走らせて住所の編集を行う。そして、住所1・住所2の後ろに空桁を作り住所1をコピーして空桁へデータのみコピーで関数との関連を絶った。そして住所1を削り、空桁の1行目のデータ名を住所1に変更。住所2も同様な処理を行い、住所・住所1・住所2とも 文字列データとして扱えるようにした。今週は、ここまで。データ整備は、きちんとやらないと、宛名書きでは致命的ミスにつながるので、慎重に、元の状態に戻れるように、考えて、データ整備の計画を立てなくてはいけない。手順を書き出すと、1JOBで数十の手順になることもしばしばです。ですが、時間をかけて、同様処理を手作業でやるのしかない場合もあります。自動組版できる人がいなければ、人数かて、イラレ・コピペで対応できないことも無いが、採算が合わなくなるのは、必至です。3000件自動組版で1日で校正出しするか、答えは明らかです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.11.09
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/11/4)-------------------------------494号 名刺事業のデジタル化推進 2015 名刺7 顔写真-----------------------------近頃みる名刺の中に、せっかく顔写真で、顧客へ訴求する意図はわかるのですが、残念なものが、半分ぐらいあります。何が、残念かといいますと、免許などもそうですが、正面からの、撮影です。そのため、犯罪者の写真のように、怖い顔なのです。社内で、デジカメで撮ったとわかる写真です。営業マンが、いやいや撮ったとわかるレベルです。スマホでの自撮りのテクニックの基本編以下です。どうよく見せるかというのが、スマホの撮影の基本ですが名刺の営業マンの顔写真は、情け無いものです。前科何犯という顔写真は、いただけない。せっかくの顔写真で、マイナスの印象を与えてしまっているのです。撮影の世界をなめているのです。光の当て法・距離・強さ・撮影角度など、プロのカメラマンならば気をつける項目を無視して、素人撮影のレベルで名刺にするから残念なのです。営業が、50人ぐらいいる印刷業なのですが、名刺を、深く考えずに、素人撮影の顔写真名刺をばら撒いているのです。社長が、単に顔社員ということで名刺を作ってしまっているのですが、「自社PODでここまでできますよ」という見本としたとき、顧客がそれを見て、「いいね」にならないでしょう。なぜなら、印刷の発注者とみたとき、顔写真名刺を見たとき「こりゃだめだ」と思わせるからです。モデル撮影に絡んだことがあれば、すぐわかるのが、モデルの魅力を引き出す写真は何かと、数百枚のなかから選ぶのです。商品紹介などに利用されるモデルの姿勢・表情などカメラが、その瞬間を切り取っているのです。ある商品紹介用に、モデルの服装・表情など、8種類の服装と、表情の微妙な変化で数百枚のデータから、1次選考・2次選考で数枚に絞り込んで、商品配置とあわせて、最終決定デザインへと採用されていく。1枚の写真を採用するのに、数百枚のデータが隠れているのです。10年前ほどだと、アナログ処理でネガをみて現像するという流れだったのが、デジカメの進化により、作業が、パソコン画面での選択となり時間短縮になりました。ネガ選択が、なくなり、発色も、RGBですぐ確認できるので撮影自体の進化に大いに役立っています。斯様な商品撮影との関連がある中、印刷業の営業名刺が前科者の写真と同じでは、どうしようもない。笑顔が無ければ、写真を見ての安心感も無い。いっそ、顔写真無いほうがいい。作るのであれば、プロのカメラマンを入れて、「名刺でも、こんなに気をつけて製作する会社です」とアピールする情熱を持って製作してほしい。残念で仕方ない。名刺に顔写真入れることを企画する場合、十分に気をつけて、自社の逆宣伝にならないように、注意することを望みます。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.11.04
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/10/28)-------------------------------493号 名刺事業のデジタル化推進 2015 名刺6 カラー-----------------------------10年前のPODのカラーと2015年のカラーと比較すると進化は、如実です。10年前、顔写真付き名刺は、オフセットで、きれいに作るとなると、最低5万はかかりました。そこに出てきたのが、PODです。10年もたつと、カラー表現は、カラートナーが、微小になり、高精彩表示が可能になりました。オフセットと遜色ないきれいさを表現できている。名刺だけでなく、メニューなどをパウチすると、グラビア印刷では無いかと思うぐらいきれいに発色しています。そして、カラー管理ソフトで、明暗・再度・RGB毎の色感度調整などにより、特別な色セットとして、登録・運用ができるので色の再現性に効力を発揮しています。見本色と出力見本を見比べて、確認します。慣れてくれば、よどみなく運用できますので、カラーが、常に同じ色で出力されるようになります。先回と同様な色合いでという指示で見本をつけてきますが機材によって、色が変ります。個癖はPODでもあるのです。オフセットの色あわせは、インクで調整ですが、PODでは、ソフトでの調整です。インクジェットでも、ソフトでのインク配合調整です。PODによる発色のきれいさは、2005年当時、安いオフセットによるカラー印刷をはるかに超えたそれが証拠に、メニューの生産が、POD指定で増加したのです。パウチ・PPなどのフイルムを熱圧着することで、安価にメニューが製作できるようになりました。外食産業の20~30の店を持っているレベルでも、季節ごとのメニューは、客席分が消耗品として生産されるので、1回の生産が、500部以上というのが多くなっているのです。業務用のPOD事業としては、安定的に増加という傾向です。防水・汚れ対策としてのPP加工も、POD印刷とあわせていろいろな印刷物の後加工としての発色がきれいです。素人目には、PODトナーでの印刷とは思えないレベルです。名刺の生産と、このPP加工などがPOD印刷の主力であることには、今後も変らないのではと考えます。ゆえに、地方で零細企業が、デジタルコンテンツ業として事業の成立には、POD+後加工の設備が必須。名刺・メニューなどを中心に展開することが、安定と成長を期待できるビジネスモデルともいえる。PP加工は、素材の保護だけでなく、印刷面に、深みを持たせる効果は、抜群です。安い・薄いチラシが、PP加工することで、高級印刷物へと変身です。消耗品としてのメニュー類は、このPP加工と、パウチによる表面フイルム加工とあわせて、各社いろいろ工夫されています。折り曲げて、2面が見やすくするには、どうするか外食したときに、一度メニューの世界に目を向けて比較するのも、一興かと思います。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.10.29
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/10/21)-------------------------------492号 名刺事業のデジタル化推進 2015 名刺5 字取り-----------------------------名刺組版の基本は、氏名のフォント(サイズ・色)と字取りです。フォントは、サイズとして大きさを言いますが、細かく比較すると明朝・ゴシック・新ゴシック・楷書・行書などの文字大きさは、すべて違います。フォントの構造で、ボディーフェイスとレターフェースがあってサイズとは、ボディーフェースであり、べた組にしたときにも、可読性があるように設計されていてます。レターフェースは、このボディーフェースの左と下に隙間をつくり文字自体がべタ組みしても隙間があるので、読みやすさを保つというフォント業界の共通事項ですが、その隙間は、制約が無いので隙間の幅はフォントごと共通ではないのです。同じサイズ指定なのに、文字大きさが違うのです。そこで、年賀状で使われる、明朝・ゴシック・丸ゴシック・行書・隷書の5種類のフォントのレターフェイスを分析してみました。1種類として同じ文字大きさはありません。そのため、同じ大きさに見せるため、書体ごと、氏名を字取りするとき書体によりサイズをかえるという最新の自動組版システムで、具現化しています。素人目には、どうでもいいようなことですが、年賀状のプロの目には、差別化の目玉になります。見本で同じ24Qを指定するのに、文字大きさが、よく見れば、違うのです。年賀状のチラシなどの資料を見比べてみてください。実物の1/2の大きさでは、判別は難しいが?11月は、年賀状の始まり、もう準備は整っています。では、プロのこだわりの基本 氏名の字の配置です。これも、できればいい時代から、そうしたいという時代への変遷は、デジタル化の進化により精密な配置が可能になり、(活字ではクワタしか文字位置の調整はできない)(書体が少ない)(写植では、文字変形10%刻みしかできない)などの制約があり、自由度は全然なかった。氏名の字取りについての情報を記載しておきます●字取りの分類活字系の10字取り、8字取り、7字取り、5字取りが存在写植系では、7字取り、5字取りが存在しています。しかし、姓1字、名1字などを、この7字取り・5字取りに適用しての間延びの違和感は、気持ちが悪い。特に名刺にしたときの間延びには、耐えられない。そこで、出てくるのが名簿で使う字取りではなく、名刺用としての氏名の文字数による個別の字取り規則をCIの仕様書に入れて、運用する企業が増えています。新7字取りともいうべきもので、基本は、7字取りですが、姓名文字数が、2文字数では、3.5文字長、3文字数では、4.5文字長と、名刺用の規則を作り氏名の名刺用バランスを生み出したことになります。デザイナーからの提案での、精密な仕様を見せていただいたのですが、活版・写植の常識を覆す新字取りの誕生です。すばらしい。これを、自動組版で対応するには、単純ではない。1/1・1/2・1/4というスペースを用いて氏名の全パターンの組版を表現しなければならない。しかしできるので、今後、この新7字取りが名刺のデファクトになるのではないかと思います。今回の規則では、フォントは100%で長体は使用しない。クワタとして1/2・1/4のスペースを使うというレベルですが、全角スペースの1~100%超えという指定ができるので、次の時代は、クワタの%指定という仕様をみるかもしれない。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.10.21
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/10/14)-------------------------------491号 名刺事業のデジタル化推進 2015 名刺4-------------------------------インクジェットによる名刺作成の最新技術として、ハードを紹介してきましたが、ソフトの面では、デザインの傾向と、過去からの味わいの継承という点で単に文字を並べるという活字の時代では考えられない精密な組版を、要求されているのも、2015年の現状です。イラレを使い少量の名刺作成は、問題ありませんがイラレだけでは、こなせられない仕様と出会います。・所属ごとにQRコードが違う(個別のWEBサイトへ誘導)。・氏名の字取りの細かな仕様がある。・役職者は、裏面に英文表記ありなどと、CIが文書になって名刺の細かな仕様まで規定されるゆえに、名刺に規則性があるということです。規則性があれば、自動組版対象だということです。自動組版対象は、一気に数百という発注の世界です。大企業だからCIを、敢行できる。しなければならない。一番多かったのが1週間で4000件の名刺作成です。1件1500円で、総額600万にもなりました。これを、データ作成1名(私)+POD処理4名です。4日で完了して5目に納品です。儲けになるのは、企業名刺です。なぜなら、企業での消耗品は、営業として、新規顧客との出会いが仕事だからです。そして、流れができると、自動発注の形態になります。エクセルでデータが送られてきてそのデータを下に、名刺データを自動作成して必要枚数を印刷し、断裁し、箱入れ、梱包・発送で1JOB上がりです。5名分でも、500名分でも同じ処理です。従業員1000名以上の大企業になると、名刺の発注量は半端無いです。新入社員分・異動に伴う新規発注と、人事部での重要な仕事なのです。社員名簿データから、名刺用へと加工したものを業者に渡す。3日後には、名刺が送られてくる。名刺事業がいいのは、この流れができたら細く長くなのです。1000名規模のアパレル系の会社からは、毎週10名~50名分が、発注されます。メールでデータが送られてきてそこから、最適な面付けを計算してそれにあわせるデータを作成する。実質時間平均2時間で1週間分が断裁・箱要れ・梱包・発送が、なされる。1週間分で2万円しかならないが、毎週2万円で52週だから、年間100万超なのです。時給1万円の仕事なのです。細く長くです。自動組版の流れができると、小金の流れが完成です。さて、これだけの話では理解できないでしょうなぜなら、エクセルでどうデータを作るか?作られたデータから、各企業用名刺データにするには?というデータ処理と、自動組版の仕組みつくりを、開示している会社はありません。しかし、多くの会社で行っている自動化の仕組みは、独自のものです。現状知りえる方法は、エクセル>CSV>JAVASCRIPTで自動組版エクセル>VBA・VBSCRIPTで自動組版エクセル>VBA・スパイシーリブラで自動組版富士フイルムのFORMMAGICによる自動組版SpicyTradによる自動組版と、組版エンジンをインデザインに限ってみると上記の組み合わせになります。つまり、エクセルを知り(関数・VBA)なにか自動組版できるプログラムを習得するか作ってもらうかという選択肢です。できれば、社内でできる人材を養成したほうがいい。外注代は、目玉が飛びでるし、改修は日々あると思ったほうがいい。私が携わった自動組版のシステムは、某ソフトハウスと競合関係に会いました。1式2000万の提示に、会社は開発をあきらめていました。仕事として顧客の要望で、その会社のある自動組版システムを、作り上げ、改良に改良を加えて、システムとして、ほぼ骨格はできたのです。毎年の改良から、システムのレベルが上がり、受注から配送までの流れが、少人数でできるようになり、利益が上がった。その出来上がったシステムは、少しの変更で、某ソフトハウスが提示したシステム代2000万の仕様を超えたものになっていたのです。いや、というより、そうなるように徐々にブラッシュアップしていったのです。4年かけて、外注費2000万の社内システムを生み出したのです。振り返れば、某ソフトハウスが、難しいシステムなので、断られるように開発費高く提示したとしか考えられない。結果として、VBAのプログラマー1名と、システム周りの2名で4年かけて、作り上げてしまったのです。企業規模がある程度大きく、自動化と、組版の研究と開発ができる体制が維持できる(SE1名・PG1名)余裕があれば、デジタルコンテンツ系の自動化という新規事業に挑戦できます。時代の進化は、加速しています。過去10年単位で、IT技術の10年前20年前30年前と振り返ると、昔は楽でした。30年前のある名簿のシステム開発1600Pの写真付き名簿は、印画紙出力+アナログ製版で処理20年前だと、自動組版も、電算写植機により、組版してMACで写真処理をしてフイルム出力で処理10年前には、インデザインでの自動組版処理です。写真データも自動配置して仕上がり時間も、夜仕掛けて、朝には出来上がっている。インデザインのブックの出来上がりです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.10.14
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/10/7)-------------------------------490号 名刺事業のデジタル化推進 2015 名刺3-------------------------------インクジェットによる名刺作成の最新として、厚物印刷機を紹介していますが、今後の名刺の生産を考えた場合、PODで、90%の生産と、インクジェットで特殊名刺10%として、厚紙・暗色厚紙・凸凹紙アルミ・木片・樹脂などへの対応も、視野に入れた事業展開が、考えられます。地方での展開では、スマホのケースなどへの印刷それも、UVインクによる厚盛印刷という形式が、若い女性に人気があるようです。その他に、プレゼント用グッズの製作に、ストアーデコレーションにこの厚物UVインクジェットでの各種グッズつくりは、有効です。つまり、ショップ用の名刺から各種グッズとして、事業の柱を作り、いろいろな提案をしていくというは、地方での事業展開には、展望が見えます。これからは、中小デジタルコンテンツ業は、顧客を、絞り込んで、ショップに特化して、商売繁盛になるサービスをともに考え創造して盛り上げていく姿勢が、一番大事です。すでに、中小印刷は、ビジネスがなくなっています。仕事が、無いのです。オフセットで刷るという事業は、衰退です。中堅・大手は、オフセットの仕事を、取り合っています。当然、受注金額は、熾烈を極め、見積もりも、台単価で計算できない金額が提示されています。ある会社では、1日1台65000円という見積もりです。8時間刷りまくって、8万枚は平台で刷れますということで、8時間貸切という単位での提示をします。中小印刷業は、いつやめるという、見極めの時期が来ています。オフセットからの離脱です。21世紀に入り、組合はデジタル化を推奨しましたが、それを真摯にうけとめて、社業に取り入れたひとは、若者です。POD+UVインクジェットによるデジタル印刷時代そしてWEBのデザイン・データベース・プログラムというWEB系の仕事と、あいまって、デジタルコンテンツ事業は今後も、伸びますが、単なる受注産業で、甘んじるのは、印刷業のにのまいです。マーケティング+WEB+デジタル印刷この組み合わせを強化すべきです。顧客は、ショップ中心にすべきです。レストランなどの多店舗展開している事業体では、マーケティング+WEB+デジタル印刷 そのものです。各要素について、分析します。第1は、DTPイラレ・フォトショップ・インデザインによるデザインイラスト・文書の編集能力第2は、データ処理プリプレスデータの自動作成能力第3は、マーケッティング販売戦略と広告宣伝効果の測定・分析がメインです。どうすれば顧客満足度を、上げられるか?実験・評価の繰り返しで、宣伝効果を上げていく方法を実践するのです。第4は、WEBインターネットを使ったプロモーションによる集客・販売を行う販売サイトデータベースなどの仕組み第5は、デジタル印刷機トナー式プリンター・インクジェット式印刷機これが、今から必要となる能力と、ハードです。使えこなせる人だけが、生き残ります。21世紀になって15年、インターネットが、普及して20年過ぎています。ゆえに、デジタルコンテンツ業の生産物は、多義にわたります。アナログ印刷技術が、ほぼデジタル化されました。そして、印刷は、小ロットしか必要なくなりました。しかし、多種です。そんな印刷ニーズに対応するには、PODかインクジェットUVインクなどです。たとえば、外食産業のお店メニューです。数十部、数百部しか必要ありません。しかし、季節ごと入れ替えです。そこには、マーケッティング戦略が存在します。コンセプトにあわせる新商品の開発と調達販売戦略の組み合わせで、各種印刷物が関係します。宣伝の一環でネットも利用します。季節ごとの、のぼりが、差し替えられます。それらの実現は、PODであり、インクジェット機による染料インク・顔料インク・UVインクと、選択肢は多い。つまり、この細々としたものが、これからの事業なのです。CTPのように版が無い。インクジェットで直接インクを定着させる。ショップの消耗品への印刷の対応です。この分野は、大手は手を出しません。ゆえに、中小企業での参入にチャンスありです。のぼりを作る看板業も、布に染料インクで印刷し、のぼりとして縫製できれば、ビジネスになるのです。ショップで必要となるメニューの製作も、日々、進化しています。専門に作っている会社では、研究され、曲げやすく丈夫で、発色のきれいなPP処理と後加工によりメニューとして使いやすいものが、開発されているのです。インクジェット機の素材は、かみだけではない。布・石・陶器・ガラス・アルミ・革・樹脂・フイルムなどの素材も印刷の対象なのです。ゆえに、紙印刷業の頭での時代の観察は、無駄になります。すでに、メディアはデジタル化され、WEBでの閲覧が主力になっています。それも、動画の世界で。YOUTUBEの世界を閲覧して、新聞・TVのメディアとの違いを考えてください。そこで、企業コンセプトを、印刷ではなく、マーケティングを主体としたデジタルコンテンツの生産へとシフトするのです。顧客は、ショップです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.10.06
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/9/30)-------------------------------489号 名刺事業のデジタル化推進 2015 名刺2-------------------------------インクジェットによる名刺作成の最新ローランドDG・ミマキエンジニアリングなどの国内メーカーが厚物印刷機としてインクジェット機を、300~500万程度で販売している。印刷スピードは、A3で1分はかかるので、PODの100/分とは比べ物にならない。必要であれば、台数を増やして対応すればいい。この厚物インクジェットは、PODの名刺ではできない領域に力を発揮します。紙厚でPODでは処理できないもの凸凹な紙でPODで処理できない白色インクによる色紙はPODではできない透明樹脂印刷という特徴ある印刷はPODではできないこれができるだけで、特殊印刷用の高級機は要らない。名刺に限れば、深みが出て、特徴ある付加価値のついた高級・特殊名刺の領域をビジネス領域にできる。顧客であるデザイナーへのアピールだけでビジネスの拡大へとつながるのです。素材の自由・厚さへの自由・透明インクによるおしゃれそして、ホワイトインクによる明度が無い素材への印刷とPODではできないデザインで名刺が完成します。単なるネームカードではなく、企業からのメッセージを名刺に託されたデザイン名刺。建築事務所・デザイン事務所など、先進性を売りにする企業の名刺は、細かなところでのこだわりは、半端無く企業のポリシーを打ち出しているのです。名刺屋として、それがわかると、感動物です。たしかに、その企業への信頼が、増します。きちんとしているのです。いってみれば、そういうこだわりを理解してくれる企業を顧客にしたいという願望です。それが、名刺屋からみえるその企業の戦略です。しかし、この特殊領域への挑戦は、地方のデジタルコンテンツ業名刺を主体とした・専門とした事業者にとっては、魅力あるインクジェット機なのです。300万~400万程度で1機手に入る。いわゆるプリンターという感覚です。しかしPODとこの厚物インクジェットの組み合わせは、名刺事業に広がりと深みを与えること間違いありません。PODでの名刺事業を10年もやってきた現場の声です。名刺事業に新規参入は、あとを絶ちません。プロとしてまじめに、名刺事業を考えた場合個人名刺ではなく、企業用名刺に特化すべきことは、当たり前です。CIとしての位置づけだけでなく企業の成長に合わせてどんどん提案しなければならない。A社は、ぱっと見ただけで、職種と部署がわかる工夫をした名刺を、全員に配布している。数千人の従業員となれば、その効果は絶大です。ところが、その情報から、デザイン・配色を自動的に作り出すことができるかにより名刺としての事業になるかの分かれ目です。イラレでコピペして氏名の入れ替えではできないレベルなのです。一気に数百人の新入社員用は、先の職種・所属表示を自動発生できなければ、人事部の用件を満たさない。校正はしない。ということですこの条件を満たすためには、自動組版で顧客からのエクセルデータを読んで自動組版する仕組みができるかということが、導入時のハードルです。<<ローランドDGのデジタル印刷の世界>>http://www.rolanddg.co.jp/bizinfo/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=Ret_A_txtを、じっくりご覧ください。インクジェット機の進化により、看板業者用として提供されてきた世界ですが、実は、ラベル印刷業・特殊印刷業用としてインクジェット機は、進化しているのです。厚物への印刷は、インクジェットのヘッドが被印刷物の上で動き被印刷物は、動かないのです。そのため、被印刷物の素材は、かまわない。厚紙・凸凹紙・樹脂・アルミ・革・陶器・ガラス・木片などいままで印刷できなかったものに対して高精細な印刷ができるようになったのです。商品は、SP(セールスプロモーション)用のグッズです。そうなのです。幅広い使い方ができるのですが、その分野は、SPショップ用としての商品群です。名刺にこだわってください。競争相手は、PODの名刺屋です。ネットで検索すれば、数多く出てきます。そして、売りは透明・ホワイトインクです。そして、企業名刺用の自動組版システムです。私は、スパイシーリブラ+QI3との組み合わせで名刺の自動化を具現化しています。インデザインはCS6でしか動きませんのでVBAかJAVASCRIPTで、カスタマイズする方法への移管が今後の課題です。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.09.29
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/9/23)-------------------------------488号 名刺事業のデジタル化推進 2015-------------------------------中小印刷業が、顧客との取引の最初に、技術と信頼を評価してもらう仕事として「名刺」をあげる時代がありました。活版での名刺小型オフセットでの名刺樹脂版による凸版印刷など、それぞれの時代の使えるものは何でも使って顧客のニーズに答えるべく試行錯誤を繰り返してきた歴史があります。その中で、PODの出現は、名刺の概念を革新させています。カラー印刷/QRコード/写真/カラーロゴ/部署ロゴ/部署別カラーなど、オフセットでは、100枚~1000枚でも最低1万円はするカラー写真付き印刷を、いとも簡単にこなします。それも安く。自動組版と組み合わせることで、顧客の要望はほぼかなえることができる時代が、2005年以降でしょうか。バリアブル印刷として、細かな名刺事業が次第にPODの中核事業へと成長するのです。但し、中小印刷業での事業ではありません。名刺専業とか、昔の出力センターなどのPODを多数保有して事業展開している企業の話です。2005年からの10年間の動きは、インターネットとの関係性を見れば明らかです。勝ち組は、ますます成長して、挑戦するも退場していく業者は後を絶たない。名刺という安くて使い捨てという商品ですが、この商品は、昔も今も利ざやの大きな商品です。PODの試算では、租利益率85%になります。紙代・インク・課金が仕入れです。あとは、内部加工で工夫することで、名刺はおいしい仕事なのです。工夫1企業単位の名刺仕様にあわせる自動組版プログラムの作成工夫2面付けの自動化と配置・量による紙の取り都合の自動化工夫3発注から請求までの一連のデジタル処理工夫4アフタープレスの多彩さと発送への連動など、すべてが社内ネットで繋がり、データ処理がPODへは面付けデータになり両面レジあわせをPODですることで完璧なPODによるカラー両面印刷が遂行できるのです。活版の時代を知り、その後のPODの発展とともに生きてきた老兵としては、ここ10年のデジタル化の進化・深化には、潮流としての大きなうねりを感じます。逆らって行動しても意味がない。なぜなら、顧客企業がこの動きを推進しているから。積極的にデジタル処理をすべてに入れて効率をよくしなければグローバル競争に負けてしまう。という意識が定着しています。社内業務のネットワーク化に伴い、大企業に全員メールが、WORDが、エクセルが扱えるようにするとして、大号令が発せられ猫も杓子も、パソコンの習得に走らざる終えない時期が発生し、団塊の世代から5年下の世代の中で、必死にパソコン習得に挑むも脱落した一群が発生した。メールが操作できなければ、連絡の取りようがなくなる時代です。窓際に追い込まれたのもしょうがない。この禊を運よく抜けられても、デジタル化はとまりません。日ごろデジタル化の学習を心がけて営業するものとそうでない者の違いも顕著になります。ここにも日々の研鑽に励んだものとそうでないものの知識の量の差は、半端ないものです。顧客との打ち合わせでの反応を見ていると、顧客からの信頼を勝ち得ています。そうなのです。デジタル化社会での生き残る最低条件は、パソコン・ネットなどの最新デジタル機器を使いこなして、ビジネスにする。そのための自学研鑽は、半端無いと覚悟してください。経営者の中にも、うわべだけわかった顔しているが、実は、理解していないことが多々多かったです。理解しているとして、次の段階に進んだとき、発言がなくなる。よきに計らえかと思ったらとんでもない。わかっていないから、金がだせない。投資できないと結論つける。え! それは無いでしょ。今の時期から仕込んで準備しないと事業にならない。こちらの説明が悪くて決断できないのかと反省するも、2年もすると、別の企業が事業展開し始める。そのときの情けなさ。受注産業の悲哀をなくし、独自商品開発しようという提案が、拒否される。基本経営者がわかっていないのです。逆に言うと、デジタル化の最新状況などわからないのが経営者。わからせようとする努力はほとんど無駄とわかりました。名刺事業でも、大きな変革の時期を向かえ、チャンスとした考えに基づき、新規事業提案をしたのですが、反応がない。PODを導入する気なし。名刺など印刷のかす仕事だ。これが、わかった時点で別の会社に行くべきだったのだが、今までの義理があるので、なんとかその企業を盛り上げたいとしたのですが、時期を逃しました。逆に煙たがれて、追い出し作戦に乗っかってやりました。新しい就職先では、POD名刺あたりまえに運用しています。経営者も勉強していて楽しい時間をすごすことができました。つたない経験ですが、デジタル印刷と名刺は、切っても切れない関係です。うまく運用すれば、増収・増益という時代が作れます。株式会社 アオキ・オフィスサービス は、名刺だけで大きくなった会社です。名刺事業の最先端を行く企業です。しかしそこにも、大きな落とし穴がありました。具体的には、記述しません。今後は、そのネックが、発展を阻害することにならなければいいのですが。そして新手のインクジェットによる名刺生産によい機材が開発されました 株式会社ミマキエンジニアリング UJF-605CIIを代表とするインクジェット+UVインクによる厚物印刷機です。PODの補完として、厚紙名刺・凸凹紙・アルミ・木片などPODでは名刺として生産できない領域への挑戦です。ビジネスカードとして名刺交換という儀式が存在する限り名刺事業は、魅力のある事業です。1名で1日7万の売り上げ 達成した実績です。デジタル化の進化は、看板業を名刺生産に参加させます。面白い時代になりました。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.09.22
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/9/16)-------------------------------487号 高齢者のうまい生き方-------------------------------21世紀も15年過ぎ、デジタル化の進化が、世界中を変化させている。国内も、少子高齢化により、老人があふれ、子供が少ない。今住んでいる、東京板橋区高島平も、その典型です。ピークは、1991年、2万5000世帯、5万人という人口で、子供の声が、朝から晩までそこらじゅうでこだましていたが、耳に残っています。それから25年たった今、2015年高島平団地1万5千人のうち65歳以上の割合が6,904名で41.1%となる。さらには、55歳から64歳の割合が3,120名で18.6%を占める 約50%は、65歳以上の高齢者という時代へ変化するのです。 55歳以上の一人暮らしの人が、50%を超えたいるのです。典型的高齢化社会の出現なのです。年金生活者が、増えるにしたがって、買い物の変化が顕著です。個食というべき小分けの割高な惣菜が、売れるのです。自分で作れば半値以下でできるものを、買っていくのです。安売り情報が、老人を、朝から走らせています。りんご50円、なし100円、ばなな35円など、仕入れを工夫して客寄せ野菜で、繁盛している八百屋。10時過ぎには、200人以上の列ができて、レジ待ちが、毎日の風景になっています。65歳以上のひまな老人の日常です。 そんな老人が、あふれているのが、高島平の風景なのです。では、その高齢者が健康寿命を延ばす方法は、なんなのかネットで調べてみました。***************************引用**********オハイオ州立大学の心理学者ジョン・カシオッポは『健康を決定的に左右するのは、生活におけるもっとも重要な関係、毎日必ず顔を合わせる人々です。そして、その関係が重要であればあるほど、健康を左右する力も大きくなるのです。』 そのための7つの習慣は、次のとおりです。■運動をする。■頭の体操をする。■こころを刺激する。■他人に親切にする。■友人と楽しいひとときを過す。■自分をもてなす。■自分を祝福する。**************ここまで*****************日々の行動の中に、他人・友人を大切にすることで、孤老にならない工夫をしなければならない。ピーコック内にある、机といすのあるフリースペースで100円コーヒーと100円クッキーで、孤老が、一服?いや三服ぐらいしていくのが、日々の風景に変ってきています。添え物のクッキー類の種類が増え、ここも繁盛(自分を祝福) 日々の運動・頭の体操身内・友人・他人との楽しいときこれが、健康寿命をのばす、秘策です。そして、健康寿命を伸ばし、ピンコロで死ぬのが理想です。今日の朝まで元気だったのに・・・・。なにせ、舟渡斎場も、待ちができる盛況、死んだあとも行列という団塊の世代の宿命です。 日々元気に、楽しく、ピンコロまで生きましょう。 ------------------------------編集雑記 「中小印刷業創業のための、戦略考」 発行責任者:土田 文利 ※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/ メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.html Copyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.09.17
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/9/9)-------------------------------486号 フルデジタル印刷機による新市場2015-5-------------------------------今日は、重陽の節句。菊の節句。菊酒を杯する節句だそうです季節の名称は、1000年前と変わらないが、21世紀に入り、デジタル化の進化は、社会を変えています。価値観を変え、生活をも変えています。特に、情報の伝達です。その早さです。この新市場作成にインクジェット輪転式+シグマラインでみえてくる市場への新規事業展開が楽しみです。デジタル輪転による全紙によるカラー両面印刷と、アフタープレスのセットとしてくるみ製本中綴じ製本新聞製本のいずれかの製本システムとの連動により全自動のバリアブル印刷システムが完成します。このデジタル印刷市場で、注目すべきは、中綴じ製本で、作る冊子です。それも、数千部、せいぜい1万部しか必要としないものです。毎年、更新するものもある。多品種・小部数の典型です。1つの答えは、雑誌です。中綴じ仕様で、100P 程度の地域限定の雑誌です。あまりにも、地域限定情報なので、せいぜい部数は、1万部という印刷部数ですが、実はせいぜい6千しか売れないのです。これを、オフセットで製作する見積もりで、400万を超える。広告収入は、600万ないと、月間で発行はできない。特定地域の雑誌という分野は、素材は尽きないが、売れる部数は限られている、部数が限られているから広告収入は、少ない。広告収入が少ないと、ビジネスにならない。これが、オフセットによる雑誌ビジネスの常識です。10万部・20万部という部数で発行しても、永続的に月刊誌として生き残るのは、難しい。雑誌の統計を見ると、新刊の数と、廃刊の数が同じくらいで、年間3900点程度で、推移している。全部が、全国統一情報ではなく、1部のページを地域限定に変更してA地区用10万部B地区用20万部・・・・・と広域で区分けして、地域特性を出した雑誌の作り方で、全国版と地方版の組み合わせにより、総部数を1000万部超えるようにするそうすることで、広告費を、高額で取引できる仕組みができるのです。オフセットで、1000万部出しても、雑誌として売れなけば廃刊は、すぐです。宝島社が行っている付録とのタイアップによるビジネスモデルも、飽和状態に近い。夢の雑誌は、全国版+地域版とによる地域限定の雑誌として製作することです。オフセットでは、考えられない制作方法です。大量に高速に安くというニーズには、答えられる多品種・少量となるとオフセットでは無理な作業ですが、フルデジタルシステムでは、難なくこなせる領域なのです。ただし、だれもやっていないことです。ちょっとの仕掛けでは、手を出すべきではありません。目標は、毎月1000万部という雑誌の創刊です。全国版+地方版の組み合わせで100種総部数1000万部という体制です。取材・編集は、全国版と、地方版との組み合わせという大掛かりな仕掛けが必要になります。これが新しい時代の雑誌の製作方式です。地方版100誌の支えに全国版という組み合わせは、地方創生との組み合わせの中にも取材記事が隠れています。地域だけの割引券などとの組み合わせによる特異性はキモになりそうです。という仕掛けです。初期投資を少なくするには、ドミナント方式で順次増やしていくことも、考えれるが、角川の「Walker47」のもっと進化版と考えたほうがわかりやすいかもしれない。フルデジタル印刷システムによる、多品種・小ロットで印刷ができる時代でないと、発想すらできないのです。ファンタジーでしかなかったビジネスモデルが、技術的にできる時代が到来したのです。これを、チャンスと考えてください。時代の要請は、多品種小ロットで、総部数1000万部という事業です。中小印刷業が、手を出せる事業ではありません。全国ネットによる雑誌の創刊という一大事業なのです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.09.09
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/9/2)-------------------------------485号 フルデジタル印刷機による新市場2015-4-------------------------------21世紀に入り、デジタル化の進化は、社会を変えています。価値観を変え、生活をも変えています。特に、情報の伝達です。その早さです。この新市場作成にインクジェット輪転式+シグマラインでみえてくる市場への新規事業展開が楽しみです。デジタル輪転による全紙によるカラー両面印刷と、アフタープレスのセットとしてくるみ製本中綴じ製本新聞製本のいずれかの製本システムとの連動により全自動のバリアブル印刷システムが完成します。このデジタル印刷市場で、注目すべきは、中綴じ製本で、作る冊子です。それも、数千部、せいぜい1万部しか必要としないものです。毎年、更新するものもある。多品種・小部数の典型です。1つの答えは、グルメ系のフリーペーパです。中綴じ仕様で、期間限定・店限定の割引券の配布と店メニューの販売戦略との連動という仕掛けです。配布地域は、10万人程度の商圏を、基準です。フリーペーパ市場は、国内2000億超の規模です。このオフセットでの製作は、劇的に変わります。地域という概念が、1万部単位で、地域を設定して、その商圏内のグルメ情報です。これは例です。1万部が3000部でも可能です。割引券の有効期限とあわせて、狭い領域・中領域と内容を変えて、多品種・小ロットの集積で、月間1000万部という大量印刷を、1台で生産する。こうなれば、独自システムとなります。オフセットでは時間的にコスト的に合わない仕事になります。考え方を変えないと、見えない市場です。そして、実際にフリーペーパ事業をやっている事業所の考え方です。軽オフで、1色でフリーペーパを作成する?フルカラーで小部数・多品種、できないの?そういったストレス・要望に対して、答えが変わったのです。オフセットでは、できません。コストがあわない。フルデジタル印刷システムでコストがあうのですフリーペーパに、4色で、多品種・小ロットの世界を持ち込む。配布する地域の規模で、小部数もかわります。7&11方式で、展開はドミナント方式です。どう運用していくのかが、ミソです。詳細のシステム設計は終わっています。時期を待っています。2015年フルデジタル印刷市場は、芽が出たところでしょうか、講談社以外は、導入していません。それを、チャンスと見えるのかが生き残るできる企業だと思いませんか。フリーペーパ事業を、再考してみませんか。今の市場の3倍は、見込めるとふんでいるのですが。2030年ごろのフリーペーパ市場は、そうなると思っています。なにせ、私が考える市場で成長が見える市場です。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.09.02
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/8/26)-------------------------------484号 フルデジタル印刷機による新市場2015-3-------------------------------21世紀に入り、デジタル化の進化は、社会を変えています。価値観を変え、生活をも変えています。特に、情報の伝達です。その早さです。この新市場作成にインクジェット輪転式+シグマラインでみえてくる市場への新規事業展開が楽しみです。デジタル輪転による全紙によるカラー両面印刷と、アフタープレスのセットとしてくるみ製本中綴じ製本新聞製本のいずれかの製本システムとの連動により全自動のバリアブル印刷システムが完成します。このデジタル印刷市場で、注目すべきは、くるみ製本で、作る書籍です。それも、数十部、せいぜい数百部しか必要としないものです。毎年、更新するものもある。多品種・小部数の典型です。1つの答えは、大学の教科書です。国内600大学の、学生数は、200万人担任教授が指定の教科書は、学科・学年により多品種・小部数の世界です。もうお分かりのように、十年前の発行という書籍が教科書として綿々と使われているものもあります。この進化の激しい時代、激しいものは、2・3年で様変わりする学問分野も出てくる時代なのに、10年前の書籍をもって教科書とする?。年間、2万種・2000万部以上の大学教科書が、使われていると推測できます。オフセットが故の、モノクロ、一括大量生産により教授が、在庫するなどという話も聞こえてくる。編集という作業から、自費出版専門会社が、この分野に定着しているとも聞きます。この会社は、印刷で儲けるのではなく編集費で、100万以上が売り上げとなるのです。担当する人は、新人・アルバイトで、ベテランはいません。著者の意向を汲んで、内容はともかく、仕上げるという自費出版の域をでない編集が、書籍としての質をさげるという自体は、著者の自由だが、それを使って学習する学生には価値がある教科書にはならないのではと、疑問が出てくる。方や専門分野で、国際関係学専門の出版社は、社長一人での出版社ですが、大学の教授の誤謬を見つけ、最新の情報に赤字をいれるということができるのです。100冊以上の専門書籍を、綿々と作成するプロです。出来上がる書籍の価値は、さてどちらにあるのでしょうか答えは、あきらかでしょう。編集に問題を抱えているとはいえ、年2万種の教科書が200万人の大学生へと供給されている事実は変わらない。すでに、参考資料は、デジタルコンテンツ・電子本として配布されるのが、今風といえる。しかし、教授の研究成果の証としての教科書は、印税とあわせて、誉れともなる。ゆえに、電子化が進むことはないのではと思われる。現状は、オフセットで、くるみ製本で、モノクロで、なるべく小部数で作られている。本来的には、カラーで作りたいが、コストがかかりすぎて、「あきらめている」のが大学の教科書。これが、フルデジタル印刷システムの出現で、変わると思いませんか?1冊からの製作が、カラーで安くできる。すでに、南アフリカの大学での採用されているという情報が公開されていました。(シグマラインのサイト、WEB PRESS 海外事例)一度、WEB PRESSの事例が、掲載されていますので覗いてみては!!いずれにしても、多品種・小ロット・カラーというのがキーワードです。そして、今まで世になかったビジネスモデルを引っさげて、世の中を変えていくという気概を持った企業が、成功しているように思います。周りを見て、周りから遅れないようにという企業体質には、理解しがたい時代の到来です。オフセットでの印刷市場は、2020年には、2015年の70%まで減少するという予想が出回っています。自力での新市場を、開拓できなければ、印刷業として存続の意義が、ありますが、既存の業態での存続は、リストラにより従業員を減らし市場縮小へ対応しなければ生き残れないのが、厳しい現実です。一方、多くの中小印刷業では、手に余る仕事が、デジタル印刷・PODに強い印刷業に下請けに出すという業態に着目してください。デジタル化に乗り遅れた印刷業が、窮地に立っているのです。2015年フルデジタル印刷市場は、芽が出たところでしょうか、講談社以外は、導入していません。それを、チャンスと見えるのかが生き残るできる企業だと思いませんか。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.08.26
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/8/19)-------------------------------483号 フルデジタル印刷機による新市場2015-2-------------------------------21世紀に入り、デジタル化の進化は、社会を変えています。価値観を変え、生活をも変えています。特に、情報の伝達です。その早さです。この新市場作成にインクジェット輪転式+シグマラインでみえてくる市場への新規事業展開が楽しみです。デジタル輪転による全紙によるカラー両面印刷と、アフタープレスのセットとしてくるみ製本中綴じ製本新聞製本のいずれかの製本システムとの連動により全自動のバリアブル印刷システムが完成します。このデジタル印刷市場で、注目すべきは、通信教育です。極論です。1名1名、毎月送付する内容を、違えて送付するこれができるのが、フルデジタル印刷システムです。大手通信教育協会の教材は、紙の本であり、ホチキス止めの冊子です。在庫を持ち、注文に応じて3~6冊程度が1式としてセットされている。講座の数が、100あれば、400~600種の教材となるのです。それを在庫して、なくなれば印刷するという流れが、今までのやり方、オフセットによるやり方の最善策です。21世紀に入り、印刷技術も進化しているのです。通信教育業界も、時代に合わせたものにしたところしか残らないのです。<<オフセット式のデメリット>>●教材が古くなっても在庫があるので、最新情報にさしかえれない。●教材を安くするため、カラーが使えない●新入社員教育用でも、一般・業界・特定企業と、掲載すべき 情報のオンデマンド・バリアブル印刷による多品種・小部数印刷をしない。 誰でもわかるグループ企業新入社員用という小部数も、対応していない これは、ビジネスチャンスを逃しているとしか見えない。●時代は、動画の時代になりましたが、紙での教材と動画との連動型 などの教材自体を進化させるビジネスが見えているのに、 明らかに2015年では、まだ始動しているようには見えない。 これも、創造と破壊によるビジネス案の大事業です。●在庫をもつ・1冊あたりのコストを低くというオフセット印刷用の 縛りは、思考を制限して50年あいも変わらずの業態です。 無在庫でのコストと小部数印刷という技術革新により、業態の変革を促しています。<<フルデジタル印刷のメリット>>●600種による教材を常に最新状態にしておくことで、最新教材を提供できる●1冊からの製作での全自動製本までの運用が可能●カラー化による訴求効果の拡充●無在庫による恒常的にかかっていた在庫経費ゼロによる運用●例として新入社員用教材は、一般常識・業界別常識・会社としての常識 と3段階になる広範囲の知識を植えつけるのにバリエーションが、数万種になる教材(上場企業数X業種)という新市場が登場フルデジタル印刷事業は、市場創造型であり、既存の業態を破壊して、それを総取りすることになるので、そのつもりで、行動しないと、変化に対応したくない圧力に屈すること必定です。そのための計画と、段階的発展を着実に進める気概が最重要です。通信教育業界は、紙印刷、それも1色という教材での半世紀以上の歴史のある業態です。ですから、変化させることで、消費者の行動が変わります。デジタル化の進化の時代に、紙だけで教育する時代は終焉です。インターネットを使って、動画を使って、効率のいい教材ができます。紙教材と、融合させることでの教育体制の進化は、時代の要請です。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.08.18
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/8/12)-------------------------------482号 フルデジタル印刷機による新市場2015-------------------------------21世紀に入り、デジタル化の進化は、社会を変えています。価値観を変え、生活をも変えています。特に、情報の伝達です。その早さです。この新市場作成にインクジェット輪転式+シグマラインでみえてくる市場への新規事業展開が楽しみです。デジタル輪転による全紙によるカラー両面印刷と、アフタープレスのセットとしてくるみ製本中綴じ製本新聞製本のいずれかの製本システムとの連動により全自動のバリアブル印刷システムが完成します。オフセットとしての印刷の概念は捨ててください。CTPは使いません。両面12色までの対応です。イスラエルのランド社が、ナノインクを作り、オフセットによる印刷品質を凌駕する仕組みというインクジェットシステムですが、デジタル輪転としての出荷は、まだのようです。では、製品が出てきたら使うとして、それまでの時間を大切にして、新しい市場を構想しなければならない。1冊ずつ違った内容の本が、自動的に製本まですんでしまう。1冊ずつのバリアブル印刷が可能だということです。講談社が、文庫本の小部数印刷のために、HPのT300とシグマラインのセットを導入して、3年。文庫本の製作と、カラー学術書という新分野を開拓し着実に事業を成長させています。21世紀の印刷事業の最先端を走っている出版社です。今後とも、注目していてください。文庫本のデータ化が進めば、表紙・カバーの自動化別ラインと本文ラインの合体により製品となる。講談社グループで、9万種弱の文庫本の種類。絶版・品切れで、「ほしいと思った読者を逃しています」いろいろ調べていく中、読みたい本が発生。そのとき、ネットで検索して、アマゾンで注文という流れが多い。そのとき在庫表示が、新刊在庫・中古在庫・品切れ・絶版というものです。少し古くなると、絶版・品切れが続出、情報はあるが、販売にはならない。この世界に、フルデジタル印刷システムで文庫本が、1冊から生産できるとなると、世の中変わりませんか?明治時代からの日本語は、ひらがな・かたかな・口語体という組み合わせによるあたらしい文学の始まりは、「我輩は猫である」・「学問のすすめ」など、二葉亭四迷などの文語体の文学書とは、明らかに違う表現方法なのです。この時代からの文字の創造・造語は、欧米の言語の翻訳時考案されたものなのです。******引用********夏目漱石と福澤諭吉が生んだ造語 : 2chコピペ保存道場833 名前: ジョウシュウアズマギク(東京都)[sage] 投稿日:2009/07/15(水) 12:23:47.06 ID:d9x1Jzvk夏目漱石が生んだ造語「新陳代謝」、「反射」、「無意識」、「価値」、「電力」、「肩がこる」、「電光石火」「ひどい」、「浪漫(ロマン)」、「沢山」、「兎に角(とにかく)」、「価値」福澤諭吉が生んだ造語「自由」、「経済」、「演説」、「討論」、「競争」、「文明開化」、「共和政治」、「版権」、「抑圧」、「健康」、「楽園」、「鉄道」、「尚商」http://2chcopipe.com/archives/51257709.html *******引用ここまで****これによって、日本語が、日本語だけで学問の構築ができるのです。学術の世界が、英語での論文となり世界中へ発信できるのです。欧米のいろいろな概念が、日本語で表現できる。新しい概念ができると対応日本語を作り出し解説本がでる。こういう流れから、本としての重要性は、言語としての進化を促し今日に至っています。生み出された文庫本は、120万種を超えています。新刊で評判のいい本しか文庫になりません。そういう文字文化の蓄積が文庫本なのです。講談社がそのうち9万種なのです。110万種以上が、手付かずなのです。時代は、面付けデータさえあれば、1時間かからず本になり、出荷できる時代に入りました。120万種の文庫本の面付けデータベースがあれば、24時間いつでも、本にして届けることができるのです。これが、書籍における新業態開発です。話が、大きすぎて、いまだ講談社のあとを追ってくる出版社がいないのが2015年です。しかし、見方を変えると新市場と見えませんかロングテール市場の最たるものです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.08.11
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/8/5)-------------------------------481号 デジタル化の進化は、社会を変え印刷を変えます。-------------------------------21世紀に入り、デジタル化の進化は、社会を変えています。価値観を変え、生活をも変えています。特に、情報の伝達です。その早さです。小売店の売り上げは、リアルタイムで集計します。時系列分析も自動です。カテゴリー別の消費動向もわかります。店別の消費動向も出ますので、仕入れへの支援へと消費者へのサービス向上策を提案します。その裏には、支援ソフトと、インターネットの高速化が、この事業を成立させています。世の中、スピードが速くなっています。すべての行動が。消費もネットを通じてという業態が増えています。今までにない消費行動です。印刷にしても、チラシ1枚1円という宣伝している業者も出てきています。大台で刷るのに、貯めておいてまとめて処理するから安くできる。中古の4色機を使うから安くできる。人件費の安い地方だからできるつまり、インターネットは、都市と地方のリアルな距離をなくし、ヤマト・佐川などの物流業者は、全国の90%へは翌日配送を可能にしました。ゆえに、地方でのインターネットによる営業・受注により印刷が確定したならば確実に地方が有利なのです。2000年以降15年間いや2020年には、6兆あった市場が、4.5兆まで縮小これが、定説になりつつあります。こうゆう縮小傾向での企業の存続は、リストラによる企業規模の縮小を進めると同時に、新規事業への開発と育成により、新しい企業として脱皮する策も並行的に実施するのが一般論としての正解かもしれない。印刷市場で、唯一伸びているのはデジタル印刷市場です。まだ、3000億程度ですが、確実に右肩上がりで仕事があることです。PODとしてのデジタル印刷市場です。そして、このPODに続くデジタル印刷機市場の大本命が、インクジェットによる輪転式印刷システムです。それも、アフタープレスである製本システムのフル自動化と連結することで、1冊からのバリアブル印刷が可能になることです。機材は、数億します。4色機1台よりは安い位置です。高速に、同じものを大量にという20世紀の夢の印刷機は、それを買う企業がなくなったことで、印刷機メーカも苦境に立たされ、合併・買収と企業再編の動きが続いた。海外では、ハイデルベルグが、製本機器事業部を売却。世界的に見て印刷市場は、縮小傾向です。しかし、デジタル印刷市場は、インクジェット輪転式とシグマラインを、代表とする新しい機器による書籍の新市場は魅力的です。講談社の今後の展開が、楽しみです。広告宣伝市場では、フリーペーパ市場が魅力的です。2000億台市場ですが、今後倍になる可能性を秘めています。この新市場作成にインクジェット輪転式+シグマラインでみえてくる市場への新規事業展開が楽しみです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.08.06
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/7/29)-------------------------------480号 自動組版は、生産性の向上が目的です。-------------------------------自動組版の目的は、生産性の格段の向上です。1割向上、2割向上は、DTPの操作の早さにて実現可能な数値です。それが、倍ともなると、人手でできるレベルではなくなる。実例を、披露しましょう。A4のたびのカタログ160P前年は、MACDTPにて、5名が4ヶ月、最後は、徹夜続きで仕上げています。校正が、3回も入り、削除・追加と位置移動が繰り返され、その都度、個々の子組内の修正と掲載位置の変更が、DTPに負荷をかけ1日8H作業として作業時間を計上すると、5名が月300時間・4ヶ月となりましたので、総計30人月かかりました。受け値が、ページ3万円で160Pで480万円製作経費が、残業代コミで600万かかるのを、サービス残業にして赤字を出さないように合計480万の経費として処理。プリプレスでは儲かっていません。この仕事を、スパイシーリブラによる自動組版システムに変更しました。子組が600点+ページ毎にレイアウトという構造なので、台割指示に、子組みPDFを自動配置するという仕掛けを作り、ページアップの自動化実現しました。子組みは、全国の契約施設とのやり取りで、誰がやっても手数は同じです。問題は、台割の指示どうりページアップして校正に出します。1回目は、素直な処理ですが、その校正が、営業と平行して行うので、追加・削除・順番変更などが発生してしまいます。それが、全体160ページにわたり影響が出るのです。ページアップのやり直しなのです。その作業に、200時間以上要しています。そのページアップの自動化による生産性の向上に、意義があります。200時間と人件費の削減です。5人が200時間かかれば、200万は、経費としてかかります。それが削減することは大きな差なのです。自動化の効果なのです。大規模システムはリクルート社の情報誌です。それのインデザイン版です。自動ページアップソフトともいえます。もっと砕けた言い方をすれば、自動台紙張りソフトという位置づけです。この自動台紙張りであれば、処理はすべてPCに任せて結果のインデザインで補正すれば、ページアップ終了となります。手作業で、分担して対応すると、子組みの移動・追加・削除となると、ページをまたがっての処理になり、すべてのデータの位置が変更されるとなりますので、ページアップを、再作業したほうが早い。台紙張りの手作業の繰り返しです。その作業を計4回行うから人手が5人で計200時間という数字になるのは、納得ですね。自動台紙張り方式で、夜仕掛けて朝出来上がりというパターンを4回繰り返して校了 200時間が、48時間それも人件費なしの自動運転での作業でインデザインデータの生産です。翌日PODで出力して、校正してもらう。効率が良くなったおかげで、手作業見積もりのプリプレス作業費の半分は、利益へと変貌です。これが、自動組版による最大メリットです。手作業で、組版は儲からないというプリプレス作業ですが、自動化のめどが立つと、利益の出る仕事へと変わります。つまり、捨てられた仕事が、宝の山に変わるのです。もう一度、身の回りの組版仕事見直してみませんか、パターンがある仕事は、自動化の対象です。儲かる仕事へと変身させることができるのです。自社の仕事を見直して宝の山を見つけてください。人手がかかり大変な仕事、それが、自動化により宝へと変わります。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.08.02
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/7/22)-------------------------------479号 広告宣伝業界にに戦略を持ち込む 必須条件はなにか-------------------------------広告宣伝業界をみてみよう。電通の発表******************1.総広告費の推移2014年の総広告費は、6兆1,522億円、前年比102.9%と、3年連続で増加した。2.媒体別広告費の概要「マスコミ四媒体広告費」(衛星メディア関連を含む)は、2兆9,393億円、前年比101.6%。うち「テレビメディア」(地上波テレビ+衛星メディア関連)は、同102.8%となった。「インターネット広告費」は、1兆519億円、同112.1%と好調に推移した。また、「プロモーションメディア広告費」も、2兆1,610億円、同100.8% と、3年連続で前年を上回った。なお、「マスコミ四媒体広告費」(衛星メディア関連を含む)を四半期別にみると、4月以降はやや弱い伸び率であったものの、年間を通しプラスで推移した。媒体別の状況は、次のとおり。<新聞広告費:6,057億円(前年比98.2%)><雑誌広告費:2,500億円(前年比100.0%)><ラジオ広告費:1,272億円(前年比102.3%)><テレビメディア広告費:1兆9,564億円(前年比102.8%)>【地上波テレビ】は、1兆8,347億円(同102.4%)【衛星メディア関連】は 、1,217億円(同109.6%)◆BS 放送は831.5億円(同112.8%)◆CS 放送は212.0億円(同104.5%)◆CATV 放送は173.2億円(同103.4%)<マスコミ四媒体広告制作費:3,121億円(前年比101.0%)>(衛星メディア関連は除く) 注)新聞・雑誌・ラジオ・地上波テレビの広告費には、広告制作費が含まれている。このうち地上波テレビCM 制作費は、2,170億円(同101.1%)。<インターネット広告費(媒体費+広告制作費):1兆519億円(前年比112.1%)>【インターネット広告媒体費】は、8,245億円(同114.5%)・このうち、運用型広告費は、5,106億円(同123.9%)【インターネット広告制作費】は、2,274億円(同104.4%)<プロモーションメディア広告費:2兆1,610億円(前年比100.8%)>◆「屋外広告」は、3,171億円(同103.3%)◆「交通広告」は、2,054億円(同102.5%)◆「折込広告」は、4,920億円(同96.4%)◆「DM」は、3,923億円(同100.8%)◆「フリーペーパー・フリーマガジン」は、2,316億円(同101.2%)〇フリーマガジンは1,562億円(同101.2 %)◆「POP」は、1,965億円(同100.6%)◆「電話帳広告」は、417億円(同92.1%)◆ 「展示・映像他」は、2,844億円(同106.1%)******************ここまで引用そうなのです。広告宣伝費の市場は、6兆円なのです。注目は、インターネット系の伸びです。2桁の増加です。広告宣伝費の増加は、ネット系の伸びといえます。2006年に1200億程度になり、2014年で1兆超えです。この伸びは、広告効果があるからです。この広告宣伝費の世界が、デジタルコンテンツ業の主戦場です。では、広告宣伝の多種メディアをどう使って広告宣伝効果をあげるかこれが、大きな課題です。目的により、効果の測定で、効果を出していかなくてはいけない。そのためには、広告宣伝の戦略を創り、効果を評価できる仕組みを作り継続的な評価で、広告効果を高めていくという手法を、企業ごとに作っていかなければいけないのです。多種メディアの特性と、広告効果測定により投資経費の効果を最大にするこれが、継続して行われることが、重要です。デジタルコンテンツ業は、コンテンツを作っていればいい。言われたことを、作れればいい。余計なことするな。これは、広告代理店の本音です。広告の企画・製作・実施ということで今まで広告代理店のやってきたことです。つまり、1回ごとのやりっぱなしが、仕事です。イメージ広告として、大企業が、1日何回も、数ヶ月続ける。何百億の投資で、いかほどの売り上げ効果が出るのか?広告代理店は言う「イメージ広告は1回では効果出ません。刷り込みですから」「数多く続けて初めて効果が出るのです。」TV用の殺し文句です。しかし7&11社などが、投資効果の評価ということを実験をしながら実施してきて、方法を確立したのです。ゆえに、広告代理店に縛られない広告宣伝が、効果をあげる時代へと変わっているのです。新聞1面の書籍広告枠が、1日1回で100万円とか、雑誌の1面広告が、数百万、TVの15秒広告が、数百万となれば、使えるのは大手企業だけです。そう、マスメディアの時代の広告宣伝です。確かに、大々的宣伝には、マスメディアでしょうが、インターネットの普及と、スマホの普及が、このデジタル文化をますます変えます。インターネット広告費は12%の増加です。後数年すれば、TVの2兆円を越えるという時代になるでしょう。アメリカは既に、TVの広告費がネット広告費に越されているのです。逆に考えると、ネットの伸びしろが、ねらい目なのです。広告宣伝の、地元企業用といる領域は、TVの広告宣伝対象外です。TOUTUBE・LINE・SNSの使い方サイトの作り方・アドワーズなどの使い方・経費の掛け方SEO・SEMなど、個々の広告効果の測定をしながら、地域への広告効果を最大にする。この1点に、紙・新聞・ラジオ・ネット・イベントなどのメディアをどう効果的に使うかということです。広告宣伝を、企業発展の要として、戦略をどう立てるかデジタルコンテンツ業の活躍の場は、これです。そのため、メディアの使い方と広告効果の測定マーケティング戦略の立て方を、学習してものにしてください。そして、その先につながるのが、フルデジタル印刷の世界です。私が注目したいのは、フリーペーパ市場の2000億円市場です。一般には、まだ数年先の話ですが、市場は熟成しだしています。講談社の動きを見てください。紙印刷+DTP+HTML+CSS+FLASH+PHP+MySQL動画作成+編集+効果付け+JAVASCRIPT・VBAここまでやってようやくフルデジタル印刷の世界の入り口が、見えるのではないでしょうか。デジタル印刷を、目指す経営者・次世代経営者は、超えなくていけないのは、プログラム能力です。自分で製作して、どう動くのか体験するのが大事なのです。10年前に経営者で、アクセスVBAを独自に習得して自社の経理系の処理を作り上げた人がいました。日々の動きが、掌握できるので、どんぶり勘定の経営はしません。経理士に任せて、1ヶ月遅れの金の流れを見て判断する経営でもありません。厳しい経営判断を図る案件が次から次へと起きましたが、見事にこなしています。撤退事業の始末を早めにつけ、事務所も縮小のため移転と、月2千万の売り上げが、月1千万へと、半減する中採算を合わせるため、リストラを敢行。企業の生き残り作戦を、堅実に実行して、事業縮小の危機を乗り越えてきたのです。ですので、経営者としてはデジタル技術をうまく使った最新型の経営者なのです。規模は関係ありません。収支が合えばいいのです。デジタルコンテンツ業は、企業の広告宣伝が、主力の産業です。印刷業での、商業印刷・書籍印刷などの、オフセット事業は、忘れてください。すでに、2020年には、4兆5千億という市場に縮小すると見るべきだ。オフセット業間での熾烈な受注合戦により、利益を出しずらい体質へと移行しているのです。零細のオフセット業は、倒産・廃業により、業者数の激減へと自然の流れができてしまいました。2000年からの15年で世の中変わったとみるべきでしょう。デジタル化の進化が、すべてを変えています。インターネットとスマホが変える社会生活となるわけです。LINE・FACEBOOKなどのSNSサービスは、コミュニケーション手段を変え、Twitterでの炎上という事件が発生するのもたびたびになる。そして、一番いいことは、色々と動画で残っていることです。YOUTUBEでの動画の閲覧は、情報というものの見方を変える。文書での情報の100倍以上の説得力のある動画の閲覧は、世の中の動きへの疑問に答えを出してくれる魔法の小箱です。経済の動きから、政治の裏側の読み・世界中の歴史など、疑問に感じることを、芋づる式に調べていくと、膨大な動画情報が、FACTとして目の前に広がる。団塊の世代として、既に生産人口からは外れたが、GHQにより刷り込まれている憲法解釈も、何がおかしいのか見えてくる。日本人として、何をしなければならないか、色々考えさせられる------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.07.21
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/7/15)-------------------------------478号 デジタル印刷とプログラム力との緊密な関係-------------------------------21世紀も15年経つと、仕事の環境が様変わりしています。デジタルコンテンツ業が、プログラム力を必要としているのです。紙印刷+DTP+HTML+CSS+FLASH+PHP+MySQL動画作成+編集+効果付け+JAVASCRIPT・VBAこれが、デジタルコンテンツ制作用のツール(ソフト)です。アドビCCの中にも、スマホ用のHTMTL・CSS・FLASHなどを製作するツールが、追加されているのです。そして、iPHON、アンドロイドOS用のアプリ製作ソフトの習得に街のパソコン教室、専門通信教育が数十万の経費で募集しています。そして、うれしいことに、月額1000円以下で、スマホ用のアプリ開発講座が動画で見れる「ドットインストール」をご覧ください。アプリ開発全講座見ても動画7時間分を学習することで、アプリ開発ができる様になるという代物です。iOS用アプリ開発を、9000人が、Andoroidアプリに5000人が参加して、学習中です。素人さんです。手短でプログラムを作るを体験してもらうには、これが一番です。ぜひ2・3ヶ月で経験してみてください。プログラム力など、特殊なことで、わが社には、関係ない。と、うそぶいていられたのは、2005年ぐらいでしょうか。WEB系の仕事にも手を出さなくてはならなく、顧客のニーズの変化していくことに、ついていけない企業が倒産しても当たり前という時代へと突入なのです。長年印刷業をしていたから、社歴30年だからと今までの付き合いでは仕事が薄くなる・なくなるということは経験してきています。今までの印刷では、企業の存続は、得られないと考えるべきです。大日本印刷・凸版印刷という大企業の印刷事業は、既に1/3以下へと売り上げ比を変えて、15年以上、企業位置は印刷業ですが、精密作業を得意とする企業・新製品開発企業としての活動が既に主力です。薄いフイルムに文字を表示する仕組みも、2005年には見たと思いますが、ようやく、ウエラブル端末としての実用化の花が開いたようです。大手印刷業は、拡印刷として独自の事業活動へと展開しています。2020年には、4兆5千億円へと、縮小する印刷業界は、合理化による利益創出と、新規事業への挑戦による利益創出しかありません。既に、大手印刷の売り上げは、全体の1/3以下になっています。大手は、わかっているのです。グローバルな展開の中での、自分たちの立ち位置を。そんな世の流れに朽ちていくのが、中小企業の印刷業です。戦後の成長に合わせるように、起業した印刷業ですが、アナログの時代には、仕事があったのですが、1990年代以降のデジタル産業革命は、アナログ仕事を、駆逐していったのです。写植文字>フォント和文タイプライター>専用ワープロ>PCワープロ図版製作>イラストレータ(ソフト)写植印画紙>レーザーセッターアナログ製版>フォトショップ+フイルムセッター面付けフイルム>CTPハードのデジタル化への進化は、それぞれデジタル処理へと変わり、大きく変化したのは、受注単価です。文字入力費は、活字1本3円という価格が、ワープロになり1円PCワープロになり、0.1円へと単価が下落しました。1時間で活字100本、ワープロで1000字、PCワープロで50000字へと技術革新が進んでいるのです。零細企業は、この変化をもろに被っています。昨日の単価は、今日は半値。やっていられません。しかし、デジタル化の流れは、変えられません。この流れで仕事をしないと、仕事がないのです。中小印刷業は、既存の事業では、デジタル印刷業により合理化して、WEB系の新規事業をものにしなければ仕事はない。既存の仕事は、アナログ処理なので、プログラムとの関わりは、なくてもやってこれたのです。2015年になると、求める有能という意味合いに、深みと広がりが加わっています。印刷業からデジタルコンテンツ業へと業界上げての誘導・指導があって、10年です。21世紀のあるべき姿が、明確になっています。一方、業界から離れてグローバルな立場で、ネット情報をみたとき、気になるのが、アメリカのオバマ大統領の話です。****************************「プログラミングの必修化は必要でしょう。強くそう思います。」「ただ作られたものを消費するだけでなく、自らがコンピュータを使って何かを作り出す能力を身につけてほしいのです。」「デジタル技術について関心のある若者が増えているのだから、4年制の大学へ行って学位を取ろうと取るまいと自らのキャリアを築けるように、高校でプログラミングやグラフィックデザインの技術を教えたらどうか」と提案した***************************すでに、アメリカでは、子供にプログラムを覚えさせて次世代の人材にするには、大学でのプログラム学習ではなく、高校・中学で教えろということです。私もそう思います。23・24歳からコボル・フォートランで大型機用のプログラムを作り、パソコンでのBASIC・DBIIIで一時代ファンクション組みの自動化と、印刷業とプログラムのかかわりの世界で飯を食ってきた身ですが、2015年、ものすごい恐怖感を覚えます。日本での情報処理教育の中のプログラム教育は、できる人がやればいいと思っていたのですが、アメリカの指針が、このようにはっきり出されると、国内のプログラマー教育の貧困さに、恐怖がみえるのです。米国の行動は、世界の指導者としての行動です。それが、国をあげてプログラマーの養成ではなく、中学・高校の技術として教える。そしてその後大学でもっと高度なことを行うための基礎教育としての位置づけです。そうなのです。プログラマーとして飯を食えた時代は、終わりです。数百万の人が、プログラムを覚え、デジタル化時代を乗り越えるのは、総力戦です。あらゆる分野で、プログラマーが必要になっているのです。これが、大局的観方です。デジタルコンテンツ業は、まさにこの視点が大事です。プログラムが作れることは、特殊な能力ではないのです。その考え方は、化石にしてください。時代は、文房具と同じリテラシーとしての技術なのです。スマホのアプリがいい例です。出始めの頃、プログラムを覚えた新人が、ユニークなアプリを作り、それが、売れて月2000万の収入を得た。そんなJAPANドリームがあったのです。今では、数万人が、挑戦してアプリ(プログラム)を登録しているのです。ユニークなゲームとかも競争です。業務用のアプリが、デジタルコンテンツ業の領域です。2・3ヶ月学習すれば、プログラムが作れるようになる。プログラムは、ひとつ習得すれば、基本アルゴリズムは同じです。中学生・高校生に技術として教える。そうなのです。特殊な技術ではないのです。今からの時代、皆プログラマーでなければ、やっていけなくなっています。ゆえに、経営者も、プログラムがわからないと企業の先が見えない時代になりました。デジタルコンテンツ業の究極は、企業の広告宣伝です。企業の発展をサポートする位置づけです。まずそれを、理解してください。なぜ広告宣伝をするのか、物を作っても売れないのです。サービスを開始しても、広告宣伝しないと、お客様が来ないのです。25%の利益を出すのに、仕入れが25%、経費が25%、そして広告宣伝費が25%という配分を唱えるコンサルタントの話を思い出します。決して、いいものを作るから売れるのではありません。決して、役に立つサービスを開発しても、お客様は来ないのです。広告宣伝の仕事としての重要さが、わかってくると思います。その企業の広告宣伝には、戦略がなくてはいけません。そして、広告効果の測定と評価があって、初めて持続的な広告宣伝の必要性がはっきりするのです。チラシを作ってくれーーー>へい、どんなのを作りましょうかWEBサイト作ってくれーー>へい、こんな見栄えでどうでしょうこれでは、デジタルコンテンツ業ではありません。いままでの、御用聞き営業で、その場しのぎの仕事レベルです。チラシを作ってくれーーー>なぜチラシなのですか/対象顧客のイメージは/ /何を訴求させるのでしょうか/もっと戦略的に考えてみませんか/広告効果を測定する仕組みを付加しませんかなどと、話せますか。話せるのが、デジタルコンテンツ業です。紙印刷+DTP+HTML+CSS+FLASH+PHP+MySQL動画作成+編集+効果付け+JAVASCRIPT・VBAここまでやってようやくフルデジタル印刷の世界の入り口が、見えるのではないでしょうか。デジタル印刷を、目指す経営者・次世代経営者は、プログラム力を獲得してください。次世代のデジタル印刷業は、単なる印刷業では、だめです。扱うハードは、インクジェット印刷機です。輪転式です。アフタープレスも全自動です。講談社が既に導入して実験しています。文庫本の生産と、カラー学術書を作成しています。広告宣伝の鬼になってください。達人になってください。家業としての印刷から、デジタル印刷業とは、連続性がありません。オフセットを扱っていたから・・・ぜんぜん関係ありません。別の世界の仕事です。デジタル印刷業は、オフセットと関係ありません。PODとして、トナー式の印刷は近いところにありますが、インクジェットでのナノレベルでの噴射は、これからの印刷技術です。そして、アフタープレス=製本工程の自動化が実現したことにより、アナログ製本での大型のしくみがどんどん不要になっています。稼働率が悪すぎる。中小のデジタルコンテンツ業には、関係ない世界ですがね。重要なのは、企業の広告宣伝は、こうあるべきだという企画力が勝負です。デジタル世界での、データの流れと商流・物流・金流が、システムとして動くことです。戦略の評価の仕組みより、実験・仮説の繰り返しから、効率の良い広告宣伝方法を確立しながら、それよりももっと良い方法を求めて、破壊と創造の繰り返す。それができる企業が生き残るのです。従業員とともに、総力戦による知恵の出し合いが、企業の生き残る道です。世の中に不要な企業は、死に絶えます。倒産です。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.07.14
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/7/8)-------------------------------477号 フルデジタル印刷のメリットを最大限生かす地方中小印刷業-------------------------------紙印刷+DTP+HTML+CSS+FLASH+PHP+MySQL動画作成+編集+効果付け+JAVASCRIPT・VBAここまでやってようやくフルデジタル印刷の世界の入り口が、見えるのではないでしょうか。デジタル印刷を、目指す経営者・次世代経営者は、獲得してください。勉強してください。何ができるのかがわかればいいのです。印刷技術・DTPは当たり前、WEB系+動画系は、やればすぐわかるはずです。PHP+MySQLなどは、例題で、ショッピングサイトなどを自分で作ってみれば、データベースとその結果表記の自動化を経験してください。大学時代で、エクセルは使えるようになっていると思いますが、エクセル関数・ピボットテーブル・分析各種(統計処理)を習得して、マーケッテングも勉強してください。若旦那は、これぐらいまで勉強してくれれば、安心です。何が安心かといえば、今後オフセット機器の更新時期になります。そのとき、単に新機種に更新するのか、デジタル印刷機に変えるのかという判断時期がきます。安易に、オフセットを捨てないで残す部分と、新規に挑戦する部分という悩みの時期がきます。そのときの判断基準が、ネット系の知識・プログラム知識・マーケティング知識の集大成が効いてきます。どこで儲けるのか それがはっきりします。フルデジタル印刷機+シグマラインにより、海外での活用事例は、すばらしいものがあります。イギリスでの、割引カードの冊子作成南アフリカでの、大学での教科書の作成アメリカでの、ペーパバックの生産など、地域の事情と、ニーズにより、オフセットではなくフルデジタル印刷機で実行しています。それでしか実現できません。特に、アメリカの事例は、日本の再販価格という制度が無いことと、問屋が無いことで、アメリカ全土の本屋との直接取引+買取というビジネスモデルでの運用は、新しいデジタル印刷システムに適合しているのです。書店からの注文が入れば、その分だけ印刷して梱包・発送すれば1件落着です。そうです。無在庫販売であり、多品種・小ロット生産なビジネスへと変貌するのです。オフセットでは、ある程度の部数を決めないと、印刷はできません。カラーともなるとオフセットでは、4色通さなければ印刷物にはなりません。フルデジタル機では、4色同時に1通しで印刷されてしまいます。版=CTP=アルミ版を使わない印刷方式がフルデジタル印刷システムなのです。インクジェットで、高速に印刷されます。全紙に面付け済みで印刷されます。それもカラーで、1部ずつ自動的に作成されるのです。本文は、全紙のカット→折→台毎の帳合→くるみ製本→3方断ち→梱包→発送というプレス&アフタープレスが全自動設定できるのですシグマラインというアフタープレスは、アッセンブリーです。各機能の順番を、大きさを設定して位置決めして流れができる様になっています。そして、全体を制御するソフトにより運営されます。********************HPからの引用ラインコントロール「シグマコントロール」「シグマコントロール」は、全システムのセントラル・コントロールシステムです。プリプレス、デジタル印刷と製本を相互接続して、生産のために必要なすべてのステップを制御します。インポートされたJDFは、「シグマコントロール」でフルオートメーションの準備プロセスに使われます。含まれた情報に基づいて、ウェブ幅、折り仕様または丁合いの順序のようなすべての技術的な生産データが準備されます。自動的につくられるプリントファイルには、印刷される本の内容の他に、生産のために必要なすべてのマークとコードが含まれます。「シグマコントロール」は、統合したデジタル印刷機と連続的に相互作用することができ、コントロールために必要な情報とコマンドの全てを供給することができます。「シグマライン」が稼動中に、同時に新しい仕事の準備がされます。生産リストは、このように新しい仕事と同時に連続的に供給されます。ワークフローシステム「コネックス」は、「シグマライン」が可能な限り最も効果的に運転されるよう、生産リストに仕事を分類することができます。精密で、高度なロボットの組み立てのようです。相手は紙です。オフセットで経験のように、温度・湿度を制御しても、紙質により、折で曲がったり、破れたりしてトラブルになるものです。このコネックスの機能がまともでなければ、自動化は、声だけで、トラブル先行の仕組みになってしまいます。講談社の運用で、まだ試験段階なのか、トラブル報告はありません。文庫本の生産には、すごい深みがあります。講談社の戦略が見えるのです。文庫本というサイズは、新刊本の廉価版という意味合いと、文庫本は2度目の、おいしいアイテムなのです。文庫本になる対象は、新刊本で、世間の評価を得た良品なのです。ですので、安心して出版するのです。著者も出版社も、売れないリスクの禊は済んだものです。それが、国内で120万種も出版されています。そして、講談社グループでは、9万種弱の種を保有しているのです。そして、もう一つの情報は、アマゾンの国内本を見ていただければわかりますが、在庫あり、なしで、無しの場合中古本ありなし、そして絶版という4種の在庫状況が存在します。在庫あり:そのまま注文すれば、出版社から送られてきます。中古本あり:古書店に注文して入手となります欠品:在庫なし・中古なしですが、いつか増刷しますというメッセージ絶版:著者との契約が切れて、再出版できない状態です。フルデジタル印刷システムで、文庫本に固定すると、1冊から製本まで済んでしまいます。無在庫販売が可能なのです。注文が入ってから作る。これができるのがフルデジタル印刷システムの特徴です。この特長を良く理解して自社の顧客先の新規事業とか、既存の印刷システムを眺めなおしてみてはいかがでしょうか。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.07.07
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/7/1)-------------------------------476号 マーケッティング プログラム&自動化による生産性-------------------------------自動組版とは、活版時代の植字として木枠の中に鉛の活字を1本1本置いていく作業です。写真植字機で、その枠の中に長1などの加工をして組み上げるという作業をします。そのとき1行を生成するのに、正体で文字が入らない場合どうするかという問題と、禁則処理が組み合わさる。この約束事が、日本語組版の原則です。ワープロでは、しょうがないなということも、日本語組版では、許されません。これが、インデザインなどの組版エンジンで実現できる行組版の基礎なのです。詳しくは、JIS-4051-1995を研究してください。これが活版・写植時代からDTPが、普及する前に確立された日本工業規格JISです。この組版ルールを設定して文字を流し込めば、その約束事に従って日本語の組版ができるというものです。その設定は、インデザインの段落スタイル、文字スタイルにより、細かな組版ができる様になっています。そのインデザインを利用して、段落スタイル・文字スタイルを駆使することで、細かな組版が、自動でできる仕組みを作ることができるのです。自動組版の目的は、生産性の格段の向上です。1割向上、2割向上は、DTPの操作の早さにて実現可能な数値です。それが、倍ともなると、人手でできるレベルではなくなる。それが、実現できるには、JIS4015を理解しなければならない。そして、インデザインの段落スタイル・文字スタイルを適用させて思いとおりの文字の振る舞いをさせることができなければ、自動化へと話が進まない。つまり、自動組版を実現するには、日本語組版の約束事を勉強してものにしてください。インデザインの段落スタイル・文字スタイルの設定のしかたに馴れ、エクセルデータを読み込んでインデザインの文字ボックスに段落設定・文字設定をしたタグテキストを流し込むことで、自動化がなされる。バリアブル印刷も、同じです。簡易には、スパイシーリブラによる高度な処理は、儲からない組版を儲かるものへと変えるのです。実例を、披露しましょう。A4のたびのカタログ160P前年は、MACDTPにて、5名が4ヶ月、最後は、徹夜続きで仕上げています。校正が、3回も入り、削除・追加と位置移動が繰り返され、その都度、個々の子組内の修正と掲載位置の変更が、DTPに負荷をかける編集しかないので、時間と人手がかかります。 総計30人月かかりました。受け値が、ページ3万円で160Pで480万円です。製作経費が、残業代コミで合計600万 となりますが、サービス残業代は、ロハにしても、組版としては、赤字なのです。それを、自動組版で、子組700を、派遣社員に製作してもらい、PDFにして、ページアップを自動化するという方式で行いました。子組みのここの編集は、手作業+FAX+電話で確認しながら製作します。そして冊子にする段階で、追加・削除・挿し替えが発生するのです。全頁にわたり変更が発生するのです。校正のたび160Pのデータが、挿し替え・移動・順序変えという編集作業の再作業のほうが、早いという作業の繰り返しが3回行われ、ページが確定するのは校正が終わるまでないということです。この状態に、子組みをPDFにして、自動貼り付けを、実行してインデザインで補正して、校正だしをするのに、8時間余りを自動組版させて160Pを仕上げました。当然、一気にいきません。インデザインがパンクします。メモリー2M程度での運用でしたので、10~20Pぐらいを1ファイルにしてインデザインを作り出し、ブックで管理する方式にしました。この作業を3回繰り返したのです。校正が入れば、台割りデータとしてエクセルデータを修正して自動組版の入力データにします。実行は、夜9時過ぎに仕掛けて、朝出勤すると出来上がっているという算段です。全年の手作業での残業・徹夜作業がなくなり、オペレータ1名と私の2名、それも、私は、片手間ですので、延べ0.5人月しかかかりません。6人月での作業で終わりました。480-180=300 というのが儲けそれも、組版だけでの経費での儲けです。デジタル化の恩恵を自動組版として利用できたことで、利益が発生するのです。こうなると、会社の運用が変わります。身近な組版仕事に、パターンがあれば、それは、隠れた宝の山かもしれないのです。いや、自動組版できることは、儲けを作り出すことなのです。それが、目的です。儲からない仕事を、自動組版で儲かる仕事にできないかです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.07.02
