かつて、かいじゅうたちの本棚があった。

2025年09月24日
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「19番目のカルテ」
ドラマによくある超人的な医師のお話ではなくて、なんでも治せるお医者さんを目指す人たちのお話(ある意味、超人か)
私個人は、医療の細分化、専門化は悪いことばかりだとは思いません。それぞれを繋ぐ役割ができる環境があるといいよね、ってことですね。だけど、医学は、それぞれの専門を極める方向でどんどん進歩していく。
総合診療科はあった方が安心でしょうね。相談を受けることに、それに見合った報酬があてられるようになっていればいいんでしょう。総合診療には価値がない、という考え方があるのでしょうか。儲からない、かな?ドラマ内の病院ではそれを理由に嫌われていたようだけれど。落ち着いて考えてみれば、こんなに知識も経験も人徳も必要な職業はないと思うし、逆に、何年かの経験で務まるような職業ではないですね。松本潤さんも小芝風花さんもとてもたくみに演じておられました。師匠の俳優さんはなんておっしゃったかしら。さすがの貫禄と存在感でしたね。
原作マンガの都合なのか、駆け足な印象もありましたね。うん、でも、各話ゲスト俳優さんたちもすばらしかった。レギュラーのみなさんも、もちろん。ウイカさん(清少納言)と乙丸(矢部太郎さん)と百舌彦(本多力さん)と「光る君へ」のみなさんが揃っているのもおもしろかった。あ、あと細かいことを言うと津田さんのアナウンサーさん回の娘さんも藤原家のお嬢さんでしたね。おもしろかったし、存在としても意義のある総合診療科を扱うドラマでしたけど、出演者さんの不祥事でケチがついたのは少し残念でしたね。
それじゃ「光る君へ」つながりで
「光る君へ」の脚本を書かれた大石静さんの「しあわせな結婚」
こちらも同ドラマからの出演者が多かった。めんどくさいからいちいち書かないけど。
「考察」というのには、あまり興味がないので、ただぼんやり、松たか子さんに見とれていました。

罪に問われるのが当たり前なら、家族を守るのが当然と考えている私はとんだ危険人物かもしれない。ごめんなさい。
「しあわせ」という言葉の意味としては、作者の意図を捉えているとは思えません。が、私があのドラマを観ていて思ったこと。家族の間だけに秘密を抱えて「しあわせな」つもりでいるより、ああやって
法的にも正当な方法で風穴を開けて、ネルラさんを解放して大切にして暮らしていけるのはとても「しあわせ」なことだと思います。私はネルラさんが、自分の人生もネルラさんの人生もダメにしないと幸太郎さん(阿部サダヲさん)が宣言したとき「すごおい」と泣いていたシーンが好きです。ほんとに、すごいよね。少し自分の境遇にも重ねました。実家の人間関係にからめとられているような(それはまったくの不幸ではないけれどしあわせでもない)そこから、正しい手順で助け出して、世の中と正しく向き合うことを助けてくれたのは、うちの旦那さんだ。ネルラさんには、世の中との通訳が必要だ。いろいろ考えました。おもしろかった。ありがとう。





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Last updated  2025年09月24日 12時38分31秒
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