あま野球日記@大学野球

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2007.08.07
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テーマ: 高校野球(3735)
カテゴリ: 高校野球
決してボクが言ったわけじゃない。

この言葉を正確に記すと、こうだ。
「私を殺すのは簡単。高校野球を奪われれば、死にます」

言ったのは、「熱闘甲子園」のキャスター・ 長島三奈 さん。

朝日新聞 「ひと」 の欄に登場していた。

高校野球に初めて触れたのは中学時代。
兄・ 一茂 氏(立教新座高、当時)が埼玉大会準決勝で敗れる





朝日新聞、甲子園開幕が近づくと、さすがに高校野球の情報
が充実する。

長島三奈 さんが紹介されたページから数頁をめくると、昨夏
の決勝戦・ 早稲田実-駒大苫小牧高 の戦いについて、
ルポ形式の興味深い記事がある。

登場するのは、早稲田実・ 斎藤佑樹 (現・早稲田大1年)、
駒大苫小牧・ 本間篤史 (現・亜細亜大1年)らのインタビュー

白川英聖 (現・早稲田大1年)もいる。

白川 の思い出話が面白い。

早実、夏の西東京大会が近づいているのに 昨年のセンバツで
活躍したことで、チーム内に 「慢心」 の空気が漂う。特に


中には 「自分で考える野球」 を推進し、技術について指導しない
和泉実 監督への選手たちの陰口もあった。和泉さん、早稲田大
時代は控え選手に過ぎなかったこともあり、
「監督は教えることができないんじゃないか」

そんなレギュラークラスの微妙な空気に、控えの3年生たちは
反応し、不満が噴出した。
「お前らにやる気がないのなら、俺たちも練習を手伝わない」

--- 当たり前の言い分だ、ボクはそう思う。

そんなとき、和泉監督は選手をグラウンドの一塁ベース付近
に集め、やおらグラブを左手にはめてノックを受け始めた。

「さぁ、こい!」

と声をかけるなり、部長にわざと獲れない打球をノックさせ、
必死の形相でボールに飛びつく。

6回、7回・・・。和泉監督の練習着は見る見る泥まみれに
なっていく。

その姿を見ていた白川、次第に目に涙があふれる。
「監督がそこまでやるのか・・・」 そう思い、感動した。
隣りにいた斎藤佑樹を見たら、斎藤も泣いていた。

この出来事で、あらためてチームは一つになって甲子園の栄冠
につながった。



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Last updated  2007.08.08 01:12:44
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