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/6/24)-------------------------------475号 アドビCCは、デザイナーを助ける唯一のツールだ-------------------------------DTPを、飯の種にしているデザイナーさんたち、アドビCCで力を付けてください。グラフィックデザイナーとしてのクリエーティブな能力に磨きをかえるのは、守備範囲を増やすことです。(1)Photoshop:世界最高峰のプロフェッショナル画像編集ツール(2)Lightroom:撮影から仕上げまで。写真を極めるすべてがここに(3)Illustrator:進化し続けるベクトルグラフィックツール(4)InDesign:印刷および電子出版のためのページデザインとレイアウト(5)Premiere Pro:4Kにも対応する映像編集ツール(6)After Effects:映画クオリティのVFXとモーショングラフィックス(7)Audition:最高品質のオーディオ編集(8)Dreamweaver:Webサイトやモバイルアプリケーションのデザイン(9)Muse:コード記述不要のWebサイトデザイン(10)Flash Professional:インタラクティブコンテンツ、ゲームのデザインおよびモバイルデバイス用アプリ制作(11)Acrobat XI Pro:PDF文書とフォームのためのトータルソリューション(12)Bridge:すべての制作アセットを一元管理(13)Edge Animate:インタラクティブなアニメーションWebコンテンツの制作(14)Edge Code:HTML、CSS、JavaScriptのコーディング(15)Edge Inspect:Webデザインのモバイルデバイス上での表示をプレビューしてインスペクト(16)Edge Reflow:レスポンシブなWebをデザイン(17)Fireworks:Webサイト、モバイルアプリケーション、タブレット向けに最適化されたグラフィックスを作成(18)Flash Builder:FlashアプリとモバイルデバイスのパッケージングをコーディングするためのIDE(19)InCopy:共同編集ワークフローをスムーズに(20)Prelude:メタデータの取り込み、ログ記録、ラフカット作成(21)Adobe Media Encoder:Quickly output video files for virtually any screen(22)Scout:Webおよびモバイルデバイス用Flashゲームのプロファイル(23)SpeedGrade:フィルムフィニッシングとカラーグレーディング(24)Story Plus(英語版):シナリオ作成、レポート作成、スケジュール管理の連携ツール(25)PhoneGap Build:クラウドでモバイルアプリをパッケージ化(26)Prelude Live Logger:よりスマートなビデオのログ作成で作業をスピードアップ(27)Gaming SDK:ActionScriptゲームを制作(28)Extension Manager:拡張機能を簡単にインストールして管理(29)ExtendScript Toolkit:クリエイティブアプリケーションにスクリプトを追加これに加えて、(A)印刷知識・組版知識という基礎知識は、必須です。(B)エクセル:基礎・関数・応用・分析というレベルまでhttp://gacco.org/list.html 統計学I:データ分析の基礎 というオンライン学習で知識が得られます。(C)マーケッティング:仮説・検証方式の理解(D)PHP+MySQLというWEBデータベース作成能力ここまで学習することで、クリエーティブな能力+デジタル印刷技術デジタルコンテンツとして、動画製作・編集系の力の組合わせで最強のクリエータになります。地方の企業再生には、グラフィックデザインから3Dアニメーション+動画というWEB系+動画系という新しい分野を獲得してください。これで、当分(10年)は、先端仕事ができるでしょう。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.06.23
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/6/17)-------------------------------474号 マーケッティング アドビCC-------------------------------2000年 DTP それもQUARK+イラレ+フォトショップという組み合わせが、最高の組み合わせとして全盛期をすごした。そこに、QUARKキラーとしてインデザインが開発された。それ以降、インデザイン+イラレ+フォトショップをDTPとして確立された。Creative Suite 1 アメリカでは2003年10月27日 7種Creative Suite 2 アメリカでは2005年5月 10種Production Studio 2006年に発売 動画用 9種Creative Suite 3 アメリカでは2007年4月16日 20種Creative Suite 4 アメリカでは2008年10月15日 17種Creative Suite 5 アメリカでは2010年4月30日 20種Creative Suite 5.5 2011年5月20日発売。 20種Creative Suite 6 英語版が2012年5月7日 16種Creative Cloud 29種2014年CSの発売中止CCだけの世界に突入しました。これも、世界的な動きなのです。アドビの大戦略なのです。CSの時代では、DTPとして3本+アクロバットを入れて紙印刷用として利用する人達がほとんどですが、WEBの世界用に、ツールが追加されています。動画の製作ツールは、2005年には仲間になっています。インターネットの隆盛は、アドビツールを使っている人達にDTPだけでなく、インターネットがらみのデジタルコンテンツ制作という仕事を、生み出し、DTPだけの人達を誘導しているのです。HP(ホームページの製作)FLASHという新しいツール登場動画製作というツールを追加これを、2005年に入れているのです。CSの中に。それから、9年経つと、インターネットの広告費は、TVのそれを超えてしまいました。広告宣伝業界のドンが、整理退職者募集を始めたのです。今までにない出来事です。TV業界の創造と育成をしてきた電○は、インターネットがここまでに変化をもたらすことに鈍感でした。広告宣伝という業務は、なくなることはありません。カタログ・チラシ・ポスターなどの紙印刷は、企業の販促費ですTVなどマスメディア利用の経費が、広告宣伝費だそうです。この広告宣伝費が、ネットのほうが多くなったのが2014年です。へー。そう。で終わらないのですが、お分かりになると思いますが、TVの時代の崩壊なのです。地デジだけの世界ではなくなっています。ひかりTVは、インターネットで見れるTVです。地デジ・BS・CSと、アンテナ立ててというのではなく、ネット網によるTVの配信です。インターネットのYOUTUBEを閲覧すれば、すぐわかります。現状の品質は、伝送スピードがもっと高速になれば、アンテナルートからネットルートへと変わる可能性が大になります。最近のTVの番組をみると、インタネット情報のランキングとか、投稿動画とかによる情報ソースが、格段多くなっていることに気づいて下さい。毎日の情報番組は、ネットをニュース源にしないと新鮮さが無いのです。独自の取材などが激変、ネット・お笑い・料理・旅などで、経費が安くできる番組制作にはまって、しまっているのです。ネット情報の方が新鮮で、日々、時時刻々と、ランキングが変わるのです。TVでは、取材を中心に、ネットでは報道しない内容を、探し出して、差別化を図るという隙間を狙うしかない。こういう報道になると、今までの1番の新鮮さで、ニュースを流していたメディアという座から、2番手のメディアへと転落したのです。スマホ・タブレットの普及により、動画・CATVの閲覧が、ネットルートです。アンテナルートでのTVの閲覧というのが、少なくなっていく方向です。これが、デジタル化の進化です。さて、デジタルコンテンツ業として、このデジタル化の進化を考えると、アドビCCに付随しているツールは、すべて使えるようにする。細かい話は、ありますが、基本使えるようにすることのメリットは、計り知れません。スマホのHP製作とPC用HPとは違います。これを、自動的にレイアウト調整する新型のツールも出てきています。ゆえに、基本アドビCCにあるツールを使いこなして、製作ツールとして利用できる様にする。それが、デジタルコンテンツ業で勝ち残る。(生き残りではありません)その唯一の方法ではないかと確信しています。これらCCに付随しているツールを自分のものにしてください。オフセット印刷・POD・フルデジタル印刷システム・自動組版というDTP系WEB系のHTML生産・FLASH系動画製作・編集・効果付けスマホ・タブレット用HTML製作ツールPHP+MySQL (オープンソフト アドビCC以外)によるWEBデータベースシステムエクセル系 関数・ピボットテーブル・分析・マクロ・VBA(これもオープン系アリ)この広い領域を、身につけることで、今の時代での有用な人材です。なぜなら、マーケッテング実践手法としての仮説・実験という手法を身につけることで、顧客に必要な企業になるのです。販売促進・広告宣伝のプロとして、印刷から動画までの幅広いツールを組み合わせて顧客の儲けを、演出できるのです。企業は、売れてなんぼの世界です。いいもの作るから売れるのではなく、販売戦略による、売る仕掛けを作る・実験する・効果測定・仮説の設定と、売れるようにする善循環を構築し、日々チャレンジという立場で、マーケッティングする会社にするのです。企業も、儲かるから、色々な支払いが可能なのです。チラシからWEB・スマホまでの販売戦略の組み合わせは、今2015年の最先端デジタルコンテンツ企業です。儲かる企業にする企業ともいえます。いいものを作る企業は、数多くあります。どう売るかという問題に、各種チャネルの検討では遅いのです。作る前に、販売戦略があってしかるべきです。ゆえに、顧客は今後も新規に出てくるのです。色々なビジネスモデルを引っさげて出現します。その企業の売れる企業にするサポータが、デジタルコンテンツ業なのです。単なるDTP屋では意味がなくなっているのです。デザインする人は、数万人いますが、顧客を儲けさせるデザイナーは、極少数です。アドビCCというツール群は、デジタルコンテンツの生産用ツールです。これに、エクセル系の分析能力PHP+MySQLによるWEBデータベース構築力がつくことで最強の企業になりえるのです。その使えるツールを、毎月5000円で使い放題です。2014年4月の制度改革によりCSで30万ほどしていた機能を、CCにして月額5000円です。1年6万円の経費です。アドビCCを使いこなす企業だけが、勝ち残り企業です。成長企業なのです。印刷業は、斜陽業体で、市場が萎んでいます。年率5%の縮小というのが、業界全体の見方です。この世界では、先がありません。しかし見方を変えると、アドビCCが教える領域は、今からの世界です。そして、それらツールを使いこなし組み合わせることで、マーケッティングのシステムが完成するのです。自動錬金術システムともいえます。貴方の参加は自由です。習得のため、日々の業務に付加して工夫しないとなかなか時間が取れません。しかし、習得すれば、それ以降は楽になります。なぜなら、最先端のデジタルコンテンツができる企業になれば、又生まれるであろうツールの習得は、ちょっとした努力で可能になるからです。この山のような情報を習得してください。それが、できるかできないかは、貴方の企業の存続意義があるかないかになります。社員・家族を考えたら、酒飲んでいる時間をこれらの膨大なツールの習得に当てるべきです。2代目社長・3代目となると、親からの継承できるのは、借金だけかもしれません。21世紀に入り、インターネットの爆発が世の中変えたのです。変わってしまったのです。アドビCCを利用するのが、この時代を勝ち残る最善の策だと認識してください。中小印刷業は、不要な企業になります。オフセット印刷の萎みです。儲からない納期のきつい仕事しかなくなりました。アドビCCができて1年が経過しています。YOUTUBEの閲覧回数が、YAHOO!を超えたのです。TVの広告宣伝費をネットが超えたのです。これが、社会のデジタル化への変化です。過去の価値観を、崩壊させます。あの電通が、凋落しているのです。戦後70年の歴史の中で考えれなかったTV利権企業がリストラするのです。中小印刷業は、逆に儲からない今だから、新しいツールを習得して、ネット社会の中での、必要とされる企業への脱皮を図るべきなのです。それだけの、情熱がある企業だけがなしえる領域です。都会・地方の区別は、不要です。販売促進・広告宣伝をうまく使い、企業を儲けさせるデジタルコンテンツ業これが、目標です。領域が広いから、数人で分担して習得して、お互い教えるという手法での企業力向上が、必須です。そこには、企業規模は関係ありません。指示ができれば、フリーランスを使う手もあります。そのためには、深くて広いアドビCCを習得してからです。全貌がわかる人が1人いれば、100人でも使えます。企業の販売促進・広告宣伝は、永遠です。企業がある限り、売るための商品認知から購買させるまでの手法を試し、失敗して仮説を立て効率のいい宣伝方法を見つけるのです。失敗は、成功の元なのです。それを小さな市場で実験して、余り経費を掛けずに、効果を測定するのですそんな優秀な若者が世の中にはいます。私の知る限り4名います。いいですか、DTPを扱う印刷業は、食えなくなります。デジタルコンテンツ業としてアドビCCを習得する。これが、今からの勝ち残り企業としての必須なことです。1名で、アドビCCを習得できれば、新規事業展開ができます。これしかないと確信しています。このメルマガ・ブログお読みの1000名余りの人達への私からの勝ち残り作戦の準備すべき情報なのです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.06.16
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/6/10)-------------------------------473号 マーケッティング アドビCCのスキルアップで何が変わるのか-------------------------------21世紀に入り、インターネットに関係した仕事が、広がることと、深くなっていることに、気づきだしたのは、PHPを使ったシステムが求められていることです。PHP関連に興味を持って学習する人が、4万人以上が、ネットで学習していることでも、よくわかります。*****ドットインストールより抜粋****************多くの人に使われているPHPを使ってウェブサービスを作れるようになるレッスンパックです。PHP入門(基本編) (全32回) PHP入門(応用編) (全12回) PHPで作る簡単おみくじ (全2回) PHPで作る簡単クイズ (全9回) PHPで作るビンゴシート (全6回) PHPで作るシンプルカレンダー (全12回) PHPで作る簡易掲示板 (全9回) PHPで作る投票システム (全13回) 34,982 人が学習中です* **********************PHPを使ったシステムの入門に、35000人が学習している事実が重要なのです。**********************ホームページを作るための基礎知識をマスターできるレッスンパックです。まずはここから始めてみましょう。HTML入門 (全24回) CSS入門 (全22回) CSS3入門 (全18回) 実践!ウェブサイトを作ろう (全16回) Bootstrap 3.0入門 (全18回) レスポンシブなウェブサイトを作ろう (全11回) 37,483 人が学習中です**********************このHTML+CSS系を学習することで、HPの作り方がわかります。そして、PHPで物販サイト・検索サイトなど、高度な使い方が製作できる様になります。デジタルコンテンツ産業として、印刷業の進化系と見たとき、生半可な気持ちでやるのであれば、最初から手を出さないほうがいい。顧客に迷惑をかけるからです。基本・源泉は、企業の広告宣伝事業のサポートです。(1) 指定されたWEBサイトを作る(2) PHPで比較サイト・ランキング・掲示板など(3) SEO・SEM対策(集客用)(4) マーケッティング(攻めの戦略)仮説・実験と、企業が求める広告宣伝の効果を検証して実験する方法で、より効果の高い方法を獲得するやり方です。ここまで、サポートできないと、これからの企業とはなりません。チラシ・カタログ・冊子を初めHTML系をサポートするためには、PHPによるWEBサイト構築が必須条件になります。そして、マーケティング戦略が、知的ゲームかもしれません。こうしたらどうだ。だめならこうしようと実験するのです。失敗を重ねることで、広告宣伝の効果の高い方法を生み出す7&11の実行している成功法則です。アドビCCを使い、(1) HTML+CSS(2) FLASH(3) PHP+MySQL をドットインストールで勉強して(4) 仮説・検証というマーケティングを、鈴木敏文氏の著書をよみ、学習してください。これに、動画の製作・編集・効果付けをアドビCCのプレミアプロとアフターエフェクトなどで、学習してください。ここまで来て、ようやく2015年のデジタルコンテンツ産業のベースの知識と考えてください。重要なので、もう一度いいます。DTPでは食えません。アドビCCが提供する、デジタルコンテンツ作成ツールの中は、単なるツールではありません。顧客企業のキモを担う、ともに生きる企業として存在意義を見出す気概が必要です。受注産業という印刷業は過去のもの。アドビCCが提供するツール群は、DTPHTML+CSSFLASHPHP+MySQL(フリーソフト)動画編集スマホアプリ開発というツール群なのです。そこに、仮説・検証というマーケッティングの手法を組み合わせます。どのツールを使い、何を作るのかマーケッティングにどう生かすか?この不確定なものに挑戦するのが、21世紀のデジタルコンテンツ業の先端です。言われたものを作っているレベルでは、下請けです。御用聞き営業です。顧客企業は、どう儲けるのかという命題に、ともに戦える企業をまっているのです。DTPを使い紙印刷+HTML+CSSの世界で、どう宣伝するのかFLSHを使い動的宣伝は、どの手を使うのがいいのかPHP+MySQLによる商品データベースをどう表示するのがいいのか購買までの流れをどう作るのが、消費者を自然に購買させるかを、実験検証で効果を測定しながら進めるという、不確定マーケッティングの構築のしかたです。このマーケッティングは、アドビCCのすべてを使いこなさなければ、いけない領域です。理解しないと提案できない世界なのです。それが、デジタルコンテンツ業の勝ち残り作戦なのです。単なるDTP業は、下請けに使えばいい。WEB系も同じです。FLASHだけで食っている業者を、下請けで使えばいいのです。カメラマン+動画編集+効果付けも下請けで使えます。DTPの自動化ツールはJAVASCRIPTまたはVBAを使えるプログラマーを雇えばいい。PHP+MySQLも、プログラマーを雇えばいい。外注も可能です。地方の中小印刷業は、デジタルコンテンツ業としてWEB系を攻めていないと、倒産の憂き目です。そして、マーケティングに参入して、顧客企業を儲けさせる仕掛けを、実験・検証という手法で、失敗から学ぶマーケッティングは、7&11の商品開発・販売戦略のベースにある思想です。中小企業の若手経営者は、デジタルコンテンツ業として、このアドビCCを全部学習して、マーケッティング手法を会得してください。CEOが自ら、顧客に提案する気概がないと倒産してください。社会に不要な企業です。これが、真正面から、大上段に放たれた「面」です。痛いです。ガツンときました。紙印刷の市場縮小とネットの広告宣伝費の市場が伸びるということです。21世紀当初から15年の激動の変化を、デジタルコンテンツ業としてみると、基本は、ネットの成長です。これが、社会を変えたのです。ネットの広告宣伝費は、TVのそれを越えたのです。2014年1月です。電通が、リストラを始めたのです。スマホが、携帯電話の登録台数の半分以上になったのも、2014年です。これが、デジタルコンテンツ業に、影響があるファクトなのです。事実なのです。アドビCCは、これらの変化を折り込みツールを拡張しているのです。このツールを使いこなすスキルを、今社会が求めているのです。この商品を普及させたい、ただし予算はこれだけで、前年対比2倍にならないか5年計画の中で、順調に伸ばしたい。チラシから動画配信・スマホアプリまで総合的に考えたマーケッテング戦略を提案する力を持たなければならない。個人の能力・スキルでできることです。量が多い・質が高い・多方面の知識が必要と、印刷のデジタル化は、質が変わってしまったのです。オフセットにとどまり、萎んでいく市場でリストラしながら生き延びるのかデジタルコンテンツ業としてアドビCCを、がつがつスキルアップして、総合的マーケッテング力を付けて勝ち残るか?それは、あなたの見方考え方です。ご臨終です。とはならないでください。もがいて、もがいて、勝ち残り策を実行できる様に、会社のスキルアップを図ってください。アドビCCにすべてが入っていると見てください。時代の要請があるのは、ツールとして追加します。それをものにしてください。2015年の先端は、スマホのアプリ開発です。業務に合わせたアプリです。31種のツールは、使い方いろいろ、学習してスキルがアップすれば勝ち残りへの道が見えるはずです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.06.09
