『穴沢ジョージのアナザー・ホームページ』

PR

Profile

穴沢ジョージ

穴沢ジョージ

Calendar

Comments

穴沢ジョージ @ Re[1]:右目終わりました (白内障手術, その1)(01/24) To 五黄の寅1950さん ーーー そうで…
nonoyamasadao@ Re:右目終わりました (白内障手術, その1)(01/24) 手術の麻酔、痛いんですね。だったら、や…
五黄の寅1950 @ Re:右目終わりました (白内障手術, その1)(01/24) 兄さん こんにちは 白内障の手術されたん…
穴沢ジョージ @ Re[1]:ロイ・ヘインズとチッコ相馬(ソウマ)(11/14) To 五黄の寅1950さん ーーー ありがと…

Favorite Blog

恨みの雨&晴農雨工(… New! メンターさん

memorandum 覚書 New! tougei1013さん

真理を求めて 秀0430さん
ジョンリーフッカー ジョンリーフッカーさん
うるとびーずの ♪MY … うるとびーずさん
2004.11.12
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
“Reel around the Fountain”by The Smiths (1984)

 ジョン・ピールのことを書いているうちに、いろいろ書きたくなってしまった。
 しばらくジョン・ピール関連日記ということにするかな。決して長続きはしないと思うけれど。

 それで、いきなりスミスじゃあ、あんまりかな。
 実は、この人たちのことを今まで日記で採り上げなかったのには、わけがある。…なんて書くと、相当深いわけがありそうに聞こえるかもしれないけど、とても浅い。
 つまり、あちこちで皆さんに採り上げられているバンドだからだ。いまさら僕が書かなくてもね。
 いつも読んでくれている人はご存じのように、僕は天の邪鬼でへそ曲がりな男なので、できるだけみんなの書かないようなことを書くようにしている。
 とは言っても、もちろんメジャーだからイヤとか、マイナーだから好きとかいうことも全くないし、良いものは良いし、好きなものは好きだから、時々メジャーなものも、世間で良く知られているものも登場してしまうのだ。
 前置きが長かったけど、いよいよ The Smiths 初登場です。


 フールズ・メイトでは、かなりインディー系のレコードも紹介していて、内容的にはロッキング・オンよりはおもしろかった。でも、ロッキング・オンの写真は捨てがたいものがあったし、広告の充実度は、創刊の古いこちらの方が格段上だった。
 ようするに、どちらの月刊誌も買ってしまうという月がかなりあった。
 だが、待てよ。フールズ・メイトは、月刊だったかな。初めは隔月ぐらいだったかもしれない。
 覚えている人、教えてください。

 で、初めて The Smiths がフールズ・メイトに登場した頃、カタカナ表記をどうするかで、ライターの人が迷っていたのが印象的だった。
 つまり、"Smith" の複数形の "s" が問題だった。
 たしか、初めのうちは「ザ・スミスズ」と書いていたのを、途中から「ザ・スミス」にしたような、……。
「ザ・スミスズ」は、発音しづらいのは事実。しかも、英語の発音に全然忠実でないわけだし、「ザ・スミス」の方がはるかにネイティブにも通じやすいわけだから、こちらに落ち着いたのも当然といえば当然。
 あ、ただし、ネイティブ相手には、「ミ」に力を入れて発音しようね。「ス」の音はどこにもないからね。最初のエス(S)は、"su" じゃなくて "s" だからさ。え?くどい?…すまん、すまん。
 その後、更に「ザ」もとれて、通常は「スミス」と呼ばれるようになった。

 "Reel around the Fountain" という曲を初めて聴いたときの衝撃は、ちょっと口では言い表しにくい。震度5強ぐらいだったかもしれない。

 それから、曲にかなり驚いた。
 詞にもずいぶん驚いた。

 曲作りでいえば、何とも盛り上がりに欠けるような、ぶっきらぼうな調子で、特にサビではどんどん落ち込んでゆくのだ。
 詞の中に描かれている個々の情景は、鮮明に頭に浮かぶんだけど、それらが結びつかない。
 なぜこんな歌詞なんだろうって思えば思うほど、魅力的なものに聞こえてくる。それまでのネオアコのバンドとは明らかに違う世界がそこにはあった。


 僕は、 "Hatful of Hollow" は出たときに英国輸入盤で買っているくせに、この中の "Reel around the Fountain" が BBC ライブだということは知っていたけれど、ジョン・ピール・セッションズのものだということを、先日まで知らなかった。
 これは、以前楽天仲間だった tomochico さんに教わった。そもそも、ジョン・ピールが亡くなったのも、pglove さんから教わっているし、本当にみなさんのおかげでいろいろ情報も得られて、うれしい限りだ。

 20年前には雑誌を情報源としていろいろ聴いていたわけだが、今ではいろんなネット友達から当時の情報をもらったりしながら、こんな形で思い出話をしている。月日は流れ、時代も変わったというわけだ。
 でも、気分は新鮮だ。
 さて、 "Hatful of Hollow" の B 面の1曲目でも聴くか。
 ……え?何の曲かですって?
 ……よくぞ訊いてくれました。僕の大好きな、"Heaven Knows I''m Miserable Now" でございます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004.11.12 21:47:11
コメント(15) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: