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ハロウィンにぴったりのアーティストといえば、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスに尽きるでしょう。棺桶から登場するライブはふざけているのか?真面目なのか?とにかく不思議で不気味な曲が並びます。代表曲の「I Put A Spell On You」は映画「ストレンジャー・ザン・パラダイス」で印象的に使われていました。「ミステリー・トレイン」では役者にもチャレンジしています。ちなみにこの映画には永瀬正敏や工藤夕貴も出ています。「便秘のブルース」等カルトな曲が多いのですが聴き込むほどに侮れない哀愁を感じてしまいます。癖になりますよ。話の種に一度経験してみてはいかがでしょうか?
2004/10/31
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1977年の「ホテル・カリフォルニア」では1969年以降良いワイン(ロック・ミュージック)の収穫は無いと歌ったイーグルス。彼らが訴えたかったのは魂の喪失だったのだろう。「ニューキッド・イン・タウン」では新しい音楽の誕生を歓迎しながら歌っている。(ホール・アンド・オーツの事らしい)これは、ロック魂の再生みたいなものを歓迎したのか?それとも、もう戻せない事を踏まえてロックとは云えないものに期待を込めたのだろうか?私は1969年が一度目のロックの死だとしたら1977年は二度目の死だと思う。翌年から吹き荒れるディスコ・ブームはベーシストとドラマーを禁欲的なリズムマシーンにしてしまい。ギターリストからその命とも言えるソロプレイを奪った。ロックは魂に続いて体まで喪失してしまった。そういう意味でアルバム「ホテル・カリフォルニア」に込められたメッセージやそのバンド・アンサンブルはロックの炎が燃え尽きる直前の最高の煌きだったように思える。
2004/10/29
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ザ・バンドはおっさんバンドです。デビューアルバムでいきなり我が娘に手を焼くオヤジの曲を歌っています。セカンド・アルバム「The Band」(1969)のジャケットを見てください。完璧なおっさん達が、上目使いで睨んでいます。しかしこの時点で彼らはまだ二十五歳位です。(ロビー・ロバートソンは44年生まれ、他のメンバーはちょっと分からない)しかも、このグループのおっさん臭さは他のどんなバンドの追随をも許しません。実はこのおっさん臭さは全てのロック・バンドが目指すべき究極の完成形なのです。(私の持論です)数ある彼らの名曲の中でも私が特に好きなのは「南十字星」収録の「同じことさ」と云う曲です。女性に対する男の情けなさをとても良い感じで醸し出しています。これはイケイケの若い世代にはなかなか理解できない世界です。それを実際に若い彼らが曲を作り演奏している事が奇跡。四十を過ぎた今でも、この曲を聴くと渋いなーと思わず唸ってしまいます。ザ・バンドには、ロニー・ホーキンスやボブ・ディランという先輩がいたからこうなった見たいな処もありますが、それを差っ引いても余りある存在感を持ってアメリカのロック史上に燦然と輝いています。
2004/10/25
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1972年に名盤「ボビー・チャールズ」をリリースしたボビー・チャールズ。始めてこのアルバム聞いても何も感じないかもしれません。(個人差有り)私は「スモール・タウン・トーク」と言う曲だけにはうっとりとしましたが、その他の曲にはあまり興味をもてませんでした。しかし今では私自身の「持っていて良かったアルバム」ランキングの上位に位置しています。この人の書く曲は「大人の優しさ」が満ち溢れていて大変に癒されます。でも、その境地に達するまでに何度このアルバムを聴いたか分かりません。ようするに私は今以上に未熟な子供だったのです。本当は個人的にこっそり楽しむべきであって人に薦めるべきではないのかの知れません。(もう、遅い)きっと、このアルバムはボビー・チャールズと彼の親しいミュージシャン達が自分達の為だけに創った最初から個人的なもだったのかも知れません。自分たちの為だからこそ最高に上質のパフォーマンスが展開されたともいえます。それを今聴ける私は幸せです。以前の盤はベアズヴィルから発売されていたのでジャケットに可愛い熊のマークがあったのですが、今買うことの出来る盤にはそのマークは有るのでしょうか?熊出没注意!
2004/10/24
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ブレッドの1971年のヒット曲「イフ」は、ある年齢層の女性に深く浸透しています。なぜなら豊川悦司、安田成美、岸谷五郎が出ていたドラマの挿入歌で、大切なシーンでここぞとばかりに流れていたからです。これは、いわゆるソフトロックを代表する名曲なのですが、私的にはヌル過ぎてロックとして受け入れがたい分野のものです。でも、大好きです。こういったバラードでサビに転調が入れるのはほとんど反則でしょう、めちゃくちゃシビレます。日本には西田敏行の「もしも、ピアノが弾けたなら」という名曲がありますが、これは、この「イフ」を意識して作られた曲だと思いますよ。でも、大好きです。
2004/10/22
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ニック・ホーービィの「ソング・ブック」(新潮文庫)という本を買いました。「ハイ・フィデリティ」のような小説だろうと思い購入したのでしたが、こちらはエッセイでした。内容は曲のタイトルにちなんで著者の思いを書き綴るといった形式で、要するに私がこのブログでやっている事と似たり寄ったり。お互いに大して意味のある行為ではありません。笑それでも、ぺらぺらとめくっていたら、ありましたジャクソン・ブラウンのレイト・フォー・ザ・スカイ。そして、エッセイの内容を読んで「俺、この人好きかも知れない」と思ってしまいました。げんきんなものです。私にとってこの曲はとても大切な曲です。ニック・ホーービィも書いていますが、デヴィッド・リンドレーのギターが素晴らしい。私はこのような歌物の曲での伴奏としては自分の聴いた中では一番好きで、一生に一度でもこんなギターを弾いてみたいと思っています。そして、ジャクソン・ブラウンの歌のなんと優しくなんと切ない事か・・私は人生の色々な局面でこの曲を思い出したいと思っています。頼りにしているのです。ということでCDも本もお勧めです。
2004/10/19
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竹内まりや作詞作曲の「元気を出して」は薬師丸ひろこ(84)竹内まりや(94)島谷ひとみ(03)と歌い継がれてきたニューミュージックのスタンダードです。でもこの曲、ニール・セダカが75年にひさかたぶりに大ヒットさせた「雨に微笑を」とそっくりですよね(-_-)違うかな?ちなみに「雨に微笑を」はブレイクするちょっと前の10CCがバックに参加していることもあってアレンジが超カッコ良いですよ。
2004/10/18
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「フーズ・メーキン・ラブ」は1968年ビルボードの年間42位でデープ・ソウルの名曲です。サム・クックの後継者たるジョニーの熱唱もさることながら、バックを務める BookerT. & The MGs のこれぞといえるスタックス・サウンドが最高です。ギター弾きの私としてはリズムを刻んで転調してメロディーを弾くという繰り返しに燃えます。でも、このグルーブ感は他では出ない、というか次元が違う。 PS.ヤンキース観ながらカキコしていたらこれだけ書くのに2時間掛かりました。うん!松井最高。うん!
2004/10/17
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ハード・アーバン・ブルースという形容詞が付くグループです。グループといっても実の三人兄弟です。一番ポピュラーな曲は65年の「サザン・カントリーボーイ」なんですが、当然ビルボードの年間TOP100にも入っていません。(この年は黒人としてはシュープリームスがストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブをヒットさせている)しかし、この曲は数あるブルースの名演の中にあって最高ランクの素晴らしいものです。私はボーカル、ギター、ベースの力強い塊のようなアンサンブルは兄弟ならではものでは無いかと思っています。いかがでしょうか?カター・ブラザーズ/サザン・カントリー・ボーイ P-VINE PCD-24049PS.NYとBRSの試合が雨で流れたのは残念でしたね。
2004/10/16
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ポルシェでかっ跳びましたか。かっこいい!自分でハンドル握っているというのが実にクラプトンらしい。フランスのデジョンは良いワインの産地ですね。新酒でも飲みに行こうとしたのでしょうか?私はコンビニで発泡酒を買い「ベルボトム・ブルース」でも聴きながら制限速度を守ってのんびりと運転したいと思います。
2004/10/15
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1967年の大ヒット曲「グルーヴィン」がキリンのCMで流れています。とても爽やかな曲ですね。夏に飽きるほど飲んだビールなのにまた飲みたくなってきました。ヤング・ラスカルズはブルーアイズド・ソウル(白人のソウル)の先駆けです。ヤング・ラスカルズ / ワーナーミュージック・ジャパンISBN : B00005HJL7はとてもかっこ良いアルバムです。機会があったら聴いてみてください。PS.ヤンキース頑張れ。
2004/10/14
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これは洋楽に関する日記だという事をすっかり忘れていました。本日の推薦曲は「もう話したくない」by クレイジー・ホースこれはロックバラードの名曲ちゅうの名曲。聴かずに死ねません。ニール・ヤングのバックバンド・・いえいえ、ニールさんは自己紹介で「クレイジー・ホースのギタリスト」といっています。
2004/10/13
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