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/6/3)-------------------------------472号 マーケッティング 組版処理の自動化の推進で何が変わるのか-------------------------------DTPとログラミングに関して、鳥瞰してみます。アドビCS CCに付属しているプログラムに関して深堀して見ましょう。CSの立ち上げ当時からついてきているものです。インデザイン用に、JAVASCRIPT/VBA/APPLESCRIPTによる動かし方とコマンド類の解説がついています。イラレ・フォトショップ・アクロバットにも付属しています。QUARKには、何も無かったのです。クオークタグとして、そのタグを、自動に発生するプログラムにより、タグテキストファイルを作成。QUARKでそのタグファイルを読み込んで、100Pの名簿が、完成。そんなベーシックな作り方でした。インデザインには、インデザインタグはもちろん、アップルスクリプト、JAVASCRIPT、VBAとスクリプト系を揃え、C言語でのアドインソフトの製作までツールを開放しているのです。もうこれだけで、QUARKerは、手作業にツール。インデザインは、オブジェクト指向ツールの粋になっているのです。DTPのコンセプトで、QUARKを超えたのです。私にしてみれば、自動化が無ければ、使いません。使えないのです。パターンがある仕事を、どう合理化して儲けになる仕事に変えるか自動組版という立場から言えるのは、アドビが、世界中の英知を結集した、オブジェクト指向ソフトと、用意されたコマンドで、組版ができるというものです。インデザインというソフト自体が、オブジェクト指向なので、改造はどんどん進みます。CS4からCS5になったとき、文字枠にネームが付けられるようになりました。スパイシーリブラでは、CS3の段階から枠にネームを付けて多数の枠に対して、タグ+テキストを発生させ、インデザインに組版させていたのですが、プログラムでの運用では、この枠のネームが無いためにできない処理があり、CS5になり、スパイシリブラと同じ考え方での運用が可能になりました。日本語組版として、どう使えるのかという疑問には、文字スタイル・段落スタイル・オブジェクトスタイルを、駆使してスタイルを定義します。言ってみれば、ファンクション組版の組み合わせを登録していく方式です。この仕組みをうまく利用することで、自動組版システムへと、作り上げることができます。多用したのは縦中横そして、数字を3分・4分と定義することで、縦書きの郵便番号処理が可能になったのです。郵便番号マーク+郵便番号頭3桁+郵便番号下4桁と3行を縦中横で組み上げる仕組みを作り上げ実現できました。これができれば、他の組版の自動化は容易です。インデザインによる自動組版の実現には、用意されているコマンドだけでなく、オブジェクト指向プログラムの特性をうまく利用するという観点が必要です。さて、アドビCCで利用できるプログラムは、タダです。組版の自動化用として付属しているのです。インデザインだけではありません。イラレ/フォトショップ/アクロバットとDTPの主力に付随しているのです。オブジェクトになって、ファンクション組版の時に勉強した日本語組版が、自動組版としてどう使えるのか? という疑問に答えがあったのです。文字ボックスに、文字スタイル・段落スタイルで指定したスタイル名でタグを形成すると、そのとおりに、組版されます。これを、プログラムで行えばいいのです。ネットで調べても、このやり方での解説がありません。みつけることができませんでした。日本語組版特有の振る舞いを、インデザインの中に表現できるのです。この機能で、名刺の自動組版が可能になりました。すべてデータによる振る舞いです。裏に張り込むPDFは20種、番号で指定・表のロゴは50種、所属で違うPDF、そんなデータが20・30件と来た日には、手作業でやれる仕事ではなくなる。やれたとしても、検品での作業を、社内で行うのはナンセンス。自動組版で、データで組みあがり、手作業無しにしなければ、今の時代に合わない。この仕組みで、年間2000件の出荷を、150時間/年で処理するレベルまで効率化できたのです。自動組版の実利です。安心・安全・高品質で、名刺が届けれます。時給25000円の仕事になったのです。印刷系において、手作業でかかる仕事を、分析してください。どうすれば、人手をかけずに印刷物を作れるかです。前例で、たかが名刺で時給2.5万の仕事になっていました。生産効率は、オフセットでは高速処理を達成しています。大量に処理するには、整斉とできます。ところが、プリプレスに関しては、合理化が徹底したとは思えません。目立つのは、リクルート社です。リクルートの仕事の流れを創り、住宅情報以下リクルートが発行する情報誌は、大掛かりな仕掛けがあります。北大方正という北京のソフトによるネットワークでの処理システムを開発しました。子組みで、その中は、担当各位が、デザインして中身の確認をFAX・電話で行う。出来上がった子組みを、台割りどうりに張り込んでいけば、ページアップになる。このパターンがすべてです。1000ページを越す大型情報誌でも、ページごと指定どうりに自動張り込みができれば、ページをPDFにすれば、CTPに出すときには、面付けページが出てくればいいわけです。 こんな仕組みが毎月数十本動いている。これが、リクルート社の情報誌システムなのです。小さな話ですが、あるカタログを組み上げるのに、子組みとページアップを分けて運用して、台割を作成しそれに基づく自動台紙張りという概念で160ページほど仕上げました。もちろんスパイシーリブラというソフトでの運用です。本格的プログラムではなくて運用できるので、リブラの運用です。前年5ヶ月5名が張り付いて仕事をしたので、25人月x20万の派遣経費が発生。プリプレスは儲けにならない典型です。初年度は、子組みの製作で6人月+デザイナー1名+電話係1名+私で、延べ15人月の投下で済んだのです。自動組版で台割が変更しても(諸般の事情で毎回変わります・3回実行)1回10時間で組みあがりですから、夜はじめれば、朝にはページアップしているという流れですみました。これを毎回手作業でやると、作業員の根気に頼るしかありません。25人月かかるのは当たり前です。リクルート社を真似て、やり方をぱくったとも言えます。リクルート社みたいな大掛かりではないが、処理の骨子は同じです。スパイシーリブラとインデザインCS4での活用事例です。500万の経費が、300万で済んだのです。儲かる仕事へ変身なのです。次年度は、デザイナー1名+電話・事務方+私で3ヶ月で仕上げですので9人月しかかかりませんでした。斯様に、スパイシーリブラ+インデザインでの自動組版処理は、つぼにはまると、莫大な利益を出します。全国にフリーペーパの作り方が穴場だと考えます。各地域での製作は、前掲のように人手に頼る作り方から、自動台紙張りの概念を導入することで、変わるはずです。徹夜仕事がいらなくなるのです。これからは、プログラムを使い自動化を進めることで、時短と正確性目的はこれです。手作業による誤謬。またそれを確認する検査手間を考えると、作業の自動化によるメリットは、計り知れません。今日は、本質・骨子を、さらしました。ほぼ、ここ10年間にわたる自動組版の本質です。インデザインのオブジェクト指向に沿った、自動組版システムはこれからの技術です。活版以来の日本語組版のルールを踏襲しながら、インデザインによる自動組版という仕組みは、みんなのものです。しかし、この技術を使い、ビジネスにすることができる人は、1000人に1名しかいません。DTP操作できる人・日本語組版を理解できる人・プログラムできる人道具としては、アドビCCの中に付属しているのです。DTPわかる人→10万人以上日本語組版理解→印刷・広告宣伝業8万人以上プログラマー →50万人以上では、この3つの重なる人はどれぐらい?大手印刷業の一部の人ぐらいです。ただし、インデザインが絡むと、もっと少なくなります。ずばり、500名以下になります。国内のデジタルコンテンツ業5万社の中で、この世界がわかる人が、500名以下、いまだ、業界で話題にならないのは、市場がみえない・育っていないのと、自動組版で儲かっている人が、情報を流さないからです。この儲からない時代で、ぼちぼちなどといわないのが、得策です。なにも、教えなくていいのです。そんな大型案件が、ひそかに動いているのです。2020年4兆6千億と、予想される印刷市場。オフセット印刷による、書籍・雑誌・カタログなどの市場ですその予想以外の市場が、発生します。デジタル印刷市場は、2015年3千億円程度のものです。伸びてはいますが、PODを基本にした市場の見方です。そのなかには、フルデジタル印刷市場は入っていません。ネットの次の時代が、揺籃中。そんな気がします。つまり、印刷の今までの概念を捨てなければ分からない。そして、その市場を理解できる、切り開いていける人は、DTPを理解し、プログラムができて、日本語組版を知る経営者だけです。はて、何人いますでしょうか?ZEROではないが、極少数なことは、明らかです。HPにしても、講談社にT300を納品しても、国内での販売は開始していません。シグマラインは、大手製本業が、既存のラインの追加機能で製本の自動化という観点で、導入を模索しているのです。普及は、今からです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.06.02
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/5/27)-------------------------------471号 マーケッティング デジタル化の推進で何が変わるのか-------------------------------2015年印刷産業の凋落は止まらない。市場の縮小は、2020年には、現状6兆円が、4兆6千万まで縮小という予測です。最盛期8兆円まで増えた市場が、2000年です。以降、増えることなく年2・3%の減少が15年続いている。あと、5年後も減少が続くという予想が、安易に出ています。全印工連という印刷組合の、予想です。日印産連という組合の統括機関が、1997頃 2000年には、15兆円という誰が言い出したのか統計の捏造で、夢を描いたが、私の予想どうり、8兆円をピークに減少へと向かっている。少子化で、本を読まない。書籍の売り上げが、4兆円から2兆円まで下落の原因は、少子化だけではない。大きくは、デジタル化です。メディアとしての価値が、新聞・雑誌・書籍・ラジオ・TVとどんどん主役の交代で2014年1月には、TVの広告宣伝費が、インターネットに越されたのです。2014年9月には、スマホの台数が、ガラケーを越したのです。6年もかからないで、スマホが、既存の携帯電話を超えたのです。ネットを味方につけないと、企業存続が難しいというのが、印刷業です。ゆえに、デジタルコンテンツの中身も、広げなければならない。DTPだけでは、食えないのです。HTML+CSS+FLASH+動画 というデジタルコンテンツの製作・編集ができる能力をつけないと、顧客から相手にされなくなる。ネットでのSEO+SEM+効果的広告宣伝の手法は如何?これが、デジタルコンテンツ業者へ突きつけられる疑問です。物販・サービスと、やり方が違うし、紙宣伝+ネット宣伝による相乗効果を出さなければならない時代に来ています。一般論として、印刷市場の縮小の世界が、営業先であれば、市場の縮小に追従させて、少なくなった仕事の取り合いで競争するか紙印刷を、徐々に減らしながら、デジタルコンテンツとして企業の広告宣伝のお役に立つ企業になるしかありません。あとは、顧客のニーズに合わせた仕事ができるかです。印刷として仕事を見ると21世紀では、デジタル処理ができなければもうやめてください。ますますデジタル化が進化します。それについていけなければ、企業としての存続の意味がありません。アナログで、紙印刷している時代は、もうなくなります。印刷業の主力は、デジタルコンテンツを扱えなければ捨てられます。アナログは、団塊の世代の老人仕事で、まかなえます。去り行く技術は、去り行く人が、です。DTPだけではありません。WEB系のコンテンツを扱う、そして動画を扱えないと、捨てられます。作るだけではなく、マーケッティングの手法を駆使して、企業の広告宣伝を今、どう効果的に運用するかということを、追求する時代です。いいですか、TVの位置づけが、変わっているのがわかりませんか。一番のメディアとしての位置づけが、変わっているのです。ネットのランキングが、TVの番組を作っているのです。NHKを初め、各局が競ってネットの話題をVで紹介しているのです。ネットを、整理してTVで解説をする。安上がりな番組つくりだ。取材による人員・時間を使わない。記者が、目にし、耳にし、事実確認をしたことベースに、報道番組を作ってきたのでは?マスコミは、変わろうとしているのか。変えられつつあるのか?ネットのニュース・YOUTUBEのチャンネルなどで報道されている動画には、TVでは放映しない視点で論客が毎日の世界の動きに解説を入れる。確かに、新聞・TVで報道する視点ではない解説を加える。明らかに違う。なぜなのだ。民放は、スポンサーを陥れることはしない。そのために、事実とは違う報道しても許される?そんな疑問が、どんどん膨らんでくるのです。今の政治が、経済が、なぜ韓国が、中国が、という疑問に答えが出るのは、ネットでしかないのです。歴史の事実という、いままで教えられもしなかった歴史韓国の歴史を知るにつけ、今の韓国の行動・言動のなぜが見えてくる。マスコミの報道は、反日そのものではないか正しく報道することをしない。公平な報道ができない。とにかく、おかしい。これだけは言えます。そんなことして、国のためになるの?その報道を信じる人はいなくなる。そんな偏向報道するマスコミは不要です。ネットの時代になり、情報の価値が変わるのです。株の売買も、政治・経済・事件など世界中で昼夜無しの変化を考えながら、様子を見ながらの最新のニュース(正しい事実)を知らないと判断できないのです。紙印刷の仕事は減りますが、WEBがらみの仕事は、今後も続きます。企業の広告宣伝費の使われ方が、より広告効果を測定しながらという仮説・検証の善循環でより効果をだせるやり方を常に見つける努力をするこれだけです。ネットの動画を作っても、これでいいのかの自問自答の繰り返しで、仕上げていく見る人の胸襟を開くような動画ができないのか。そのレベルの悩みが、仕事の中心です。仮説・実験の繰り返しで、成功するまであきらめない。小さなエリアで実験をして、広告効果のある手法を展開する。地方性・企業の立ち位置・サポート企業を考慮するとすべてが、オンリーワン戦略しかないのです。フルデジタル印刷が、目の前に来ている今、企業が求めるデジタル時代の広告宣伝のあり方が、今からの勝負です。絶対に勝たなくてはいけません。地方でのオンリーワン企業になるために。(1) 印刷 喜んで(2) HP 喜んで(3) FLASH 喜んで(4) 動画作成 喜んで(5) 企業マーケッテイング戦略 喜んで(6) PHP+データベースでシステム構築 喜んで(7) 自動組版システム(インデザイン) 喜んでこれが、地方でのデジタルコンテンツ業として今、2015年 近未来的な業態へと変化して、企業の広告宣伝を支援する体制は、この7方向の仕事の総合力が、差別化となるのです。一昔前は、デザイン力+印刷力で、きれいなすばらしいポスターができる能力が差別化の源泉でしたが、広告宣伝の領域が広がったことと、深化したことで、多角的な能力を必要とする時代に変わったことを、認識しなければならない。これを、踏まえて自社の立ち位置を検討して、不足の部分は、補強するそして、企業の広告宣伝事業をサポートする先進企業へと脱皮しないと社会からは、印刷しかできない過去の企業と見られたら終わりです。どうせ、あがくのならば、新しいことへの挑戦で企業のレベルをあげるべきです。化石の印刷技術に固守する一群は、旧人類なのです。新人類は、デジタル化の元に、もっと進化します。いまだ見たことの無い、デジタル文化が花咲くことはまちがいない。なぜなら、進化は今までやっていないことへの挑戦です。人類が、より安全に安心して生活することを目標にする行為です。だから、まだ誰も見ていないことになる。これは真実です。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.05.26
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/5/13)-------------------------------469号 マーケッティング 資本主義と富の配分モデル2-------------------------------資本主義では、お金がお金を生み出すモデルが基本です。自由な社会では、各自の努力で資本を形成できます。しかし、資本を多く持つ人には、より多くの配当がなされることで富裕層は、ますます富裕に、という図式になっているのです。そんな時代で、未来工業以外で目立つのは、「めがね21」という広島の会社です。--------------------------****HPからの要約**********----------------創業時に設けられていた共同出資制度の発展形である「社内預金制度」もメガネ21独自の仕組みだ。無借金経営を掲げる同社にとってこの制度は、銀行に代わる資金源でもある。社員から「社内預金」という形で出資をつのり、10%前後の高金利で利息をつけて還元する。これが、給与を補完する収入源になりうる。「組織にある程度の競争は必要です。しかし、決まった仕事をきちんとこなしてくれる社員も大事。適材適所でチームが回ればいい」と、語る社長平本は、創業から変わらぬ経営方針を守りぬいてきた。メガネ21を創業したときに「社員第一主義」を社是として掲げた。社員の生活向上と幸福の追求なくして顧客サービスの向上はない。それは会社利益を内部に積み上げず、積極的に社員へ分配することも意味する。内部留保をゼロにしたのはそんな理由からだ。創業時の制度疲労が、出てきて、新入社員との格差がでてきたので08年初頭に、商品価格を大幅に値下げすることで営業利益を意図的に落とし、社内預金の金利も10%から3%に下げた。当然、業績に応じて分配される給与も一気に下がった。「危機感を持たせるための補整措置、いわば第二創業期です」と平本は語る。実はこのとき、もっとも給与が下がったのはほかならぬ経営トップである。経営陣が最初に痛みを引き受けることで、若手に誠意を示したのだ。つまり、めがね21では、企業運営の資本を、社内貯金でまかない。内部保留をなくし、社員に還元すると同時に、資本参加にしている。10年も経てば、1名1000万は軽くたまる。TV放映では、社内結婚で独立して、故郷に帰り開業するという場面において、社内WEBニュースにその会社への出資のお誘いが入る。既に、独立しているオーナーから出資要請に呼応して、100万から1000万程度が予約として入る。この段階で3000万が集まり、自己資金2000万とあわせて開業資金5000万での初めとなる。10年の間に、製造・販売・管理の修行を終えて一人前になっているわけだから、開業して、失敗はしない。これが重要なのです。単なる社員として勤める人と、独立志向で、10年を、修行する人では、当然の違いが出るのは理解できるでしょう。18歳で入社して、技術研修・販売研修・店舗での実務修行と、めがねに関するすべてを習得する意気込みで、10年修行すると同時に、社内貯金をためて、独立に向けて準備する。めがね21が、目指すものは、地域の中での、独立店舗の全国展開です。高卒の貯金なしの人を育てて一人前にする。この考え方は、商人として江戸時代からの丁稚奉公+のれんわけという制度を、現代風にした事業展開だと思います。大学卒業して、一流会社に入り、30才で1000万、40歳で1500万というのは、極少数のエリートだけです。スタート段階から選別されて、育てられます。公務員の上級職も同じ。頭のいいエリートしか高給取りのサラリーマンにはなれないのです。ところが、電通という広告宣伝の雄である企業が、早期退職の募集300名というニュースが、入ったのは2015年です。上場企業のお坊ちゃま・お姫様しか入社できない顧客とのつながりだけでは、企業運営が、できなくなったのです。インターネットの広告宣伝を、牛耳る仕組みを作るのが、遅すぎた。最初、馬鹿にしたのではないのでしょうが、乗り遅れもいいとこでした。YAHOOが、ポータルサイトとして動き出す1995年前に、組織的動きを出していると思っていたら、子会社を作り動き出したのが、2006年ぐらいですか。10年の間の乗り遅れは、致命的。TVメディアでの雄は、平家と同じ命運をたどっているのです。地デジが、TV放映の一部になってしまいます。BS・CSとチャンネル数は100を超え、地デジだけ見ている人が少なくなる。ネット+TVちゃんねるという時代が始まっているのです。デジタルによる通信技術の進化も止まらない。1セグが、フルセグになり、画質も4K放送へと進化するでしょう。この世界への広告宣伝事業独占という状態が、壊されました。動画の配信サイトを見てください。企業CMが、動画内容に合わせて放映される。ネットで無いとできない芸当です。時代の変化です。この動画製作という技術も習得して、それで、飯が食えるようにしてください。電通独占の世界に、地方の一企業が参戦できるのです。機材の高額・高額ソフトで、守られていた企業CMの世界は、市井の人が、デジカメ・ムービーで動画を撮影して、編集により企業CMが製作できるツールとして、アドビCCの中のソフトでできてしまうのです。時代は、どんどん変わります。そして、国内の丁稚奉公+のれんわけという業態は、ものづくり+販売という5次産業で実現できるのです。お金も、めがね21とおなじく、社内貯金+内部留保なしで対応すれば、事業資金の銀行借り入れとか、株市場での調達などでの外部資金を当てにしない経営は、すばらしいものがあります。国内の貧困を解消する方法として、個人資産を増やす方法の一手なのです。18歳の高卒から、こつこつと10年修行して、地元に帰って開業する。それこそ、ジャパンドリームといえる丁稚+のれんわけによる新時代の富の配分モデルといえます。めがね21の方式の骨子を理解して、自社の事業を見直してみてください。答えの1つとして明確なモデルとしてみえるはずです。地方創生のモデルとして、新組織の活動資金は、民間資金で行うべきです。ネットで、地方再生の失敗は、補助金頼りの運営で、制約項目が多すぎて、自由な使用ができないものです。そのために、必要なところに充当できないことから、事業が回転できずに、チャンスを逃すのです。ゆえに、自助努力で、クラウドファンディングなどの利用による自由な使途での事業展開をしたほうがいい。補助金にたよる箱物はできたが、販売の流れができずにつぶれるという最悪は、避けたい。ここにも、地元住民が主体となって、気をいれて事業を展開するという覚悟がなければ、失敗する確率が高い。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.05.12
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/5/6)-------------------------------468号 マーケッティング TEFCASと2-8の法則-------------------------------Trial 試行Event 実行(出来事)Feedback フィードバックCheck チェックAdjust 調整Success 成功このTEFCAS理論により、成功への道が、公になりました。多くの若者が、これを理解して、自らの道を究める。そんな時代の到来です。20世紀、それも戦後の70年においては、アメリカ流のマーケティングに、感化を受け、追従するという位置づけでした。が、7&11が、開発した仮説・検証という理論は、7&11の隆盛のバックボーンです。アメリカの本家をしのいだ時点で、国内7&11が、コンビニの世界一という立場に立っています。世界へ向けての7&11の展開は、抜かりなく各国の実情に合わせた展開をしていることを、TVのドキュメンタリーで見ています。さて、その仮説・検証を、分析して、成功への道として編み出されたものが、TEFCAS理論ともいえます。子供が、言葉を覚える。自転車に乗る。などの学習過程を分析し理論化しています。大雑把なつかみ方が、仮説・検証と位置づけることもできます。そして、パレート分析に出てくる20対80理論との関連を見てみよう。20対80の法則では、80%の成功は、20%の能力でできる。となる。ゆえに、考え方として、100%の成功を望まない。そして、目標を定めたら、20%の力(人力・金力・知恵)により達成レベルで、80%として、止めるのです。そこでリセットして、再度目標を定める。そして20%の力でできるところで止めるという運用をするのです。20対80理論+TEFCAS理論により、スピード経営が最重要項目になります。企業の事業展開は、デジタル化の進化により、価値がどんどん変化します。今日の最適運用は、明日には、陳腐化して価値がなくなるのです。携帯電話・スマホの歴史を振り返ってみてください。製品の寿命は、3ヶ月しかないのかもしれない。顧客の事業の変化も早くなります。そのスピードについていけない企業は、ビジネスにならないと考えてください。ネットを無視したマーケッテイングはありえない。世界中の経済状況を把握して、何がビジネスになるのかという視点ではなく、何が、社会の役に立つのか、人類の進化のためになる事業はなにかという視点で、行動しなければならない。前者の視点では、「みそもくそも」となる。人類の進化を阻害する事業もビジネスになるのです。たとえば、自由主義陣営の基本的ことは、資本主義です。その対極が共産主義ということは、みんなが知っている話です。アメリカ対ソ連という冷戦時代の対立が武器という産業を育て世界中での人殺しの道具として、第2次世界大戦が、終了して70年になろうとしているのに、世界から戦争はなくならない。資本主義では、世界が良くならないことがほぼ分かった今2015年です。南朝鮮という国は、日韓併合時代を終えて、朝鮮戦争を行い、60年経っているのです。その間に、日本の戦後保証をもとに、産業を起こし今の経済レベルに来たのですが、反日なのです。それよりも、10大財閥の売り上げは、GDPの80%なのです。輸出依存度が、80%なのです。ゆえに、海外との売り上げの多寡により国の経済は左右される。ちなみに、日本は、内需で80%だそうです。輸出入に頼っていません。加えて、サムソン財閥は、外資に牛耳られています。海外ファンドが、資本の50%以上を持ち、牛耳られている。銀行も、ほぼ外資に牛耳られている。つまり、金融系は、外資が全部のっとられているのです。そこで何が起きているかといえば、国が乗っ取られているのです。世界の資本にです。政治で、反日を片手に、保証金を巻き上げることが、今まで行われていたのです。かの国は、それしか自由になる金が無いのでしょう。従軍慰安婦というセックススレーブという表現により反日の材料に仕立て上げられている。朝日新聞の捏造記事に追従したかの国は、それに輪をかけて、話を作り現在に至っている。しかし、米国の公文書館にある南朝鮮に関する100万ページのなかに、強制連行の記述なし、20万人のセックススレーブを作り出したという話も、うそということが判明した。河野談話・村山談話というその場しのぎの談話が、今足を引っ張っている。反日の国ですが、資本主義の実例とした視点でみると、国対国の動きではなくなる。資本としての投機マネーが、巨大な力で儲けの事業を動かしているのです。サムソンは、国際資本の企業です。儲けは、配当として資本家へ還元される。かの国の内需に影響しない。当然、従業員の多くは、時給月給で、仕事が無ければ給与は支払われない。30万円が新入正社員だそうです。4万円が時給月給社員だそうです。サムソンの正社員は、大卒のうち700分の1だそうです。エリート中のエリートです。ただし45歳までに役員になれなければ、退職です。そんな会社が、国のGDPの20%を占め、輸出依存に頼っているが、いつ破綻するのかという予想が、ネットで沸騰している。サムソンが破綻したあと、どうなるのかと考えると、資本主義の罪が浮き出しになるのです。アメリカのグローバル企業も同様です。国という縛りは、関係ありません。国をまたがっての資本は、儲けを出すためだけに動きます。株価・社債など金融商品としての価値を求めて動きまくります。経世在民としての位置づけの無い資本が、一国を支配している事実を考えてください。かの国の国民の生活向上のために事業があるのではないのです。国民をスレーブにした事業で、利益は海外の資本のもとに集められているのです。これが、南朝鮮の現状です。自殺率は、日本の倍だそうです。国自体が、資本の奴隷状態で国際資本に牛耳られているのです。これでは、南朝鮮の人々の生活は良くなるわけがない。これからの日本での事業を考えた場合、決してかの国の状態と同じにしてはいけません。幸いにして、日本は輸出入に頼る経済ではありません。内需80%の国なのです。国内の経済を充実させることが国の繁栄と成ります。しかし、金融が無ければ、経済が動かないのも事実。では、今からの時代どうすればいいのかと答えが、事業モデルとして存在します。今回は、ここまで。かの国の実情をネットで見てください。ほんとに、かわいそうです。嫌韓論で、反日行動・韓国経済の沈没・破綻・在日行動など、相当な量のFACTを、認識してください。いかに、マスコミが、マスゴミなのかがわからないと、見えてきません。パチンコ産業の実態が30兆円の事業と知っていますか。国民をパチンコ依存症にさせて儲けが、かの国へ流れている事実を。北朝鮮への送金により拉致の実行に使われている事実がわかったのも、最近のことです。ネットがもたらす情報の拡散なのです。ネットの中の住民のこの情報公開は、新聞・ラジオ・TVでは偏向報道です。新聞・TVなどの情報操作で、公平な報道がなされないのも事実です。一時期マルハンというパチンコ企業のTVCMが毎日流れていました。よく、金があるな。トヨタより金かけている?という疑問は、マル=日本 ハン=恨で、反日という企業でばれました。在日特権の問題も、2015年7月9日で、変わります。在留カードが、本名でしか登録できなくなったのです。公文書へ通名が使えない。貯金通帳を通名で分けていたのが、できなくなる。この2つだけでも悪さができなくなるのです。■在日がいままで要求してきた内容○:実現済み。△:実現中。×:要求中。○1.公文書への通名使用可(在日隠蔽権獲得)○2.永住資格(非権利)○3.犯罪防止指紋捺印廃止○4.所得税・相続税・資産税等税制優遇○5.生活保護優遇○6.永住資格所有者の優先帰化○7.民族学校卒業者の大検免除○8.外国籍のまま公務員就職○9.公務員就職の一般職制限撤廃○10.大学センター試験へ韓国語の導入○11. 朝鮮大学校卒業者の司法試験1次試験免除△12. 民族学校卒業者の無審査公私高校受験資格×13.在日外国人地方参政権×14. 公務員就職の管理職制限撤廃(これは9と同じか?)△15. 掛け金無しで年金受給可能(他にもご存知の方は追加お願いします)特別永住者として37万3221人が存在しているのも、これにより、通名での貯金もできなくなるのです。外国人登録証明書が在留カードとみなされるのはいつまでですか中長期在留者の外国人登録証明書は、原則的に在留期間を延長した際に、在留カードに更新されます。ただし、在留資格が「永住」の方と、2015年7月9日以降に16歳になる方は2015年7月8日までに、2015年7月8日以前の在留期限だが在留期限前に16歳になる方は16歳の誕生日までに、在留カードへの更新申請が必要になるのでご注意ください。手続きは入国管理局で行います。アメリカとの協定により、犯罪資金の流れの情報が共有化されます。マネーロンダリングが、明らかになり、北朝鮮への送金ルートの遮断につながるのです。やくざの資金洗浄も明らかになります。これらの、法律の施行により、在日特権として地方自治体を蝕んでいた案件が、正常な状態になるでしょう。この変わり目の日が、2015年7月9日です。10月5日のマイナンバー制度の実施と合わせると、金持ちの脱税ができなくなる方式であると同時に、金融情報の統制ができることで、マネーロンダリングも不可能に? 巧妙に新しいやり方が出るでしょうが、おおよその網はかぶせられることになる。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.05.06
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/4/29)-------------------------------467号 マーケッティング TEFCAS-------------------------------渋谷文武氏というカリスマ講師のYOUTUBE動画を見ました。TEFCASという成功法の話です。この講義で、大学生の一部が、この成功法則にのっとり成功している人が続出したという伝説とも言うような評価が出回っている。そこで、Trial 試行Event 実行(出来事)Feedback フィードバックCheck チェックAdjust 調整Success 成功という行動を、マーケッティングの視点から比較してみる。PDCAとして、成功への行動原理を示されたのが、50年前アメリカから導入された。計画・実行・評価・再実行 という企業の事業活動の古典的行動原理です。2015年の今でも、変わらない。1973年に、7&11というコンビニという業態をアメリカから導入しそだてたのは、鈴木敏文氏が、仮説・検証というPDCAを、別の表現した手法で、業態開発をして、いまや国内2万店を越える店舗で、文化の創造を行っているのです。この7&11隆盛の基本は、顧客の嗜好に合わせる商品開発と品揃えで、常に消費者を誘導している。マーケティングの実践により鍛えられた方式です。TEFCASというマーケッティング手法・成功への手法は、子供が、言葉を覚える過程を、科学して、整えた手法です。Trial 試行 Plan 仮説Event 実行(出来事) Do 検証Feedback フィードバックCheck チェック CheckAdjust 調整 ActionSuccess 成功TEFCAS PDCA 仮説・検証どれも、善循環でのレベルアップする手法なのです。渋谷文武氏は、子供が日本語を覚える過程・自転車に乗れるまでをこのTEFCASで説明し、大学生に刺激を与え、仕事で成功を収めるのは、この手法だと言い切る。特に、Feedbackにおいての注意点として、実行してできなかったから、自分はできないと考えることのデメリットを解説する。成功とは、失敗しないから成功では何のです。失敗を学習して、2度と失敗しないようにするから、あきらめなければおのずと、成功への道しかなくなるのです。マイナス思考であきらめることは、愚の骨頂。そこから学ぶのです。そうすれば失敗することを恐れない。そしてプラス思考で、失敗からのフィードバックが、有効なデータであることを理解できるのです貴方も、自社の新規事業を、サクセスまで導く工程を確立してみてはいかが。詳しくは、YOUTUBEで、渋谷文武・TEFCASで検索すれば出てきます。大学生向けの講義ですが、一聴の価値有りです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.04.28
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/4/22)-------------------------------466号 地方印刷業の生き残り策7 マーケッティング 広告宣伝4-------------------------------子供を育てることと、地方活性化を考える。地方での生活は、都市部と比べてみると、収入は少ないが、土地は安く、通勤は当然30分以内、車での通勤と、都市部では考えられない生活費で済ますことができる給料手取りで30万もらったすると都市部での家賃10万+生活費15万が、地方では半分で済むIT・DTPに関する限り、地方のほうが、競争力があるのです。多くの仕事は、首都圏から発生、営業は東京で、流れができるとメールなどにより、仕事の進捗を確認するので、都内と変わりない応対が可能となるのです。DTP仕事>WEB仕事>動画作成仕事 とクリエータの出番があり、WEBの高度な仕事は、DB+PHPによる自動表示変更システムが作成することになる。また、DTP(インデザイン・イラレ・フォトショップ・アクロバット)にプログラムが付属していて、それを利用することで、各種組版システムが製作できる。そして、スマホ向けのアプリ開発も、ターゲットになりえます。都内で、製作する必要はありませんじっくりと、自然が豊かな環境で、製作すればいいのです。IT・DTP周りのプログラムに関しては、フルデジタル印刷システムが今からという2015年の時点では、今からの技術なのです。そして、POD(プリントオンデマンド=トナー式インク)によるバリアブル印刷技術。これも、時代の流れにより要求されるレベルは、どんどん高度に、複雑になるそして、スピードを要求される。 そうなると、プログラムによる自動化ということが必要になるのです。VBA・VBE・JAVASCRIPT・PHP・C#など、使えるプログラム言語が増えている。 そうなのです。自ら学習して習得することが、今からの人の常識になるでしょう。クリエータになるか、プログラマーになるか選択肢は多い。 そして、1つを深くではなく、2・3と領域を増やしていくことを、のぞみます。いままでは、1つ(イラレ操作など)で、飯が食えたが、クリエータは、WEB系+動画製作と、幅広く挑戦してもらいたい。 そして、地方での地域限定の広告宣伝は、地場だけです。地域の中だけで循環する業態が狙い目です。ミソ・しょうゆ・などの地元産品・ローカル外食店など、全国的宣伝は、必要のいらない地場産業発信の消費者が、地場だけという業態に対する広告宣伝という領域は、クリエータの領域です。 ------------------------------編集雑記 「中小印刷業創業のための、戦略考」 発行責任者:土田 文利 ※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/ メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.html Copyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.04.21
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/4/15)-------------------------------465号 地方印刷業の生き残り策6 マーケッティング 広告宣伝3-------------------------------印刷業が、地方創生に加担できる。6次産業育成という問題に、正面切って論じてみます。印刷業が、地方の中で生き残るのは、必要とされる企業だけです。では、21世紀15年経っての見えている立場を、確認しましょう。■アナログオフセット業の市場が、縮小している。● 出版市場の縮小は、首都圏での縮小であり、地方は、影響は無い。● 商印でのカタログ類の印刷は、企業もののため地方に影響あり● フリーペーパー類の中綴じ本は、地方で完結するが、数が多くなく採算が問題■PODによるデジタル印刷市場● オフセットの採算が合わない多品種・小ロット市場への対応● スピードが最優先される冊子の製作● 名刺・年賀状・POPなどのカード類■UVインクジェットによるデジタル印刷市場● T300+シグマラインによるフルデジタル印刷システムの完成● 講談社が、文庫本の生産・カラー学術書の生産として始動してます。● 大型案件は、このUVインクジェット機でとオフセットの代わりを狙う。● フルデジタル印刷システムといえる仕事の流れができる● ランダ社によるナノインクの実用機が早く出ないかという時期です。講談社を国内第一号のフルデジタル印刷システムとして、類似のシステムが動くのは、見えているが、具体性は無い。なぜか、ひとつは、ランダ社のシステムを待っているのかもしれない。出版は、講談社が先鞭をきったが、文庫本を、ロングテール商品と見ると、そこは、今までにないまったく新しい文庫本のビジネスが始まるのです。部数の少ない学術書は、もう講談社が始めています。中綴じ本の小部数は、地域限定の雑誌として使えるものです。などなど、フルデジタルでの印刷製本システムは、注文から製造して、発送までできてしまうワンストップサービスです。フルデジタル印刷システムによるワンストップサービスが、本格的ビジネスとして稼動できる体制は、整ったといえます。出版のスピードが、各段に速くなる。このスピードを、ある事業のニーズにマッチすることは、海外の事例で明らかになっている。イギリスのポイントカードブック南アメリカの大学教科書アメリカのペーパーブックのロングテール出版など「フルデジタル印刷システム+自動製本システム」による事例が上がってくる。国内では、まだ研究中か?製本業者が、フルデジタル製本システムに興味を持って、導入しようとしている。音羽が動いて、一ツ橋が動かないのはなぜ?オフセット・輪転の未来が無いのに、なぜもがかないのか?PODのバリアブル処理は、それなりの成果は出ているが、稼働率の悪い機器を抱えている業者がいるのも事実PODのメーカーは、フルデジタル印刷システムの業者とかぶらない。UVインクジェット機は、CADプリンターメーカ。小物カード類の印刷だけでなく、ポスターのバリアブル印刷も始まった。小森・リョウビ・ハイデルなどのオフセット機メーカーが、ランダ社のナノインクによるデジタル印刷機構と連携するすると、多胴式のカラー両面印刷システムが、淘汰される。2015年4月の時点での国内印刷業のデジタル化浸透状況です。今の時点でのPOD業者・UVインクジェット業者が狙い目です。将来は、フルデジタル印刷システムを運用するとして、今は、デジタル化の何たるかを、体験しながら自社の方向性を鑑みたシステムを開発することが大事です。これが肝要なことです。今のうちに人材の確保と養成をした者が勝ちです。核となる人材は、富士通・NECなどのシステムエンジニアを退職したもの親の面倒をみるため、やむなく帰郷した人材です。これを、さがしだし、社員にすべきです。今からのデジタル印刷時代の次世代の技術リーダになるべき人材です。それと、会社の次世代を託する人材は、「カイゼン」ができる人材です。未来工業の儲かる仕組みが理解でき、実践したいと思う人材です。それと、自分は、運がいいと言い切る人をリーダにすべき。その人は、人を喜ばせることを自分の楽しみにできる人だからです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.04.15
<script src="http://thatsping.com/thatsping.js" type="text/javascript" ></script>■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/4/8)-------------------------------464号 地方印刷業の生き残り策5 マーケッティング 広告宣伝3-------------------------------4/8 都心に雪が降っています。3度という気温一昨日の22度という真夏日に近かった気温が寒気団の南下で、20度の一気の降下です。 同様に、デジタル化による業種としての壁が、低くなっているのです。 UVインクジェット機がもたらす新領域は、オフセット印刷企業には、見えない世界です。HP+ブログ+メルマガ+FACEBOOK+ツイッターの相互作用で、宣伝しまくります。マーケッティングの新世界が、始まっているのです。地場ならではの環境を生かしたものに着目です。ネットとリアル店舗の戦略的宣伝という考え方です。 ローソンが、佐川急便と連携して、高齢者向けの宅配・ローソンでの買い物を500m範囲でお届けするサービスを開始するそうです。6月に、世田谷の特定店舗で実験して、全国1万6千店舗までひろげるという計画だそうです。一方、セブンイレブンは、社員の宅配バイクが、稼動しています。既に、ネット店舗での買い物・リアル店舗での買い物を、配送する仕組みを、セブンは、2年前から始めています。 高齢者向けへのサービスを考えた場合、個食ともいう新しいニーズに対する流通業の新しい挑戦です。時代を作っていくという気概を感じる動きです。 UVインクジェットで、何ができるのか・ リアル店舗とネット店舗により何ができるのか・ 地場でなければできないこと。・ 地場の雇用に貢献できること。・ 6次産業化による地域活性化・ 地域の高齢化問題の解決・ 地域の少子化・人口減少対策これが、地域ごとに、扱い方が変わるのです。産物の違いで、地場の産業の新規物が変わるのです。 高齢者の労働力の活用は、雇用に必要農産物の生産・加工・販売に関与してもらわなければならない。若者を雇用できる産業を興す。ここ30年は、高齢者問題が一番の産業と見るべきです。介護・特養・サ高住・グループホームなどの高齢者サービスが付属しているのが、条件です。地域の産業の振興は、地域の中で循環する仕組みが必須条件です。 この制約条件の中での、仕組み作りは、地域の特性で違います。そして、地域の住民の参加が無ければ話になりません。農業法人の出資に参加させて、儲けの配当が、還元できることが重要です。事業に参加する。意見を言う。配当がくるという仕組みが必要なのです。 自治体の参加は、考えないほうがいい。補助金の制約条件で、使えないことがあり、事業内容を補助金に合わせるといった補助金目当ての展開は、やめるべきです。多くの地方創生における失敗事例が物語るように地域の特性を生かしきれない箱物事業になり地方の雇用に関係なく、コンサルと設備屋に落ちるだけこれでは、地方の活性につながらない。 昔からの伝承野菜とか、大根の加工ひとつでも産業として成り立つのです。大根の輪切りを、雪中で乾燥させることで、味のしみやすい大根になる。味がしみて、元の大きさになる逸品です。これは、大根+寒気+雪という環境でないとできない商品なのです。地元では、JAに出せば1本30円もしない大根が、この雪中乾燥をへて製品になると、大根1本の半分で、小売378円です生産者が、150円はもらえる商品へと付加価値がつくのです。切り干し大根だと、これも量産品で低価格。同じ、大根を輪切りにして、干したことで、料理に使われる付加価値が、10倍以上になる商品へと生まれ変わるのです。このような事例を考えて、地場の産業を見直すことで、地域にマッチした地域創生へと貢献できるものと思う。 当然、地場の印刷業・看板業・スクリーン印刷業などUVインクジェットで、起業しようとしている業者は、HP+ブログ+メルマガ+FACEBOOK+ツイッターによる広告宣伝によるマーケッティングという機能を有したい。その世界からの地方創生という目的に貢献したいものです。 ------------------------------編集雑記 「中小印刷業創業のための、戦略考」 発行責任者:土田 文利 ※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/ メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.html Copyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.04.08
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/3/25)-------------------------------462号 地方印刷業の生き残り策3 マーケッティング 広告宣伝-------------------------------2015年 デジタル化による業種としての壁が、低くなっているのです。UVインクジェット機がもたらす新領域は、オフセット印刷企業には、見えない世界です。460号でUVインクジェットによる展開を説明しましたがまだまだ、新しいことが創造できるのです。コラボすべきは、地元の宝です。販売は、インターネットで行います。HP+ブログ+メルマガ+FACEBOOK+ツイッターの相互作用で、宣伝しまくります。地場ならではの環境を生かしたものに着目です。農業高校と農業試験場などは、穴場です。地場での、伝統・工夫などの歴史が詰まったところです。NHKで、わかめの養殖を放送していました。東京湾内のわかめです。肉薄で、やわらかく、おいしいそうです。食べたことありません。生産量が少なくて地産地消で、スーパなどでも見られません。猿島わかめだそうです。現在生産者が9人だそうです。養殖技術も確立して、販売さえできれば、産業として育成できそうです。そのわかめの新芽が出て、1m未満のときのわかめはやわらかくて、一流料理店でも手に入らない食材だそうです。地元の料理人が集まって、地元を盛り上げるためにそのわかめを使った料理を創作してさまざまな料理に応用するまだ成功の道まではいけませんが、これなのです。地場で細々と作り続けている食材ありませんかです。なければ、作る。 古人の伝承からの再現。有りです。デジタルコンテンツ業は、広告宣伝担当なのです。地場の再生・街おこし・村おこしを側面から支えるいや、営業の先頭は、ネット販売です。これは、多く手がけているはず。マーケッティングの担当として、地元の発展に、創生に寄与するというのが、まず第一弾です。地方創生は、始まったばかりです。------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.03.27
<script src="http://thatsping.com/thatsping.js" type="text/javascript" ></script>■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/3/18)-------------------------------461号 地方印刷業の生き残り策2-------------------------------2015年 デジタル化による業種としての壁が、低くなっているのです。UVインクジェット機がもたらす新領域は、オフセット印刷企業には、見えない世界です。460号でUVインクジェットによる展開を説明しましたがまだまだ、新しいことが創造できるのです。コラボすべきは、地元の宝です。地場ならではの環境を生かしたものに着目です。農業高校と農業試験場などは、穴場です。地場での、伝統・工夫などの歴史が詰まったところです。グローバルで見ると、食品は奪い合いが始まっています。お金を出しても買えないというのが現実化します。地産地消で生産量を高めておくことも、国内の消費に貢献するものと考えます。特に、だいず・小麦は奪い合いです。そんな地方創生の最前線で、デジタルコンテンツ業のできることは、WEB系の販売支援です。ネット・実店舗を含めての企業CMの製作と配信の仕組みが、大事になります。動画の撮影・編集・効果作りとやれることやるべきことが、めじろおしなのですが、オフセットだけで動いている業者には縮小していくしかない。時代は21世紀、インターネットによる社会の変化は、とどまることなく、進化するのです。そして、必要な企業しか生き残れないのです。印刷業は、デジタルコンテンツ業へと、誘導しています。アドビ社もアドビCCを開発して、この時代を作成するツール30種を提供これを利用して、動画の製作・編集・効果付けとTVの映像世界でしか使えなかったツールがネットの世界の普及と、デジタル化の進化が素人でも手が出せる世界を提供します。2014年TVの広告宣伝費をインターネットが超えたのです。マスメディアの雄であったTVが退潮傾向なのです。インターネットに食われているのです。すでに、ネットの最新情報をTVで解説する時代なのですネットのニュースランキングを紹介する番組が各局毎日放映しているのです。主客転倒になっているのです。国内最大ユーザであるトヨタが、ネット動画の広告をはじめました。イメージ広告ですが、TVではお目にかからない内容です。オーストラリア2万キロのテスト走行世界の80%の道路事情を体験できる2万キロ。と、トヨタの安全・安心R&Dの姿勢をイメージで紹介と、落ち着いた内容です。最後まで見てしまいました。撮影のきれいさは、やはり垢抜けています。国内最高のスタッフによる撮影でしょう。そして編集・効果付け・ナレーション・BGMやはり、TVのCMで鍛えられた味のある映像です。とうとうトヨタがネット広告に進出なのです。さて、ネット広告の最大の特徴はなにかTV広告ではできない広告とは、さあ考えてください。通常の発想ではできない広告のしかたです。ネットでないとできない広告のしかたです。TVでは、局ごとに放映する内容が違います。全国一斉放送が特長です。同一電波で全国に、TVで送ることができるのです。では、ネットでは、動画といえば、個別配信が可能なのです。視聴者の嗜好情報があれば、そこから同一商品でも、宣伝の仕方をかえることができるのです。若男女、中年男女、老年男女の6種に分けて、CMの訴求内容を変えて製作し、それを視聴に来たデータから6カテゴリーのいずれかが、推測できると該当するデータを広告として見せる。この仕掛けができるのです。今のTVでは、マスメディアなので、言葉も標準語若手を、ターゲットにした訴求しか作れない。ワンパターンの商品紹介です。一部関東と関西でナレーションが方言になっているものを、大阪で放映していました。お菓子のCMですが、やはり大阪では、方言のほうが自然です。この手が今から増えると思います。同一商品で、地方毎に、ナレーションが方言になるこれだけでも、すごいことなのです。TVでは絶対できない宣伝方法です。-------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.03.20
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/3/11)-------------------------------460号 地方印刷業の生き残り策-------------------------------2015年 デジタル化による業種としての壁が、低くなっているのです。UVインクジェット機がもたらす新領域は、オフセット印刷企業には、見えない世界です。UVインクジェット機は、地方の商圏と地場ならではのサービス展開を、スムーズに進められます。まずなぜUVインクジェット機なのかという疑問への回答は厚物への1点1点手作り的な製品ができることです。ステンドグラスへの印刷? ですよね。店内のインテリアに壁一面のデザイン陶器・レンガ・ガラス・アクリル・金属・布・革・木など厚物です。オフセットの常識外の印刷物そんな世界の来襲なのです。今まで、パッド印刷・スクリーン印刷・転写などの技法でこなしてきた分野のデジタル化の革命です。Tシャツに直接UVインクジェットで印刷です。熱転写でこなしてきたTシャツ業も様変わりです。ロゴマークと、各自の名前が入ったTシャツという製品が提供できるのです。バリアブル印刷の処理が効率を上げます。記念品の記名入りプレートへの印刷これもバリアブル印刷技術と連動しないと手間が多くて、商売にならない。厚物印刷用には、物別の固定装置を準備する必要があります。ゴルフボールボールペン記名プレートなどです。面付けと、トンボあわせにより確実に複数の印刷ができるようにする。そして、バリアブルになると、データ処理で、インデザインデータ・PDFを作り面付けするという工程が入ってきます。そのほうが、作成時間が短縮できるからです。UVインクジェットは、大量印刷はできません。一点ものを得意としてします。しかし、自分のゴルフボールである印に、イニシャルを入れてくれ、500個にとなると、1個1個500回やることが仕事かとなってしまいます。名刺を受注すればわかります。この仕事は、面付けが大事なのです。PODでの仕組みは、面付けデータまでが勝負です。企業からの発注は、エクセルで可変部分を入力されたデータが入稿します。このデータから、プログラム(スパイシーリブラも可)により1名ずつの表・裏の2ページのPDFを作り、面付け(QI+など)で面付けします。そのとき、100枚を基準に200枚ならデータを倍にする300枚なら3倍にするという処理を促して、100枚基準を守ります。次に、18面付けならば、100枚基準で何人分かを計算します。1名 18面つけ2名 9面つけ3名 6面つけ4・5・6名 6名の3面つけ7・8・9名 9名の2面10・11・12名 6名の3面の2枚13・14・15・16・17・18名 面付け1面などの面付けパターンを用意しておき状況によって使い分けるのです。紙の取り都合と、印刷効率から求めた仕組みです。名刺が、主体の企業では、生産効率を上げるやり方です。名刺仕事が、効率よく入るようであれば、紙の消費を考えると、この方法にたどり着きます。PODで、月1000件を一人でとなると、効率を考えるようになりますから。このような方法があること。できるということを覚えておいてください。スパイシーリブラと、QI+3 などでの運用がすばらしいスピードで名刺処理が可能になっています。-------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.03.14
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/3/4)-------------------------------459号 事業継承としての印刷業を再考する-------------------------------2015年 デジタル化による業種としての壁が、低くなっているのです。看板業印刷業スクリーン印刷業アパレルプリント染色業印章業写真業と、アナログ時代での分類の垣根が、あやふやで、どの業種が、何を糧にするのかわからない。デジタル機器は、いわゆる業種という枠をなくしてしまったここにあげた業種は、デジタルコンテンツ業というデジタル化後の枠組みなのです。消費者が、なにを望むのか、喜ぶのか各社の決心と、その行動が、新業態になるという時代です。着眼点は、自分の会社でやる仕事としてこだわりを持てるかです。プロの視点で、細かなことにこだわれるかです。つまり、その仕事が好きになれるかなのです。そして、社会的に必要とされるものかです。製作サイドの思いは、関係ないのです。製作したもの・サービスが今の消費者にとって喜びが出るものなのかなのです。お客様が喜び、役に立つものを作ることでその企業の必要性が具現化します。そのための営業が一番大事です。商品をいくら作っても、売れなければゴミです。6次産業化という名目で、自治体主導で地場の産品を色々作りますが、ほぼゴミです。やり方が間違っているのです。消費者ありきです。消費者にとってどんな商品を開発するかこの実験・検証が行われていないのです。7&11ホールディング会長の鈴木文敏氏の仮説・実験・検証という流れの中で消費者の動向にあわせる商品開発と宣伝・営業により市場作りをしていくことで、産業になることです。これをやらない自治体による商品開発は、商品ありきなのです。生産ありきでの商品作りなのです。カレーが売れれば、地場の○○カレーがうまれるという安易な開発だからです。売れるわけがありません。マーケッティングから、消費者の意見・嗜好を取り入れて製品開発に生かすということを行わないと失敗に終わるのは明らかです。たとえば、鹿です。丹沢あたりの木々の皮を食べられ幹が裸になって枯れてしまうぐらい鹿が増えている。害獣として鹿があげられる。高山植物が食べられ3000メートル級の高山植物がなくなってきている雷鳥の生息域が狭くない生息数が減っている。では、これをただ殺害して生息数を減らすだけで終わらせないで、食肉としての活用は、産業として十分成り立つ食材になっているのです。高級食材としての鹿肉は、流通量が少量であるがゆえに産業とはならない。国内での保護が、鹿の生息数を爆発させ、林業・農業への影響が年間百億を超える被害になっている現状を、考えれば、捕獲→飼育→食材としての流れを作ることで林業・農業への損害が減ることと食材として加工することで経済的効果・観光を含めて地場産業になりえる案件と考えるのですが、ここで大事なのは、消費者の立場から、鹿肉を食する習慣はありません。ゆえに、国内市場は今ないといえます。そこへ、鹿肉カレーとして商品開発しても珍しいだけで、リピータになりえるかと考えるとありません。では消費者はいないから産業になりえないいえ、グローバルで見てください。鹿肉は、高級食材です。食する国があるのです。需要のあるところが消費者です。そこにあわせる商品開発が産業を興すのです。年間、100億以下の産業ですが、自然環境破壊を、止める。森の自然の維持管理できる範囲での生息数を維持するそうしないと、せっかく植樹した木の芽を食べられてしまい森の循環がうまく機能しないひいては、森が自然のダムとしての機能を発揮できなくなるのです。丹沢の南面の樹木の皮を食べられているのを見てだんだん禿山になっていくことを見れば、鹿の自然な行為なのです。生息数が増えて、食い物がないしかたなく樹木の皮も食料にする→樹木は枯れる。日光でも、上高地でも、被害の現状が報告されている。奥多摩あたりでの食肉としての加工場の成立は、量的なものから成立しにくいものですが、害獣として猟師に支払う金額と、焼却する費用が自治体として発生するわけだから、肉としての利用に関しては、それを原価に入れるやり方では産業として成立しないかもしれませんが、ドッグフードとしての利用も進んでいますのでそれを視野に入れて消費者(犬)の開拓もありです。地場の産業として、まず地場での消費・国内消費ドッグフードとしての産業など、消費調査から産業化に組み入れることが大事なように思います。血抜きによる肉のくささ防止。解体時の衛生管理。そして温度管理による高級食肉としての成立とドッグフードだけでなく革の活用も出てきます。新しい視点で、この害獣対策と6次産業化が結びつけば、一石二鳥です。かように、印刷業の周りが、アツくなってきています。印刷業の、書籍・雑誌・カタログなどのマスメディアとしての文化は、変わってきています。ネットの普及により、消費動向が変わっているのです。本を買わない。買わなくても必要な情報は、ネット検索ですぐわかる、百科事典を持っているようなものです。そのため、9兆5千億をピークに、今や6兆円を切った産業です。これが、印刷業のくくりです。これに、UVインクジェット機が参入すると、産業の垣根が外れます。印刷業が、マグカップに印刷していいのでは?オフセット印刷機を持つから、印刷業ではないSPグッズを作るカップ業も、徽章・顕彰盾などの記念品作りも、このUVインクジェット機の範疇です。小型の300万程度の機器です。ためしに入れて、実験する必要が出てきたのです。いわゆるお店支援業務として、考えた場合、WEBによる集客・チラシによるイベント告示DMによる地域への新サービス紹介など、地域密着型の広告宣伝が、印刷業の主力商品で考える企業にとっては、朗報なのです。のぼり作り、店内デコレーション、電子看板などお店支援という視点での企業と見た場合、来店記念グッズなど、名入れのボールペン1本でも自社で製作ができる。コースターの絵柄も自社で生産居酒屋の店内メニュー木札も自社で、UVインクジェットの活用場面は、オフセットによる紙の印刷しかない印刷業には、別世界のことです。ここいらあたりが、地方の商圏と地場ならではのサービス展開ではないでしょうか。-------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.03.06
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/2/25)-------------------------------458号 中小印刷業ができる事業化の原則3(PDCA)-------------------------------中小印刷業による実践(PDCA)P(Plan)D(Do)C(Check)A(Action)企画 実行 評価 この基礎理論は、色々な場面で使われています。行動の結果の評価そしてまた“失敗の経験”を糧として成功するまでのスパイラルという見かたは、鈴木理論の仮説・検証そのものです。2005年鈴木氏は、セブンイレブンの親会社のイトーヨウカドウをも傘下にいれて、持ち株会社のCEOとなっている。 ダイエーの凋落に比べ、コンビニ業界が堅調なのは、「ビジネスモデル」の違いです。数兆円産業のゼロからの成長過程を眺めてきたものとしては、最重要理論と位置づけられます。 なにか新しいことが起きて、過去の事例もない。判断できない。そんな時、実験です。仮説・検証で行えば、失敗はしません。読み違いによる利益喪失は、ありません。 顧客との印刷部数の決定、そして表現内容(色・言葉)の違いで、広告効果が変わることは、わかっていますが、それが数値になっていません。 誰かの「勘」です。印刷屋は、多い部数を望む。顧客も多い部数は、1部当たりの単価が下がる。両者の思惑で、部数が決定する。この曖昧模糊とした決定法に、仮説・検証、PDCAを当てはめてみましょう。効果測定ができれば、印刷部数も、顧客の売上を極値にする数値が、実験によって確立できます。 このことだけで地場での十分な市場を確保できる考え方だと思うが、いかがでしょうか。 行動があるのみです。 なぜ、この重要理論を惜しげもなく開示するのはなぜだと思いますか、 100人この話を聞いても、99%行動しないのです。聞くだけで終わりです。 今までがそうでした。しかし1/100の人が行動すればいいのです。 このメルマガ、読者数まだ、200人程度ですので、この号を読んで行動できる人は、2名いればいいというのが、統計数値による類推です。 でも、逆に、この理論の研究(鈴木氏の著書多数有り)に1人でも、中小の印刷業者が、学習していただければ、本望です。経済理論・商売の基本は、過去の文献による「温故知新」により見いだされる。過去のビジネスモデルを、現代の事情に合わせて、「アレンジ:編集」すれば、新ビジネスモデルだ。恥ずべきことではない。人より先に発見し、行動できるかだけです。-------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.02.25
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2015/2/18)-------------------------------457号 中小印刷業ができる事業化の原則(守破離)-------------------------------昔から言われる、技術の継承は、“守破離”と相呼応する概念です。昔からの技術の伝承■守(技術を習いまねる・習得する)■破(自分の工夫をいれ、技術を超える)■離(新技術の境地)情報の価値という視点■交流(情報の交換)■連携(情報の練磨)■創造(新情報へ価値の変化)ビジネスモデルの視点から■交流(ビジネスの相互認識・相手を認める)■連携(ビジネスパートナーとしての、ネットワークの一員)■創造(新ビジネスモデルへと価値を変える)ここまで、分析すると、みえてきませんか。ITがもたらす、ITをインフラとして利用するビジネスモデルの成長の過程(モデル)です。そして、情報処理での、P(plan)D(do)C(chek)S(see)という開発のスパイラル(循環)が、流通業界で実践で成果が上がっている理論は、セブインイレブンの会長である鈴木文敏氏による「鈴木理論」といわれる。鈴木理論この流れに、鈴木理論を、当てはめなければならない。基本理念は、セブンイレブンの鈴木敏文氏の仮説→実験→仮説の組み立てによる売れるための方程式です。どういうものかといえば、まず現状から理想的な方法の仮説を立てる。その仮説での結果を予測する。実際の結果が出る。仮説により結果と照合し、旧仮説の当たらなかった部分を直し新たな仮説をたてる。これの繰り返しにより、仮説を修正する。その実行・反復が、変化し続ける顧客の嗜好を、予測し、誘導できる効率的な販売手法です。ビジネスモデルも同じです。交流により、情報が交換される。その交換スピードを速めるために(ビジネスチャンス・売り損を出さない)どうするか、連携が始まります。連携のシステム化がスピーディに動き出すとより早く・より付加価値を付けて、情報が交換される。この一連のサイクルが、重要な善循環なのです。日々のカイゼンの繰り返しがスパイラル効果を、産むのです。-------------------------------編集雑記「中小印刷業創業のための、戦略考」発行責任者:土田 文利※公式サイト こちら→ 楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/23104tuchida/diary/ ミラーサイトhtp://1insatukigyou.seesaa.net/メルマガサイトhttp://www.mag2.com/m/0000170391.htmlCopyright (c) 2015 Fumitoshi Tsuchida. All rights reserved.
2015.02.23
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